夢民―ゆめたみ―

現実逃避といわれようと、
日々の生活の中に
心地よきことや楽しきことを探し
記録してみるカナ。

居酒屋で!

2005-07-13 23:38:13 | たべもの。
今日の終りは居酒屋で
ヤッパリ至福の時には生ビール
と頼んではみたけれど
以外に体が疲れたらしくおいしいと感じられない・・・

足にきた~

アッタマ痛~い

でも、『カモと水菜の蕎麦生春巻き』はおいしかった♪
ソバの弾力からの新食感
辛味マヨネーズソースがあっさりの具とイイ調和
欲を言えば『カモ』の味が分からないので
多目に巻いて欲しいデス


『砂の器 デジタルリマスター』

2005-07-13 23:29:14 | 映画・TV。
東京に着いてすぐ、
私達がホテルにチェックインもしないで真っ先に行ったのは銀座の東劇
『砂の器 デジタルリマスター』を観てきました。

「まさか、これを映画館で観れるとはな~
と、行く前から・着いてから・観終ってから・・・何度も言う夫。

今回のおでかけのメインは東京発着の『愛・地球博』旅行ですが
それが決まってからすぐにこの映画観るのを決めていた夫

夫は黒澤明監督の『七人の侍』も映画館で観てから
古い映画を映画館で観る幸せを覚えてしまったらしい

夫と知り合ってから
『幸せの黄色いハンカチ』
『楢山節孝』
『砂の器』
『鬼畜』
『馬鹿が戦車でやってくる』
など古い映画をビデオで見せられていた私も
「まさか映画館で観れるとは
と看板を見て感激し、記念にパチリ

チケットを購入したら
水曜日はレディースデイで女性は1000円
その分、気をよくして
ケイタリング割引券でジュースやポップコーン買ったら
プラスマイナスゼロ

でも、映画館も映画もじっくり楽しめました

映画館は東銀座駅からすぐの場所。

東劇ビルの3F、映画館フロアには東郷青児の絵もあったし
(今までに見た東郷青児作品の中では一番大きかった

駅でコインロッカーに荷物を預け損ねて行ったのですが
ちゃんとホテル並みの荷物預かりサービス(無料)もあったのですね~

上映映画関連の資料掲示。
今回の『砂の器』上映は野村芳太郎監督を偲んでの特集上映との事で
野村監督作品のパネルや新聞記事などが掲示してあり
早めに行って、持込のお弁当食べたり資料を見たりと
映画館通がたくさんおりました

私は本も映画も一度見たらナカナカもう一回とはならない方。

でも、ビデオで見たものを映画館で観てみると
忘れてしまっていたところや見逃した部分まで
鮮明に見れて楽しめた

加藤剛さんってかっこいい
丹波さんも森田健作さんも島田陽子さんも
みんな若くてかっこいい
何気にうつる車たちの丸目(ヘッドライト)がカワイイ
世界的指揮者という設定の若くオシャレな加藤剛さんも
着ているシャツは日本の伝統的模様の麻の葉模様なのね~
という不謹慎な見方もしていましたが
後半、主人公の作曲『宿命』の演奏に入り
幼少時の思い出(=ストーリーの発端となった事件の全容)に入ると
やっぱり一心に惹き込まれます

父千代吉の演技がグイグイと映画をひっぱり
親子の絆と、差別の問題。
そして殺された所から始った、緒形拳さん演ずる巡査の生き方。

この映画全体で観る者に
人間としての生き方に大きな一石を投じている。

現代の映画って
原作のイメージを活かす為に映像的余韻や
俳優一人一人の見せ方や演技の余韻を大事にしている印象があります。

それに比べてこの古い映画は
(もっとここは長く見せてもいいのでは?)
と思うシーンもブッツリ切れたりして
一見乱暴に思えるほど編集が荒い印象も持つ。

それでも、観る人をとりこみ
『犯罪者も被害者も人間同士である』
という重みを一同に背負わせる・・・。

執念深く犯人を追う刑事までも
相手を同じ人間として想い
犯人の立場に立って
せつないまでの悲しみを感じながらも
職務として人間として逮捕に向かう。

つい30年前までは
人間が人間らしく生きている
良い時代だったのかもしれないなぁ・・・。

法っていうのは人を守るために出来たのだ。
自分だけ守られ
他人を取り締まるような
法律だけが一人歩きしているような現代社会や
警察官の一般人に対する意識を嘆かわしく感じた。

そんないろんな思いを抱きながら観ていて終演になると
きっとこの映画を観た人はみんな
人の感情がわかる人間であるに違いないと信じれる。

監督の手腕か
山田洋二さんの脚本が良いのか
役者陣のおかげか・・・
やはり芥川也寸志さんの音楽の力か
とにかくすべてが一つになっているという印象

良い映画だったという爽快感で映画館を出るわけにはいかないけど(ちょっと重いかな~?)
良い映画に出遭えたという満足感はあるかと思います

親はアリガタイ。

2005-07-13 23:18:54 | ひとりごと。
ギリギリの予算で旅立つ娘夫婦に
実家の両親が餞別と軍資金を届けてくれた

しかも途中で食べるようにと昼食のお寿司まで用意してくれた。

夜中の2時まで仕事していた夫に付き合い
そんな時間まで準備でバタバタしていた私は
まんまと寝坊して仕事に遅刻

でも、実家の両親の心づけのおかげで
何とか元気に旅へと踏み出した

夫の両親も喜んで息子(犬)を預かってくれ安心

親ってアリガタイものだなぁ・・・