夢民―ゆめたみ―

現実逃避といわれようと、
日々の生活の中に
心地よきことや楽しきことを探し
記録してみるカナ。

シネマバトン。

2005-07-25 15:01:37 | 映画・TV。
masaさん創設で、
そこからべー坊さんひまわりさんと渡ったシネマバトンが
私の所までまわってきました


Q1 好きなジャンル

  怖くないヤツだったら大抵観るなぁ

  でも、最近の傾向としては
  夫の趣味で昔の邦画とかみせられています
  (それはそれで渋いかと思っていたのに
    今聞いたら洋画は字幕見るのが面倒くさいから嫌?
       そんな理由カヨ アホアホ~

  リアルタイムで観た映画はほとんどみんなと同じ意見なので
  あえて旧作から言うと、邦画とイタリア映画かな~・・・。
  (選んで観てる訳じゃないけど、いいかも
         と思うとイタリア映画が多い・・・偶然?)

  アンハッピーは嫌いなんだけど
  悲しくて泣きまくっても心に何かを残してくれる重さがあるの・・・。
  (それが『感動』というものなのかな

  生きていくうえで避けられない不条理
  もしくは、そんな必ず味わっているのに忘れていた不条理に気づかされ
  映画の中の他人によって、自分の心もカキマゼラレル落ちつかなさ。
  そんな映画が好きなのか・・・。
  (体力的にも精神的にも元気じゃないと観れないんだけど


Q2 その中で一番面白かったもの(3つほど)

  3つだけ選ぶのは難しい・・・のですが
  『夫と会う前の旧作3つ』は

   ☆『天使の詩』(イタリア 1966年)
     長女の私は、主人公の子供の心が痛いほどわかっちゃて号泣
     兄弟が下にいる人なら、スゴクわかる筈
     長男である夫にも見せたら、
     「何だよ!この弟は!!バカヤロ~!!!」と号泣

   ☆『黒蜥蜴』(日本 1968年)
     美輪明宏さんて、こんなにも美しかったの
     松岡きっこさんも
     しかも美輪さんは男でありながら、女性が演じる女性ではありえない
     とても自然な魅力的女性をスクリーンに生み出したという衝撃
     (女に生まれてきて、ボヤボヤしてると男にまで負けるというショックも
     三島由紀夫さんが出演しているのも「コレってアリなのか?」
     みたいに、笑っていいのかいけないのか・・・それもまたタノシイ?

   ☆「ローマの休日」(アメリカ 1953年)
     スタンダード過ぎて馬鹿にして観ていなかった。
     (オードリー・ヘップバーンは好きだったけどね
     高校の時に、文化祭でビデオ上映して始めて観て感動
     設定とかが大まかで、まるっきしファンタジー。
     それなのに引き込まれて最後には涙涙・・・何なんでしょう


  『夫の影響を受けてからの3つ』
   
   ☆『道』(イタリア 1954年)
     古いヨーロッパ映画独特の(「天使の詩」とかもそうだけど)
     アメリカ映画の様にハッキリ最後に解決といかず
     最後にようやくわかるけど切ない・・・そんな映画って
     グッサリときてずっと心に残ります
     この映画も、とてもグッサリきます。
     稚拙な大人同士の悲しい愛の映画かな・・・
     ジュリエッタ・マシーナの愛らしさが眩しい

   ☆『砂の器』(日本 1974年)
     最近映画館で観られたからではなく(過去記事参照)
     初めてビデオで観たときから
     映画って、音楽と映像と脚本と役者と・・・すべてが揃うと
     とにかく人間の五感すべてを満足させられる
     総合芸術になるって教えてもらった。
     匂いと味は伝わらないって言われるけど
     各登場人物にシンクロすると
     伝わるときもアル・・・
   
    ☆『楢山節考』(日本 1983年)
     日本にもこんな時代や地域が本当にあったんだ・・・と
     良くも悪くも包み隠さずあけっぴろげに
     人間の営みを見せ付けられる映画・・・衝撃受けた

その他、リアルタイムで観てないけどビデオで観た
「天国と地獄」(日本 1963年)   
「鬼畜」(日本 1978年)     志麻ちゃんって悪役もあったのね~
「七人の侍」(日本 1954年)    黒澤映画で初めて観た作品。
「幸せの黄色いハンカチ」(日本 1977年) 
「遥かなる山の呼び声」(日本 1980年)
 ハナ肇演ずるいやらしいオジサンが最後に心ニクイ事してくれます
「八甲田山」(日本 1977年)
「ブラック・レイン」(アメリカ 1989年)
緒形拳さんて、何とも思っていなかったけど
映画界にかかせないスゴイ俳優さんだったんだなぁ、とか
高倉健さんて、男がほれる(じゃなくて、憧れ?)男だなぁ~と再認識とか
夫って、ケンさん好きナノ?とか
松田優作は永遠だ~とか
いろんな感想でみんな心に残っています

きっと、『リアルタイムで観る映画は娯楽』で(おでかけして一日がかりで楽しむ)
『旧作映画を観るのは趣味』みたいに
同じ映画でも、楽しみ方は全然『別物』かもしれないですね     


Q3 今後観たいもの
   「あゝ野麦峠」(日本 1979年)
   夫がいつも「もう一回観て~」と叫んでいる一作。
   あまりの観たさに野麦峠まで突然行ってしまった事もあるらしい・・・。(おバカか?)
   どこかの茶屋でボロボロのダビングビデオを発見したが
   裁判とか法律的な問題がいろいろあってビデオ化されていない物なので
   どんなにお願いしてもダビングさせてくれなかったらしい・・・。
   年に一度、松本市に合併する前の野麦峠の地元の奈川村で上映会があったが
   合併してからHPが簡略化で情報少なく、今年はどうだったんだろう・・・。

  
Q4 回す人(0~何人でも)
   
   いつもアンカーの覚悟でバトンを受けていますが
   欲しい人、誰でも渡すから言ってね~



足利から日光へ!

2005-07-25 15:00:52 | おでかけ日記。
(写真は途中の草木ダム。多種ライダーがたくさん休憩していた
(一匹しかいなかったけど、野生の鵜って初めて見た~



牛たんを堪能して宿へ戻り
温泉に入って3時間近く義妹と裸で話し込む
露天も含めて4つのお風呂があったけど
その一つで嫁同士とめどなく話していたのだが
翌朝姑が
「夕べは疲れて眠いし、
  遅い時間に行って5分であがってきた。」
「誰だか知らないけど、あんな遅くに2人入ってる人が居た。」
と言ったので、嫁二人ギクッ

『私達だって知っている?』
『貸切状態でかなり盛り上がっちゃってたけど・・・。』
まあいいか
気分を変えて、一人ハイテンションで皆と福島への帰路に

栃木県足利市から、一旦群馬県桐生市に向かい
そこから国道で栃木県宇都宮から日光に抜ける

途中の山道は以前通った時にまた来たいと思っていた道
草木ダムや足尾銅山を通る曲がりくねった道は
所々にある家やドライブインが昔の街道の名残を思わせるし
星野富弘美術館もあったから

今回はみんなお疲れモードで観光ナシでしたが
草木ダムでは休憩

その後すぐの星野富弘さんの富弘美術館
「この次は必ず入るよ~!」と心で叫び日光へ

その時姑が「ここまで来たら、観て行くか」と言い出し
日光東照宮に寄って来ました

私達兄弟夫婦は皆、中学校の修学旅行以来で懐かしい

     
 (なんかかわいかった獅子

世界遺産になって初めてでしたが
外国人の観光客が日本人に追いつくほど多し

  
(神馬を守る馬小屋のお猿さん達。本物の白馬が中にいてビックリ

  
(象をまだ見ぬ人が作った象の飾り。中学の時もこれ写真撮ったような

          
          (東照宮の門。胡粉(?)の白が珍しいし美しい)       

意外と歩くのでみんなグッタリし
近場の食堂で昼食済ませお土産を買って出発

高速道路の東北道を通り帰ってきました
夕方着いた大熊町では
『相馬野馬追い祭り』のメインイベント「神旗争奪戦」の凱旋で
地元での「ミニ神旗争奪戦」をやっており
(地元に帰って来たんだなぁ・・・。)とシミジミ

「帰って寝るだけにしよう
と舅と姑がお寿司屋に連れて行ってくれて皆でごちそうになっちゃうし
私は海老ヘルシー巻というのを頼んだら
細切りキュウリが涼やかに演出された巻物がきて目にもオイシイ

  

終わりよければ全て良し
いい旅だった