今日は1日引きこもって練習。
読了しました。
「幻影からの脱出」
原発危機と東大話法
安富 歩 明石書店 2012年
世界の嘘と幻影は、ベルサイユ条約から始まったのではないか?
払えるはずの無い巨額な賠償金をドイツに押しつけた戦勝国、それによって追い詰められたドイツによって起こされた第二次世界大戦はそれまでの戦争とは全く違ったものになっていました。
戦争末期には核兵器が使われ世界は核兵器による平和という欺瞞と幻影に支配されるようになってしまいました。
直接因果関係や確執のある世代は、なぜこういう関係になったのかを知っているけれど、第二世代、第三世代になると訳がわからないままに世界を支配する空気につかっています。
幻影の中で生きながら、幻影だとは気づかない。
核兵器は、平和ではなく、それを持つ国同士の直接の対決を避け、ゲリラ戦、テロ、代理戦争という混乱と真実の原因を隠蔽することをもたらしました。
どんなに絶望的でも、幻影を見抜き、真実を受けとめることからしか解決は見いだせない。
孔子のいう「名を正す」
例文をあげながら欺瞞を暴いて行く技法は見事で、すっきりすると同時に絶望でもあります。
現実がそれほど絶望的であるということ。
けれど、その中から希望をひろって行くことが今、大人で生きる私たちの責任であり、次世代を生きる子どもたちのためにも諦めるわけにはいかないという気持ちになりました。
アメリカはマッカーサーによるGHQの民主的傾向の復活占領を早く終わらせるために、満州事変以降政界から引退していた幣原喜樹郎を総理大臣に擁立し、幣原内閣(1945年(昭和20年)10月9日 - 1946年(昭和21年)5月22日)を発足させる。
ポツダム宣言の「民主主義的傾向の復活を強化し、これを妨げるあらゆる障碍は排除されるべきこと。言論、宗教及び思想の自由並びに基本的人権の尊重は確立されること。」の条項に従い、占領軍の指示を待たずに大正デモクラシー時代の幣原の盟友達を集めたと言います。
アメリカは日本が軍国主義になる前の民主的な大正デモクラシー時代をまた復活させようとしたのですよ。結果、日本は不死鳥の如く復活しました。しかし....。最近は日本人らしさ、要するに武士道精神ですね。こう言うと「おめえが長髪で〜。なあ〜にが武士道だ!!」と言われるでしょうけど。
格好は関係ないですよ。私が思う武士道とは、自分を律し。己を精進で磨いて生きる事だと思って居ます。ドイツの哲学者。マルクス・ガブリエルは言います「間違って居るものには勇気を持ってノーと言おう」と。私もそう思います。最近はこの武士道精神が希薄です。皆んなアメリカナイズされて居る。アメリカは米国と書きます。米の国。だから恵みの国です。私はアメリカの音楽に惹かれます。ブルース。ジャズ。アメリカの音楽も。人々もいい人が多いですよ。
でも、日本人は、形だけしか真似しない。今私は、Miyavi(雅)と言う日本人のロック・ギタリストを応援して居ます。彼のチョッパーズ・ギターのスタイルは独特で素晴らしいの一言です。彼がこうインタビューで言って居ました。「BBキング、マジック・サム。ジミー・ペイジ。ジミ・ヘンドリックス。彼らは皆んな武士道精神を持ったサムライだ!!」私もそう思います。武士道は考え方です。スピリッツだと思います。
すみません💦
また余計な事を書きました💧
「雅」です。こう言うのはお嫌いかも
知れませんね。ただうまさは
分かるかと、アメリカで認められた
日本人です・・・・・。
https://www.youtube.com/watch?v=TbwjeOcmtGg
刺青も震災を忘れないために刻んだとか
カッコいいと思います。