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ウィリアム・ベネット80歳記念 世界ツアーin兵庫

2015-06-30 22:42:14 | コンサート

ウィリアム・ベネット80歳記念 世界ツアー
兵庫県立芸術文化センター神戸女学院小ホールでのコンサートに行ってきました。

須磨に引越した生徒さんのAさんと一緒に聴きました。お久しぶりです。元気そうでよかった。フルートも頑張っているみたいで、嬉しかった。

全国を回られますが、ここでは、ウィリアム・ベネット&ローナ・マギーフルートデュオコンサート。
Aさんは、紀尾井ホール東京公演も行ってきたらしいです。ブリアコフの追っかけです。
パガニーニの鐘がよかったそうです。

バッハのトリオソナタは、マギーさんとベネットさんピアニストの水野久美さんのトリオ。
マギーさんの音に、80歳を迎えたベネットさんの音が寄り添って優しい演奏でした。

マルティヌーのソナタはマギーさんのソロ。
色の変化が大きな曲とマギーさんの柔軟な音色があっていました。

ドボルジャークのスラブ舞曲は、伊藤公一先生と、マギーさんと、ベネットさんとピアノ。
2ndが大変なんですと、ベネットさんが断られてから始まりましたが、伊藤先生の息のスピード、音程がぴったりと二人の間に入っていてびっくりしました。

ボニスのフルートソナタ これはベネットさんのソロとピアノ。
ロマンティックなラブソング、「I love you・・」と歌を交えた解説。二楽章はバス停で彼氏に、とか、とっても情熱的になどと。
演奏の方も、情景が見えるようでした。

ショパンの夜想曲8番をマギーさんとベネットさんで演奏。
これが今夜の一番かな。叙情的で、よく合わせられるなぁ。

ブラームスのワルツ集
マギーさん、中務晴之さんと、ベネットさんのトリオ。
いろいろな曲想の短い曲集。おもしろかった。特に、リズミカルな曲がよく合っていてよかったです。

セルバンテスのロス・トレス・ゴルペスはベネットさんとマギーさんとピアノ。途中でマラカスが入ってリズムを取ります。
初めて聞いた曲ですが、キューバの音楽。おもしろかった。

アコスタ、セビリアの踊り 伊藤公一さんと、ベネットさん、マギーさんとピアノ。
これも初めてですが、伊藤先生すごい音程感覚。うなってしまいました。

最後は神保江美さんが加わり5本のフルートと、ピアノのドップラーのハンガリー田園幻想曲・・・!?
そんなバカな…と思っていましたが、旋律を交互に受け持ち、ピッコロ、アルトとバスフルートが入り、音が厚くなり旋律を支えている感じで、最後までクリアに聞こえました。
ハンガリーの民族音楽よろしく、声でリズムを取るところもあり、変化があって面白い編曲でした。

フルートの楽しさを伝える楽しいコンサートでした。






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