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数日前のニュースですが、フィンランド政府がIE使用中止を勧告しました。IEの脆弱性をついたウイルスがでている、というのがその理由です。
フィンランド政府、IEの使用中止を勧告--MSのBofra対策急がれる

このニュースを見て、日本政府もIEの使用中止を呼びかけるべきだと思った人は結構いるのでは。会社も学校も、どこもかしこもIEを使ってますもの。セキュリティが弱くて攻撃を受けやすいというのは大分前からわかっていたことなのですが、パソコンにはじめからインストールしてあるせいなのでしょうか。今いっている会社でも、IEを使うようにお達しがでています。

私にとって、会社のパソコンではIEしか使えないというのは、ストレスの原因になってます。ついでにいうと、OutlookやOutlook Express以外のメーラー使用禁止、っていうのにも、うっ、ときています。いっそ、この記事をプリントアウトして、セキュリティ担当者や上司に見せて別のブラウザ使用許可をとろうかしら。

ウイルス騒ぎがここまで大きくなる前から、IEには痛い目にあわされています。

一番痛かったのは、IEをインターネット経由でアップデートして、再起動しようとしたところ、立ち上がらなくなってしまったこと。いろいろやってみても問題は解決できず、結局、クリーンインストールするはめになりました。当然ながらデータはすべて消えてしまいました。

これ、家のパソコンと以前いた会社のパソコンの合計二回やってます。そのたびに多大な時間を無駄にしてしまいました。本気でIE追放草の根運動をやろうかと思いましたね。

ネットスケープが復活するというニュースが今日はでていました。セキュリティのしっかりした使いやすいブラウザにして、IEのシェアを奪い取ってもらいたいものです。

「ネットスケープ」が復活へ・タイムワーナーが試験版公開

当然ながら家ではとっくの昔にIEを追放してまして、フリーウェアのSleipnirを使ってます。ここしばらく更新をしないというアナウンスはあったとはいえ、UIはわかりやすいし、軽快で使いやすいです。インターネットで調べものをたえずしていて、いくつものサイトをあちこち見る私にとって、タグブラウザというのがなんといっても魅力的。特に見ることができないサイトというのもないようです。

Sleipnir