フラメンコ・シューズ

フラメンコをやる上で、靴は消耗品でありながら必需品！

これまでコラールとガジャルドをはいてきました。どちらも教室で手に入れたもの。

私、練習量が少ないせいか、今の靴、ストラップのガジャルドはたいへん長持ちしました。なんと7年はいてます。修理はしましたよ。ハーフソールがすりへっちゃいましたので。普通の靴屋の修理屋さんにもっていくと、へっ、て顔はされたものの、無事、なおしてもらえました。

ところが問題を感じる今日このごろ。ストラップのところが古びてきたのはがまんするとしても、へたするとケガするんじゃないかという懸念がでてきたわけです。たち方にクセがありまして、体重がかかるべき人差し指に右足がうまくのっかれてないのです。その結果、足の外側のほうに変に体重がかかることになってます。ケガしやすいのであぶないんですって。長年はいていた靴には、当然ながら、すっかりクセがついてます。細かい足をひたすら練習すると、リスクは当然ながらアップ。

クセはおいおいになおしていくとして、靴を替えたほうがよいかもしれない、という話を先生としたところです。

手持ちのガジャルドのかかとはカーブを描くクラシックです。これを太いキューバン（クバーノ）にすると、安定するので、いいのではないかと相談。つまり、新しい靴を買っちゃえ、って話になったわけ。

で、どこのメーカーにするかです。ちょうど、イベリアからのカタログがとどいていて、靴特集だったんですね。

先生のイチオシはARTEFYL(アルテフィル）。前回、スペインに留学したときに、勧められて買ったメーカーだとか。他のところよりも足にあったので、10足買い占めてこられたそうです。なんとまあ。当時、90ユーロだったとか。そのころの為替が130円として、11,700円。安い。それなら私だって買います。とにかく丈夫でいい音がでるのだそうです。かかともがっしりしたかんじです。カタログには愛用者に、そうそうたる名前が並んでます。エヴァ・ジェルバブエナ、マリア・パヘス、ベレン・マヤ、ロシオ・モリナ、ドミンゴ・オルテガ、ラ・ファルーカ...

ところがですねえ、イベリアで買うと通常価格 54,600円（税込）特別価格 49,190円（税込）。なんなんだ、この値段は。たしかにユーロ高が進んでますとも。値上がりもしたんでしょうよ。それにしても、5倍近くになるはずがないわ、と思って、検索をし続けたところ、

みつかりました。メーカー直販サイト。英語ページもあります。ラッキー

種類も15種類もあります。あからさまに男性用のをのぞいても13種類。色も豊富で24色。足の大きさがちがう踊り手を考慮してか、左右の大きさを別々に注文できて、かかとも5種類あります。

原料高なのか、人気がでたせいなのか、140ユーロになってます。店頭の処分品だともう少し安いかもしれません。140ユーロの定価でも、1ユーロ160円と計算したって、22,400円。ははは、やっぱり倍の値段をとってるわけですね。運送料は一足で航空便（お急ぎ便）38.00ユーロと船便20.00ユーロ。3,200～6,080円。まあ、許容範囲です。しかし、この運送料がなんとかならんかしら、と思い、友達を誘ってみることにしました。

今のところ、二人のってくれたので、お急ぎ便で74.00ユーロ、通常便で50.00ユーロとなりました。一人当たり、わずかとはいえ節約できそう。

さて、どのモデルで何色を買おうかなあ。ずっと、アレグリできていた衣装や白いバタにあいそうなキャメルかベージュがほしいと思っていましたが、ソレアをずっと踊るなら、黒にして、気に入って予算ができれば別の色、っていうのが無難なんですかねえ。赤かボルドーという選択肢はあるけど...