パリージョ

Boccherini Fandango Castanets Castañuelas


パリージョことカスタネットってとっても単純な楽器ですが、いい音を鳴らすのはけっこう難しい。何年やってるんでしょうねえ。

今日やったのは正しい持ち方をして、いい音をだそうという練習

ポイントは

1.親指のコントロール。関節はもちろん曲げますが、つめは天井のほうにむけて、手のひらは丸めない

2.残る4本の指は、誰かの指をかるく包み込むイメージで丸める。すると指先でうまくたたける

3.スイッチが入る前の待機電力の状態のようなイメージ。変な力ははいらないのだけど、いざになったらすぐオンになるといった雰囲気。

4.ちゃんと持つことができれば、手とカスタネットが一体化しているように見える。手首をまわそうが、腕をあげようが、カスタネットは手から逃げません。

だからいい音がなるわけ。

むむむ、まとめるつもりで書いてみましたが、言葉にするとますますわからないような気がする

ここに掲載した演奏をみるとまさに言われたとおりになってます。腕がゆるやかに力を抜いた状態であがりながら、カスタネットは手にすっぽり。それに親指や残る指のポジショニングも。

イメトレにいいかもしれません。