衆議院選挙は自民党の勝利、立民党の敗北で終わりました。何故
そうなったのか? 林 哲矢氏(東洋経済記者)が、選挙前に興味
深い指摘をされていました。
⇒https://toyokeizai.net/articles/-/465699?page=2
1.無私・無欲の姿勢:
自民党の長期政権が権力を私物化した。では一方の野党は無私・
無欲の姿勢?
2.政権時代の真摯な反省と総括:
民主党が政権を担った3年間について、何を反省しどの様に総括
し、それを今後どの様に生かすのか。その答えを国民に明確に伝
えないと、聞く耳を持ってもらえない。
3.政策:
人口減、低成長、財政悪化、気候変動といった歴史上経験したこ
とのない構造問題に日本や世界は直面している。この様な大きな
問題にどんな政策で臨むのか、体系だった全体像を国民に示す必
要がある。
私は、日本の経済産業復活ビジョンを公約に掲げている政党があ
ったら、1票を投じたいと思っていました。しかし、どの政党も掲
げていませんでした。
田原総一郎氏(ジャーナリスト)が去年の初めに、志位和夫氏と
枝野幸男氏に「日本の経済産業はどうすれば復活できるのか。その
ビジョンを示すべきだ」と言ったら、2人とも大きくうなずいていた
と言う。野党は政権奪取の絶好のチャンスを失いました。
このままでは中世に逆戻りするともなりかねない。諦めるのか?
そうだとしたら阿部氏のシナリオ通り。はたまた奮起するのか?注
視していたい。 先になる者が後になり、後になる者が先になる。
小田原梅干し:梅丸