竹やぶがざわざわする音がした。
ぼくは、目がさめた。
まどをあけた。
強い雨と風とで、息がきれそうだ。
トタンがふっとんでいく。
メリメリ、ガサガサという音がした。
外をみると、
プラムの木がおれた。
庭の大きな梅の木の枝もおれている。
ぼくは、食事をした。
柿の実が屋根の上に大きな音でおちた。
見にいくと枝ごと落ちている。
みのったもももたくさんおちてしまった。
かぼちゃのたなもこわれてしまった。
みんな台風のためにあらされてしまう。
ぼくがまいたひまはどうだろう。
たぶんたおれてしまったのだろう。
この詩はT君(当時小6年生)の作品です。50年以上の歳月を経て環境も随分変わりましたが、絵に描いたような里山の情景を容易に思い起こす事ができますね。 小田原梅干
ぼくは、目がさめた。
まどをあけた。
強い雨と風とで、息がきれそうだ。
トタンがふっとんでいく。
メリメリ、ガサガサという音がした。
外をみると、
プラムの木がおれた。
庭の大きな梅の木の枝もおれている。
ぼくは、食事をした。
柿の実が屋根の上に大きな音でおちた。
見にいくと枝ごと落ちている。
みのったもももたくさんおちてしまった。
かぼちゃのたなもこわれてしまった。
みんな台風のためにあらされてしまう。
ぼくがまいたひまはどうだろう。
たぶんたおれてしまったのだろう。
この詩はT君(当時小6年生)の作品です。50年以上の歳月を経て環境も随分変わりましたが、絵に描いたような里山の情景を容易に思い起こす事ができますね。 小田原梅干