月の海

月から地球を見て
      真相にせまる

木綿のハンカチーフの疑問

2015年01月06日 01時32分02秒 | 人生

 以前、昭和枯れすすきという昭和歌謡を載せたが
今回は木綿のハンカチーフと言う昭和歌謡です。
以下に歌詞をYOUTUBEはこちら

(1) 恋人よ ぼくは旅立つ
  東へと向かう 列車で
  はなやいだ街で 君への贈りもの
  探す 探すつもりだ
  いいえ あなた 私は
  欲しいものは ないのよ
  ただ都会の絵の具に
  染まらないで 帰って
  染まらないで 帰って

(2) 恋人よ 半年が過ぎ
  逢えないが 泣かないでくれ
  都会で流行(ハヤリ)の 指輪を送るよ
  君に 君に似合うはずだ
  いいえ 星のダイヤも
  海に眠る 真珠も
  きっと あなたのキスほど
  きらめくはずないもの
  きらめくはずないもの

(3) 恋人よ いまも素顔で
  くち紅も つけないままか
  見間違うような スーツ着たぼくの
  写真 写真を見てくれ
  いいえ 草にねころぶ
  あなたが好きだったの
  でも 木枯らしのビル街
  からだに気をつけてね
  からだに気をつけてね

(4) 恋人よ 君を忘れて
  変わってく ぼくを許して
  毎日愉快に 過ごす街角
  ぼくは ぼくは帰れない
  あなた 最後のわがまま
  贈りものをねだるわ
  ねえ 涙拭く木綿(モメン)の
  ハンカチーフください
  ハンカチーフください

 今の人はこの歌詞を見ると悲しい別れの歌だと
思うかもしれない。
しかし、曲調は明るく、当時この歌を唄っていた
太田裕美さんは笑顔で歌っていたので、
当時、多くの人はこれは二人の新しい旅立ちの
歌だと思ったのではないか。

 当時、この歌には疑問を抱く人がいた。
この二人のやり取りは、電話の会話ではない
そして手紙のやり取りでもこうはできない。
この様なやり取りは実現不可能で、この歌詞は
完全に作詞家の絵空事だというものだ。
しかし、現代、このやり取りはメールや
LINEで実現可能になった。
確かに上の歌詞はLINEのやり取りの様にも
見える。
木綿のハンカチーフは絵空事ではなくなった。
私はこの木綿のハンカチーフは昭和の名曲だと思う。

 



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