以下はレコードチャイナより転載。
2016年1月17日、厳しい就職難などを背景に韓国の子どもたちの夢が
あまりに現実的になり過ぎているとの報道に、
韓国のネットユーザーの多くが「納得」とのコメントを寄せた。
韓国で最近放送された、1988年ごろの若者たちを描く
ドラマ「応答せよ1988」では、当時の子どもたちが夢見た職業として、
科学者や教師、スポーツ選手、医者などが挙げられていた。
また、90年代の新聞記事を見ると、科学者や消防士に人気が集まるほか、
画家や大統領、警察など多様な職業が挙がっていたことが分かる。
しかし現在、韓国の子どもたちの「なりたい職業」一番人気は
何と言っても公務員。
最近では建物を貸して賃貸収入で暮らす賃貸業を夢見る子どもさえ出ている。
韓国の若者の失業率は昨年過去最悪の9.2%を記録、
辛うじて就職を果たしても、5人に1人は1年以下の短期契約職だ。
こうした現実が、子どもたちから夢を大きく遠ざけているのだ。
この報道に、韓国の大人たちの多くは「納得」とのコメントを寄せている。
「賃貸業は最高だよ。造物主である神の上に『建物主』と言うくらい」
「最近の子たちは悟るのが早いね。公務員や賃貸業は、確かに正しいよ」
「うちの生徒の一人が、国会議員が夢だと言うのでその理由を聞いてみた。
すると『遊んで食べてばかりでも、きちんとお金がもらえるから』と答えた」
「夢を追ったら最後、物乞いになるしかない世の中」
「職業に貴賤などないしね」
「これが何を意味するか…。この国の未来は暗いということだ」
「賃貸業ほどうまく稼げる仕事はない。
黙っててもきちんとお金が入ってくるんだから」
「僕の一番の夢は、金持ちの無職」
「下級公務員になるのだって簡単じゃないよ」
「毎日テレビで芸能人がグルメ番組をやってたら、夢なんて生まれないよ」
「国が子どもたちをこんなふうにしてしまった。移民が正解だね」
この項続く。
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