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韓国メディアの日本メディア批評

2015年07月22日 00時41分12秒 | テレビ映画

以下はフォーカスアジアより転載。

韓国メディア・SBSは20日、
今月15日の日本のテレビ各局のニュース番組比較を、
「日本のニュース番組はいかに“まやかし”をするのか」
と紹介した。

この日の日本の大きなニュースは2つ。
一つは「安全保障関連法案の強行採決」であり、
もう一つは「台風11号の北上」だった。
だが、その扱いには各局ごとに大きな差が出た。

進歩的な朝日新聞系列のテレビ朝日は、
「報道ステーション」で76分中37分を
安全保障関連法案の強行採決に充てた。
一方で、保守的な読売新聞系の日本テレビは
「NEWS ZERO」で「台風11号」の
ニュースをトップに置き、
安全保障関連法案のニュースはわずか
6分間に圧縮された。
公共放送のNHKや他の民放は、
すべて安全保障法案がトップだったが、
報道量には差が出た。
中立的なTBSの「NEWS23」では
全59分中の29分を割いたが、
NHKは「9時のニュース」で60分中の17分、
保守系のフジテレビは7分間だけだった。

また、ニュース番組の司会者の発言にも大きな差があった。
TV朝日では「1ミリでも戦争に近づかないよう、
この問題を取り扱うべき」と決然と語ったのに対し、
日本テレビは「国民は野党の安全保障対策も知りたい」と、
論点をずらした。
さらに、安全保障関連法案に反対する
市民団体などによるデモの取り扱いも、
テレビ局ごとの違いが鮮明だった。
国会議事堂前のデモでは、
韓国や中国のメディアも取材に来たが、
日本のテレビ局はテレビ朝日、TBSなどだけで、
膨大な人材と装備を誇るNHKのカメラは見当たらなかった。
NHKではこの日、デモ関連のニュースは流れていない。

これらを羅列した後、SBSは安全保障関連法案について
「戦後70年の日本の安全保障政策の大展開を意味する」
「日本国内はもとより、米国、中国、
韓国も大きな関心を寄せる法案」と強調し、
それが強行採決された日に台風をトップニュースに置いた日本テレビを、
全斗煥大統領時代に政権が批判にさらされると
天気のニュースがトップになった事例になぞらえ、
「意図的に国民が知るべきニュースを
縮小するという“まやかし”を行った」
と批判した。
以上、フォーカスアジアより転載。

この韓国からの批評はおおむね当たっている。
それにしても革新的だったフジテレビが
韓国からもフジテレビは保守的だと言われている。
なぜ、こうなってしまったのだろう。
この辺がフジテレビの視聴率が低迷に
つながっているのかも知れない。



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