月の海

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中国当局の失策

2015年10月02日 00時12分59秒 | 中国、韓国

 インドネシアの高速鉄道建設の受注を日本と中国で
争っていたが、結局、中国が受注した。
 このことを日本メディアが発表したと中国
メディアが一斉に報道た。 
ということは、つまり、中国当局はこの事を中国では
いっさい発表していない。 
 今まで日本との受注競争の行方を何度も報じてきた
中国当局だが受注が決まった途端、黙ってしまった。
 私が思うに、これは中国当局がインドネシア政府に
乗せられてしまったのではないだろうか。
 前回、タイの高速鉄道の受注に敗れた中国は
今回のインドネシア高速鉄道の日本との受注競争に
メンツをかけていたのではないだろうか。
そのためには手段を選ばずに受注にこぎ着けなければ
ならなかった。
 そこをインドネシア政府が利用した。
今回の受注競争では日本が日本政府からの円借款で
インドネシア高速鉄道を建設するという提案をした。
この対抗策として中国はインドネシア政府の財政負担は
ゼロで建設すると言ったのだ。
つまり、中国はただで高速鉄道を造るとインドネシア
政府に言ってしまった。
ただより安いものはない、今回のインドネシア高速鉄道
受注で喜んだのは中国ではなくインドネシアだったのは
間違いない。