月の海

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e-Taxの無駄遣い

2010年02月02日 00時49分57秒 | 日本の役人
 今年は体調が悪く、いつもの年なら終わっている
確定申告の準備が全くできていない。
 国税庁は去年までは全く使い物にならない
e-TaxのテレビCMを何度も流していたが、
今年はやっと使い物にならないことを気付いたのか
流していないようだ。
本当に税金の無駄遣いばかりが目立つ。
 一昨年、e-Taxで申告したが、どうしようもない
ことを箇条書きにしてみた。

1.住基カードを近くの区民センターで発行して
発行手数料が取られた。

2.しかし、住基カードはそれだけでは使えず、
税務署より遠い、区役所へ行き、個人情報を
登録してもらい、登録手数料を支払った。
しかも2年に1回は再登録が必要で
その度に手数料が必要となる。

3.さらに住基カードリーダーは近くの電気店などでは
扱ってはいないので電車でビックカメラまで行き
購入した。3000円位した。

4.e-Taxは縦割り行政を象徴した様なソフトで
個人情報の登録用ソフト、確定申告投入ソフト、
e-Tax送信ソフトなどバラバラで、パソコンに
精通している人でないとできない。

5.そして、添付書類は税務署へ持っていかなくては
ならない。私は送ったのだが、後になって税務署から
添付書類が届いてないと通知があり、電話をして
色々説明したら、別なところに紛れていたとの事。
携帯から結構長い間話していたので電話代もかかった。
添付書類はコピーが許されないので原本を送っている。
なくされたらどうすればいいのだ。

 こんなことまでしてe-Taxを使用する理由は
全くない。それで去年はプリンターで打ち出して税務署に
持って行った。その方が添付書類もなくならなくてすむし、
その方がはるかに速い。
 民間でこんなツールを作ったら、その者は即刻、クビに
なるだろう。しかし、お役人は誰も責任を取らない。
 e-Taxこそ真っ先に事業仕分けにかける存在だろう。
e-Taxは税金の無駄遣いだけでなく、私にとっても
カードリーダーなど無駄遣いとなってしまった。