コジュケイに歓喜なヴァレンシア

猛暑日が続く中、台風の列島接近の影響で湿度も高く、不快な暑さとなった今日の衣笠山。

しかしこの真夏の時期はコジュケイの子育てシーズンのようだ。このところは毎朝毎夕、コジュケイ御一行様に出会うことが多い。その中に必ず数羽の小さなコジュケイ達がいる。


向かって左から右へ横断中の御一行様のうちの小さな1羽

コンデジ望遠

コジュケイに出会うと、鳥猟犬類である我が家のワンズのモチベーションが高まる。




ふだん、人に甘えてばかりの姿が一変。中でもEセターであるヴァレンシアは猟欲が強く熱心。







精悍でシャープな動きと、輝く表情の美しさに魅せられる。



行方を追うヴァレンシア






最後はお立ち見

通夜の日

マルコの夜の寝る前散歩を担当してから早くも5カ月目。マルコの様子を見ていると、自分の住処として、グループホームの一員としても、すっかりと今いる場所に馴染んでいる。

マルコはたいてい、担当職員さんの後ばかり付いて回り、ストーカー的な行動を見せる。しかし変則勤務であるにも関わらず、その職員さんの退社時刻になると追うことをせず、再び出勤してくるときまで待てるようになったようだ。担当職員さんばかりか、スタッフの方達や入居されているご老人方もマルコにその時に必要な声掛けをすることを忘れない。


担当職員さん不在時、その方のサンダルを大切そうに運ぶマルコ

それは我が家のジェッシーが、私の出勤時に「お留守番だよ、待っていてね」と伝えると一緒に外出できないと悟り、留守番モードに入るのと同じなのだと思う。

マルコ、とても成長したよね。


ところが昨日の夕方．．．。


私がキッチンで夕食の準備をしていると、外で誰かが慌てた様子で大きな声を出しているのに気づいた。ジャロジーを少し開いて耳をダンボにしてみると．．．。

「マルコ！BJAmomさんだよ、BJAmomさんのおうちだよ、BJAmomさんがいるよ！！」

ん？？？


さらにジャロジーを開き覗いてみると、黒い喪服を着た女性が大汗をかきながらグループホームの方に向かって手招きしている。一斉に吠えだす、我が家のワンズ。


あららら、どうやらマルコは久しぶりの脱走中だね。担当職員さんがマルコを捉えようと必死な現場を目の当たりにし、私も急いで外に出てマルコの名前を呼んだ。マルコは私を見つけるやいなや、駆け足で胸に飛び込んできた。


マルコは普段、逃走するということは無い。何かで外に出ても、自らホームの玄関内に戻っていく。

ところがこの日は、大好きな職員さんが、職場で着替えた黒い喪服姿を見て、何か異変を感じ取ったらしい。職員さんの後を追って外に出たまま、おいでと呼んでも近づいては逃げを繰り返し、なかなか捕えられなかったとのこと。出席予定の通夜時刻も迫り困っていたところ、マルコが我が家目指して走り出したため、これ幸いと私の名前を呼んで誘導してみたとの話だった。

え？マルコは私の名前が判るの？？？　(；一_一)

だけどマルコは本当にとても賢いものね。


夜勤に入る職員さんに会って喜ぶマルコと、



マルコが喜んでいるのを見て笑顔溢れる職員さん達