老犬になると腎臓病のリスクが高まる。15歳を過ぎた老犬の発症率は10倍にもなるのだそう。我家のハイシニアでもあるEセターズは、腎臓病を患って2年が経過。
現在のステージは共に3、ヴァレンシアは3の初期だがスノウは4に近いとの検査結果。なのでフードはステージ2の頃から腎臓病用の療法食を薦められています。
ヴァレンシアとスノウ
でも腎臓病の療法食はかなり味気ないようで、メーカーを様々に変えてみたりしてもなかなか継続して食べず。😢
致し方なくトッピングの使用や、一食は手作り再開などと工夫しながらリン吸着剤も併用。リン吸着剤は薬ではなく、栄養補助食品の分類ですが、腎臓病で療法食以外の食材を使うなら必要なサプリ。その効果は血液検査結果でよく判ります。
そして、老犬は身体の機能も低下するため、何かでお腹も緩くなりがち。以前に異なる使用目的のサプリで、スノウの酷い下痢が続いたのでお腹が少しでも緩くなるとハラハラ。😆
今まではリン吸着剤にカリナールコンボを使っていたけど、このところは二頭共に軟便傾向が続くようになり、さらに今度はヴァレンシアが再び下痢に。💦
カリナールコンボ を休むと治る。そこで使用原料の異なる他製品に変えてみました。
我家で購入した原料の異なるリン吸着剤3種
左から今まで使用のカリナールコンボ 、今回試しているネフガードとレンジアレン。
左から今まで使用のカリナールコンボ 、今回試しているネフガードとレンジアレン。
ネフガードは犬友さんから頂いた物で、購入前に試す事が出来ました。感謝💕
3種を試した結果、ヴァレンシアはレンジアレンで良いお通じが続き、スノウはネフガードでやや緩め程度。ネフガードを追加購入してしまったので、次の検査日までこれで様子を見ることにしました。
いろいろと調べてみて、カリナールコンボやネフガードでお腹が緩くなるという記述は見当たらず。逆に、レンジアレンで量を増やすとお腹が緩くなる場合があると販売メーカーに記載がありました。レンジアレンには鉄分が使用されているので、鉄分摂取に注意する病のある犬には使用できないようです。
また、レンジアレンやカーボンを使用しているネフガードは他製剤と同時に服用すると、多製剤の効果を阻害するようですので、各メーカーごとの注意書きや獣医師への確認が必要となります。
追記
レンジアレンは間も無く終売となる情報を得たので獣医さんに相談中。また、スノウは甲状腺機能低下症や痒み止めのアポキルを服薬しているため、カリナールコンボ以外は投薬時間を工夫する必要が生じています。
人間用の腎臓用薬剤ページでは、リン吸着剤関連は腸管を刺激するので、軟便または下痢になりやすい傾向があるとの記述有り。製品によっては便秘の可能性も有るとの記載。