衣笠山でおさんぽ

  超ハイパーなボブが旅立ち、寂しくなったけれど、老犬Eセターズの鳥猟犬魂は未だに健在。

伴侶動物と生涯を共に

2012-03-31 14:53:08 | 

伴侶動物という言葉を御存じでしょうか。人間の伴侶として暮らしてきた犬や猫等のことを表すのだそうです。コンパニオンアニマルとも言います。


衣笠山近くにある高齢者福祉と障害者福祉に取り組んでいる法人では、この春新たにオープンする特別養護老人ホーム「さくらの里山科」における伴侶動物福祉創設への取り組みを始めました。

伴侶動物福祉とは、人間の伴侶として共に暮らしてきた犬や猫の命と幸せを守るための福祉。ここでは犬や猫を飼っていた一人暮らしのお年寄りが老人ホームに入る際、共にお部屋で暮らすことが可能なのだそう。一般的には引き取り手が無い場合、殺処分という運命に遭ってきた犬や猫が殆どであったと思います。

また、福島からの被災犬や、保護団体等を通じ、愛護センター等で殺処分が決まった引き取り手の無い老犬猫なども数頭の受け入れが決まっているとのこと。

保護動物に理解ある提携獣医師も決まり、受け入れる全ての動物達にマイクロチップの導入、予防接種、フィラリア・ダニ予防等を確実に行っていく他、必要な医療を受けることが出来るのだそうです。


そこで先日、興味を持って見学に行ってきました。

建物はまだ完成したばかりで新しく、ラブラドールを連れたお年寄り等が見学に訪れていました。

建物内は動物へのアレルギーや、苦手なお年寄りの入居にも配慮し、フロアやユニットで動物同居区域と完全に分かれています。

空気洗浄設備や非常時に備えた自家発電、地下の水タンク設置や飲料水確保も万全なのだそう。もし、大地震が起こった際、動物を含めた避難先としての活動を行う予定でもあるという。保護犬を家族として迎えた経験のある私にとって、居住地である横須賀市内でこのような取り組みに挑む施設ができたことは何とも頼もしく、誇らしくもあります。

こちらの施設長がわざわざ声掛けして下さったこともあり、何かの形でお役に立ちたいと感じてしまいました。


見学時の画像は、施設の動物に関する部分のみ撮らせて頂きました。



動物達は全て室内飼育の環境下なのだそう。



動物に対する”人間の思い”を感じる置物

このままだとおもちゃとして齧られちゃう運命かしら。



入居室は全て個室、自宅と同じような犬との生活が可能。



犬と猫の居住区域は基本的に分かれている。


この個室でパートナーとして生活を共にしてきた犬猫とフリーで過ごすことができる。



希望によりお食事時も共に。


動物達の運動場は庭に併設された屋外ドッグランと、建物屋上ドッグランがあります。

屋外ドッグラン入口

建物二階からドッグランへ

大型犬でも走り回ることが可能な広い屋外ドッグラン

アパートの手前の芝部分、建物横長さ以上の広さを持つ

唯一、フェンスが低めであることがかなり気になりました。善処を期待。


屋上ドッグラン

滑らない素材で床部分をコーティング処理。かなり広い。


ランの感想は素晴らしいの一言。迎える動物もお年寄りやハンディあるケースが多いと思われ、滑りにくい床等は動物への思いやりも感じられます。


屋根付きのテラスにも動物達を連れ出すことが可能。屋外ラン含め、お年寄りが自分の入居部屋から、犬や猫が遊ぶ姿を眺めることが出来るのだとか。



犬達が楽しそうにしているのを見るのが幸せという私。なんだか夢のような話しが現実に目の前にあることに感動しました。犬達のケアに関しても、これらが全て約束通り行われるのなら、将来はここに入居したいと感じてしまいます。



ところで現在、この施設では散歩ボランティアを募集中。

兼ねてから心の隅にあって、家庭や距離の都合等で実現することのできなかった猟犬保護団体CACIの散歩ボランティア。この地元でなら、少しはお手伝いが出来るかもしれない。横須賀山科台周辺にお住まいの方で伴侶動物福祉に興味を持ち、散歩ボランティアとしての協力が可能な方、ご一緒してみませんか。

連絡先は特別養護老人ホーム「さくらの里山科」 担当 畠さん

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衣笠山でお花見 桜の開花状況 2012年3月31日

2012-03-31 09:46:30 | 衣笠山公園お花見「衣笠さくら祭」
今朝5時過ぎの桜道








日の出前、開く寸前の桜


朝7時には太陽が開花を後押しするかのような陽射し



公園内のソメイヨシノは全ての木が開くタイミングを待っている。



そしてついに、開花し始めました。



見頃を迎えるのは来週末頃かしらね。




衣笠山では今朝から南風がかなり強く吹き荒れています。こんな看板も立てられました。



公園内でバーベキューやコンロの使用は禁止されていますのでご注意ください。


また、この花見シーズンは多くの犬連れの方も訪れます。なぜか普段は滅多に目にすることのない、放置された犬の便をしばしば見かけるのもこの時期。犬が公園に入ることを規制されることのないよう、また、犬と散歩する人達が恥ずかしい思いをすることの無いよう、モラルを守って訪れたいですね。


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衣笠山でお花見 桜の開花状況 2012年3月30日

2012-03-30 20:38:25 | 衣笠山公園お花見「衣笠さくら祭」
衣笠山公園の「衣笠さくら祭り」二日目。



昨夜は展望台のある広場付近だけが燈篭に照らされ、幻想的な雰囲気を醸し出していた。今日の夕方からは桜道から上の広場まで燈篭が燈っている。




肝心なソメイヨシノ開花状況は、比較的暖かい日が続いたためか殆どの桜がスタンバイ状態。明日こそは咲くかしらね。


展望台のある上の広場のソメイヨシノ



ボブも桜が気になる?


気になる売店は、展望台に屋台とピザ屋さんが開店中。

4月7日(土)、8日(日)限定ではあるが、桜道途中で、毎年、近くの施設から美味しいお弁当やパン類・飲料・菓子類・デザートの出店がある。味に定評があり(ホントに美味しい)、価格もかなり良心的であるため、毎年、昼過ぎには殆ど売り切れとなる。

直接確認したところ、今年は花見弁当等の他、トッポギ・ちぢみ・おもち・温かいスープ・地元夏ミカンを使用したチョコレートがけのオランジェ・ムース類などを販売するとのこと。我家では花見に行かなくても買いにいく予定。


22時の桜道




※車での乗り入れにはご注意ください。

駐車場は時間内であれば閉鎖されていないものの、朝10時~夕方16時までの間は駐車場へ向かう道路の桜道が通行止め。それ以外の時間帯も生活道路としての規制があるようです。


路上駐車禁止バー手前で鳥やリスを探すヴァレンシア

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「第60回衣笠さくら祭」初日の山開き

2012-03-29 21:52:13 | 衣笠山公園お花見「衣笠さくら祭」
暖かな一日となった今日、2012年の「衣笠さくら祭り」開山式が行われた様子。

昨年は大震災の影響で中止となったため、実行委員の方達は今年は特別な想いで準備されたことでしょうね。

肝心な桜の様子は、桜道では今にも咲きそうな状態。衣笠山公園内は、日当りの良いところは間もなくというところでしょうか。



上の広場にて



上の広場から下の広場への通路際



ジェッシーが気になっているのは...

花見時期限定の売店「アルプス」


ヴァレンシア、あなたもおでんが気になるのね。


まだ花見客もいないため、店主のご夫妻が目を細めて近寄ってきた。



なぜか「ダルちゃん」と呼ばれ、



なぜか「おじぃちゃん」と呼ばれ、



「おーよしよし」と御夫婦でかわるがわる撫でてもらったワンズ。


「お前達、ニオイだけだよ。良いコのフリしてもダメ。」と、私に強制的に引っ張られ、しぶしぶと帰路につくのでした。


車を予定されている方はご注意くださいね。

守衛さんが桜道で警備中

10時~16時までは通行止め









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渡り鳥目撃

2012-03-28 16:18:45 | 
今朝5時過ぎの散歩時のこと。

衣笠山桜道でワンズのホカベンを拾い上げながらふと上空を見ると、なんと渡り鳥が房総半島方面に向かって飛んでいる。いつか衣笠山で出会った鳥や星に詳しいきらほしさんから、衣笠山の上空を飛ぶ鳥たちの話を聞いて以来、渡り鳥に感心を寄せていた。

ホカベンを拾うことなど忘れ、急いでコンデジをポケットから取り出して撮影した画像がこれ。


翼が身体の割に大きく細長い、黒のような灰色のような鳥軍団。


あせってデジカメを逆に持ち、しかし鳥軍団の行方をしっかりと目で追い、手探りでコンデジ電源ボタンをやっと見つける始末。結局、たった一枚しか撮れなかったが、ざっと数えて60羽以上。V字型を変形させながら北東の方向へ編成飛行していった。

どこへ行くのかしら。ロマンね~。

あ、ホカベンは忘れずにちゃんと持ち帰りましたよ。


さて、バレンシアは7時過ぎの運動散歩時にまたもやコジュケイと遭遇。



斜面の雑木林へ入り込んで行ったコジュケイが諦めきれない。




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