幻想伝説エッセイ

早く船を完成させて、大海原に飛び出したいのよ。

『薬草摘みの依頼』05/05/11 (IKA)

2006-12-13 19:16:29 | プレイ日記(ネタバレあり)
1週目のプレイは何ケ月か前にプレイして、今回は2週目ということになります。
前回プレイしたときは女性PCをメインキャラにしたのですが、フィリアとメインPCはどうやら恋人未満の関係に描かれているようなので、今回はヒョウタをメインPCに持ってきました(とりあえずカップル誕生ですかね)。

雰囲気や文章力やキャラ立てなどは全体的にレベルが高いと思いました。
フィリアというキャラは放っておけずに何とかしてあげたいという魅力を持っていますね。
ストーリーは悲劇的な内容で、自分が一番ウルッときたのは釣り人の弟が訪ねてきた時の場面ですね。
1週目の終わりにフィリアを救うことが可能というメッセージが表示された時は素直に嬉しかったですが、ハッピーエンドに到達するためには2週目でなければならないというのは、やはり釈然としない部分でした。

デザインとしてはマルチエンディング形式に細かいフラグ立ての分岐条件となっていますが、こういう形式でハッピーエンドを目指すとなると、行動を色々と試すというより、決まった手順をこなすだけになってしまうように思いました。
つまり分岐が自由度と結びついていないということなんですけどね。

山での探索はある程度は自由度がありましたが、このシナリオの探索部分はおまけみたいなもので、そこだけ少し浮いているように感じました。
とりあえず探索部分では1週目に花束を手に入れ、2週目でオムレツを入手することができました。
茸はレアな茸は残念ながら見つけることができませんでした。

最後はフィリアを無事に連れ込んでエンディングを向かえました。
全体的には心に残る作品でした。


【地理】
《ディグダ山脈、水上都市ルディア、イヴァト山地》

【病気】
《白の霧》
明け方、霧が出ると共に発症してしまう病気。症状は、全身の酷い痛みから始まり、発熱、吐き気、そして呼吸困難を引き起こす。

【植物】
《レッドハーブ》
「白の霧」の発作を和らげることができる薬草。

【戦った敵】
《コックローチ、クロウ、キラービー》

【お知り合いになった人】
《マクガイル》
昔はリューンの貿易庁で働いていた、今回の依頼人。
《ジェシカ》
マクガイルの妻。
《カディ》
フィリアの主治医。

【入手アイテム】
《焼き茸、Gハーブ、爆裂茸、笑い茸、オムレツ、ピンクの薔薇、紅い薔薇》

【仲間になった奴】
《フィリア》
不治の病と呼ばれる【白の霧】から、奇跡的に回復した少女。性格は明るく元気。悪く言えば、おしとやかさが足りず、色気が無い。いつも笑みを浮かべており、その笑顔が絶える事は無いだろう。重病から立ち直っただけあって、その精神力と生命力には目を見張るものがある。

【冒険した奴ら】
《ヒョウタ、ナギ、マルパッチョ》