声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

住みたい部屋

2022-05-17 17:48:00 | 最近の話題
最近、
都内の息子が引っ越したいと言い出した。

リモートワークで週1、2回の出社になったため、
社内でも郊外への引っ越しがブームだという。

湾岸エリアにある息子の賃貸マンションは、
東京五輪の影響もあってか当初は2年毎の更新だったのが、昨年から1年毎の更新になった。

ワンルームで角部屋、
日当たりもよく開放的、特に夜景が美しかったが、
東京五輪で、以前は正面に見えていた東京タワーが見えなくなり、
晴海埠頭に続くお気に入りの散歩コースもすっかり景観が変わったとボヤいていた。

条件が悪くなった分、
家賃の高い湾岸エリアのワンルームより

郊外の1LDKか2LDKに越した方がいいという息子の考えには私も賛成している。

で、
どこに越すかだが、

コレがなかなか決まらないらしい…。

それならと、
最近、私が観ている火曜10時の《正直不動産》を見るよう勧めてみたところ、

ドラマには興味がないのか反応が薄い。

不動産の知識を得るのにピッタリだと思うのだが…。

息子曰く
「事故物件以外なら、まぁいいかな」

だそうだ。

(いやいや、そんな事はない)

賃貸マンションだって一度引っ越したら、また動くのは大変だ。
周りの環境をしっかり調べてからにすべきだ。

マンションといえば、
ネットに伊豆の有名リゾートマンションの話題が出ていた。

文豪川端康成がガス自殺した部屋を購入して住んでいる人がいるという記事だった。

現オーナーの60代女性は2年前に3,600万で購入したらしい。

調べてみると川端康成が亡くなったのは1972年だから、

約50年前の中古マンションが、3,600万って、リフォームされていたとしても高すぎないかな?

普通なら事故物件でしょ。

いや川端康成が自死した部屋だから、
逆にプレミアがついたとか?

いずれにせよ、
事故物件とわかっている部屋に住むのは勇気のいることだ。

霊感が強い人はやめたほうがいい。

私は、買いません
いや、買えません。


注)トップ画像と本文は関係ありません。






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ステージ後の肌荒れ

2022-05-17 14:21:00 | Diary
先週土曜日から目まぐるしい日々が続き

ようやく昨日と今日の〆切分の資料を送って、
明日の講座の資料をプリントアウトし
ひと息ついた…。

出張から帰宅した土曜の夜、
少しイヤな予感がしたのだが、

日曜の夜、自家製ヨーグルトでパックしたのが逆効果になったらしい。
(~_~;)

ツラの皮が厚く、滅多に肌荒れしなかった顔の皮膚が、
肌荒れでザラザラになった…。

土曜日の2年ぶりのコンサートでは
さすがにノーメイクで出演するワケにはいかないだろうと、

ファンデをやや厚めに塗った。

アイメイクは術後1ヶ月を過ぎてからが普通だが、
11日に主治医に訊くと「いいですよ」と言われた事もあって、

ステージ用ほど濃くはないが、
日常的なレベルに施した。

で、
何が肌荒れの原因になったか…と考えてみると、
思い当たるのは、
金曜夜に泊まったY市駅前のホテルで宿泊客用に置かれていたトラベルセットの化粧水とクリームだ。

TVCMでも有名なメーカーのものではあるが、
私には合わなかったらしい…

洗顔後に化粧水を使った直後、顔面にピリピリした刺激があった。

それを無視して、化粧水とセットになっていたオリーブオイル入りのクリームを塗った。

普段クリームなんぞ使わないのに、
翌日の本番に備えてクリームを塗りたくり、
オマケに顔面をマッサージまでしてしまった。

翌朝は、何となく顔の表面が硬くなっているような気もしたが、

その時点では特に異変はなかった。

異変があったのは、昨日あたりからだ。

肌荒れで顔面が凸凹になり、ザラついているだけでなく痒みもある。

コレはかなり重症の化粧荒れだ。

それなのに、ヨーグルトパックしたものだから、
傷んだ肌に強い刺激が加わって、尚のこと荒れてしまった。

疲れもあるのかなぁ…。


土曜日の2年ぶりのステージは、予想以上に緊張した。

歌の出来は毎度のことながら、満足いくものではない。

ゲネプロで装飾音符の位置を一拍早めに歌ってしまい、
それを直前まで修正していた。

本番では、その部分を意識し過ぎてブレスが遅れ、歌詞を間違えそうになった…。

昭和歌謡を編曲者の指示通りに歌うことの難しさを痛感している。

バックが吹奏楽であれば尚のことで、
明瞭な声のトーンとマイク乗りのテクニックも求められる…。

ホールの音響設備も見方につけなければ上手くいかない。

今回のようにモニターがない場合は、
ゲネプロの際に本番同様の音量で歌って自分の声の通りを確認するのに、
関係者に客席後部で聴いて貰って音量調整をしたのだが、

本番は果たして、どんな風に聞こえていたのだろうか…。

あぁ、できれば、
もう一回、本番をやりたかったなぁ。


とは言え、
生で聴く吹奏楽団の演奏はとても心地良かった。

本番に強いのは流石だ。

私も見習いたい…。


(−_−;)







  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アニメちっくな展開

2022-05-10 13:24:00 | 映画・ドラマ
いいんです、
面白いと思いながら観ているので。

別に批判しているわけではないんですよ。

朝ドラ『ちむどんどん』のストーリー展開は、とっても短絡的でわかりやすいんです。

今朝なんて、
激怒していた音楽教師が

『椰子の実』のたったワンコーラスだけ聞いて、
比嘉家の元凶であるグータラ長男を許してしまうという、予想通りのスピード展開…。

まあ、いいですけれど。

何で家族が謝って、
本人が謝らないのか!

見ていてモーレツにストレスがたまりました。

母親も長男に甘すぎます。
なんでも許す母親に、モヤモヤします。

せっかく素晴らしい役者さんを起用しているのに、
これでは役者さんが可哀想です。
見る気力が失せてきそうです。

脚本家さん、
もしかして、ワザと視聴者の反感をかうよう仕向けていますか?
《バズり》を期待していますか?

まぁ、
いいですけど。

その前にも確か500ドルの借金があったような…。
それを母親が働いて7年で完済したとしても
ですよ、
今回の新たな借金は960ドル。

本土復帰当時は1ドル=305円で、
日本円にして、292,800円。

調べてみると、

1972年(昭和47年)の日本の大卒初任給は52,720円で、

当時の日本人の全国平均年間所得は74万円。
それに対して沖縄県の県民平均年間所得は44万円。

家出した長男以外の家族4人が暮らして行くにしても、生活費は当然かかりますでしょ?

長女の給与や母親のパート代だけでは当然、すぐには返せない額ですよね。

いったい、
これから、どうやって返すのでしょう。

気になって気になって仕方がありません。

借金どんどん増やさないでください!

(~_~;)


ようやくジャガイモの葉っぱが出て来ました。↓







  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こんな夢をみた

2022-05-10 09:13:00 | Diary
眼内レンズに慣れるまでは時間がかかるようで、
このところの目の疲れは尋常じゃない。

それに加えて急な気温の変化のせいか昨日からの偏頭痛。

若い頃は頻繁におきた頭痛が、
最近はなくなって安心していたのだが、

2日前の早朝、右側頭部あたりがズキズキし始め、一旦おさまったかと思ったら、

また夕方から今度は後頭部もズキズキと鈍い痛みが出始めた。

考えてみると気温が下がる時間とほぼ同じ頃から頭痛が始まっている…

これは《気象病》というヤツかな?

昨夜は9時半に布団に入り今朝6時半まで眠った。

不思議なことに一度も目が覚めなかったのだが、
やはり夢はみた。

コンサートの本番でステージに立っている…そこで歌う予定の一曲目のイントロが始まった。
当然、1番から歌うべきところを、
間違えて2番から歌い始めるというシーンから始まった…

(ちゃんと暗譜したのに…今までの練習は何だったのだろう)

という虚しい感覚を夢の途中で味わった。

その夢の中に、学生時代の友人が出て来た。
彼女はまだ現役で音楽教師をしているようだった。

合唱コンクールの指導があると笑って話していた。
指導の傍ら、
《気象と声》の関係性について、夏休みに専門家からレクチャーを受けた…とも、
そんな話をしてくれた。

どこかの学校だろうか?
彼女は校庭で忙しそうに飛び回っていた。

(充実した人生を送っているんだなぁ…)

続く場面は、学園祭だろうか?
野外のイベント会場で話をしながら何か食べていたようだが、

はっきり覚えているのは、誰かがステーキの塊を持ってきて、

それが焼いて何時間経っているのか分からないほど冷めて硬くなっているのに、

横にいた夫が美味しそうに食べていた事だ。
(もう一度、焼いたほうがいいのに…O-157になったら、どうするんだろう)

…そう思ったところで目が覚めた。

残念ながら、
私の夢は夏目漱石と違って文才がない分、脈絡がない。
その割にはリアルで疲れる。

特に、歌詞を忘れるのは正夢になる可能性がある…

暗譜していても、安心はできない。
本番まで、あと4日。

2年ぶりのステージは、正直怖い。

(~_~;)



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢の中で話した

2022-05-08 10:02:00 | Diary
2日続きで亡き母が夢に出てきた。

昨夜のは(今朝かもしれないが)

母が引っ越しの準備をしている夢だった…

私は、
それを手伝うためにバスに乗って郷里に帰るところで、
ちょっとアクシデントに遭った。

バスが、私の降りる予定の郷里のバス停をスルーしてしまったのだ。

慌てて運転手に、その事を告げると

なんと、バスは通り越したバス停まで100m以上もバックして戻った…

(田舎だから許されるのかな?)
と一瞬、思ったような気がする。

場面は変わって、
母が段ボールや紙袋に囲まれて荷物を整理している。

私が送った荷物が見つからない…と言っている。

部屋いっぱいに積まれた段ボールを1つ1つ開いて見ると、不用品ばかり。

その中には、
父が絶対に着ないであろう黄緑と黄色とエンジの不気味な配色の趣味の悪い有名ブランドのセーターが2着、入っていた。

それを見つけて私は母と苦笑していた…。

妹も近くに居たように思うが、
会話を交わしたのは母とだけだ。

(もうすぐ結婚式だからね)

と母がいう。

(誰が結婚するんだっけ?)

と私が夢の中で考えている。
(あぁ、そうか従弟のヨー坊だったね)

永く独身だった従弟が、
ようやく結婚するらしい。

生前、
母はよく
「お嫁さんを見つけてやらないと…」
と従弟の事を心配していたっけ。

(よかったね)

と母に話しかける。

それにしても、
母は、いったい何処へ引っ越すのか…

と、夢の中で考える。


目覚めてから、

ふと、
これは亡き母が私に何かを伝えたいのではないかと考えた。

今年秋に結婚するのは、
従弟ではなく、母にとっては初孫にあたる甥っ子だ。

母はきっと喜んでいるだろう…。
だけど、何か心配な事もあるのかも知れない。

お節介な人だったからなぁ…。

今日は白いカーネーションを買って来よう。

27歳の母と生後半年くらい?の私↓
母は指の綺麗な人だった。(T . T)







  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤマフジの香り

2022-05-07 05:47:00 | Diary
このところ立て続けに
亡き実母の夢を見る…

母の日が近いからかな?
それともヤマフジの香りのせいかな?

ああ、そうだ。
ちょうど5月のこの時期だ。

母が入所していた広島の施設を訪れたことがあった。
バスを降りて、汗をかきながら長い坂道を登っていく際、
何処からか、甘いよい香りが鼻先を掠めた。
見ると斜め上の崖の辺りに薄紫色の花房がユラユラと風に揺れていた。

今のこの時期ヤマフジが見頃だ。

夢の中でも実母は突然死していた。
その後の家の片付けに母の姉である伯母が来ていた。

(仕事終わったら迎えに行くけれど9時くらいでも大丈夫?)

と訊くと、伯母が
(1時間半は、かかるからね)
と答えた。

家中に実母が溜め込んだ不用品が残され
押入れの中にも小さな風呂敷に入った衣類が詰め込まれているのが見えた。

私は息子たちと一緒に伯母の片付けを手伝うために車で送り迎えをする…

そんな夢だった。

実際には、
伯母は母より4年も前に亡くなっている。

伯母が亡くなったのもゴールデンウィークウィークの期間中だった。
朝起きたら冷たくなっていたと隣で寝ていたという従妹が話していたっけ。

母も伯母も「さよなら」も言わずに、突然この世からいなくなった。
姉妹とは不思議な共通点があるらしい…

夢の中の伯母は若くて颯爽としていた。

永く教員をやっていたせいか、
今やっている朝ドラの片桐はいりさん扮する音楽教師にイメージが重なる。

ああ、そうだ。
伯母の命日をすっかり忘れていた…。

今日は従姉妹たちに電話しよう。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

脳が勝手に補正する

2022-05-06 13:11:00 | Diary
先月半ばの白内障術後に驚くほど視力が良くなったのは事実ではあるが、

このところ、
それに慣れてきたのか…
それとも…

「オマエさんの眼は、この程度しか見えないんだよ」

と脳が勝手に判断しているのか、
直後ほどには、見えていないように思えてきた。

視力検査でも当初は0.3くらい見えていたのに、
1週間前の検査では0.1だった。

それでも以前よりは、ずいぶんと良くなっている。

ただ、1番よく見える位置を40cm〜50cmにしてもらった分、近くが見えづらい。

遠くに関しては、
以前全くみえなかったが、ぼんやりと輪郭はボヤけているものの、
とりあえず何があるかが判別できる…

この程度なら、
運転以外の日常生活に於いては、メガネ無しでも動けるワケだ。

とは言え、1点困ったことがある。

ステージで歌う場合だ。
以前はコンタクトレンズ使用だったが、

さすがに、
メガネで歌うわけにはいかないだろう。

0.1の視力では足元はギリギリ見えているが、客席などは見えない。

コードに引っかかって転んだりしないか、
今から心配だ。

来週からは裸眼に慣れるために、なるべくメガネをせずに生活してみよう。

眼内レンズを入れると、
飛蚊症の黒いモノが余計に気になってくると聞いていたが、
今のところ、それほど気にはならない。

こっちは脳が慣れてきているようだ。


庭先で《床下のシラユキちゃん》が誰かをよんでいる。

母猫のユキちゃんかな…。

長閑だ。

しかし、
口輪筋のエクササイズのために最近また再開した口笛だけれど、

《待つわ♪》は、思ったより難しい。↓



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

恐怖の手紙

2022-05-05 11:52:00 | 大型犬との生活
以前、SNSに
毎日犬の画像をUPする友人を見て

「自己満足でやっているのよねぇ」

…と、
やや冷めた見方をしていたけれど、

実際に飼ってみると、
画像に残したくなる気持ちがわかる…。

特に子供が出て行った夫婦2人だけの我が家では子供がわりに犬のHalをネコっ可愛がりする。

例えば、年賀状だって
戌年でもないのに、丑年に乳牛の柄に見立てたHalの画像を加工して入れたりした。

冷静に考えてみれば、
《いくら愛犬が可愛いからと言ってもネェ…》
と思われるようなコトを平気でする。

言葉だってベビートークは当たり前。
Halはシニア犬なのに夫も私も、赤ん坊や幼児に話しかけるような口調で話す。

夫に至っては、
息子たちにも見せた事のない顔で「よちよち!」とHalを甘やかす。

最近はペットブームに便乗して
ペット連れ旅行用のミニバンが人気だが、

我が家でも、
先月、中古のミニバンを購入した。

酔っ払った夫が思いつきで、

「オートキャンプや車中泊ができる車を買って島根に帰ろう!」

と私にけしかけたのが、
コロナの出口もまだ見えない2月末のこと。

もう3年も帰省できずにいることでモヤモヤした私は、
その夫の一言で本気になって後先考えずにミニバンを探し、
ディーラーの店頭に展示されていた中古車を見に行ったその日に勢いで購入した。

それを運転して犬連れで故郷に帰るつもりでいたが、
長距離過ぎて、たぶんムリだ。

帰省はムリでも広い車内で伸び伸びできるぶん、Halは気に入っているらしい。

しかし昨日、
《恐怖の手紙》と言われている自動車税の納付書が届いたのを見て驚いた。

連休終わったら、現実が待っている…。

(~_~;)

初夏の軽井沢ドライブ↓
口笛吹いている場合じゃない!













  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

目に青葉

2022-05-04 18:27:00 | Diary
ようやく咲き始めたモッコウバラ。

昨年はイノシシに根っこを掘られ、実をつけなかったブルーベリー。





花はけっこう元気なんだけれど…

裏庭での家庭菜園は、チャレンジしたものの…

早速、植えたばかり枝豆をシカに食べられ、

買ってきて植えた途端に、Halに踏まれた赤唐辛子がしょんぼりと植えられている…

気を取り直して、
再び苗を植え直したけれど途中が折れているらしい。(画像左端)

手前はキャベツ、奥はミニトマト。


なんだか寂しい夫の畑。

ジャガイモは、どこにあるのやら。

。゚(゚´ω`゚)゚。








  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

軽井沢で犬連れ散歩

2022-05-03 09:10:00 | Diary
連休の谷間の2日は久々に軽井沢をドライブした。

前回は3月だったか…

以前はインテリア雑貨を買いに行くのが目的で訪れるのが常だったが

「最近は行く場所が変わったよなぁ」

という夫の言葉どおり、
大型犬連れで行ける場所は限られているため、
ショッピングは、後回しで
まずはドライブ好きのHalが散歩できる場所を優先する。

当然、
プリンスアウトレットや軽井沢銀座はパスして、
人混みを避けながら自分達もHalも歩いていてストレスの少ない場所を探すのだが

ここ3年は、コロナのせいもあって
いっそう行く場所が限定的になってしまっている。

昨日はそんな、《いつもの場所》だけを巡った。

その散歩コースには、売出し中の物件が幾つかある事を私は知っている。

以前から度々、訪れていたのも中古別荘に興味があるからだ。

その内の1つ、
こじんまりした物件の前で足が止まった。

みれば…売れたらしく、
間に合わせで書いたような中国系の一文字の苗字が木の札が掛かっている。

庭先で住人らしき人が作業をしていた…

黒っぽいウェアのロン毛の芸術家風の中年男性だ。
庭先でスコップを持って何かを掘っている…
それを、派手な柄物のロングニットジャケットを羽織った中年女性が見ながらブツブツ言っている。
庭の手入れをしているようだ。

目が合ったとき、
訝しそうな表情で私たちを見たのは気のせいではなさそうだ。

挨拶しようかと思ったが、やっぱりやめた。
私たちは不審者に見えたか…。

その先を歩いて行くと、
廃屋状態だった売り出し中のペンション風の建物にも小さな灯りが点いているのが見える…

どうやらココも買い手がついたようだ。

以前来たときに夫と、
「これじゃぁ、リフォームするだけで相当お金がかかりそうだね」

と話したことを思い出し、

「レストランにでもするのかなぁ」

と言うと、
「この場所じゃ難しいだろう」と夫。

「味さえ良ければ来るんじゃない?」
と言ったものの、

(う…む、この外装じゃぁねぇ…)

と、古臭い外観を見ながらイメージをふくらませる…

レトロといえば、そうなのだが、
なんだか、カビ臭いイメージが…
(~_~;)

軽井沢でもコロナ以降、リフォーム物件に人気が集中しているらしい。

以前よりも価格が高くなっている中古物件もある。

不動産屋の前を通りながら

(相変わらず強気だネェ)

と心の中で呟いている。

今の家を買うときに軽井沢の中古別荘も視野に入れていたことがあったが、

仕事の通勤時間や諸々の事情を考えて断念した。

今になってみれば、
高くなる前に買っておけばよかったかなぁ…とも思う。

(買えないもののヒガミかも…)
(^◇^;)

軽井沢の1番の魅力は、やはり犬連れ散歩コースの景色の美しさだ。

私の住む鄙びた別荘地とは景色が違う。

残念だが、この違いは大きい。

最盛期のような賑わいはなくなったとは言え、軽井沢銀座やプリンスアウトレットは相変わらず混んでいるし、

オシャレなカフェも多い。

散歩道で若いカップルが結婚式の前撮り写真を撮っている…。

あぁ、いいなぁ…。
年々、観光客の層は変わり、店の入れ替わりも頻繁ではあるが、

されど、軽井沢…なのだ。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする