最近、映画やドラマを観ながら
ファンタジーの世界に入るのは難しい…
と思う事があります。
例えば、
先日観た『ミス・ペレグリン…』のような映画は
ディズニーリゾートに行くのと同じ感覚で楽しむべきでしたが、
私には、
童心に返って、荒唐無稽の世界感に浸ることができませんでした。
荒唐無稽と言えば、
毎週観ているTVドラマの
『精霊の守り人』
も、ファンタジー作品です。
“ この世界は、目に映るものだけが生きているわけではない”
という印象的なナレーションが好きで、
その世界観に浸りたくて観ていますが、
先だって、
夫が
「大金使って製作した学芸会だな…」
と呟きました。
(~_~;)
人が真剣に観ている時に水を差すのは夫の悪いクセです。
バルサ役の綾瀬はるかさんも、
キリッとしていてイイ感じだし、子役も頑張っているし、
ディーン・フジオカさんや壇蜜さん、東出昌大さんら、
他のキャストの熱演も伝わってきますが、
実は最初から、
なぜか、その世界観に入り込めない自分がいました。
原因は、なんだろう…
あの『指輪物語』を映画化した
『ロード・オブ・ザ・リング』
などと、
何が違うのだろう…
と、考えてみたのですが、
その理由の一つとして
メジャー過ぎる出演者達のセリフに出てくる「ロタ王国」などの架空の国の名前や、
「チャグム」など、カタカナの登場人物の名前に馴染めない感があります。
それに加えて、
“アジアのどこかの国”という設定と
衣装から受けるイメージ…
例えば「新ヨゴ国」と言われている国の設定が
かつての朝鮮半島の王朝と似通っている?からではないかと…気づきました。
韓国ドラマはほとんどみた事のない私ですが、
木村文乃さん扮する妃を最初にみた時、
角田房子さんの著書『閔妃暗殺』の表紙の写真が浮かびました。
ファンタジーの映像化って、
やはり難しいのですね。
今日は、天気予報では曇りのち晴れだそうです。
しみずゆみ 🌱