声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

理想は女優💦

2017-03-19 13:41:40 | Diary
髪を切りたい、と思った途端、

いてもたってもいられず

前髪と、頭頂部の髪を

自分で適当に切ってしまってから後悔するのも、いつものパターンで

慌てて、いつもの美容院に駆け込んだのが

先週の水曜日のこと。


いつもギリギリにならないと来ないし、

来る時は、たいてい自分で切って失敗して

どうにもならない状況で駆け込んでくる迷惑な客の私を

イヤな顔一つせずに歓迎してくれる美容師のAさんに

「どうしましょうね?」

と訊かれて、

迷わず

「『カルテット』の松たか子みたいにしたい!」

と言って困らせる…、


そんなワガママな客の私に

またまたニッコリ笑ってタブレットを取り出し

“松たか子”の画像を検索して、


「コレですか?」

と見せて、

「そうそう、こんな風にしたいの」

と言う私に

「わかりました」

と、優しく微笑みながら答え、

「こんな風になるかしら?」

と再度きくと

「なります」

と安心させてくれる…


( 本当に頼り甲斐ある美容師さんだわ…)

と、

私はAさんの腕を100%信じて、出来上がりの瞬間を待つ…


ひたすら“松たか子”を想像して待つ…。

そして、


出来上がった髪を鏡で映し出した途端に

( アァ…)

と、現実を直視し絶望感を味わう…


( フツウのおばさんに松たか子はムリな注文だったか…)

(~_~;)

同じようなショートでも、

土台が違えば、違ってくるという当たり前の事を

出来上がった瞬間にナットクする私。


そして、改めて

やはり、女優“松たか子”は、美しい!

そう、思うのであります。




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ブラック・スワン

2017-03-19 13:36:59 | 映画・ドラマ


若く美しい将来を期待されるバレリーナが、
役作りに没頭しようとすればする程、

心を病んでいく…

現実と妄想の狭間で苦しむ、哀しくて残酷なストーリー…

観続けるのに勇気の要る映画だな…と途中から思いました。


長男が以前、

「ブラック・スワンは、精神状態が安定している時にみたほうがいいよ」

と言っていた理由が、よくわかります。



真面目で、何事にも真剣に取り組もうとする
美しいバレリーナ役を

ナタリー・ポートマンが演じていますが、

まさに体を張った演技で、

母親役のバーバラ・ハーシーや
先輩バレリーナ役のウィノナ・ライダーら、

ベテラン女優の存在がかすんでしまう程です。




何かに没頭すると周りが見えなくなったり、
自分を客観視する事ができなくなったり…

それが芸術であろうとスポーツであろうと

深めようとすればする程、

心を強く持っていないと、自分自身を見失ってしまう…


若くて未熟で繊細な人ほど、きっとこの映画の主人公のように

役の重圧に押し潰され、病んでしまうのかもしれない…。


それにしてもバレエって、

恐ろしく過酷で美しい芸術なのですね…。

(~_~;)



この映画を観ていると、

その過酷なレッスンのシーン…

特にオデット役の、盛んに腕をしならせて白鳥の羽根の動きを表現するシーンに


ふと…

なぜ、

チャイコフスキーは『白鳥の湖』を作ったのだろう…。


そして振付師は、

なぜ、こんな苦しいことを…

高度な表現を、

バレリーナに要求するのだろう、

…という、単純な疑問が湧いてきました。


なぜ、

人間が白鳥のマネをしなくてはいけないのか⁉︎

それを我々は、なぜ美しいと感じるのか…


黒鳥(オデール)に至っては、

32回ものフェッテ(連続回転)なんて、
とんでもない!

ホンモノの黒鳥だって32回転なんて、しないだろうに…。


途中で、主役を演じるポートマンの足の指先が腫れたり、

「腹筋が萎縮している」と言われて、

トレーナーにマッサージしてもらうシーンがありますが、

痛々しくて、観ているこっちまで苦しくなってきます。


ああ、しんどい…。

まったく、しんどい映画だわ。

(~_~;)


しみずゆみ 🍫













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