自衛官時代の経験で
一番印象に残っている事といえば、
実弾射撃訓練です。
実弾射撃の演習は一般隊員の場合、
年に1~2回しかありません。
国の予算の膨大な費用を使って行われる訓練でもあるからです。
この度の北朝鮮ミサイル発射に対する
PAC3も、
日頃から訓練をしているからこそ
迎撃可能となるわけですが、
訓練自体にも多大な国家予算が使われるのです。
法が改正され、自衛官に武器使用が認められれば、武器使用訓練も当然増えるでしょうから、
国家予算に占める防衛費の割合は高くなるのが必至です。
そんな一発の弾でさえ無駄にできない
実弾射撃演習も
30年前当時は、平和な時代でしたから
「何のために実弾射撃の訓練をやるの?」
と思っていたくらいです。
とはいっても、
実際の訓練当日は朝から緊張の連続です。
いい加減な扱いをすれば暴発にも繋が
ります。
個々に与えられた64式小銃を携えて、コンクリートで周囲を固めた実弾射撃場の中に入ると、
辺り一面に火薬の臭いと異様な空気が漂い、
ピンと張り詰めた、何とも形容し難い
緊張が走ったものです。
いつも以上に強張った表情の教官たちを前にして、
隊員達も細かい注意事項をじっくりと聴きます。
クリック修正の仕方や、構えの姿勢は毎日練習していても、実弾は初めてで不安は残ります。
実弾射撃は200m先の的(テキ)を撃つのです。
実際に近くで見るとかなり大きめの的ですが、
200m先に見える的は10円玉の大きさにしか見えません。
その中心に5点圏、その周りが4点圏
、そして3点圏、となっていて8発の
弾を中心めがけて撃ちますが
5点圏に当てるのは、まさに至難の業。
ほとんどが外れるので、
この訓練が通称「モグラ撃ち」と呼ばれるのもその所以です。(^^;;
一番印象に残っている事といえば、
実弾射撃訓練です。
実弾射撃の演習は一般隊員の場合、
年に1~2回しかありません。
国の予算の膨大な費用を使って行われる訓練でもあるからです。
この度の北朝鮮ミサイル発射に対する
PAC3も、
日頃から訓練をしているからこそ
迎撃可能となるわけですが、
訓練自体にも多大な国家予算が使われるのです。
法が改正され、自衛官に武器使用が認められれば、武器使用訓練も当然増えるでしょうから、
国家予算に占める防衛費の割合は高くなるのが必至です。
そんな一発の弾でさえ無駄にできない
実弾射撃演習も
30年前当時は、平和な時代でしたから
「何のために実弾射撃の訓練をやるの?」
と思っていたくらいです。
とはいっても、
実際の訓練当日は朝から緊張の連続です。
いい加減な扱いをすれば暴発にも繋が
ります。
個々に与えられた64式小銃を携えて、コンクリートで周囲を固めた実弾射撃場の中に入ると、
辺り一面に火薬の臭いと異様な空気が漂い、
ピンと張り詰めた、何とも形容し難い
緊張が走ったものです。
いつも以上に強張った表情の教官たちを前にして、
隊員達も細かい注意事項をじっくりと聴きます。
クリック修正の仕方や、構えの姿勢は毎日練習していても、実弾は初めてで不安は残ります。
実弾射撃は200m先の的(テキ)を撃つのです。
実際に近くで見るとかなり大きめの的ですが、
200m先に見える的は10円玉の大きさにしか見えません。
その中心に5点圏、その周りが4点圏
、そして3点圏、となっていて8発の
弾を中心めがけて撃ちますが
5点圏に当てるのは、まさに至難の業。
ほとんどが外れるので、
この訓練が通称「モグラ撃ち」と呼ばれるのもその所以です。(^^;;