声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

強みは弱みでもある

2022-09-07 10:34:00 | 映画・ドラマ

今日の朝ドラを見ていた夫が急に

「養豚業に失礼だろ、不愉快だ」

と呟いて、
TVを見るのをやめた…。

私も、今朝の主人公の兄の言葉が気になった。

(なぜ、ニーニーは養豚場で働いていることを隠そうとするのだろう…)

既に撮了しているらしいが、
今回も制作スタッフが迷走したのが原因?

ただ最後まで見ていた私は、
主人公の暢子の沖縄料理への拘りを戒めるイタリア料理店オーナー房子さんの言葉に納得するものがあった。

《強みは弱みにもなる》

確かにそうだな…と思う。

洗濯物を干しながら、どんな場合に当てはまるかを考えてみた。


今、芸能界を騒がせている有名俳優の場合もそれに当てはまるのではないかな。

人に威圧感を与える演技が得意で
そのオーバーな顔の表現で売れた役者だ。

その顔芸の強みは、他者に真似できないほどだと思うが、
その強みのせいで、役柄の範囲が狭まる。

事業も同じだ。
より専門性の高い業種ほど、
人の心の移ろいや、世の中のスピードついて行けなかったり、何か問題があった時に影響を受けやすい。

《強みは弱み》でもあるのだ。

この頃の世の中は、移ろいのスピードが加速度的だ。飽きるのも早い。

朝ドラも今月末で終わるが、

《朝ドラへの注目度は特別》という
強みが、
今回の場合、弱みになってしまった点は無いだろうか…?

そう考えると、
オーナー房子さんの言葉は、制作陣に向けた言葉としてはピッタリだと思う。

最近は、《朝ドラ》より《夜ドラ》の評判が良いらしい。

私も《夜ドラ》を録画して翌日、欠かさずに見ているが、
同じ15分でも、しっかり練られた脚本と、そうで無いものの違いは視聴者にだってわかる。

朝ドラの強みが視聴率だとすれば、
視聴者が多ければ、期待はずれ感も大きい。

強みは弱みになる…は金言だ。




この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 畑も空き家も管理がタイヘン | トップ | ハラスメント教育が必要だ »
最新の画像もっと見る