週末に朝ドラを一気見すると
毎朝みていても、違う視点で新しい発見をする事がある。
例えば《端役》の存在だ。
新聞社の中で働く人たち、通行人、店の客などなど、
さりげなくも、それらしく工夫してシーンを盛り上げている存在がある事に気づく。
人間ではないが、中でも秀逸なのは、
主人公の故郷、ヤンバルの共同売店にいるネコだ。
電話でオーディションの事を相談する妹の横、2m離れた場所に猫がいる。
もしネコがいなかったら、どんなシーンになるだろう?
きっと、とても味気ないものになる…のではないか、と私は思う。
ネコはヤンバルの緩やかに流れる時間の象徴だ。
主人公の住む都会の時間と違って、
ゆっくりと時間が流れている…
そう感じさせてくれるネコの存在が、
如何に大切なものかがよくわかる、
ほっこりさせてくれる印象的なシーンだ。
私の場合、
リアルタイムで朝ドラをみるときは、
どうしてもストーリーを追ってしまうためか、
細かいシーンを見逃しているが、
再度みることで、
出演者の仕草の癖などにも気づく事がある。
例えば、
主人公と幼馴染の新聞記者役の宮沢氷魚さんだ。
彼が主人公の伸子と再会した直後のフロアを出たところのシーンで
( この表情や仕草は、やっぱり帰国子女だからかな)
と思ったシーンがあった。
米国の若者ドラマなどでよく見かける、
女の子を誘う時の、ポケットに手を入れて相手の顔を上から覗き込むような仕草だ。
人懐っこくて、
アレをやられると、大抵の女の子は胸キュンとなる、
誘われたらたぶん断れない…
と私のようなオバサンは思う。
ちょっと不思議な雰囲気を持っている俳優さんだな。
今後の展開が楽しみになってきた。
我が家に出入りする庭ネコの白雪ちゃんも
最近は、ウッドデッキからいつの間にか家の中に入ってきて、
離れのガラクタの中に隠れている事が多い。
Halに見つかるたびに、素早く逃げるが
見ていると、
それも遊び感覚で楽しんでいるようだ。
白雪ちゃんがいる事で、
Halにも良い刺激になっているのではないかな。
こっちも今後の展開が楽しみだ。
(^_^;)