声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

サテンの夜

2014-04-26 15:21:23 | まちづくり


blogを更新するに当たり、
最初に思い浮かんだ曲がムーディーブルースの「サテンの夜」です。

富岡製糸場と絹産業遺産群の世界遺産登録勧告で

今日午前中の仕事先だったラジオ局では急遽、特番を組んだり…で地元は、にわかに騒がしくなってきました。

こう言うニュースは、本当に嬉しいですね!

実は、一ヶ月前に富岡製糸場を訪れた際は、あまりにも静かで活気が感じられず、少し心配していたのです。(^^;;

私も話題に乗り遅れまいと、早速図書館で関連本を借りてきました。

何度も訪れている富岡製糸場ですが、

これまでは一通りの内容を関係者に取材したり、
“伝道師”と呼ばれるボランティアガイドさんの説明を聞くだけで

積極的に調べたり勉強したことがなかったのです。

確かに、煉瓦造りの建物は素晴らしい歴史的建造物ですが

実は私が一番知りたかった当時の女工さん達に関する展示が少ないのも気になっていました。

その少なさが、
表には出せない事実もあったのかも…との憶測を生んでしまうのです。

今、放映中の朝ドラ「花子とアン」で妹のカヨが女工になり朝から夜まで働きづめで寝るのだけが楽しみという手紙が姉のハナに届くシーンがありましたが、

そんな生活では、身体を壊した女工さんも多かったはずです。

当時の富岡製糸場女工達の生活ぶりについて思い浮かぶのが和田英の
「富岡日記」ですが、

当時は名家の子女が女工として働いていたとのことで、
この人の場合も信州松代の旧藩士の娘、

富岡製糸場の場合は私たちが一般的に思い浮かべるような辛い生活ではなかったとされています。

それなら、もっと「女工さんの生活」をクローズアップした展示がされても良さそうなものですが…。

人が関わった歴史を詳細に記す事で、よりドラマが生まれ、私たちの心に刻み込まれます。

製糸場と絹産業遺産には数多くの若き女性たちが関わってきたのは事実なのですから…。

ここいらで、働き者の
「かかあ天下」という言葉のルーツを掘り起こしてみようではありませんか!

そんなワケで、その昔、担当していた音楽番組を思い出し、

絹や糸に関する曲をリストアップしてみました。(*^^*)

サテンの夜
http://youtu.be/kr6qr1AWRko

糸を紡ぐグレートヒェン
http://youtu.be/w90jpyjsaLs

フルフル
http://youtu.be/FlCTPdnFhao

清水由美

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