夫が
「何を言っとるのかサッパリ分からない」
と笑うが、
私は、
「この実況アナは、よく勉強してるよ」
と感心する。
スノボのハーフパイプの平野歩夢選手の金は本当に快挙だ。
スケボ&スノボの世界では有名人だが
その世界を知らなかった我々のような年代の者にも伝わってくるのが、
彼らを育てる環境の大切さだ。
オリンピック選手を育成するには、
周りの大人の理解とサポートが必要だと言うことだ。
弟の海祝選手へのインタビューで、
『にいちゃんが、金メダルとって泣きそうになりました』
…のコメントに
なんだか、胸が熱くなったが、
見た目の過激さとは裏腹に、
彼らは素朴だ。
人前では「『兄』と言いなさい」とか
そんなマナーの常識なんて、ここではイイんだよ。
『にいちゃん』と言う普段使いの言葉に、
平野兄弟の仲の良さが表れている…
実家は新潟でスノーパークを運営していると経歴にあったが、
やはり恵まれた環境下で育ったことが今日の活躍に繋がっているのだろう。
夫はいう。
「なんでもそうだが、オリンピック選手を育てるには環境が大事なんだ、だからあんな風に禁止ばかりしていちゃダメなんだよ」
…と。
「あんな風に…」というのは、
以前、市内の公園をHalと散歩中、スケボの練習をやっている中学生くらいのグループと出会った事があった。
家族で来ている子もいて、
公園内のコンクリートの階段を上手に降りていて、
「すごいねー!」
と声をかけると
「ありがとうございまーす!」
と笑顔で答えてくれたが、
次に同じ場所に行くと
『ここでのスケボは禁止します』と掲示されていた。
結局、こう言うことだ。
「ここでは第二の堀米雄斗は育たないね」
と言いながら、
ガッカリして帰った。
混んでいる場所ではないし、
誰かに迷惑かけているわけでもないように思う…
ただ公共の場所だからダメという意味なのだろうか。
であれば、
少年たちが安心して練習できる場所を造ってやればいいのに…。
そんな心の広い大人はいないんだろうか。
そういう場所が有れば、若者が集まるし
地域の活性化にも繋がると思うんだけれど。
野球場、サッカー場はあるのにねぇ…
(~_~;)