声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

2年ぶりの音合わせ

2022-04-25 07:05:00 | 音楽
年に1、2回参加させて貰っていた下田のコンサートや、
友人の音楽教室発表会がコロナ禍で中止になって歌う機会から遠のいていたが、

5月の土曜日に

朝霞市で開催される自衛隊・警視庁・消防庁の音楽隊OBで結成する《楽悠》の定演に出演させてもらうことになった。

その音合わせに出向いたのが一昨日の土曜日、

まだメイクもできない状態だが、
メガネとマスク着用で顔を見せずに済むのがこれ幸いと思いつつ…

朝霞市の練習会場に向かった。

私が出演させてもらうのは第二部で

《懐かしの歌声》というプログラムだ。

オーダー曲の3曲は暗譜して臨んだのだが、
なんと、そのうちの1曲のキーを間違えていた。
Gmだと思っていたらDmだったのだ。

出ない音域ではないが、
久々に歌ってみて、以前よりも高音が出づらくなっている事に気づき焦った。

もちろんマスク着用で歌ったため息苦しいせいもあるが、
2年間のブランクは大きいと思う。

帰宅後、
早速、譜面を読み直して練習。

以前から楽団の歌手として出演されているF氏から

「声楽の基本を大切に流行歌手の真似でなく自分のスタイルで歌いなさい」

とアドバイスを受けた事を思い出し、
自身のスタイルが何であったかを改めて考える。


マンマ♪ - 声の仕事に魅せられ

マンマ♪ - 声の仕事に魅せられ

ずばりイタリア語で「お母さん」です。カンツォーネの「マンマ」は陸上自衛隊音楽隊の歌手時代のレパートリーの中でも一番多く歌ったでしょうか…。初めて歌ったのは、自衛隊...

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本番までに、あと半月。

歌い方の練り直し作業が必要だ。













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生き甲斐

2022-04-25 06:17:00 | Diary


今日で左眼の手術から1週間だが、

眼内レンズに慣れないせいもあるのか
夜9時過ぎになると目がしょぼしょしてくる…

寝る前の読書もできないので目をつむって夜用の眼帯をつけて仰向けになっているのだが、

それが自然な睡眠導入には役に立っているらしく、

この2、3日は、よく眠れている。

…が、
たまに辛い夢をみる

昨夜の夢は、
銀行のキャッシュディスペンサーの前で操作が分からずオロオロしている自分の姿から始まった…

お金ではなく取り出し口から出てくるのはお買い物券のような物や誰かの忘れ物の書類ばかり…、結局現金は引き出せなかった。

そのうち、夫と息子が妙な3人乗りの車で迎えに来たが、
荷物を置く場所がなくて、しかも立ち乗りするような姿勢で走っていた。

私も夫も30代のようだが、
息子は小学生くらいだろうか…

ふと、
(今、自分は何をしているのだろう?)

と夢の中で思った…。

(あぁ、そうだ。母のところに行かないと…)

10年前に他界した実母は認知症を発症する前にキャッシュディスペンサーの前で、よくオロオロしていたらしい。

(そうか…母はもういないんだ)

夢と現実の狭間で、事実を思い出した。

広島にいる母に会いに行くのが、
あの頃の私の生き甲斐だった…。

どこからか、「今の生き甲斐は?」と訊く声が聞こえてきた。
(何だろう…何もないな)

そう思ったとき、急になんとも言えない失望感が襲ってきた…
そのイヤな気分で目が覚めた。

目覚めて考えれてみれば、
《生き甲斐》とは言えない程度の小さな楽しみは、幾つもある事に気づいた。

それは、
とても幸せな事だと思う。

一つだけ、わかってきた事がある。

《人やペットの動物を生き甲斐にしてはいけない、失った時の喪失感が大き過ぎる》という事だ。

妹は、
最近の私の顔が、ますます母に似てきたと笑う。

母は私の中に、いつも存在している。
そう思って亡き母に感謝しよう。

もうすぐ母の日だ。






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