声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

私が残ったら…

2022-01-17 10:56:00 | 大型犬との生活
夫が言う。

「オマエもしオレが先に死んで自分だけが生き残ったら、どうする?」

と。

「心配しなくていいよ別に」

とテキトーに答えると、

「オマエ、こんな辺鄙なところに独りで住めるか?」

と夫は真顔できいてくる。

先のことなど真剣に考えても仕方ないと思っている私は、

真剣に答える気もないが、

あまりに夫が真剣にきいてくるので、

とりあえず
「大丈夫、なんとかなる」

と答えると、

「オマエは変人だよなぁ」
と夫は私をマジマジと見て言う。

「普通は住めないぞ、こんな場所」

「そう?ここ良いところだよ、干渉がないし近所の人は良い人ばかりだし、冬は寒いけれど住みやすいよ」

と言うと、

「独りじゃ淋しいだろう?」
と、シツコイ。

30年以上も一緒にいるのに夫は、まだ私の本質に気づいていないらしい…。

私は自由にしたいだけだ。

街中での生活は便利だが、近所への気遣いなどで疲れる。

そもそも仕事で神経すり減らしているのに、それプラス私生活でも気を使うのは懲り懲りだ。

「だけど仕事ずっと続けるワケには行かないだろ?」

…ときた。

そこで、チャンスとばかり
つい最近、グッドニュースがあった事を話すことにした。

近所に、
官民が主体となった犬猫のシェルターができるらしい。

どの場所にあるのかはオープンになっていないが、
ボランティアを募集していた。

「高齢者のひとり暮らしだと、里親にはなれないけれど、私が生き残ったら犬猫シェルターのボランティアをやるつもりだよ」

と答えると、
夫は笑顔になった。

もし、私のほうが残ったら…の話だけれど。

私の老後はコレで決まり!


画像は今朝の白雪ちゃん。


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今考えること

2022-01-17 09:40:00 | 報道 ニュース ワイドショー
(ー ー;)

この三日間、共通テストの話題ばかり。

もう…声を大にして言いたい。

(そんな事で人生終わったなんて思わないでよ!)

そして老婆心で意見したくなる。

そもそも高校時代に将来のビジョンなんて決められるワケないんだよ。

試験でうまくいかなくても、
思うように成績が伸びなくなっても、

そんな事で死んじゃいけない。
そんな事で人を傷つけちゃいけない。

それなのに

自分の全てを受験に懸けてきたかのように錯覚させてしまうのは何故なんだろう。

東大の受験会場で殺傷事件を起こした高二の少年も、

以前、乗り合わせた電車の中で

「あぁ…エヴァみたいに一度世界が滅びたらいいのになぁ」

…と呟いていた高校生と同じ気持ちだったのかもしれないと思ったとき、

私たち大人は何をやってきたんだろう…
と考える。

(教育ってなんだ?)


確かに昔から
《灰色の受験勉強》はあったけれど、

大学受験に人生かけて成功したところで、

その後の人生が全て順風満帆に行くわけないことぐらい誰でも知っている。

人生に勝ちも負けもない。
美輪明宏さんの言う《正負の法則》は事実だ。

天国と地獄は隣り合わせだが、
普段は気づかずに生活している事が問題なのだ。

その昔、エリート公務員の天下りが顕在化する前のことだが、
目出たく某企業の役員のポストを得た60代の男性A氏の場合もそうだった。

ある時、会社の健康診断で病が見つかった。

既に手遅れで余命宣告をされたA氏の病床に部下が見舞いに行くと、

「なぜ、自分がこんな目に遭わなくてはならないのか」

…と嘆いていたと言う。

A氏は、それから程なくして亡くなったが、

それまでのA氏の人生は他人から見れば羨むほど順調そのものだったと聞いている。

他人事ではなく、
自分のこれまでの人生を振り返ってみても
《正負の法則》は十分に成り立つ。


共通テストに話を戻すが、

もちろん当事者にしてみれば、
子供の成績や大学受験の結果に一喜一憂する気持ちはわかるし、

メディアが、共通テストを大きく取り上げるのも理解できる。

…が、しかし

全ての高校生が…受験するわけではないでしょうに。

少し騒ぎすぎではないかな。

もっと俯瞰で物事を見る目を養ったほうがいいと思う。


27年前、

地震下で受験生たちはどんな思いをしたのだろう…。

天災がくれば受験どころではないよね。

それより、
トンガの情報は、どうなった?

















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