声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

変化の兆し

2020-05-11 06:40:00 | Diary
昨夜8時すぎ

自治会の班長さんから電話があった。

(自治会費を間違えて封筒に入れたか?)

と思ったが、

そうではなかった。

ご近所の方が亡くなったという報せだった…

高齢で、施設に入所されていたのは知っていたが…

「それで…どうすればいいでしょうか?」

と訊くと、

「こんなご時世だし、家族葬なのでお手伝いは辞退したいとの事なんですよ」

まぁ、今は確かに…。

「ただ、そうは言っても何もしないわけにはいかないので、千円ずつ集めてお渡ししようと思います」


この地域では、

住民が亡くなると必ず手伝いに行くのが慣習になっている…

私と夫も、

ここで暮らし始めてからというもの、
何度か、葬儀の受け付けを手伝ってきた。

その際の“お返し”の豪華さには、実のところ、戸惑いを感じたものだ。


以前このblogにも書いたが、

ここは地元組と移住組が半々で

移住組の私たちにとって葬儀を手伝うだけでなく、

四十九日にまで招待される等、

古くから伝わる葬祭の慣しには気遅れさえ感じているのだが…、

昨日、亡くなった移住組のご近所さんも、たぶん同じだと思う。


あのお爺さんは、

私たちが、この鄙びた別荘地を見学に来た際に、

一番最初に出会った住民だった…

「ここは良いところだよ」

と、

敷地内の庭のベンチに腰掛けてニコニコ笑いながら声をかけてくれた…

元々は、この別荘地の関連会社を経営していたらしいが、

敷地に残されたままの看板や、

現在は利用していない管理棟を見ると

今では開店休業状態か、それとも廃業したか…。


最近、

息子さんが毎日のようにやってきて管理地の整備をしていたのは、

自宅や土地の相続に関係する事なのだろうか?


時どき、

見知らぬ人を近所で見かけるのは、

何か変化の兆しだろうか?


今の平穏な近所付き合いが壊されるのはイヤだな…。

(ー ー;)







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