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声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

現実とドラマの違い

2019-03-02 18:49:43 | Diary
今さら言うまでもないが

記憶ほど曖昧で、いい加減なものはないと思う。



「3月3日で、ちょうど術後3カ月だね」

と、

手術当日のことを話していた昨夜、

夫が妙なことを言い始めた。


「手術室に行くストレッチャーに乗ったオマエを見送る時は、やっぱり複雑な気持ちだったなぁ…」


と、遠い目をして言うのだ。


何を勘違いしているのだろう…



私は、ストレッチャーには乗っていない。


迎えに来た若い男性看護師に呼ばれ、

「じゃ、いってくるねぇ!」

と、

手術室に向かうため

元気よく歩いて出ていくのを、

病室にいた夫は、息子たちと一緒に見ていたはずなのだ。


そのことを言うと

「そんなはずはない、ストレッチャーに乗っていった」

と言い張る夫。


長男からの「歩いていった」というメールを見せると、

ようやく自分の勘違いを認めたが、


「その時じゃないとしたら、前の手術の時かな?」

と、譲らない。



その前の手術は7年前だが、

その時は、大学病院の『日帰り手術室』だったから、よく覚えている。

この時も、自分で歩いて入室した。


結局、

私は一度もストレッチャーに乗って手術室に行ったことはないのだ。


それを言うと、

「おかしいな?」


と、夫は不思議がるが、


私にしてみれば、


実際と違うことが、夫のアタマの中で、

ドラマのワンシーンのような映像として記憶化されることのほうが不思議でならない。


記憶とは、いい加減なものだ…。(~_~;)


我が家の庭の梅の花も咲き始めました!









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雛人形と大福

2019-03-02 17:39:24 | Diary
どこから得た情報なのか

夫がいきなり

「うまい大福が食べられるらしい…行ってみよう!」

と言い出した。


甘いものを食べない人間が、一体どうしたことか…

と思いつつも、

隠れて食べずに堂々と和菓子を食べられるワケだから、

私にとって、こんなチャンスは滅多にない、

嬉々として車に乗り込み、

その美味しい大福が食べられると言う場所まで付き合うことにした。


その場所とは、
前橋の文化財でもある臨江閣だという…


「臨江閣の中のカフェの大福がうまいらしい…」

と夫。


臨江閣のカフェは知っているが、
大福が食べられるというのは初耳だ。


駐車場は、予想どおり満車状態。

混んでいるかと思いつつ行ってみると、意外にも空いていた。



梅は咲き始めたばかり?



到着してすぐに喫茶コーナーに行き

「こちらで大福が食べられるんですか?」

と、女性スタッフに訊いてみると

お茶セットとコーヒーセットにも、大福は付いていないと言う…


夫は、

「おかしいなぁ…、うまいという評判だったんだが…」

…と、納得いかない様子。



せっかく来たのだから、建物内部を見学する。


お雛様が部屋の壁に沿って飾られている部屋に入った。


五段飾りや七段飾り、御殿飾りの年代物のお雛様が整然と展示されている。


顔や着物、道具にも作られた時代の特徴が表れている。

瓜実顔の五人囃子は、とても個性的で愛嬌ある表情だ。

古いものは文久三年、江戸時代の作とある。


( どんな、お嬢さまが飾っていたのかしら )


暫し、江戸の世に想いを馳せる…。



帰り際、

「大福を食べるつもりで来たので、どうしても大福を買って帰らないと気が済まない」

という夫に付き合って、

和菓子屋を回ることに。

二店舗に立ち寄ったが、

大福を売っていたのは一店舗だけ。

聞けば、

「お雛様のお菓子で予約がいっぱいでして、大福餅を作ってる余裕がなくて」

なのだそう…。

タイミングが悪いのは、相変わらずだ。
(~_~;)







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