声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

手前味噌その2

2016-05-29 17:27:05 | Diary
二日間発酵させた麹で今日は、いよいよ味噌を樽に仕込みます。

取り出した米麹は、香りも良く食べてみると程よい甘さです。

それを手でほぐして、



塩をまぶし、蒸した大豆を混ぜ込みます。

この作業がけっこう重労働…



混ぜた米麹と大豆を大型のミンサーに入れ



ミンチのような5cm程度の棒状にします。

それを手でボール状にして空気を抜き

エイッ!

と言いながら、容器に叩きつけるように入れて行くのです。



夫婦ゲンカの後などにやれば

思いっきり、ストレス発散になりますね!

ただし、つい本気になって

「このやろうっ!」

などと、暴言を吐きながらやると

的を外れて容器の外に飛び出してしまう場合もあるので要注意です。(^^;;



平らにしてならすと持参した容器に、綺麗に入りました。

カビ防止の塩を周りと中央に軽く降ります。



円形にカットした紙を置き、



5kgの塩をビニール袋に入れ中央に1kgの塩を袋のまま置いて重しを作ります。



30kgの味噌を仕込みました。

今日は、これを持ち帰りましたが、

問題は、この味噌樽をどこに置くかです。


家の中だと涼しすぎるし、外だと気温にムラがある…

積算温度は900℃だそうで、置き場所によって発酵時間も変わってきます。

結局、庭の片隅にあるキャビンの中に置くことにしました。

うまく行けば秋には食べられる?かも?





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地参地詳

2016-05-29 06:55:45 | Diary


家の前の道では、サツキが咲いています。

タイトルの「地参地詳」は

地域に参加し地域に詳しくなる…という意味の私が勝手に作った“造語”です。

今の町に越して来て、間もなく2年になります。

元々、町中で育った夫にとっても
島根の西部で生まれた私にとっても

今回の味噌づくり講習会は

新しい事の連続で、

逐一“目からウロコ”の経験にびっくりすることばかりです。


先生は、地元でずっと農家をされてきた70代後半の主婦の方ですが、

“食”に対する見識がとても広く

手間暇かけて自分たちが食べる物を作ることへの考え方や方法を

一から教えてくださっています。

知らない事が多い私や
こだわり過ぎ?の夫にも

理解しやすく納得できるように
ごくごく自然に気負わず…

しかも参加者全員に気配りをしながら…。


こんなに身近なところに、
地域の食文化の“伝導師”のような方がいらした事が、

とても嬉しい…。


昨日のお昼に作って参加者全員で食べた

山菜おこわ、野沢菜のピリ辛炒め、蕨のお浸しと先生の自家製みそのお味噌汁…

それに、

昨夜、我が家の食卓に並んだ講習会で作ったお豆腐とオカラ、それにコンニャク、参加者の方から分けていただいた自家製“三年味噌”で作ったお味噌汁は、

もう市販の物は買えないね、というほどの美味しさでした。


参加者の中には

専門学校で栄養学を指導されている講師や
プロの調理師さん、
有名旅館の女将さん、
近くの牧場経営者など

料理はベテランという方ばかりで
素人は私と夫くらい…。(^^;;


それでも、分け隔てなく本当に皆さんと一緒に勉強させていただいております。

今回の味噌づくりの行程は4日かけて行うとの事ですが

味噌だけでなく発酵させる時間にも、

枝豆やジャガイモ、プチトマトの育て方など

この地域の土や気候に即した家庭菜園の方法を教えてもらえるので

とても有意義な時間を過ごしています。

さて、今日は4日目…


頑張ります!!



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