気まぐれ野帳(下関市在住おやじ土地家屋調査士の業務日誌)

山口県下関市在住のオヤジです。何気なく目にした測量の現場や日常の風景なんかの写真を気ままに綴っています。

オヤジ 厳格な地籍調査に驚く

2019年02月16日 | 現場写真
オヤジたちが目にする地籍調査の成果は、概ね字図の形状を考慮に入れつつも
現況に準じた成果、いわゆる「現況主義」による筆界決めがほとんどなんですが
今回遭遇した山口市の地籍調査は一味違うもので
字図重視のまるで筆界特定のような、位置決めです
ですから、出し合いの道路なんかは、真ん中に「赤線」があって、両サイドに各々所有者の地番があらたに
「公衆用道路」としてできています。



山口市某所の長閑な風景
ここが現場です

またどういう判断なのか、現況の占有範囲から大きくはみ出した位置決めも何カ所かあり
おそらくは、字図重視の判断なのか

ところどころに「国調筆界」が塀の中に打ってあったり
長州人の生真面目さがある意味出ていますが、、

ええ加減なオヤジは、へーっと驚くばかりなり、当の地主さんたちは「ワシャ聞いとらんぞ」という人も多い
現況に直したってくれろ、、と逆に作業が増えとるがな

何時も「地籍調査のええころげ~は困ったもんじゃ」と言いますが
ここまで厳格なのも、、また大変だ



帰りに宇部市の「床波駅」近くの現場で、街区基準点だけ繋げてきました

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