気まぐれ野帳(下関市在住おやじ土地家屋調査士の業務日誌)

山口県下関市在住のオヤジです。何気なく目にした測量の現場や日常の風景なんかの写真を気ままに綴っています。

オヤジ 立会して何を確認?

2017年03月31日 | 現場写真
普通、境界(筆界でもなんでも言い方にこだわってませんが)の確認という手続きは現地で
当事者が立ち会って確認する段取りですが、

登記所に測量図(地積測量図)の備付があって杭がしっかり座標数値の場所に鎮座していれば
「もうよかろうもん」と言いたくなるところです。
しかし、何度かここでも紹介した通り、一応はそれが正しい位置かどうかを確認して、当事者の意思も確認するというのが、まぁオヤジたちのお仕事の一つでして



特に、他の調査士の先生方が作成した測量図となるとやはり何らか立会した事実を疎明する書類もいるようで
結局手間的には変わりません



うちの近所での立会でしたが、田んぼなので杭も倒れてたりするし、一応「逆トラバース」というやつで
真っすぐに打ちな直したりもします

結局、工事が終わってもう一度「逆トラバース」をやるので、現場へは何回か足を運びます
座標数値が比較的新しい現場では、筆界点の検索という手間が少し省けるかもしれませんが、やることはあまり変わりません

「この前、立会したところやがもうよかろうが」
「はぁ、まあ以前に立ち会われた場所で同じところに標識を打ちますもんで、よろしいでしょうか」
「ご苦労なことやのう、ご苦労さん」

こうなったら一応筆界を確認したという事になると思うんですが
どんなもんでしょうか
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