気まぐれ野帳(下関市在住おやじ土地家屋調査士の業務日誌)

山口県下関市在住のオヤジです。何気なく目にした測量の現場や日常の風景なんかの写真を気ままに綴っています。

平面直角座標系の話し 2

2011年10月14日 | 現場写真
『そんなことは、言われんでも知ってるわい!』と
土地家屋調査士さん測量士さん関係各位に
お叱りを受けそうですが、

オヤジの失敗談を一つ

旧測地系で作成された地籍調査のデータを
世界測地系に座標変換するのに
国土地理院が作成した
『tky2jd』という便利なツールがある訳ですが、

この前、変換座標に何か違和感が、、
旧測地系から世界測地系に変換すると
大体400メートル位移動するはずなんですが、
グーグルマップに描画させるソフトで描かせると
何かずれてる、、??

色々チェックしてたら、どうもパラメーターファイルを
平面直角座標系がⅢ系であるところを
この間、門司区で使ったままのⅡ系のまま
座標変換していた。みたいです、、
何かよく分からんけど、、危ないところだった。

下関市長府松小田中町にて
隣接の世界測地系の測量図と整合性がとれて
一息のオヤジであった。
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平面直角座標系の話し 1

2011年10月14日 | 下関の風景
公共測量で測量を実施し
公共座標で測量図を作成する場合
今の不動産登記の取扱では平面直角座標系の番号を
記載することになっています。
下関市の場合は、平面直角座標系の番号がⅢで
Ⅲ系と呼んでいますが、
原点は何処にあるかとテキストを眺めると、、

これが何と、
島根県の隠岐の島の西側で日本海上です。
原点設置は出来そうもありません。

今朝方、雨が降ってましたが
基準点を少しだけ測りこみました。

下関市長府松小田中町にて
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