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organic journal

生活が楽しくなるきもちのいい " organic life " を楽しもう *

IKEAのニューメニューでランチはかなり満足

2009-07-24 | 食べ物のこと
"IKEA"ってけっこう好きなのです。
大物のお買い物がなくても時々覗くのです。
レストランが好きでゆっくりブランチに出かけることも。
メニューにはベジタリアン対応があり
さすがスウェーデンと思ったり。
リンゴンベリ-添えのミートボールやサーモン、
ロースとビーフは定番中の定番で、しかもリーズナブル。
先日は「ベジカツレツ&トマトソース」という
新メニューがあり、さっそくオーダーしてみた。
渡されてビックリ! すごいボリューム!!
きのこ入りトマトソースの上にそこそこ大きめの四角い
べジカツが3枚も乗っかり、ポテト、ナス、パプリカのソテーと
ボイルドブロッコリーが色とりどりに盛り付けられていた。
サーモンのようなお肉のような、大豆たんぱくを
加工したのだろう、このカツレツ。
ボリュームもたっぷりで、かなりいける。
これで¥695はウレシー、ヘルシーだ。
いつもあるとは限らないメニューのようだが
またいただきたい、定番にしてほしいメニューだ。
ところで、2000年の調べで、世界中でベジタリアンの1番多い国は
イギリスの9%。IKEAのスウェーデンはというと6%らしい。
ちなみにアメリカは2.5%で、ゆるいベジタリアンも入れると
日本は9.2%とか。
そもそもベジタリアンといっても人によりいろいろでビーガンから
お魚を食べる人や乳製品を食べるというベジタリアンもいたりで
なかなか区別するにも難しいようだ。
それにしても上手に作っていたあのベジカツレツ。
パンに挟んでピクニックにも最適。
近いうちに冷凍食品として売り出されることに期待することにしようっと。





”でんすけすいか”とすいかの想い出

2009-07-17 | 食べ物のこと
親が、特に母親が嫌いな食べものは買ってもらえなかったり
食卓に上がる機会が少なかったりという話をよく聞く。
私の父も母もなぜかすいかを食べない人たちなのだが
幸いなことにすいかを買ってくれて夏は毎日のようによく食べたものだ。
昔はカットしたすいかなんて売っていなくて
丸ごと1個買うのが常で、白とピンクのナイロンのひもで作った
簡単なネットに入れてもらい、重い、重いと言いながら
その後に待っているうれしいことを思いながら持ち帰っていた
懐かしい想い出がある。
丸ごと1個は冷蔵庫に入らないので、お風呂場に持って行き
洗面器か桶に入れて、蛇口から水を流しながら冷やしていた。
少しくらいぬるくてもいいから、早く食べようと
いつもねだっていたのを覚えている。
学校の遠足か何かの時には川で冷やした。
すいかが流れないように安全な場所に置くことが基本で
私はすいか番ではなかったが、気になって時々見に行っていたものだ。
ビックリするほど冷えるのが早かったような気がする。
ジンギスカンの後にみんなで頬ばるすいかはたまらなくおいしいものだった。
でも、遠足かキャンプに誰がすいかを持ってきたのだろう。
先生が持ってきてくれたのだろうか。それとも生徒の親が
差し入れに運んでくれたのだろうか・・・。
海水浴では、ビーチでするすいか割りは付きものだった。
白い砂を払いながら食べるすいかもまたサイコウで
種は口からプッと上手に遠くに飛ばすのを競ったものだ。
すいかにまつわる楽しかった夏の想い出は思い出すといろいろある。
当時はなかった「でんすけすいか」。
それもそのはず。
北海道の当麻町という所で、昭和59年から栽培がはじめられている。
日本産の縞皮すいかとヨーロッパ原産の黒皮すいかを交配、改良した
すいかで、成長につれて皮がどんどん黒くなっていき
食べごろの頃にはよく見ないと縞がわからないくらいになる。
甘くてシャリシャリ感がよく、暑い夏にはたまらない。
送られてくる際の箱のデザインもなかなかで蓋式の四角い箱に
まん丸の黒いすいかはかなりのインパクトがある。
栽培は、肥料は有機、また糖度を高くするために
1株に2玉しか収穫しないなど、そんなこだわりがこのすいかを
ブランド品にしているということだろう。
最近の野菜はどんなにフレッシュだとしても、あの土臭いくらいの
野菜にはなかなか出会えず、野菜本来の甘さもなかったりで
もう昔食べていたような野菜はなくなってしまったのだろうと
思っていたのだが、この「でんすけすいか」で懐かしいあの頃と
あの頃のすいかを想い出すことができた。
どうもごちそうさまでした。




パンのはなし

2009-06-25 | 食べ物のこと
パン屋が大の人気だ。
パン屋さんが増えているし、高価なパンが
ネットショップで予約するのがたいへんとか何とか。
日本人っていつからこんなにパン好きになったのだろう。
いくら「ごはん人」でもパンは食べないという人もいないだろう。
種類も価格もいろいろで、あれとアレとコレなんて
ちょっと買うと千円札じゃ足りないこともまま。
どんなパン屋然としたパン屋さんとして開店しても
時間が経つにつれ調理パン、菓子パン、おやつパンが
チラチラ増え、そのうちそれらが主流になってしまう。
結局その方が売れるし売り易いということだろう。
浦安にもお店の中でちゃんと焼いていたり
スーパーマーケットの中のコーナーでも作っていたり
お店の裏に工場を持っていたりと、パン屋がビックリするほど多い。
ところが、ところがである。
ふつうのパン、たとえばフランスパンやバタール、
パリジャンなどのシンプルなパンが無い。
いや、あるにはあるのだが、味も生地もまるで違う。
ゆえに食感も香りも違う。
つまりは思っているパンと姿、形はよく似ていても
似て非なるものなわけで、ただのそっくりさんだ。
食べてみてガッカリ・・・ショック・・・
価格は同じでもこんなに違うものなのか
これらをフランスパンだと思って食べていると彼らが
ホンモノを食べた時にはニセモノになってしまうのだろうか。
そうして大人になっていくのだろうか。
なんだか怖いことで、パンに限らずそんなことが身の回りには
いろいろとあるのだろうな、とゾッとする。
パンマニアでもパン通でもないのだが、悲しくなるパンには
あまり出会いたくないものだ。

パン作りには足を踏み入れていないためパンの写真もなく・・・
キッシュで失礼*






かりんとう、流行っている!?

2009-06-22 | 食べ物のこと
どうやら巷では「かりんとう」が流行っているのだそうだ。
テレビかなにかの影響なのか、はたまた口コミで
並んでいるお店に並びたいという人たちがいるためか・・・
なんだかスゴイのだそうだ。
東京駅地下のグランスタにあるかりんとう専門店、
「日本橋錦豊琳」は平日でも買い求める人たちで並ぶそうだ。
いつからできたお店なのか知らないが
よくあるかりんとうとは違って、味の種類がおもしろいからなのだろう。
「きんぴらごぼう」「ねぎみそ」七味唐辛子」「黒こしょう」などで
「むらさきいも」はほんのり甘くておいしかったが、その直後に
ねぎみそを食べるとこれまたいい感じで、味比べがおもしろい。
笹塚にある「升本屋」は酒屋さんなのに酒のつまみにかりんとう、と
おすすめ提案しているからと酒好きの友人が買ってきた。
やはり「しょうが」「黒ごま」「きびさとう」と変わり種。
この「塩みつかりんとう」というのは沖縄の「シーサーミネラル21塩」
という自慢の塩を使って作っているらしく
三代目の社長さんはなかなか勉強家らしく熱心な方のようだ。
渋谷の宮益坂にある私の好きな小さな本屋さん「cook coop」でも売っている。
私は湯島の「花月」の朱色の缶に入った、
あのぼってりしたつややかなかりんとうや
浅草の「小桜」の細めで軽い感じの包装紙も洒落てるシンプルなものが好きだが
たまにはおもしろい味のかりんとうもいいかな、と
このところ3時のおやつには頂き物のかりんとうの味比べにいそがしい。




調子っぱずれ

2009-06-15 | 食べ物のこと
お料理は継続して作っていないと
調子が狂ってしまうことがある。(と思っている。)
そんなことを言い訳にしているわけではないのだが
最近つくづく思うことだ。
今も昔も私の場合は、適当な部分が多いのだが
その適当な適量が大きく違ってしまうのだ。
よってルックスは想像通りでも、お味がかけ離れたものになる。
毎日作っていたところで、体調によって塩加減に差が生じる。
また、からだの調子だけではなく心も元気じゃないと
おいしいものにはならない。
それに怒っていたり、イライラしていてもだめ。
たとえどんなものでもお料理を作るという行為には
作り手のエネルギーや元気な気がないと
おいしいものにはならないということだ。
調子っぱずれが続くと挽回しようとするが
空回りで余計にいけない。
このブレブレ状態をもうお終いにして早いとこ
いい状態を整えなくては、夏の暑さを乗り越えられなくなる。
整えよう*




日本橋のハヤシライスと五反田のハヤシライス

2009-05-26 | 食べ物のこと
先日、数年ぶりに旦那さまと「日本橋のハヤシライス」をいただいた。
家で言う日本橋のハヤシライスとは本屋さんの丸善の中にあるお店の
ハヤシライスのことだ。
今のビルに立て替える前、そのお店は屋上にあり
プレハブのような小屋だったのだが
今はきれいになった3階にゆったりとしたスペースで
見違えるようなカフェになっている。
ハヤシライスといっても「早矢仕ライス」と書く。
明治に商社を経営していた丸善の創業者である
「早矢仕有的」という人が、家にあるあり合わせの材料を
ごった煮にし、ごはんを添えて友人に振る舞っているうちに
「早矢仕ライス」となりレストランのメニューになったそうだ。
屋上の小さなゴルフの打ちっぱなしができるようになっていた場所の
横にあつた頃とはまるで違い、ごはんが型に入っていて
グリンピースがなくなってしまっていた。
それでも真っくろ色した早矢仕ライスには違いなかったが
こざっぱりときれいになったお店でいただいたお味も
やはりさっぱりと変わったように思えてしまったのは
環境の違いのせいだろうか。
おなじハヤシライスでも対照的に五反田の「グリル エフ」。
このお店もかなりレトロな老舗の洋食レストランだ。
洋食屋さんらしくデミグラスソースのボリュームのハヤシライスだ。
みんな食べているが、これがメニューにないということは
後からわかったことだった。
こちらは煮込むというよりも炒めて和えるというもので
タマネギなんかは生のような時もあるがこれがまた病みつきになる。
古くて小さいお店だが真っ白のテーブルクロスや
椅子のカバーが気持ちよく、手入れが行き届いている。
時々だけいただく「ハヤシライス」だが
この2店はこれからもずっと、無くならないでもらいたいお店だ。
老舗ってやっぱりいいものだ。
来週あたり、五反田に用事でもつくってみようかな。





きょうのごはん

2009-05-08 | 食べ物のこと
いつものごはんにお野菜のトッピング。
と、これは愛犬のごはんで、最初は彼のごはんの支度だ。
この日は好物のブロッコリーと人参をちょっと蒸してレタスもトッピング。
さて、人間は何を食べようか、と作っているうちに
彼のごはんと同じような材料でおんなじようなサラダになってしまって
なぁんだ、はじめからいっぺんにつくっておけばよかったのに
と段取りの悪さを反省しながら
あまりにルックスが似ているのでおかしくなってしまった。






浦安のあさりでリッチなボンゴレ・ビアンコ

2009-04-13 | 食べ物のこと
あさりと言えば中国産を国産表示したり
北朝鮮のものを中国産と偽って輸出したりと
いろいろと手の込んだ偽装事件が相次いでいた。
食品における産地偽装ロンダリングはあたりまえのように
悲しいかな今もこれからも行われていくのだろう。
それはともかく、浦安の親戚があさりの仕事をしているため
とびっきり活きのいい、ほんものの、
東京のスーパーなんかで売っているような
ミミッちいサイズではなく、大きくって見栄えのいい
あさり然とした、おまけに砂抜きまでしているあさりをいただいた。
急遽、夕食のメニューはパプリカ、エリンギ、ナスの温サラダと
ボンゴレ・ビアンコに変更。
お腹が空いていたので、だんなさまとキッチンで共同作業となる。
パプリカの皮を剥くのがチョッとめんどうだったけれど
その方がおいしいのでチャッチャッと。
彼は彼流のニンニクのみじん切りに余念がない。
浦安は漁で栄えていた全盛期には300人くらいの
あさり漁師がいたのだそうだ。
この間写真でみたけれど、あさりの剥き実は漁師の奥さんや
家族がズラズラッーと並んで、脇に置いた山のように獲れたあさりを
1つ1つ手作業で剥いていたのだからすごいもんだ。
東京湾は今は工場や家庭の排水により汚染されていて
獲れる量が減っていると聞く。
最近はきれいになったとは言え、加工業に繋がるほどではないそうで
当然、漁師も少ない。
あさりのしぐれ煮屋さん、あさりラーメン、郷土料理のあさりめしなど
浦安ならではのあさりを使ったものもいろいろあるようだ。
そんなわけで上品なレストランとは違った山盛りあさりの
ボンゴレ・ビアンコのパスタをいただけた。
素材がいいとアレコレなんにもいらなくて
シンプルがいちばん!とあらためて思うのだった。
いい素材の味を引きたてられたら、それにまさるものはないだろう。
料理ってはかりおさめること、物事をうまく処理することなわけで
本来、料理ってそういうことなのだろう。





一元屋さんのきんつば

2009-04-04 | 食べ物のこと
小さい頃から祖父、父の影響なのか甘いものが大好きだ。
だんなさまになった人までお酒はいらなくて
甘いものには目がない人だったので
とりあえず、ホッとしたものだった。
カステラ、豆大福、最中、串団子、どらやき、きんつば
と、だいたいが和菓子になる。
きんつばはもうかれこれ20年以上、麹町の「一元屋」の
きんつばしか買ったことがないのだが
はじめはお友だちにいただいたのがきっかけだ。
それまで食べていたきんつばとはぜんぜん違ったもので
これ、きんつば?と衝撃的だったことを今でも覚えている。
それ以来、家ではきんつばといったら一元屋となっている。
まず4cm角くらいのきんつばが白い二重のうす紙に一個ずつ包まれ
格調高い感じでなかなかよい。
真ん中の絵もいいし、プリントの色もブロンズみたいな色で渋い。
でも甘さは甘くないくらいに控えめで物足りないくらいだ。
むしろはじめは塩味を感じるのが先だろう。
大納言の大きい粒粒がちょうど良い加減に詰まっていて
まわりを覆っている薄皮はかなり薄くて上品だ。
お砂糖は氷砂糖を使っているようで、他には寒天と小麦粉とお塩だけ。
この味がいつしか忘れられない私のきんつばになっている。
以前は包んである紙の真ん中に龍のような絵が描かれていたのだが
久しぶりに買った今日のは何だかよくわからなく
ともかく別の絵になっていた。
どうしてだろうと気になってしかたがない。
前の方がよかったのに・・・などと思いながら
やっぱりきんつばはこのお味、1個147円でこのおいしさ、
「いただきます」をきちんと言いたくなる。
おいしいっとまたも感激しながらさっさと1人でいただいてしまった。
デパートなどでも買うことができるので、見かけたら一度是非お試しあれ。




人気のミニブロッコリー

2009-02-09 | 食べ物のこと
自給自足でお野菜を作っているお友だちが
朝採れたてのブロッコリーとミニブロッコリーを持って来てくださった。
彼女の作る農薬を使わないお野菜は以前にもいただいたことがあり格別なのだが
朝採れたてはやはりおいしさが増すようだ。
今回は最近人気だというミニブロッコリーをたくさんいただいた。
ブロッコリーは種類が増えていて、つぼみの塊の花らいの部分が紫色だったり
スプラウトや茎の長いスティックブロッコリーなどもある。
それにこのミニブロッコリー。
5~10cmちょっとの長さで葉っぱもしっかり付いている。
花らいの部分だけでなく茎や葉にも栄養があるので
まるごと全部でいただきやすい大きさだ。
スープやシチュー、カレーに炒め物にいろいろサラダ、天ぷら、
ポタージュやマフィンになどなど何にでも使い易い。
ビタミンが豊富でカロチンやカルシウムも多いようで
最近ではがん予防にも効果があるとか。
茹でていただく時はあまり茹で過ぎずに歯ごたえがあるくらい
硬めに茹でたほうがおいしくいただけること間違いなしなのだが
時々うっかりし、いちばんおいしい硬さより少し茹で過ぎてしまうことがあり
そんな時は、かなりガッカリしてしまう。
風邪の予防にもなるそうだ。
今度はどんなレシピで楽しもうかな・・・。





home party

2009-02-02 | 食べ物のこと
お友だちの家でhome partyがあった。
少し早めに行ってお手伝いをすることになっていて
本日のメインはタイカレーだと言うので
作るのもいただくのも楽しみに出かけて行った。
はじめからジャスミンの香りがついた高級タイ米をお鍋で炊く。
なかなか上手に炊けた。
その後サイドのサラダをいろいろ、と
最後にメインのえび入りレッドカレーにとりかかる。
友人がタイ人のお友だちがいて、彼女から直伝で
市販のタイカレーのルーを使って、さらにおいしく作る
つくり方を教わり、グリーンカレーに凝っていた時期もあるが
やはり刺激が強すぎたり、ルーそのものを使うことに
抵抗が出てきてからは、自宅で作ることも少なくなっていたし
タイレストランに行くこともほとんどなくなっていた。
ところが、昨日のお友だちの家で作ったレッドカレーは
”豆板醤”を使い、いわゆるルーは使わないレシピだった。
そのかわり、しょうがやタマネギ、ニンジンの摺りおろしを
たんまりと入れるため、辛さと野菜の甘みが煮込むうちに
イイ感じのハーモニーになってくる。
ジャスミンタイ米とあわせて、仲間たちに好評だったが
出来上がりをいただくだけではわからない
ひと手間かけたていねいさが、裏方をしていたおかげで
わかったため、カンゲキひとしおだった。
友人からレシピをもらうことにしているので
またあのやさしい味に再会できるのが楽しみだ。




こんなごはんが好き

2008-12-22 | 食べ物のこと
なんでもない日のなんでもない、ふだんの普通の
ありあわせの夕食なのですが
いつからか、こんなごはんが好きになっていた。
雑穀とさつまいものごはんにちょこっと煮ものと青もの。
それに味噌スープがあれば文句なし。
こんな質素とも言える贅沢ごはんが
気持ちにもからだにもいいなんて思っても見なかった数年前。
人はこころもからだも変わるものなのです。




切り干し大根とひじきのサラダ

2008-12-09 | 食べ物のこと
ものすごく急いでいて、あと一品の時に
切り干し大根とひじきのサラダ。
実は以前お料理の本で見たことがあったもので
ちょっと癖になるサラダだ。
タイ料理によくあるメニューで「青パパイヤのサラダ」があるが
パパイヤが手に入らない時には切り干し大根を使うと
食感が似ていて代用できる、と
タイにお友だちもいて、しょっちゅうタイに行っていた友人が教えてくれた。
いろんな野菜と切り干し大根とコリアンダーにナンプラー、
トッピングに欠かせない砕いたピーナッツ。
家ではこの切り干し大根のタイ風サラダが一時よく食卓に登場していたものだ。
今日のは和風バージョンで何を加えてもいいのだが、とてもシンプルに
三つ葉が無かったのでセリを入れてみた。
ドレッシングはごま油にお酢におしょう油、塩のみ。練り梅も入っている。
意外な組み合わせだがこれがなかなかいい感じ。





”全粒粉のパスタサラダ” にしてみたが

2008-11-25 | 食べ物のこと
ブランチは全粒粉のパスタが残っていたのを思い出し
冷蔵庫には根菜があったし、パンもあるのでサラダにすることにした。
”アルチェネロ" の全粒粉スペルト小麦スパゲッティで
全粒粉パスタではお馴染みだが、黄色いラインのじゃなくって赤い袋の方だ。
やはりモチッとしてコシのある全粒紛らしいパスタだ。
それにしても、パスタで全粒粉っていつも苦戦する。
いろいろな具材と一緒に絡めるのだが、全粒紛の良さを活かしきれず
どうもうまくいかないのだ。
コシもあるので絡めるよりもスープパスタや
トマトソースと煮込んだりした方がいいのかもしれない。
でもこの日はサラダにしてしまった。
自分で作って自分がいただくのだから仕方がないのだが
あまり褒められたもんじゃなかった。
マズくはない。が何だかなぁ・・・
カボチャやサツマイモ、ゴボウなどに助けられ
お腹もすいていたので完食はしたが、何だかなぁ・・・。
よほど冷やしたぬきにした方が良かったかもだ。
全粒紛パスタはムズカシイよ~。




いつもと違う葛を買ってみた

2008-11-17 | 食べ物のこと
お料理でトロ味をつけるために一般的には
片栗粉を使うが、マクロビオティックでは葛を使う。
和菓子や葛きりは知っていても、葛なんて買うこともなかったし
知識もなかった。
片栗粉の大半はじゃがいもからとったデンプンで
カタクリからとった本来の片栗粉は生産量が少ないそうだ。
そして葛はマメ科で根からとれるデンプンを精製して作られ
生産量は少なく高価なものだ。
根を細かい繊維に砕き、繊維に含まれるデンプン質を溶かし
その液体をふるい水に溶かして沈殿させる作業を
何回も何回も繰り返し、水もいいものでなくてはならないし
手も凍るように冷たく、そして固まった葛を
今度は小さく割って、何十日か自然乾燥させる。
そしてようやく出来上がる、という工程を
以前テレビで見た記憶があるが地味で根気の入る
たいへんな作業だった。
奈良の吉野葛が有名で私はいつもパウダー状の吉野葛を使うが
鹿児島や福岡産も多いようだ。
栽培しても良質なものはできないので中国製のものや
根を輸入して国内で製造して国内産としたり
中国と日本の葛をミックスしたり、さらに
ジャガイモやサツマイモなどのデンプンを混ぜ合わせたりと
食品の裏側の事情がいろいろとあるようだ。
お料理やお菓子で使うならまだしも、体質改善や健康のことを
考えて葛をいただく方は混ぜ物がないものを使われたほうがいいだろう。
普通の生活をしながら葛をいただくことで、からだの不要物質を
安全にからだの外に排除し体内クリーニングができて体質改善ができ
しかも、食べ方や食べる回数にも制限がないなんて葛の力はすごい。
血行を促進し血液を浄化するからからだを温め
自律神経を安定させ、老化防止にも。
内分泌機能を高めたり、血糖を安定させたり、肝臓の機能を高めるなどなど
葛の効用は広範囲にわたるようで、漢方には欠かせないものでもある。
写真は福岡の130年の歴史のある廣八堂というところのものだ。
からだが温まる葛はこれからの季節には最高だ。
揚げ物の衣としてやとろ味付けだけでなく、たまには
あったかスイーツでも考えてみようかな。