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organic journal

生活が楽しくなるきもちのいい " organic life " を楽しもう *

ないないづくしで夜中のマフィン

2013-03-23 | 食べ物のこと

新宿伊勢丹の改装がようやく終わり、華々しくオープンをした。
以前地下食料品フロアが改装したときには、お店の名まえのサインが
統一されたので、まるで個性がなくて、前の方がわかりやすくて
よかったのに~と思ったけれど、だんだん慣れてしまうと
今では何も感じなくなっている。
そして今回、世界のファッションミュージアムを目指していると
いうだけのことはあって力が入った、百貨店としては大胆な改装に
なったように思う。
またもお気に入りのショップ探し等々にしばらく時間がかかりそうな他
勝手に思うことはあるにしても、トライしたこの百貨店をファンとして
通い続けてみていこうと思う。
そしてローズ・ベーカリーが入っている。きっとどうしても何としても
作りたかったのかなぁと思われるカフェ。
お買いものついでにちょこっと休憩的なことだろうから、大きなスペースも
くつろげる空間もなくてよいのです、とハッキリしている感が伝わってくる。
そしてもちろんだがテイクアウトができる。
そう、洋服のお買いものをしてまた地下まで降りて、このお菓子を買うために
並ぶのはシンドイのです。ですから、このフロアにあると、とても助かるのです。
と言っている人の声が聞こえてきそうだ。
エスカレーターに平行してあるスペース。ずいぶん人の多いところだが
どさくさに紛れたごちゃごちゃ感は近頃のミュージアムにも
相通じるとも言えるのかも。
ともかく、とても助かる人の1人としてスコーンやマフィンを買ってしまった。
タイミングが悪くて銀座本店にはいつも入れずじまいだったし、カフェで
いただくことに意味があると思っていたので、テイクアウトはちょっとなぁと
ずっと思っていたけれど、ごちゃごちゃの中にいると、そんなことはどうでも
よいか~、それに今日はだれも並んでいないじゃないの、この間のヒドい列を
覚えているでしょ、と声が聞こえたようだった。ウィナー伊勢丹だ。
そんなわけで持ち帰ってしまったのだけれど、家にはクロテッドクリームは
もちろん、あいにくストロベリーのジャムもなかったので、
生クリームをホイップして添えた。
素朴なお味はおいしくいただいたが、次回はやっぱりお店で
いただくことにしよう。





Dandanのパスタ

2013-01-29 | 食べ物のこと

ホタテ好きとしては、フレッシュで美味しそうなホタテを見ると
ついつい買ってしまうのである。
子どもの頃にはよくバターでソテーしてもらって、シンプルに
食べるのが一番好きだった。
時にはヒモもついたままのこともあったが、この食感も嫌じゃなかった。
お寿司屋さんでホタテをいただくこともある。
ともかく煮ても焼いても生でも好きなものということになる。
そこでホタテのパスタを作ってくれるというdandan。
マッシュルームとホタテのガーリック味にルッコラでも添えてある
白とグリーンのパスタなのかなぁなんて勝手に想像していた。
しかしまるで違っていた。赤色のトマトソース味だったのである。
寒い日には煮込み風の方があったかくていいかも、なんて
思いながらいただく。あいかわらず時間をかけて煮込んだ
トマトソースは彼の定番で美味しい。
ひもは小さくカットしトマトといっしょに煮込んであった。
思っていたものとは違っていたし、スゴイごちそうではないけれど
あたたかくあたたまるホタテのパスタだった。
写真のホタテは埋もれていてホタテ感が伝わらず失敗であったのだが
dandan 今日もごちそうさま。




アキ子さんのちかのマリネ

2013-01-08 | 食べ物のこと

昨年の暮れにいつものアキ子さんの自家製マリネが届いた。
我が家ではこれがないと暮れとお正月が迎えられないくらいに
恒例のお楽しみマリネになっている。
いただく方は呑気に簡単なことを言っていられるが
作る方としたらそれはたいへんなわけで
昨年はシーズンになるとあるはずのお魚、ちかが
大寒波の異常気象で海が大しけだったとかなんとかで
何処に行っても無かったそうだ。
スーパーマーケット、デパ地下をあちこち駆け回り
ついには北の方の市場にまで足を運びようやく見つけて
予約をし、翌日引き取りに行ったのだそうだ。
本来はあまり大きめじゃない方がいいのだけれど
例年に比べて大きいお魚なので丸ごとではなく
頭をカットして作ったという。
マリネを作ること以前に、たいへんな時間と労力がかかった
アキ子さんのちかのマリネ。
ボリュームがあるのでナイフ&フォークでいただけて
これもいいじゃないと、おいしく楽しんでいただき
我が家は無事、2013を迎えられた。
そうそう、大きいのも写真に撮っておこうと
最後の最後になったマリネに別れを告げて、パチッ!





美味しく懐かしい祭りずし弁当

2012-12-03 | 食べ物のこと

お弁当を買ったからランチは待っていてとメールがきた。
岡山名物 桃太郎の祭りずし弁当だ。
JR岡山駅構内と新幹線の新大阪、博多間でも販売しているようだ。
ままかり酢漬にさわら酢漬、しゃこ酢漬につなし酢漬、
たこのスライス酢漬に焼き穴子、さらにきざみ穴子煮、海老煮、も貝煮、
竹の子に椎茸、おいしい錦糸玉子、味のよい菜の花醤油漬、酢れんこん、
紅生姜とこんなにたくさん入っているばらずし。
久しぶりにいただいて美味しくて懐かしい。
はじめてこのお弁当に出会ったのはかれこれ20年以上も前のこと。
今と同じにピンクの桃にかたどったプラスチック容器に入っていた。
新幹線に乗る寸前に買うこの祭りずし弁当は、仕事が終わって
ホッと安心したこともあってか、ものすごく美味しかった。
今は亡きシューズデザイナーの高田喜佐さんと、年に数回
岡山の出張があり、帰り際に焦って買うことが楽しみになっていた。
このお弁当を食べてから、新幹線車内で仕事抜きの
今で言う2人だけの女子会になることが多かった。
ばらずしの具と同様に、たくさんのいろんな話ができたなぁと懐かしくなった。

          





紫芋のモンブラン アイスクリーム添え

2012-11-17 | 食べ物のこと

このスイーツの正式な名まえは
「千歳の梅村さんがつくった紫芋のモンブラン
増毛・特別純米酒"國稀"のアイスクリーム添え」ということで
フレンチレストランのミクニ サッポロでいただいてきた。
なんとも美しくほっこりとした甘さのスイーツであった。
がしかし、ここでいちばん美味しくいただいたものは
他の何よりも、この「剣淵町の柳澤さんが作った有機人参のムースリーヌと
ピューレ 帆立貝、甘海老、つぶ貝のぺルノー風味ジュレ和え」という
相変わらずの長ったらしい名まえのムース風なスープだ。
大きなグラスの中に3段に重ねられ、人参の色のきれいで美味しいこと、
つぶ貝、帆立貝の甘いこと、見た目もお味にも
そして食器たちにも"フレンチ"さがいっぱいの1品であった。
が何といってもお食事は、美味しさだけではない
プラスの部分が食事を楽しく豊かにしてくれるというもの。
先日は友人が行ったことがあるという日暮里のフレンチでランチをした。
出かけた先でナリユキだったのだが、実をいうと気が進まなかった。
頼んだメニューはお魚だったのだが、出てきた料理はホタテガイ。
しかも等間隔にきれいに並べるしかないくらいのあまりの小ささにビックリ。
帆立貝ならば、さんざん美味しいフレッシュな帆立を札幌で
いただいていたので、しばらくは帆立貝をいただくことを
封印しておきたかったというのに、などと思いながらも
急いでいたのでそのままいただくことにした。
最後になって聞いてみると、メニューに書いてあったお魚はないので
ホタテですよ!と。
さらに「言ってませんでした?」ときた。ちょっと怖かった。
いただいてから聞いてよかった。
最初にこれを言われたんじゃぁ、食べる気もなくなるというもの。
マナーのよいきちんとしたレストランのお店の方のお愛想笑顔も
見ていてツラいものがあるが、手書きのランチメニューをわざわざ
作っているくらいのレストランでの接客マナーのザンネンさも
これまたココロがガッカリするのであった。


          






我が家のハロウィン、かぼちゃの日

2012-10-29 | 食べ物のこと

札幌から北海道の元気な野菜たちが送られてきた。
男爵、メークイン、玉ねぎ、かぼちゃの秋のセットだ。
イノイチバンに男爵の粉ふきいもをおいしくいただいた後
珍しくかぼちゃのグラタンを作ることにした。
普段グラタンはあまりいただかないが、寒い日にはほっくりかぼちゃの
グラタンがいいかもと、玉ねぎをスライスし始める。
愛犬は何を作っているのか興味があり、さらに自分用には何をもらえるのか
出来上がる前にちょっと味見にありつけるかもしれないと
さっきからずっとイイコのポーズで待機している。
ただ茹でただけのかぼちゃがとても甘くて美味しい。
J.Tとつまみ食いをしながら、かぼちゃのグラタンとあいまに
赤かぶと柿のサラダ、かぼちゃ入りスポンジケーキをデザート用に作る。
寒い日のキッチンは暖かくなり、美味しいあったかご馳走に
ココロもほっこりあたたまる、ちょっぴり早い我が家のハロウィン。
ご馳走さまでした。


       





紫キャベツのマリネ

2012-10-19 | 食べ物のこと

寒くなってくるとダンゼン煮込み料理が作りたくなる。
休みの日にはキッチンにいる時間も長くなるというもの。
根菜野菜が中心のベジタブルラタトゥイユを作り
紫キャベツのマリネなんかも付け合わせにイイかもと
セロリと一緒に、アボカドビネガーとオイルとハーブ、
唐辛子一本を入れて漬けてみる。
そうだ、バナナ2本があるので、バナナケーキをデザートに作ろう。
この間のマフィンは甘くないと言われ、評価が低かったので
今回はこれでどうだ!と言わんばかりに甜菜糖をたくさん入れることにする。
こんな風に寒くなるとキッチンにいる時間が長くなる。
ホッとな時間はたのしい時間。





「東京ごはん映画祭」ってなんだ!?

2012-10-13 | 食べ物のこと

「ペンギン夫婦の作りかた」なんて何のことやら、映画のタイトルも
いろいろ考えるものだ~と思っていたら、実話に基づいた映画のようで
しかも「ペンギン」ってのは「辺銀」で人の名まえなのだった。
一世を風靡した?あの食べるラー油の原点の”石垣島ラー油”を生み出した
ご夫婦を取り巻くちょっぴりカラクて、心を満腹にしてくれるお話なのだそう。
食べるラー油を今までに1度しか食べたことがないうえ
辺銀さんのこと、ペンギン食堂のこと、著書のこと、まるで何も知らなかった。
帰化したことで名まえを世界に1つの辺銀に決めたのだそうで
国際結婚のこと、仕事のこと、石垣島での生活や食べもののことなど興味深い。
そんな映画が上映中なのだが、映画と食を味わう「東京ごはん映画祭」
今年で3回目が開催されているそうだ。
ペンギン夫婦の作りかたもこの映画祭の中の1つで、イベントもあるそう。
ちっとも知らなかったが、”人と食の繋がりを描いた映画や
作中で料理やお菓子が印象的な映画を上映するほか、食や音楽を楽しむ様々な
関連イベントが開催される”というのがこの映画祭なのだそう。
どんな映画が上映されるのかと調べていると『しあわせのパン』、
『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』、『キツツキと雨』、
『ディナーラッシュ』、『プロヴァンスの贈りもの』、
『エル・ブリの秘密世界一予約のとれないレストラン』や
懐かしい『バグダッド・カフェ』、おしゃれだった『マリー・アントワネット』
など渋谷、青山で上映されるようだ。
ドキュメンタリーで、学校の給食を全て有機食品にする試みをした
フランスの村を追った『未来の食卓』を見落としたのでこれは要マークだ。
それにしても最近はファッション、イベント、食、住宅などなど
いろいろなコラボレーション流行で目立つが、映画と食の複合型イベントとは
これもアレコレ考えたうえでの企画なのだろう。
思いがけないコラボも発見があって、さらに新しいものが生まれる
きっかけにもなり得る。
ともかく東京ごはん映画祭に注目だ。





プリップリのシャインマスカットに夢中!

2012-09-24 | 食べ物のこと

つぶつぶ、つぶつぶ、大きいっ!
マスカットの種類なのだが、アレキサンドリア・オブ・マスカット
よりも、ぜんぜん大きな粒のプリップリのマスカット。
スチューベンとアレキサンドリアのミックスに白南がプラス
されたという新種で、うれしいことに種がない。
おまけに皮ごと食べられる大粒のマスカットだ。
シャインマスカットの晴王という名まえで岡山で作られている。
まだまだ生産量が少ないようだが、それでもここ最近
ようやく地方にも出荷できるくらいになってきているそうだ。
やっぱり岡山産のマスカットの仲間で、ちょっと桃みたいに
くぼみがあるので桃太郎という名まえがついたという
種無しのぶどうも美味しい。
ともかくシツコイようだが、このシャインマスカットは
大粒なのに種がない。
食べやすいうえ、さっぱりとしていて甘い。
つまりは、いくらでも食べられちゃう美味しさということだ。
昔々、スウェーデンの友だちが、ぶどうを種ごとボリボリふつうに
食べているのを見た時には、さすがに驚いたものだが
今では、ぶどうの種類によってはわたしもボリボリ派になっている。
でもやっぱり日本では、種無しのぶどうの方が喜ばれる。
ピオーネ、デラウェア、巨峰に甲斐路、レッドグローブ、
細長い形が特徴のピッテロビアンコにベイジャーガン、
今では控えめに端っこの方に置かれている地味な感じだが
スチューベンとナイアガラはこどもの頃を思い出すので今でも好きだ。
うれしいことに、ぶどうの季節はまだまだ続く。




dandan's green pasta

2012-09-17 | 食べ物のこと

ズッキーニとナスのシンプルパスタにミニリーフがトッピングされた
dandan's green pasta。
盛りつけにもアイデァがあり、グリーンにパープルがアクセントとなった
まるでパンジーの花を思わせるようでキレイだ。
お休みの日にあり合わせの野菜で作ったというわりには
見た目もお味もグーなのだった。
パスタ作りに情熱を持っているお抱えの家シェフがいると
もうすっかりパスタなんか作る出番もなくお任せになっている。
それにしても華やかなおいしいパスタだった。
ごちそうさま。





2つのランチボックス

2012-09-13 | 食べ物のこと

きょうの遅いお昼はランチボックスだった。
お買いものに出かけた際に近くのデパ地下で買ってきた。
この手のボックスタイプは、ちょっとエコロジチックな感じで
気に入っているわりには買ったことがなかったし
鮭とナス入りと書いてあったのでシンプルな簡単ランチが
イチバン!と購入しイソイソと戻る。
因みにといただく前に写真を撮ってみた。
そして蓋を取り、おかずのプレートを持ち上げた瞬間
息が止まりそうになるくらいの衝撃!
白いごはんが遥~か底にヘバリツイている。
なにもビッシリごはんが入っているとは思っていない。
がそれにしても箱の中はほとんどが空洞ということだ。
なるほど、この手のランチボックスはきっとスリムで小食な
OLさん向きのものなのだろう。
たまたまさっき使っていた定規がデスクにあったので
面白がって計ってみた。
11cmのスクエアのトップの口部分から、9cmも下にある遥か底の
9cm四方に、3cmの高さのほんわりうっすらとしたごはん。
上部にベッコにあるおかずをごはんの上にのせてみる。
やや厚みがまして、上から覗く見た目の距離が少し近くなった。
パプリカ、レンコン、サツマイモ、ニンジン、インゲン、海苔に鮭にナス。
あ~らら、驚いたことに売っていた状態よりもぜんぜんきれい。
しかも\630でこんなに具沢山で色もきれいだ。
見た目、ボリューム、値段。
ホントにお弁当はムズカシそうだ。
先日、友人によく食べますよね!と言われたことを思い出す。
彼女の7.8年位前はというと、たまたまお引っ越しの手伝い後に
連れて行ってもらった焼き肉屋さんで、もの凄いイキオイとスピードで
最後まで食べ続けていた肉食の彼女に絶句したことがあったのだが
その彼女も今では相変わらずの食いしん坊ではあるが
並な分量の人になっている。
このお弁当の量くらいが並なのかしら、などと思いながら
お箸の先がようやく届くくらいのボックスの底をつつきながら
ひとりランチタイムだったのだった。

          





ココロ洗われる夏菓子

2012-07-23 | 食べ物のこと

金魚の涼しげな和菓子をいただいた。
真っ赤な羊羹でできた金魚が金魚鉢の中を
涼しげに泳いでいるようなゼリーの夏菓子だ。
洋菓子もいいけれど、こんな季節感のある創作的な和菓子は
日本の情緒が漂っていて、詩的で、日本の誇りと思ってしまう。
和菓子で葛を一人前に使えるようになるには
3年もかかるらしい。
なんの職人さんも修行がたいへんということだ。
小さなお菓子ひとつの中に季節と技術と美味しさの
すべてが凝縮されて芸術品になっている。
ときどき時間があると、和菓子屋さんの
芸術的作品ともいえるお菓子を見るのが好きだ。
鑑賞しているだけで、そのすばらしさにココロが洗われる。
まるでどこかのギャラリーに行っているようで
思わず時間を忘れて見入ってしまう。
ひとつひとつ丁寧に手作りされているのに
和菓子1つの価格として考えると、かなりリーズナブルで
申し訳ないくらいだ。
先日のテレビで、町の小さな和菓子屋さんのご主人が
オリジナルの夏菓子を作るため、葛を使って涼しげな宇宙を
イメージした、夏菓子らしいお菓子を作られていた。
小さなお菓子屋さんの、しかも、もうけっこうなお年のご主人だが
今年のテーマにあった夏菓子を作ろうと
鉛筆片手に創作する準備が楽しそうでもありすばらしいと感じた。
できあがったお菓子もよかったが、ほんとうにお菓子作りが
好きな職人さんなんだなぁと、その心意気が伝わってきた。
このかわいい金魚もよ~く味わっていただこう。





当麻のスイカとケニアのスイカ

2012-07-17 | 食べ物のこと

でんすけスイカが送られてきた。
待ってました!とばかりに馴染みになったスイカが入っている
四角い箱を引き寄せる。
2面には赤いベタに黒い種が描かれ「DENSUKE」と白文字に
印刷されている。再会は1年ぶりだ。
暑いときにスイカはサイコーで、スイカ好きにはたまらない。
何たって死ぬ前に食べたい物は「スイカ」なのだから
本当にスイカが大好きで、夏の食事の1食はスイカだけでもいいくらいだ。
特にでんすけスイカは甘みがあって美味しい。
まったくなぜあんなに黒色をしているのか知らないが
貴重なスイカといえるだろう。
この春行ったケニアでは、マンゴー、パパイヤ、アボカド、
パッションフルーツにパイナップルと、トロピカルフルーツ三昧で
どれもこれも美味しかった。
ナイロビのスーパーマーケットで、まるで思いもしなかった
スイカを見てしまった時には、ちょっと興奮したのだった。
そしてアンボセリ国立公園のセレナ・サファリ・ロッジで
ケニア初のスイカをいただいた。
水分は充分だったのだが甘みがなく、少しくらい甘みがなくても
寛大に許せる大のスイカ好きにも、ちょっと残念だった。
そんなことを思い出しながら、この甘くて美味しいでんすけを
今夜もほお張るのだった。
ケニアにはカンガという布がある。
民族衣装であり、赤ちゃんをおんぶするための布になったり
風呂敷のようにも使えたりなど、いろいろな用途に使える便利な布で
独特なテキスタイルと色が魅力的だ。
オバマ大統領の実父がケニア出身であることから
OBAMAブランドのカンガ布をケニアから帰国の際に
おみやげにいただいた。
ケニアのスイカの思い出にオバマカンガと記念写真を撮ってみた。





Christmas Pudding

2011-12-22 | 食べ物のこと

クリスマスと言えば "クリスマスプディング" という日本人は
そんなに多くはいないのではないかと思う。
でも必ずやちょっとしたどこのお店にもあるということは
需要があるということなのか。
それとも昔とはお味が変わってきているのだろうか。
20年くらい前から数年の間、我が家ではクリスマスの夜には
クリスマスプディングをいただく習慣だった。
イギリスに住んでいただんなさまがこのテのものが好きな人で
ハロッズやどこやらのイギリスの伝統的なクリスマスケーキ、
クリスマスプディングをあたため、それにコニャックをかけ
部屋のライトを消してから、火をつけて、青白く燃える炎を見ているうちに
アルコールが飛んでちょうどよくなる。
これを切り分けてから、アイスクリームといっしょに盛りつけて
いただくことになる。
シナモンやナツメグなどとラム酒の香りがいっぱいの、ミンスミート、
ドライフルーツ、ナッツ類がぎっしり詰まった濃厚なケーキだ。
ちょっと苦手な私にあわせてくれてか、いつからかこのケーキを
いただくこともなくなったなぁ、なんて
クリスマスカードの中央に大きく描かれた、やたらと
美味しそうに見えるクリスマスプディングを見る。