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organic journal

生活が楽しくなるきもちのいい " organic life " を楽しもう *

忘れられない" ショートブレッド "

2008-01-12 | 食べ物のこと
甘党のだんなさまが久しぶりに「DUCHY ORIGINALS」のショートブレッドを買う。
今ではあちこちで買えるようになったのでご存知の方も多いことだろう。
イギリスのチャールズ皇太子が経営する、自分の領地の農場の有機農産物を
使って作る自然食品のブランドだ。
1990年に事業を開始した時には気まぐれだと思われ、しばらくは
利益もあげられなかったようだが、今では売上げを伸ばしているという。
といっても、当然ながら利益の全ては慈善基金に寄付しているそうだ。
ショートブレッドというと、赤のタータンチェック柄のパッケージの
「Walkers」が日本でも最もポピュラーだが「ウェッジウッド」や
「ボーダー」などもある。
チャールズ皇太子の「DACHY ORIGINALS」は人工肥料などを使わずに
無農薬でつくられた原料を使用したリッチな製品といえる。
もっともお砂糖やバターもふんだんに使われているので
正式なマクロビストには不向きだが、私はたまにいただく。
本場イギリスではジャム、ソーセージやベーコン、飲料水、
ヘアー・ボディ製品、衣料品に至るまでかなりの商品構成のようだが
残念ながら日本ではショートブレッドとジャムだけだ。
ところでショートブレッド、言わば「バタービスケット」と言えば
スコットランドの銘菓なわけだが、元々はクリスマスや
お祝いの際につくる特別なものだったのが
1800年代に入り庶民のものになったのだそう。
イギリスにはショートブレッドは数々あれど、その中でも
最もお勧めをイギリスに住むスコットランド人に教えてもらったことがある。
濃いブルー地にスコットランドの国花のアザミのイラストがプリントされた
なかなかいかしたパッケージの「ショートブレッド・ハウス・オブ・
エジンバラ」というメーカーのものだ。
小麦粉、バター、砂糖、塩だけでつくられたハンドメイドの
フィンガー状のプレーン味はシンプルで
他のものとは比べ物にならないくらい素朴だが
しつこくないその味は1度食べたら忘れられないものになる。
シンプルな材料で同んなじようにつくるのに
配合1つで勝負しているなんて凄い。
余計なものが入っていないため、賞味期限が短く輸入が難しいのだろうか。
日本未発売のため手に入らない。
懐かしの忘れられないあの味は、今でも私の記憶通りなのかなぁ。






困ったことにスイーツがな~んにも無い !

2007-12-07 | 食べ物のこと
いつもより早めの夕食が終わり、ハタと気がついた。
困ったことにスイーツがな~んにも無い !
珍しくフルーツも無い !
おせんべいも、昨日まではあった手づくりクッキーも、
ジャンクなお菓子さえも。
家では無いとなったら何も無い。
おなかは満たされているはずなのに
無いとわかった途端に何かが欲しくなる。
買いに出かけるのも億劫だし
ほんじゃぁ~、作るしかないなと
お汁粉にした。
もちろんお餅もないので
白玉で今日はまん丸のおだんごにした。
ちょっとだけ食べれば気が済むわけで
甘さ控えめがお気に召さないらしい だんなさまも
あっという間にペロリだった。
こんなとき思うこと。
私は食欲、特に甘味欲には
やけに従順になる人ということだ。
こんなことに素直すぎてばっかりだと
また週末の波乗りにこたえるだろうなぁ~
と思いながらも・・・
まずまず満足な夜だった。







かりんとうとタヒニクッキー

2007-11-27 | 食べ物のこと

ちょっと小腹が空いたのに家にはリンゴ意外におやつがなかった。
いや、あったにはあったのだがかりんとう好きのだんなさまが
よほど食べたかったのだろう。どこからか買ってきたもの凄く甘い
黒かりんとうしかなかった。
前の晩に2本食べてみたが、甘党の私にも異常なその甘さに毒!?と
思ってしまうほどの強烈さだった。
やはり、かりんとう好きも進みが遅く、いつものようにすぐには
なくならない様子。
かりんとうと言えば湯島の「花月」。
ツヤツヤと光り輝いてきれいな表面で、上品なお味。
筒型の朱色の缶がレトロチックでかわいくって
長い間大切に使っていた。
浅草の「小桜」は細くて小さめで食べやすく
メープルシロップとメープルシュガーを使った「かえで」と
いうものもあり、種類があって楽しいしリーズナブル。
濃いベタの紫色に桜の花びらが散りばめられた千代紙の
包装紙に桃色の紐のラッピングにはいつも唸らせられた。
数年前まではわざわざ、よく買いに出かけたものだった。
「クレヨンハウス」の洗双糖の白かりんとう「かりんとう日本一」や
野菜のかりんとうもたまにはいい。
小さい頃に超甘党の祖父と一緒によく食べた
渦巻き模様のかりんとうも懐かしい。
そんなかりんとうのことを思い出しながら
やはり家にある、そのかりんとうには手を付けずに
ある材料でクッキーをつくることにした。
今日はタヒニ(有機練りごまで乳化剤や安定剤が入っていないもの)を
入れたものにしてみよう。
おからとごま粒が入ったクッキーをつくったことはあるが
タヒニ入りは初めてなので、どんな味になるのか楽しみだった。
家でつくるお菓子は、バターも卵も入らない。
甘さも米飴や甜菜糖、メープルシロップの甘さだけで
強い甘さではないが、この穏やかなやさしい甘さで私には充分だ。
いっそのこと!とたくさんつくった。
ごまは美容にもよく、小じわを防ぎ、美肌、黒髪を保つことができ
老化を防ぐようだ。
それでクレオパトラもごま油とハニーのドリンクを飲んでいたのか。
ホームメイドの少ない材料での簡単なものだが、でき上がったクッキーは
洋風とも和風ともいえないコクのあるおもしろいお味で
例のかりんとう好きにも評判がよかった。
果たして、この缶いっぱいが何日でなくなることやら。






ケーキの端っこ

2007-11-22 | 食べ物のこと

先日、小豆が入っている和風のケーキのトライしていた。
なかなかイメージどうりに作れず、材料を足したり
少なくしたりと微調整しながら、ようやく
まずまずかなぁ~というものができ上がった。
家ではレシピが決まるまで続けて同じものを作るので
その度に味見をさせられたり、毎回のように
食卓に並んだりするので、食べさせられる方もかわいそうにと
思いながら、それでも捨てるわけにもいかず
食べて協力してもらっている。
この間、その小豆のケーキをカットしていると
だんなさまに、端っこを残しておいて、と言われる。
焦げてザラメの付いたカステラの底ならともかく
パンやケーキの端っこには興味のない私だが
ケーキの端っこが好きな人も珍しい、と思いながら
小さい頃ののり巻きの端っこのことを思い出す。
家では私が好きだったせいか、祖母も母も
ちらし寿司やのり巻きをよく作ってくれた。
いよいよでき上がったのり巻きを切る時には
どこで遊んでいてもちゃ~んと側に寄り
端っこを切ったと同時に手を出し、急いで口に入れる。
まだ食べ終わらないうちに、別の端っこに手を出し
こらっ!危ない、と注意されながらも
目は次ののり巻きに集中していたものだった。
はじめのうち、端っこはホントに薄いのだが
そのうち厚めに切ってくれる端っこになるので
ニッコニコだったものだ。
私はスリリングなそののり巻きのゲームが好きだった。
思えば何てことのない日常の中でも、なんでもゲームにして
遊んでいたようにも思う。
カットして残しておいたケーキの端っこには
スリリングさもゲーム性もないというのに
それでも彼は、おいしさが凝縮しているようだとか
何とか言って頬張っていた。
ほんとうかなぁ~。


試行錯誤の試作の時のケーキも端っこがないのです








男の料理

2007-11-14 | 食べ物のこと
近ごろ「男の料理」が目立つ。
男性向けに、料理教室や講座、手始めの入門から
プロ並みの専門的な教室まで、全国各地で人気のようだ。
フォアグラやキャビアをふんだんに使ったり、珍しい高級食材を使う
教室もあるようで、受講料も高級クラスだ。
本屋さんに行っても「男の料理」なる男性をターゲットにした
レシピ本や雑誌など急に多くなった。
家事としてや必要に迫られての料理というより
料理が好きになったり、料理をすることがカッコイイなど
趣味の延長として考え、楽しむ人たちが増えているようで
これは女性にとってもうれしいこと。
料理には取り揃えなければならない調理器具がいろいろとある。
こだわりの包丁や鍋は勿論のこと、パスタ好きにはパスタマシーン、
そば好きはそば打ちキット、燻製を作りたければ薫製機にチップ、
キャンプにはダッチオーブンなどなど
確かにのめり込み、ギアにこだわりたくなる要素もある。
だが、ひと昔前のそんなことよりも、最近は純粋に料理を
楽しむ人たちが増えているようだ。
料理は創造すること。
段取りや手順を考えて、同時進行でいろいろと進めなくてはならない。
最後に出来上がったものをどんな器に盛りつけるかで
またいちだんと、目にもおいしいものになり
最後のあと片付けまで終わってフィニッシュとなる。
上手、下手はともかくとして、お料理って楽しい。
家のだんなさまも「男の料理人」だ。
彼の作った「バナナサンドイッチ」は格別で
いくら同じ材料でおんなじに作っても真似のできない味なのだ。
イギリス時代によく食べていたらしい「シェパーズパイ」の作り方は
彼から教わり、私の大好きなレシピの1つでもある。
彼はふだんはトマトのパスタが得意なのだが
この日は、リクエストに応えてくれて、冷蔵庫のありもので作った
ベジタリアン、マクロビスト対応の「豆乳のスープ」だった。
文句なしにおいしかった。







風邪のひきはじめに蓮根のほっこりスープ

2007-11-12 | 食べ物のこと

以前はあまり積極的には買わなかった蓮根。
お正月のおせち料理、縁起物として欠かせない蓮根。
筑前煮やからし蓮根、はさみ揚げやキンピラなど
特別魅力的には思えないものばかりだった。
そのうち意外や意外、蓮根って使いみちの多い
栄養価の高い根菜だったんだぁ、と見直すことになる。
きっかけは、少し大きめにゴロゴロと切った
野菜がたっぷりのラタトゥイユを作った時だったと思う。
煮込み料理なのに、型崩れもしないうえ
サクサクッとした食感がちゃんと残る。
今まで食べていた蓮根とはまるで別もののように感じ
自然に蓮根を使ったお料理のレパートリーも増えていく。
薄く切っても乱切りでも、すりおろしてお団子にしたり
スープにもいい。
何のことはない。蓮根を敬遠していただけのことだ。
蓮根を食用としているのは、日本や中国などの
少数の国だけのようで、おまけに
泥の沼のような畑で育つ蓮根を取るのって
寒くなりはじめてからのこの季節。
冷えてたいへんな重労働だ。
そんなことを思うと、急に蓮根がイトオシクなる。
効用もいろいろあるが、何といっても
ビタミンCが多く、レモンと同じかそれ以上含んでいるのいうので
風邪の予防には効果的な強い味方だ。
珍しく風邪っぽかったので、蓮根をすりおろし
葛でとろ味をつけたスープにしてみた。
あったかくって、ほっこりしたスープ。
アツアツのうちに感謝、感謝で
蓮根からのエネルギーも一緒にいただく。






おいしい紅茶

2007-11-02 | 食べ物のこと

コーヒーは外で飲むもので、家では緑茶やほうじ茶の他には
もっぱら紅茶を飲む家に育ったせいか、ずっと紅茶党だった。
何といっても紅茶が入った缶の大きさや色、デザインがいろいろあり
目を楽しませてくれる。
同じブランドの紅茶缶がズラっーとカラフルに横一列に並んでいる中から
今日は何にしようかと決めていたものだ。
朝食のミルクティー以外はストレートティーが好きな家だった。
イギリス人のようにアフタヌーンティーを
お菓子と楽しむことはなく、あるといえば
夕食後、スイーツと一緒にゆっくりとストレートティーを
味わうことが多かった。
高校1年の時には、同じクラブの朝子ちゃんのロングヘアーの
ボーイフレンドがインド帰りだったため
本場のチャイの入れ方を教わり、おいしいコクのあるチャイに
のめり込んだものだった。
その後もアチコチのブランドの紅茶に巡り会い
パッケージデザインのきれいな箱や缶のコレクションをする日々が続いた。
最近はお茶の種類が豊富なせいか、以前に比べ紅茶ばかり
という訳にもいかないが、久しぶりにおいしい紅茶に出会えた。
「特別栽培」により大切に育てられた紅茶だ。
この「特別栽培」は農薬や化学肥料を使用していない無農薬栽培だが
農林水産省の認証制度を受けていないため
有機JASマークが付いていない。
私たちはこのJASマークが頼りではあるのだが、この認証を受ける為には
かなりコストもかかるそうで、価格に直接反映されてしまうのも否めないようだ。
今まではあまり飲まなかった”アッサム”がとてもおいしかったし
ハーブティーの中で最も好きなレモングラスにも癒される。
そんなわけで、" organic journal " でこのおいしい紅茶を
取り扱うことになった。
「ダージリン」「アッサム」「キャンディ」「レモングラス」の4種類だ。
わざわざお願いしてシンプルな紙のパッケージに入れていただくことにした。
紅茶好きの方々に、ちょっとしたプレゼントに是非お薦めしたいおいしい紅茶だ。


近々shopにUPしますが
早くこのおいしい紅茶を召し上がりたい方は
メールにてご連絡ください >>











りんごの季節

2007-11-01 | 食べ物のこと

りんごのおいしい季節だ。
9月からずっといろいろな種類のりんごが店頭に並ぶ。
知らぬ間に聞いたことのない名前のりんごが出ていて美味しかったので
また買いに行ってみると、もう違う品種になっていて
ほんの短い期間だけのりんごだったようでガッカリしたが
逆にいうと1年の中で最もおいしい旬の時に食べることができたんだ
と納得する。
夏が過ぎ、ぶどうの季節も終わる頃から、長四角の木箱に入り
おがくずに埋もれたりんごが家にはいつもあった。
りんごというと「青森」と思うが、日本でりんごの初栽培は北海道の函館市だ。
アメリカから輸入した苗木が日本でのりんごの基礎になったそうで
昼夜の温度差が大きい北海道は、りんごの生産に適していて
色がつき易く、肉質が緻密で美味しくできるからだそうだ。
私の住んでいた札幌の豊平区もりんごで有名だったせいか
いつも美味しいりんごに恵まれていた。
当時は、今のようにたくさんの品種はなく「国光」や「ゴールデンデリシャス」、
硬くて水分の少ないが甘い「印度りんご」というのが多かった。
小学校に入る前だったと思うが、やはりりんごの産地で有名な
小樽の先のニッカウヰスキーで有名な「余市町(よいち)」という所に
連れて行かれ、りんご畑の1本の木の下で真っ赤なりんごを手に
ニッコリ笑って写真を撮られたことがある。
余市のりんごの普及か何かのポスターのモデル撮影のためだった。
そんなことがあってか何だか、「りんごっ子」という歌まで作ったくらいに
ともかく小さい頃からりんご好きだ。
翌年の小1の時には、りんごの皮を1個まま、丸ごと自分で剥きたいあまりに
何個のりんごの皮を剥いたことか。
それまではお料理のお手伝いは元より、包丁を持ったことさえもなかった。
はじめて包丁と格闘したのが、りんごの皮むき。
上手に出来るようになると面白くなり、そのうちどれだけ細く長く
皮を切らずに剥けるかを楽しんだものだった。
きっと寒い冬の日の1人遊びのひとつだったのだろう。
その皮が無くなった数十個のりんごがどうなったのかは覚えていない。
なんにも言わずに剥きたいだけ剥かせてくれた両親だった。

今は種類も大きさも豊富だ。
サンつがる、さんさ、ジョナゴールド、秋映に王林、スターキング、ふじ、
世界一などなど美味しい新種もどんどん増えている。
世界的にも珍しい自然栽培農法でりんごを育てている「木村さんのりんご」を
一度食べてみたいと思うが、残念ながら入手困難と
去年問い合わせた友人が言っていた。
今夜は久しぶりにどれだけ長く皮が剥けるか挑戦してみよう。
そんな時はりんごをいたわりつつも、口に触れる感触がいい
木のフォークが優しい気持ちになれる。
しばらくりんごの季節を楽しめそうだ。



木のフォークやスプーンってやさしい気持ちになれる>>











続 ・あらめ

2007-10-23 | 食べ物のこと

またもや「あらめ」の話。
乾物屋さんと提携もしていないし、あらめ好きにもホドがあるだろうか。
それでも、この立派さ加減をを見たらあらめファンとしては
写真に残さないわけにもいかない。
夏頃にわざわざ送っていただいたあらめは、横須賀産のもので開けてビックリ。
驚いたのはこの大きさだ。
長さ30cm位はあり、幅も2cmはある。
ルックスも、さすが昆布科と唸らせるふうていだ。
マクロビオティックを実践する人が増えたため
東日本のレストランでもあらめの需要が多くなったそうだが
普通売っているものは、プレスして細切りにしているものが殆どだ。
しかし、これは堂々とした風格で、海草然としていて大したものなのだ。
試しに、お手軽あっさり、薄味にして玉ねぎと煮てみた。
表面が自然のままでデコボコしているせいか意外に
煮えやすく、味が染みやすい上、柔らかい。
食物繊維が豊富でカリウム、カルシウム、鉄分も多く
素朴なあらめの独特な味と磯の香りに、またもしあわせな気分になる。
なぜあらめに愛着を持つのかいろいろ想いを巡らせていたのだが
どうやら、結論らしきものに行き着いた。
なぜか食べ物の中でも海と直結しているイメージの大きいあらめをいただくと
安心感やゆったり感、自分の起源にまで遡るような
DNAのどこかで繋がっているような気がしてしまうのだ。
動物がもといた生息場所に戻る性質のことを「回帰性」というらしいが
あらめは私にとって「回帰」を意識させるもので
安全で安心感のある場所みたいなものなのかということになった。
う~ん、あらめについてこれだけこんな風に想いを寄せている人も
珍しいだろうとニンマリ。トハイッテモ単なるオタク。
果たして隣でこの薄味巨大なあらめの煮物を一緒に食べていた
だんなさまは私のようにしあわせに感じたのだろうか、とフト考える。
きっと感じていなかったに違いない。
帰ったら聞いてみよう。






ジャンクフード

2007-10-02 | 食べ物のこと

先日TVのニュース番組の中で
" モスバーガー " の商品はあらかじめオーダーの際に聞くと
オーダーしたものの食品原産地リストがレシートになって出てきて
確認でき、もちろんそのレシートももらえるというのを見た。
アレルギーに配慮し、食の安心と安全のためという。
おもしろそう、と思ったら気になって仕方がないので
翌日のお休みに1番近いお店を探し出かけてみた。
とりあえず「エビカツバーガー」にしてみる。
食べる事が目的ではない。
その原産地リストを見たい一身で注文してみた。
お店の方がレジで注文品を押すと、レシートになって出てきて
これでいいですか?と聞かれる。
TVで見たとおりだ。
野菜は国産でお店の黒板に手書きで書かれているので
レシートのリストには
「ハンバーガーバンズ-小麦-アメリカ・カナダ・オーストラリア
エビカツ-エビ-ベトナム(メコン川流域)」とあった。
メコン川?あ~なるほど、と勝手な想像をする。
ちょっとあっけないものだったが、大したものだ。

それにしても出来上がるまでに時間がかかると思っていたら
オーダーがあってから作るのだそう。
作り置きをしないのでロスになる商品を捨てないですむ
ということのようだ。
マグカップは陶器だったし、テイクアウトの袋も
クラフト紙でデザインがカワイイ。
" ジャンクフード "
誰もが好きなジャンクフード。
不思議な魅力のジャンクフード。
ハンバーガー、フライドチキン、ポップコーンやポテトチップスなどの
スナック菓子、コンビニのお弁当にサンドイッチ類、
立ち食いそばや、たこ焼きや焼きそば、牛丼に親子丼
挙げていたらジャンクフードだらけだ。
食べない人はいない位に私たちの生活に溶け込んでいる。
1度口にすると、やめたくてもやめられず、ついつい
食べ過ぎてしまう、誘惑的な恐ろしい食べ物だ。
ジャンクフードの定義はいろいろあるだろうが
カロリーが高く、栄養価の低い食品であることには違いない。
モスの商品はお店のレシートと同じように
HPでも「原産地情報」が見られ、必要に応じて
更新もしている様子。
話題の原産地中国もいくつかあったが、そもそも
それを気にする人はジャンクフードは食べないだろう、と
1人でおかしくなりながら、出来立てのエビカツバーガーを頬ばっていた。
たまに食べてみたかったのか、原産地レシートが見たかったのか
どちらが優先だったのか、自分でもわからないと思いながら。
ジャンクフードには違いないが、いろいろな企業努力や挑戦、
モスなりなエコスタイルを実践していることには賛同させられる。
「スーパーサイズミー」のように命をかけることもないだろうから
ジャンキーな日本人も少しは気をつけたいものだ。
と自分にも言い聞かす。








organic コンフィチュール

2007-09-25 | 食べ物のこと

いつものお店でジャムを探していた。
大きな棚一面に各国のさまざまなジャムがきれいに飾られている。
ジャムってラベルのデザインもきれいだし
ほとんどが瓶入りでキャップのかわいい物も多いので
ついつい使い終わった後もきれいに洗って
物によってはたいへんな時間をかけてラベルを剥がし
大きさによりお豆を入れたり、黒米を入れたり
お塩や葛などなど、いろんな物を入れているので
家のキッチン周りは、瓶だらけになってしまっている。
お店にはやはり加糖の物ばかりで、おまけに
organicは見当たらない、とガッカリしていたら
普段はみかけないしっかりとした顔のorganicのジャムが目に入った。
「しっかり」とはデザイン、瓶、全体が醸し出すその物の雰囲気のことだ。
フランスの " ミシェル モンティニャック " というブランドの
「オーガニック フルーツスペシャリティー」というコンフィチュールで
ちゃんと " AB " マークが付いている。
ABマークとは、フランス通産省が認定するオーガニック認定マークのこと。
化学肥料は5年間使っていないそうだ。
アプリコット、ストロベリー、ピーチ、ラズベリー、ナチュルジーオレンジ
と種類も豊富だったが、今回はブルーベリーにしてみた。
何とこの1瓶に厳選されたorganicのブルーベリーが1.5kgも
凝縮されて入っているそう。
お砂糖は一切未使用で本来の果実の甘さだけで
3種類のブルーベリの他りんごジュースとレモン果汁が入っている、
丸ごとフルーティーなコンフィチュール。
コンフィチュールとはフランス語でジャムのことで
昨年あたりから高級食品売場やデパ地下、イベントなどで
よく目に耳にするようになった言葉だ。
ふだんはジャムには興味が無いのだが、ビスケットを作るために
早速、味見をしてみた。
う~~ん、おいしい。
フルーツそのものを食べているようだ。
少しだけ酸味があってとってもおいしいブルーベリーだ。
甘い物が欲しくなった時に、スプーンに少し、いいかも!
これは便利ないいものをみつけてしまった。
ビスケットも作ってはみたが、これはむしろお料理に使った方がよさそう。
クラッカーやトーストにもいいが、パスタやドレッシング、
お魚料理のおソースになんか洒落てそう。
まずは、明日ドレッシングに挑戦してみよう。


適当な抜き型がなくイビツなかたちになってしまい、グスン>>








さつまいもとイエロースプリットピーのサラダ

2007-09-19 | 食べ物のこと

" グリーンスプリットピー " は小さくて色がきれいなので
以前に衝動買いをしたことがあった。
最近何かの本で " イエロースプリットピー " というのもあることを知り
さっそく買いに出かけた。
お豆はモスグリーンや白やえんじ色の茶系とばかり思っていたが
グリーンやイエローのきれいな色は大歓迎だ。
" スプリットピー " はお豆を挽き割りにし皮を取り除いた状態の
6~7ミリ位の大きさで袋詰めにされて売っている。
両方ともえんどう豆だ。
スープやシチュー、パスタやカレー、サラダにも便利に使えそう。
根菜類と柔らかく煮た煮込みシチューやマッシュにしても楽しいかもだが
やはり、せっかく色がきれいなので粒粒のままの方がかわいいだろうと
さつまいもと一緒にオレンジドレッシングで秋のサラダにしてみた。
まだ暑さの残る初秋に爽やかでぴったりな色とお味にできた。
お惣菜にもおやつにも、ちょっと加工してデザートにもなりそう。
また作ってみようっと。



上の写真の器>>いつもの使い勝手のいいお気に入りの器で>>











食欲と旬

2007-09-14 | 食べ物のこと
食欲の秋。
あちこちのレストランでは旬の素材を使った秋のメニューがお目見えだ。
今日出かけたオーガニックレストランでも、本日のシェフのスペシャル定食には
鮭ときのこのホイル焼きといくらご飯のメニューがあった。
友だちが食べた鮭やじゃがいも、野菜の入ったお味噌汁には、バターまで
入っていたそうで、旬の北海道盛りだくさんのメニューだ。
そういえば、新宿の数店の百貨店でも " 北海道展 " が行われている。
お馴染みのお菓子は姿を消しているが、ソフトクリームは長蛇の列、
イートインでは小樽のお寿司屋さん、かと思えばジンギスカンもある。
毎年、毎回出店しているのは人気の証拠だろうか。
ところで、天然の秋鮭の季節。
鮭は定食屋さんでもお弁当屋さんでも定番、スーパーマーケットでも
年中売られているが、ほとんどがノルウェーやチリなどからの
養殖ものなのだそうで、驚くことに世界の鮭の70%は養殖なのだという。
通常、天然ものは3~4年で成魚になるのだが
養殖鮭はいけすの中で育てられ、2年で成魚になるという。
感染症の危険がある為、あらかじめ餌の中に抗生物質などが
入れられていて、さらに驚くことに、鮭のあのサーモンピンクにしても
買い付ける側の好みの色あいに作ってもらえるのだそうだ。
ちょっと信じられないが、その方法は餌の中に添加物、
化学物質をを混ぜるだけという。
養殖ものは脂がのっていて、色もきれいな薄めのピンクで人気があるそうだ。
何ともゾッとする話だがこれが現実だ。
最近は「天然」「近海」「養殖」などと
はっきり書かれているお店も増えたが、果たしてほんとうかどうかもわからない。
少なくともお買い物の時やメニューを選択する時には考慮したいものだ。








「プッチィーニ」と「 パヴァロッティ」

2007-09-07 | 食べ物のこと
ミニかぼちゃをいただいた。
かぼちゃ好きにはうれしい贈り物で
片手の手のひらに収まる小さなカワイイかぼちゃだ。
生意気に " プッチィーニ " という名まえがついている。
かぼちゃはねっとり気味のものから、ホクホク甘くておいしい栗かぼちゃなど
種類も多いが、ビタミン類が豊富でカルシウム、鉄分もバランスよく含んでいる。
今夜も焼いてバルサミコ酢でいただいた。
食べていてほっくりした気分になれて、なかなかいい感じだ。
このミニかぼちゃを器にし、中の種をくり抜き
好きな具を詰め込み焼き上げても、また
エスニック屋さんのデザートによくあるように
かぼちゃのプディングもいいかもしれないと考える。

それにしても、何故 " プッチィーニ " なんて名まえがついたのだろう。
作曲家「ジャコモ・プッチィーニ」。
今日、3大テノール歌手として有名な " パヴァロッティ " が亡くなった。
オペラ歌手「ルチアーノ・パヴァロッティ」。
彼の艶やかな美声にはいつも唸らせられる。
さり気なく派手なスカーフ使いにはさすが洒落もんイタリア人と思ったものだ。
10年も前に「サラエボの子供たちを救おう」とチャリティコンサートのライブ盤の
CDが出ていたが買いそびれていた。
ボノと歌った ” ミス・サラエボ " が聞きたい。
ジャケットのデザインが好きだったし、その時のDMのハートの絵がカワイクって
確かまだ何かの手帳に挟んであったはずだ。
今夜はプッチィーニの「蝶々夫人」か、
それともあの「トゥーランドット」を聞こうか。







玄米ビーフンと優れもの

2007-09-04 | 食べ物のこと
学生時代、お友だちのお母さんが作る具だくさんの
ハルサメサラダが好きだった。
家で作るのとは違って何か特別においしかった気がする。
友だち3人でおじゃまする時には、20人分位あるのではと
思うほどの山盛りのハルサメサラダがのった大皿2~3枚を残して
彼女のお母さんはいつもショッピングに出かけて行った。
その山盛りのハルサメサラダをテーブルの真中にドンと置き
女4人で話をしながらバクバクとひたすら食べる。
おしゃべりは尽きることがなかった。
楽しかった学生時代を想い出す。

父が無類のめん類好きなので、家では1年中を通して
めん類をいただくことが多かった。
やはりツルツルの喉ごしの感覚が、夏に冬にと楽しめるのがめん類だ。
おそばやおうどんはもちろん、葛きりや発芽玄米ラーメン
というのもあるが、私は最近 " 玄米ビーフン " が気に入っている。
「玄米」のビーフンは世界初なのだそうだ。
小分けになっているので使いやすく、熱湯に浸すだけなので
お手軽、簡単で便利な保存食だ。
炒めても汁物と一緒でも、サラダにも使える
ツルツル好きにはうれしいものだ。
この日は珍しくタイ風の味付けにし、さっぱりビーフンサラダにしてみた。

器にしている赤茶色のお皿は、お鍋としても使える優れもので
直火はもちろん、オーブンや電子レンジでも
調理道具としても使える1つで4役の便利なものだ。
お鍋がそのまんま、おしゃれなお皿になっちゃうなんて優秀なうえ
お料理の映えるなかなかの洒落た色あいだ。
葛でとろ味をつけたアツアツの中華風野菜や
チャンチャン焼き風などにも上手く使えそう。
これからの季節に使い勝手のいい道具になってくれそうだ。