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organic journal

生活が楽しくなるきもちのいい " organic life " を楽しもう *

愛犬とサーフィン

2009-09-25 | 海とsurfing etc.
サーフィンをはじめた頃には、いやはじめた後も
まさか、愛犬と一緒にサーフィンをするなんて
想像さえもしたことがなかった。
だいたい、最初は自分のことで精一杯で余裕もなく
そのうち一丁前に少しでもコンディションのいい波を求め
あちこちにトリップし、そうして少しこの世界のことが
解りだし落ちついてきていた。
ところが子犬が我が家にやって来たことで
サーフィンよりも楽しいことに夢中になりだし
来月2歳を迎える前になり
なんと一緒に同じボードの上でサーフィンをする。
勇敢に海に入り、そして泳ぎを覚え、大きな波に立ち向かう。
一緒に楽しみたいと、彼なりに少しずつ克服して今がある。
パドルアウト、パーリング、波待ち、
そしてキャッチ・ザ・ウェーブ。
ビーチと海鳥。
大きな空と風と広い海と波。
考えてもみなかった愛犬とののんびりサーフィン。
彼も私も一緒に同じことをして、楽しい時間を過ごす。
彼がサーフィンにハマったように
私もまた、今までとは違う、新しいサーフィンにはまってしまった。




"Bustin' down the door" を観に行きたい !!

2009-07-31 | 海とsurfing etc.
"Bustin' down the door”という映画が8/1からはじまる。
もうすでに各地のビーチやホールなどで観たというサーファーも
いるのだろうがようやく明日から渋谷の映画館で観られる。
単なるサーフィン映画ではなく、’70年代のハワイ、ノースショアに
夢を叶えるためにやって来た、南アフリカやオーストラリアの
6人の若者サーファー"Bustin crew"(突破した男たち)による
歴史が変わった瞬間をとらえた衝撃のドキュメンタリーのようだ。
私にはまるで想像もできないことだが
ハワイアンたちのローカリズムや、サーフィン界のタブーとさえ言われた
抗争事件の真相など、当事者たちの証言が映像としてみられるそうだ。
何の世界でもパイオニアたちは凄いものなのだろう。
"DOGTOWN & Z-BOYS" のドキュメンタリーは私の映画 BEST5に入るのだが
果たしてこの"Bustin' down the door”もかなり興味深い。
早く見に行きたい映画だ。




OSHMAN'S カタログ

2008-05-10 | 海とsurfing etc.
surfingをはじめた頃、サーフギアのあれこれ
波のこと、波乗りのことなど、いろいろ教えてもらった
「OSHMAN'S」のスタッフの方たち。
太東で行なっていたサーフスクールでは常連になり
夏の合宿にも顔を出し、当時も今もスクールで教えていらっしゃる
プロライダーの哲さんこと細川哲夫プロと
実くんこと須賀実プロにビーチの砂の上に
OSHMAN'Sで買ったばかりの真っ赤なボードを置き
パドルの仕方から教わったのが懐かしい。
原宿店と新宿店のちょうど真ん中に住んでいるので
どちらのお店にも買い物や波のことでおしゃべりに
よく出かけたものだった。
今でもその頃のスタッフの方たちとは交流があり
当時を懐かしく思い出しながら笑い話をする仲間たちだ。
surfingに限らず、スポーツギアにこだわりのあるOSHMAN'Sに
" Sports&Life・Style Frontier " として
この春からカタログができた。
「サーフィンと楽しむマクロビランチ」というテーマで
私たち家族が掲載されている。
海から休憩であがった時のおやつに
" surfer's energy bar " を提案した。
レシピも載っているので、Beach girls 必見の簡単スイーツを
ぜひトライして、いつもの海をもっともっと楽しんで*





" 1% FOR THE OCEAN " by Organic Journal

2008-01-07 | 海とsurfing etc.

" organic journal " を立ち上げたきっかけはサーフィンだった。
海と楽しんでいくうちに海を含む自然が気になりだし
山のこと、森のこと、異常気象や地球温暖化のこと
いろいろなことをツラツラと考えていくうちに
またもいつしか " 海 " に戻っていた。
ささやかながらも私ができることを考えたとき
以前から活動内容に注目していた
「 S.F(サーフライダー・ファウンデーション)」があった。
ちょうどその頃、「 S.F.J (サーフライダー・ファウンデーション・ジャパン)」
代表の守山倫明さんのお話を伺うことができ
「S.F.J」そのものとの距離も縮まった。
「 S.F 」は1984年、アメリカで発足したサーファーや
ボディボーダーの視点から海辺や環境保護活動を行っている団体で
日本・ブラジル・オーストラリア・ヨーロッパでそれぞれ
現地団体が発足している。
日本では「 S.F.J (サーフライダー・ファウンデーション・ジャパン)」として
1993年に発足以来、日本のサーフポイントの海岸や水質の状況の調査や検証、
海岸の環境保全活動や教育を通して子どもたちに海のすばらしさの伝唱など
それぞれの専門分野の専門家の協力をも得て幅広い活動をされている。
この「 S.F.J 」の活動は全て支援金や寄付金で支えられているという。
この地道な活動を長く継続し安定したものにしてもらいたいと願う。
サーフィンを愛するサーファーとしてだけでなく
海や空や、太陽や空気、自然すべてに感謝する地球人として
S.F.Jをサポートしていたが、さらに昨年12月から
「 S.F.J 協力店」の仲間入りをさせていただいた。
また、2008から " organic journal " でお買い上げくださった方
1人1人のお買い上げ金額の1%を1年間まとめ、協力したいと思う。
お買い上げくださるサーファーの方、
エコロジーな生活を実践している方、
マクロビオティックな食生活をしている方、
オーガニックライフに興味のある方などなど
皆さんの気持ちをひとつにし " 1% FOR THE OCEAN " という形で
表現させていただこうと思う。
まずはゆっくりだけど、出来ることから少しずつ
私たちの愛する地球のために。


以前にもちょっと「S.F.J」の紹介blogです>>








冬のはじまりの平井で思うこと

2007-12-04 | 海とsurfing etc.
久しぶりの平井に行く。
聞いていた通り、ビーチ手前の土の駐車場の整備がはじまっている。
おそらくトイレ付近と同様に手を入れるのだろう。
人の手が入りきれいになる分、少しずつ姿、形が変わっていくのは
いたしかたないのだろう。
昨年すっくと建った巨大な風力発電にも慣れ
今ではここの風景と一体化している。

ふつうサーファーは早起きだ。
支度も早く慣れたもので、起きてすぐに出かけ
風のない、一日でいちばんいい時の時間を狙い出かけるのだが
家は、いつからかゆっくりサーファーになってしまった。
お天気も波もいいその日も、朝からジェームス・テイラーの
クリスマスソングを聴きながら、だんなさまが入れたコーヒーを
ゆっくりすすり、彼のいつものトーストの朝食が終わるのを待って
ほんじゃぁ~行こうか、となる。
例年に比べ、色鮮やかなグラデーションのきれいな紅葉のドライブを堪能し
海に着くと、着替えを済ませたいつものサーファーたちがいる。
久しぶりにことばを交わす。
相変わらず遅いねぇ~、朝より波が落ちついて小さくなったけど
まだまだ遊べるよ、などとやさしさのあることばに
私にはちょうどいいかも、といそいそと着替え始める。
入る前にブーツを履いた方がいいと言われた通り、履いてよかった。
覚悟したほど水は冷たくはなかったが、、すでに12月の茨城だ。
乗りにくい波に苦労したが、海に入ることがリハビリと欲を出さない。
こんな感じだから、相も変わらず上達しないのかもと思いながら
まぁっ、いいっか~と空を見上げる。
私は海に入ると、人とほとんど話をしない。
空と風と海、自然の中にいる小っちゃい自分を純粋に意識し楽しむ。
海でも夏以来のサーファーとあいさつのことばを交わす。
ここでしか会わない気のいいサーファーたちと、いつか陸で
洋服姿で話をしてみたいなぁ、といつも思う。
いったい、みんなはどんな人なんだろう。









Surf's up

2007-11-29 | 海とsurfing etc.

ペンギンがサーフィンをするアニメーション映画~?
と、それほど興味もなかったが、一応サーファーである以上はと
試写会を観に行った。
それがいやいや、なかなかのもので、はじめじから終わりまで
自然に顔がニタニタ、ニヤニヤしながら、最後まで引きつけられてしまった。
ストーリーは、いたって単純な夢を追う新人サーファー
" コディ・マーヴェリック "(いい名前)が、サーフィンを通して
成長していくという、ありがちな話なのだが
出演のペンギンたちのキャラクターがみな個性的でおもしろい。
何といっても、波がリアルでどれもこれも、かなりのいい波。
サーフィンのシーンは、ハイスピードのエクストリーム映像で
CGならではの迫力だ。
ペンギンのサーフィンシーンには、ケリー・スレーターやグレッグ・ノールの
スタイルを反映させているようで、なるほど「らしい」。
また、ケリー・スレーターとロブ・マチャドが本人の役で登場してくる。
と言っても、アニメのペンギンではあるが、体つきとヘアースタイルで一目瞭然。
ジェンツーペンギンのライフガードの女の子、" ラニ " が妙に色っぽく
サーフィンもうまく、チャーミングな子でカワイイ~!
後ろで観ていた字幕も読めないような子どもの笑い声が何回か聞こえていた。
すばらしいサーフィンシーンだけではなく、風景やトロピカルな空気感も美しい、
コミカルで楽しい映画なので、週末おじさんサーファーは子どもたちと一緒に
映画館に出かけてみるのもいいだろう。
「 Surf's up ・ サーフィンしようぜ」

12/15 (土)~ ロードショー






mini mini surf trip

2007-11-26 | 海とsurfing etc.
久しぶりのsurfing。
久しぶりのmini surf trip。
といっても馴染みの千葉なのだが、波はどこもスネ、ひざくらいのサイズのようで
期待もできないため、いつもの千葉北方面ではなく南下し
ポイントをチェックしながらの、のんびりドライブだ。
九十九里の海岸に着いたとたんに、まずはチェック。
予想に反してかなりのいい波。
サイズも腹~胸くらいはあり、きれいに割れている。
だから人も多い。
ここで入ろう!と言ってもよかったのだが相当、寒そう、冷たそう。
ちょうど海から上がってきたロンガーに聞いてみると
3mmのウェットスーツでも、きつい!とのこと。
久しぶりの海なので油断をし、あいにく3mmしか持ってきていない。
南下し、もしもいいポイントがあった時のことを意地汚く考え
ビッショリに濡れたウエットにからだを入れる勇気がなく
途中まで出かかった " 入ろうか " を飲み込み
今回の mini surf trip の主旨通り、南に下り
のんびり、ゆったりsurfing にしようと思いとどまる。
いくつかのポイントチェックをする。
予想通りのイマイチの波だが、お天気で暖かいので
気持ちよく、気分もよかった。
surfingを始めた頃に通いつめた懐かしのポイント、太東にも寄る。
ここではほんとうに、いろいろな体験をした。
なぜか、いつもここでだけ、ハプニングが起こるポイントだった。
テトラに吸い込まれたのもここ。
大亀に迫られたり、発砲スチロールの大きなゴミの箱がボードのテールに
スッポリはまってビックリしたのもここ。
ボードをザックリ切られたのもここ。
大事に乗っていたボードがかわいそうになり、その知らないおじさんが
海から上がるのを待って、食い付いたものだった。
そのヘタッピなサーファーがサーフショップのオーナーとも知らずに。
究極は朦朧となり死ぬかと思った、クラゲのカツオノエボシ、
別名電気クラゲに数カ所刺された時のことだ。
さいわい、いつも利用して顔なじみになっていた、芝生のきれいな
駐車場のおばちゃんが家宝という秘伝の薬を持ってきてくれた。
インスタントコーヒー、ネスカフェの大瓶に入った茶色の液体で
覗いて見ると薬草らしきものが下の方に沈んでいて
上の方には数匹の死んだ虫が浮いていた。
はじめから入れられた虫なのか、誤って入ってしまったのかは判らなかったが
おばちゃんの秘伝の薬に頼るしかなかった。
今でも、あのドロドロの油っぽい薬のおかげで傷も一切残らず
一命を取り留めたと思っている。
今思い出しても、他では何もないのに太東では、短い期間に
ともかくいろいろな体験を人一倍したように思う。
きっと、サーフィンの神さまが私に与えた洗礼だったのだと思う。
そんな想い出がたくさんの太東にさよならし、さらに南へ。
よく行った、国道の左右のレストランや食堂、ペンションや民宿が健在で
懐かしく、町も相変わらず元気そうだ。
いよいよ、きっとフラットに違いないと期待していなかったポイントに
着いてみると、なぁんだ、問題ないじゃない。
場所を選べば人も少ない。
夏は観光地のため、町もざわめいているし、surferに限らず
人も多いが、冬は何たってのんびりしているし
この波に遊んでもらうことにする。
久しぶりのポイントでのsurfing。
暫くすると、以前と変わらない駐車場のおばちゃんが
自転車に乗って集金にやって来る。元気そうだ。
これから潮が上げてくるので波もよくなるよ、なんて言ってくれながら
フロントのナンバープレートに2cmくらいに切ったビニールテープを貼り付ける。
どうやら今日の色は赤色のようだ。
手入れされているゴミのないビーチもきれいだし、砂浜の色もいい。
少し南下しただけで水もきれいだ。所々にある海の中のリーフまで見える。
水は温かいし苦くない。風もなく、セットでもも~腰サイズの充分な波。
波待ちの時、海から我が家の愛車を見るのが好きだ。
冬のやさしい日差しに気持ちがよさそうだったり
夕日と対話しているようだったり、そして私もサインを送る。
私は愛車も含む、こんな時の光景が大好きだ。
今日ののんびり、ゆっくり、まったりのsurfingには
ぴったりのゆる~い波乗りを楽しめた。
海から出た後の締めくくりの夕やけがまた一段ときれいだった。






橙色の海と茜色の空

2007-11-05 | 海とsurfing etc.
家のドアを開けると、もうすでに北風、北東の風の日々だ。
お日さまが当たっていない所ではシーンと寒さを感じる。
風が変わると、行く海が変わる。
surferたちは、自分たちにとって少しでも条件のいい波を
追い求めて、憑かれたように海に行く。
久しぶりのこの海も、もうずいぶん前から来ているが
地形が変わり、砂が変わった去年に比べ
今年の冬は少しはいい波を期待できそうな予感がする。
最も人の少なくなった夕方、風も止み、日が暮れるににつれ
だんだん落ち着いたいい波になっていく。
いちばん好きな時間帯だ。
波待ちをしていると、西の空が少しずつ茜色になり
大きくまっ赤な夕陽がきれいだ。
右を見るとsurfer達の顔が逆行でよく見えないがキラキラしている。
きっとそれぞれこの至福の時を堪能しているに違いない。
グロッシーな波もうっすら橙色に染まり広がっている。
静かに揺れ動く波の表面は、まるでリッチな柔らかいベルベットのようで
こんなとろりとした波の色を見られるのが、波乗りをよそに大好きだ。
こんなふうに自然の中で移ろいゆく時間を
大好きな波の上で感じられるのって、いい気持ち。
どうやら私には、波の大きさや風のことよりも
人の少ない海で、ゆったりとした時間を過ごすことの方が
大切なのかしらと、らしくないsurferを自覚する。
短い時間だったが、いい時間だった。
大きな空と茜雲と、まっ赤なお日さまと大洋の海原から
今日もエネルギーをもらえた。
もうすっかり薄暗くなって着替えていると
町のスピーカーから童謡の " 夕焼け小焼け " が流れてきた。
懐かしくなって声を出して歌ってみた。


夕食はドップリ千葉らしい地元の人にも人気のこんな定食屋さん
私はいつもの"せぐろフライ定食">>











Shanti Shanti

2007-10-11 | 海とsurfing etc.
ヨガの最後のシャヴァアーサナでリラックスする時
たいていは気持ちの落ちつく、いわゆる癒し系、瞑想系の曲がかかるか
または、全くの音なしのどちらかで10分位横になり
その日のヨガを締めくくる訳だが、その横になっている人たちの間を
縫ってゆっくりと歩きながらマントラを唱えてくれる、というより
歌ってくれるヨギーニの先生がいた。
はじめの時はそのライブに驚き、何を歌っているのか内容はわからないのだが
妙にありがたく、彼女の声の行方を追い続けながらも
心が落ちつき、宇宙と自分を感じ芯からリラックスでき
その日のヨガがパーフェクトに終わった。
必要のない物が削ぎ落とされて軽くなり最高の時間を楽しめた。
あんなヨガははじめてだった。
残念ながらその後、彼女のクラスには1~2回しか出られなく
それももうずいぶん前になる。
ふだんは全く聞くことのないマントラやメディテーション系の音楽も
おもしろそうと思い立ち渋谷の店に滑り込む。
" World " のコーナーは立ち寄ることもないので、なんだかチンプンカンプン
だったが、それでもよくよく見ていくとかなりバラエティに富んでいる。
右にベリーダンスの強烈な衣装とメイクの派手な女の人たちの写った
CDがあると思えば、左にはゆるいハワイのフラガールたち。
後ろには涼しそうな顔をし、どの顔もみな同じように思える韓国のスターたち。
インド、チベット、アルジェリア、アラブ、ウズベキスタンなど
さすが " world " だ。
あらかじめ2つに絞り込んでいたので、迷ったあげく1つに決めた。
あのヨギーニの彼女が歌ってくれた曲は入っていないようだが
シーラ・チャンドラの澄んだ声の魅力やシタール奏者のラヴィ・シャンカールなど
マントラや伝統的宗教音楽に現代のポップスがプラスされアレンジも格好よく
エキゾチックでディープな曲ばかりのコンピレーション盤なので
この手の初心者には飽きずに聞けそうだ。
さっそく未知の世界にメディテーショントリップといこう。





海帰りの " Steely Dan "

2007-09-18 | 海とsurfing etc.
今日の空と雲はクリアーで絵のようにきれいだった。
どうせなら海までのちょっとしたドライブ、
曇り空よりもこんな秋の空を見ながらがいい。
すっかり暗くなった帰り道は、浦安を過ぎ辰巳を過ぎて左に逸れて
お尻がモゾモゾする高さの右カーブになる首都高速の辺りまで帰って来ると
東京らしい夜景に、いつからかホッとするようになっていた。
遠くに勝どき、手前には豊洲、木場を過ぎ箱崎に続く。
いよいよ月島や佃が近づいて来る。
読売新聞のビルの手前の左側には、隅田川に差しかかる青白く
ライトアップされた永代橋が見える。
流れるようにきれいなアーチが美しさを極め、その下に流れる隅田川の
川面にキラキラと青い光が写り込む。
背景には佃のリバーシティの高層マンション群。
その背景にもビル群が立ち並ぶ。
毎年増え続ける高層ビル。まるで景色が生きて動いているようだ。
ハイウェイから臨むこれらの景色は東京の象徴のようで
都会の夜景として好きなところだ。
どんなにおしゃべりをしていても、この永代橋に差しかかると
いつしか首を左側に向けて必ず見る習慣になっていた。
海の帰り、いつもこの辺りに来ると決まってかける曲がある。
「 Steely Dan 」" Everything must go " のアルバムだ。
必要の無い音は1つも無く計算され尽くした彼らのアルバム。
都会的でミニマムで最高にカッコイイ。
さすが完璧主義者の偏屈ジジイ、ハスキーボイスで最高な " Donald Fagen " 。
いつ聞いても思うが、特にハイウェイから見える都会の
高層ビル群の夜景と " Everything must go " がよく似合う。
ここはニューヨークかと思えてくる。
海で少し疲れたからだがちょっとけだるいが
都会のビル群の明かりに何だかホッとする瞬間でもある。
今日も1日いい日だったと。






夏休み

2007-08-29 | 海とsurfing etc.
まだまだ暑いとは言ってみても、いつのまにか
雲は勢いのある夏雲ではなくなっているし
風は秋の風に変わっている。
夏の終わりの数日前に、2人で1日だけ
夏休みらしい日をいつもの海で過ごせた。
海の中にはここで会う顔見知りのsurferたち。
一言二言ことばを交わす。
たったの3組くらいしかいない。
みんなニコニコ、自分のスタイルで
それぞれの波乗りを楽しむ夕暮れ時のfunwave。
いつもよりリラックスしているように見えるのは
みんなも夏休みのせいか。
のんびりゆっくり過ぎていく時間の中で
気持ちのいい時が刻まれていく。
特別なことのない、何てことのない、
ゆるやかな1日だったが
記憶に残る夏休みになった。



まるで大輪のお花のような夕焼け時の雲だった







夏と小波と仲間たち

2007-08-06 | 海とsurfing etc.
鹿嶋のいつものポイントに着いてビックリ。
ここ数年来、見たこともない位ビーチに人がいっぱいだ。
海水浴、バーベキュー、バナナボード、水上スキー、もちろんsurfer、
暑い熱い休日を思い思いに過ごしている。
子どもたちはもちろん、大人たちもみんないい笑顔だ。
ここで会ういつものsurfer仲間たちと言葉を交わした後
種子島から上京している画家の松田大児さんと奥さまと一緒に波乗り。
昨年秋には、私たちが種子島を訪れ4人でsurfing。
今年は鹿嶋で波乗り。
楽しかった種子島での想い出が一瞬にして頭の中を駆け巡り、
そして、また一緒に波乗りができて最高だ。
大児さんの波乗りのスタイルはカッコイイ。
私は勝手に" クロウスタイル " と名付けている。
波は小波だったが、前日と大違いで風が止んでくれただけでも
ラッキーだった。
ローカルの親しい友だちも加わり、夕方までみんなと
まったりな楽しい波乗りの1日だった。
私が楽しみにしていた夏の楽しいsurfing。
今日もまた波の上で仲間たちとピースフルな1日を過ごせた。





SFJ・Surfrider Foundation Japan

2007-07-26 | 海とsurfing etc.

1年以上前から " SFJ " のメルマガを見てきた。
surferとして SFJ の活動内容やニュース、報告などを
見聞きする度に気にかかっていたことではある。
SFJ の代表でいらっしゃる京都の守山倫明さんという方は
どんな方なんだろうか、お会いしてみたいなぁと思っていたら
やっぱりチャンスが訪れ、パタゴニアオーシャンで
お話を伺えることができた。
がっしりとした体格のもちろん真っ黒でたくましい海の男、
守山さんはその体格とは裏腹にちょっとチャーミングで
親近感がある。どうも同年代のようだ。
彼の生まれからはじまり、少年、青年時代、
そしてサーファーとして海と海岸の環境保全に尽力をつくされ
現在のSFJに至までと数々の活動内容について
とても興味深いお話だった。
そもそも私が " organic journal " をはじめるきっかけになった
大切なsurfing。
毎週毎週、茨城、千葉、鎌倉の海に通うようになると
海と川の水の汚さ、海と砂浜とその周辺のゴミの多さ、
理由のわからない埋め立て、意味のないテトラポットの投入など
それまで都会では触れたり感じたりすることが稀薄だった
ほんとうの自然を自分のからだをもって否応なく
体感させられるようになった。
" これ以上 海を汚したくない "
異常気象、地球温暖化など「もしかしたら、地球が壊れはじめて
いるのかもしれない」ということに気付かされた。
" 自分の身の回りのことなら何とかできるかもしれない "
自分や家族や仲間が毎日ニコニコ気持ちがいい生活ができれば
それは地球に繋がっているはず、と思い
" organic journal " を立ち上げた。
surfing に出会っていなければマクロビオティックにも
"ecomacro "のクッキング会にも
organic journal にも、そして日々の拙い文章の
blog にも journal*journal にも繋がることはなかっただろう。
surfer として surfer だからこそ身近に海を含める自然が気になる。
海と楽しみ、海に教えられ、海と共に生活し生きていく
surferだからこそ感じる気持ち、そして感謝の気持ち。
それぞれの表現の仕方で、「出来ることからすこしずつ」が
とても大切な一歩だと思う。

集まった人みんながメッセージを書いた地球(浮き)>>



" SFJ " のHP>>




スコットランド・リンクスゴルフ

2007-07-24 | 海とsurfing etc.
ゴルフファンなら誰でも知っているであろう全英オープン、
8年前の " カーヌスティーの悲劇 " 。
今年もどんなドラマティックな幕切れが待っているのだろうかと
毎日朝4、5時迄のTV観戦だったが、プレーオフとは言え
平凡な終結であった。

私たちはスコットランドの北部アイランドの北海に面した
" ロイヤルドーノック " でプレイをした後
ダンディの街の " カーヌスティー " のゴルフ場をスルーし
" セントアンドリュース " で食事の後
広大で緩やかな起伏の気持ちのいいワインディングロードを
南下する楽しいドライブを続け
リンクスゴルファーの憧れの場所 " ノースベリック "
へと向かっていた。
1995年以来、またもやって来たリンクスGCの " ノースベリック "。
スコットランドでも古い格式のある名門ゴルフクラブで
2つのリンクスコースがある。
今度こそ13番ホールでレッドブリックの石垣に
ボールをぶち当て跳ね返って来ないようにと祈りながら
もう9時も近いというのに薄ら明るいコースを散歩しながら
この土地とコースのすばらしい景色に興奮したものだ。
近くのガランヒルにコースが2つある " ガラン " GCもある。
ゴルファーにとって何日居ても飽きない
のんびりした小さな町だ。
そんな " ガラン " ではフェアウェイを歩くより
ラフの端っこ、最も海に近い野生の草原のようなラフを
1人歩き続けていたゴルフだった。
夕陽が沈むフォース湾を横目に
こんなに海に近いゴルフ場、リンクスゴルフに
あらためて感動し、あまりの夕陽のきれいさに
先に進むのも忘れ、佇んでしまうほどだった。
私たちの後ろから来るゴルファーは誰もいない。
自分たちのペースでリンクスゴルフをゆっくり堪能しながらの
贅沢なゴルフは忘れられないプレイの1つとなっている。
自然の豊かさと大きな北海と砂浜を見ながら
海と陸の境の起伏の激しい地形にすっぽり入り込み
自然の厳しさと偶然の面白さを味わいながら
全身で自然と立ち向かい友だちになるリンクスゴルフ。
よくスコットランドの人は「ゴルフは海から生まれたものだ」
と言っていると聞く。
今では海に1歩ずれ、海との遊びサーフィンを楽しんでいるが
考えてみると何故かいつも海と海に近い自然に
魅力を感じているようだ。