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organic journal

生活が楽しくなるきもちのいい " organic life " を楽しもう *

夕焼けsurfing

2007-07-09 | 海とsurfing etc.
昼間は風が吹いていたので、私には厳しそうな波だった。
こんな時はお日さまの下で読書とお昼寝が"いちばん"。
ここは浜が大きく雑草の緑もきれいで癒されるし
トイレやシャワーも完備している。
来る人々もギスギスしていなくって、の~んびりしているので
surfingをしていなくても充分、まったりと楽しむことができる。
ここでしか会わない何人かのsurferとひとこと、ふたこと、
ことばを交わし、午後をゆっくり過ごす。
お日さまと空と雲と風の自然の中で、こんなふうに
こころとからだのデトックスをする。
エステティックサロン、サプリメント、岩盤浴、ゲルマニウム温浴、
断食などなど、さまざまなデトックスの方法があるが
私にはどうやらこれが合っているようだ。
夕方から風が弱まり、人も少ない。
もも~腰くらいのサイズでだんだん波がよくなったので、即行、海へ。
暗くなりはじめた頃には、いつもの顔見知りのsurferたちだけの
気持ちのいい時間と空間。
波乗りも好きだけど、夕焼け時に海の上で、水面と同じ目線で
夕日を見るのが好きだ。
ゆらゆら揺れる赤く染まった水面が気持ちいい。
この海から生まれ、進化した生物であることに間違いないと思えてしまう。
この日は真っ赤に染まる夕焼け空ではなかったが
写真も撮りたい、波乗りもしたいと欲張っていたら
いまいち、どちらにも集中できずにト・ホ・ホで
気がついたらもう1,2人しかいなかった。
"今日も1日ありがとう"で感謝、感謝。




はじめてのsurfing

2007-07-02 | 海とsurfing etc.
主人の昔っからの友人がはじめて
surfingにトライすることになり
朝から1日共に過ごした。
いつものポイントは風があわない予報だったせいか
激混みの日曜とは違って、のんびりした雰囲気で
心配した波も問題なかった。
どんよりとしたお天気だったが、時々雲間から差し込む日差しは
ホワッと温かく、波の上で柔らかい気持ちになれる。
夕方からさらに波はよくなり、人もまばらで最高だった。
そうは言っても、如何せん体力不足の私は
1本乗ってアウトに戻り呼吸を整えてからでなければ
この次にやって来るハッとするどんなにいい波であっても
パスしなくてはならないのが残念ではあるが
これが " my style surfing " と欲張っても仕方がない。
友人ははじめてとは思えない程で、終いには
自力パドルで上手く波を捕まえ、" はじめてのsurfing " をしていた。
はじめっから、こんなにいい環境と波に恵まれてしまった彼は
これでもう、波とsurfingに取り憑かれるに違いない。

私のはじめてのsurfingは千葉の太東だった。
3月にしては人が多かったし、波は初心者にはハードすぎた。
口も聞けない程、疲れ果てからだがクタクタなのにも拘らず
けだるい爽快感が不思議と気持ちよかったし
空と海を身近に感じられてうれしかった。
思い起こせば、太東ではいろんなことを体験した。
すぐ後ろにボディボーダーがくっついていると思いきや
大きな大きな甲羅の南洋のカメだったり、
テトラに吸い寄せられ怖い思いをしたり、
忘れもしないきれいな青色のカツオノエボシのくらげに刺され
だんだんと意識が遠のいていく中、この先どうなるんだろうと思ったり、
などなど、そんなふうにいくつもの経験と人との出会い、
楽しいこと、うれしいことの積み重ねで今に至っている。
また来週、my style surfing でいこう。






Dolphin Dance surfing

2007-06-26 | 海とsurfing etc.
私にとってはちょうどいいサイズのいい波だった。
セット間長く、ちょっと厚めの割れにくい波だったが
午後から夕方にかけ人が少なくなるに連れ
波はどんどん良くなってきた。
夕方から小雨がパラついてきたが
むろんsurferには何の問題もない。
お天気のsurfing、夕焼けsurfingも好きだけれど
こんな薄曇りのメロウな波も実は気に入っている。
鉛色の空と地平線との境の見分けがつかない同じく鉛色の海。
グロッシーな海面はハーフトーンの印画紙のようで
手で触ると別世界へと引き込まれそうにさえ錯覚する。
小雨が海面の鍵盤を奏でているかのようで
耳を澄ますと微かにメロディが聞こえてくるようだ。
こんな時に決まって思い出すのが
" Herbie Hancock "  Maiden Voyage(処女航海)の中の
" Dolphin Dance " だ。
surfingをはじめるずっと以前から、このMaiden Voyageが好きで
ジャケットが好きで聞いていたが、surfingをするようになり
小雨のまったりメロウな日の海の上で、いつからか
なぜかこのジャケットを思い出すようになっていた。
タイトルになっている " 処女航海 " もたまらないが、
海の上ではやはり" Dolphin Dance " な訳で
メロウリーなイントロを口ずさんで気持ちよくなっているうちに
surfingもそっちのけで、このままずっと波待ちを続けていることを
選びたくなる程だ。
この梅雨の季節から必ず体験するこの海の上での特別な世界。
今年は何回口ずさめることだろうか。



" Herbie Hancock "  Maiden Voyage >>





water girls

2007-06-22 | 海とsurfing etc.
ふだんは海で会っている女の子と
陸で会うとびっくりすることがある。
サーフィンをしている時には、真っ黒のフルスーツ姿で
そのうち暖かくなるにつれて、ロングジョン、ロンスプ、スプリングと
だんだん薄着になっていくが、ロンガーはあくまでも
ラバーやジャージの黒色がほとんどだ。
それがタッパにボードパンツ姿になるあたりから
その人の個性が垣間みられるようになる。
女の子は水着になり、色とりどりの鮮やかな
夏のビーチへと変化していく。
最も楽しい華やかな water girls たちが眩しい時期だ。
そんな彼女たちの波乗りの後のファッションもさまざまで
その人の趣味や個性が少しわかったりするものだ。
それが今度は都会の仕事帰りに会うと、これがまたまた違って
きれいにお化粧をし、アクセサリーを身につけたりと
海ではできない、海とは違った女性らしいファッションが
見ていてとってもチャーミングだ。
中には、海ではあんなにアグレッシブに波乗りをしているのに
ちょっと地味めの丸の内のオフィスレディのようだったりと
仕事柄かギャップがある人もいておもしろい。
そんな water girls たちは、そこここで自分を上手に表現しながら
いろいろなことにチャレンジし、時間の許す限り存分に
楽しんでみたいと欲を張る。
一生懸命でエネルギーに満ち溢れていて
とってもかわいいと思う。
私もウカウカせずに、そんな "water girls" に着いて行かなくっちゃだ。





櫛本喜彦さんと湯島聖堂

2007-06-07 | 海とsurfing etc.
はじめてお会いした時に
ゆったりとしたとてもいい時間を過ごせたことが
その後、何日もずっと心に残っていた。
磁石のように引きつけられるエネルギーの持ち主、櫛本喜彦さん。
その魅力は彼がビックウェイバーだからなのか、
それとも、それも含めて地球と自然と完全共存できているからなのか、
誰にも持ち合わせていない"MONO"と一緒に生きていらっしゃるような気がする。

そんなレジェンド・ビッグウェイバーの櫛本さんの創った芸術作品である
サーフボードの展覧会が今日から開かれている。
場所は心が落ちつく、いい気の集結している湯島聖堂だ。
典型的な儒教建築の建築物と櫛本さんの「心のかたち」の
サーフボードが織りなす不思議な空間とハーモニーを体感しに
サーファーはもちろん、サーフィンをしない方も、是非
お茶の水に出かけてみてはいかがだろう。
晴れても、曇ってても、雨でも、お昼間も、夜も
どれもみんなステキだと思う。
もう1度、訪れてみようかな。


6月8日(金)/ 9日(土)   正午より午後9時まで


櫛本喜彦さんのHP



「BG」* beach girls

2007-06-04 | 海とsurfing etc.
「BG」 beach girls・no.24号(えい出版社)に
" organic journal " が紹介されました。
「海を感じながら暮らしませんか?」というワクワクするテーマのページです。
" organic journal " のナチュラルで環境に配慮したエコロジカルな
商品もたくさん掲載されました。
いつものnet shopで見るのとはまた趣が違って、きれいな写真がいっぱいです。
また " surfer's muffin " という名まえのマフィンを考えました。
サーファーの方も、サーフィンに興味はあるんだけどまだはじめていない方も、
サーファーではない方にも、みなさんに簡単に作っていただけるよう
詳しくレシピも紹介されています。
もちろん、お砂糖もミルクも卵もバターも使用していないのに
自然な甘さのからだもこころも温まるやさしいおいしさです。
海に行けない時は「BG」を読みながらorganic lifeを楽しんでみませんか。


6/19 火曜日 19:00~
「MILCO カフェ」でマクロビオティックのお料理のイベント
” ecomacro "を開催します。
どなたでも参加できますのでお誘い合わせのうえ
是非一緒に夕食を楽しんでみませんか。
詳しくはメールにてお問い合わせください。




海水浴とsurfing

2007-05-28 | 海とsurfing etc.
夏が短い札幌では海水浴はシーズンにほんの数回しかできない。
水も冷たく海で泳ぐなんてごく稀だった。
3~4年前から通い出した水泳教室のおかげで
今でこそ、クロールで1km以上も泳げるようになった母だが
若い頃は泳げない人で、自分が教えられないため
小学1年の時に、珍しく知らないうちにお膳立てをされ
妹と2人、合宿に送られた。
2泊3日のはじめての合宿。
保育園児から12歳くらいまでの集まりで
だぁれも知っている人がいない中、朝からスパルタ式に
泳ぎを教わり、3食の食事をし、数人ずつ一緒になって共に生活する。
いとこの家に遊びに行っているのとは大違いで
何でも1人でやらなくてはならない。
おまけに5つ離れた小さい妹も一緒で、この時だけは姉を意識したものだった。
おかげでクロールと背泳ぎは上手くできるようになり
その時に教わったクイックターンは30年以上経ってやってみても出来るもので
主人に驚き、褒められたので得意になって何回も回ってみせたものだ。

そんなわけで、プールで泳ぐことはできても、海では泳ぐことはなかった。
海は大好きで1人でも千葉や湘南に、HONDAやYAMAHAのRZ250Rの
オートバイを飛ばして、よく通ったものだったが泳ぐまではしなかった。
汚かったし、何となく怖かった。
ところが数年前からはじめてしまったsurfing。
surfingがこんなに、ここまで楽しいもので、こんなに気持ちが豊かに
なれるスポーツだとは思ってもみなかった。
私ははじめた頃、足の指をよく捻挫していた。
朝早くからsurfingの練習をして家に戻ると、両足の人差し指と中指、
時々薬指までが異常に膨れあがって腫れていた。
1週間もすると治るのだが、とても痛くて靴が履けないこともあった。
しばらく経ってからわかったことに、私は砂の上を上手に歩けなかったり、
海の中で長いロングボードに振り回されたり、また風で飛ばされないようにと
両足の指に力を入れて踏んじばっていた。
ところが、踏んばりすぎて無理があったわけだ。
回りにはだれもそんな初心者はいなかった。
surfingをはじめる前にクロールで腕は鍛えていたのだが
足の指までは考えもつかず、こんなことになるなんて想像もできなかった。
これは幼少時代の海水浴にあるのだと確信する。
年にせいぜい2~3回の海水浴。
海に中にだってそう入らない。
波打ち際でピシャピシャだった。
これでは海や砂浜とは友だちになれていなかったわけで
私のsurfingは、まずここからはじまった。
克服するものが多いsurfingだった。
今ではそんなことも乗り越え、暑い砂浜を要領よく歩くことや
海の中を歩くことも慣れたもので、指が膨れることはなくなった。
考えてみればsurfingをはじめたのも、女性にしては歳をとってからだ。
何かを新しくはじめたり、ハンディキャップを克服するのに時と歳は関係ない。
このことを持論に、この先も新しいことに挑戦しながら
楽しく生活していきたいと思う。



海とsurfing

2007-05-21 | 海とsurfing etc.
外は快晴。
気持ちのいい五月晴れだ。
先日買ったばかりのNEIL・YOUNGのニューアルバムを聞きながら
北東の風が強くて気になるなどと、おしゃべりをしながらの
楽しいドライブで海に向かう。

なあんだ。ちゃんと遊んでくれる波があるじゃないの。
風の心配はなかった。
私には充分のひざ~ももの波だ。
このポイントはリラックスできて落ちつく。
あちこちから来ているサーファーたちも、
もちろんローカルの方たちも、みんなフレンドリーで
ギスギスした人が1人もいなくって大好きだ。
東京から波を求めてさすらうサーファーにとっては
はじめは、そこのポイントに誰1人知り合いはいない。
何回か通っていくうちに、本当の本物のローカルや
常連サーファーの区別がついてくるものだ。
あいさつから始まってだんだん顔見知りになり
どんなスタイルの波乗りをする人なのかがわかってくるようになり
少しずつ会話の時間が増え、友だちになる。

久しぶりにみんなに会えてうれしかった。
サーフィンを通して知り合えた仲間たち。

波待ちをしていると、後方から声が聞こえた。
回りには誰もいない。
私に声をかけてくれているようだ。
少し離れた横を通り過ぎる時に見ると
2年前にも1年前にもこの海で会っている男の子だ。
1年ぶりくらいなのに、あいさつをしてくれた。
なかなかスマートだった。
おかげで、すっごくあったかいいい気持ちになった。
彼とは、いつもあいさつだけで話をしたことがない。
でも、それだけで充分だった。
同じ海に入って、ただ波に乗る。

また暑くて賑やかな夏のサーフィンが楽しめる。
朝から晩まで思い思いにビーチで時を過ごし
波に乗り、会話をし、また波に乗る。
至福の時だ。
サーフィンってほんとに楽しい。
友だちからだけではなく、教えられることがとても大きい。
だから私はこれからも自分を探し続けるため
波に乗り続けていくだろう。

海辺で1~2歳の子ども2人が、お父さんと笑って遊んでいた。
久しぶりに聞く子どもの無邪気な笑い声。
波打ち際を行ったり来たり、水の中に寝そべっては起き上がる。
Tシャツもジーンズもびしょぬれになっても叱られることもない、
とびっきりの笑顔を見ていると、何だかこちらまで
うれしくなって笑っていた。
特別な力がある海。自然。
空と海と太陽と元気な笑顔。
それだけあれば充分だと思えてしまう。







surfin' donuts

2007-05-07 | 海とsurfing etc.
新宿のサザンテラスまでは家から歩いて15分なので
昼間は買い物、夜は食後の散歩に
レコード屋や本屋へとよく出かける。
その度に、今ではサザンテラスの景色の一部となっている
行列の長さをチェックするのが習慣になってしまった。
去年の12月に日本に初上陸1号店としてオープンしたアメリカのドーナツ屋
「クリスピー・クリーム・ドーナツ」の行列だ。
日本人はラーメンでも、トンカツでも、アトラクションでも、温泉でも
何んでもかんでも並ぶことが常だが、この店の行列もすごい。
反対のデパート側への橋の中間まで並んでいると、間違いなく2時間半はかかると
いつも ”最後尾” の看板を持っているおじさんは言っていた。
今日は少し短いぞと思っていると、翌日には復活しまたも2時間半コースだ。
どうやら前日TVで放送されたらしい。
タレントにもドーナツを配ったというし、マスコミを上手に使って
常に行列ができるようコントロールしているのだろう。

先日の連休は今迄で一番の長蛇の列ができていて
橋の終わりまで人が並んでいた。
あの長さだと4時間コースだろうに、その間お腹は空かないのか、
子どもはグズらないのか、トイレは大丈夫か、貧血で倒れるな、
などと思いながら、老若男女問わず並んでいるいろんな人たちを見てしまう。
聞くところによると、さとうがたっぷり入った口の中で溶けるような
ドーナツらしい。
なるほど最近は噛むことを忘れてしまった日本人。
とろけるとか柔らかければいい、おいしいと思っている人たちが多いという。

私は同じアメリカでもニューヨークのドーナツ屋、
無添加・無漂白の小麦粉とサトウキビからつくられた黒砂糖や
無添加のさとうを使用し、合成着色料、化学調味料、合成添加物、
卵は使わずに素材にこだわり、すべてハンドメイドという
「ドーナッツ・プラント」の "バニラビーンズ” のドーナツが好きだ。
DEAN&DELUCAでも売っているアレだ。
生地がしっかりどっしりしていて食べ応えがあり
甘すぎないので気に入っている。
一方はフランス人シェフからレシピを購入しオートメーション化されたドーナツ、
もう一方は祖父のつくっていたパン生地を応用した手づくりドーナツ。
まるで正反対の2つのドーナツだ。

でも何といっても極めつけは、カリフォルニアのサンオノフレで
サーフィンをする前に毎日食べていた、サンクレメンテの ”surfin' donuts" だ。
朝の5時くらいからオープンし、午後のおやつに食べたくなって買いに行っても
閉まっている。2時には閉店なのだ。
はじめは、なぜ朝からドーナツなの?サーフィンをする前に?と思っていたが
いってみれば朝食なのだ。
サンオノフレのビーチで過ごす2日めからは
朝から大きいプレーンのドーナツをほおばることに抵抗もなく
お昼は ”Pedro's Tacos" のフィッシュ・タコスかシュリンプ・タコスと
決まっていた。あのタコスは私でも2個は立て続けに食べられる。
フレッシュでおいしい。
去年の今頃は毎日食べていたドーナツとタコスが懐かしい。





クリエイティブな “Studio+Lotus8"

2007-02-10 | 海とsurfing etc.
土曜日、お休みで時間があったので少し足を伸ばして
はじめて東日本橋の"スタジオ+ロータス8"まで行ってみた。
できた頃から行ってみたいと思いつつも
行き慣れない場所だったので足が遠のいていた。
調べてみると、電車1本で30分もあれば行ける。
なぁんだ、意外に近いんだ!とびっくり。
スタジオは古い倉庫ビルをリノベーションした、ゆったりとした空間だった。
なんでもかんでもすぐに壊して耐震強度に疑問のある
ヒョロヒョロのビルに比べ、時代を感じるしっかりした建物を
水回りだけは特に完璧にリノベーションし
生まれ変わる方が味わいがあっていいものだ。

私にとってははじめての"ヨギックアーツ"のクラス。
あのダンカン・ウォンのお弟子さんという瞳がきれいな
男性の先生で、マントラを唱える時の地に響くような力強い
ステキな声で始まった。

ヨギックアーツはアシュタンガヨガとマーシャルアーツ(仏教武道)、
アーユルヴェーダを融合させた新しいタイプのヨガだ。
ベースはアシュタンガなのだが、そこにチラチラと
武道や格闘技っぽいポーズがプラスされる。
フ~ン!今ちょっと武道に興味を持ちはじめた私には
これもなかなかおもしろい。
このマーシャルアーツなるものと、ダンス的要素が加わるので
ダンカン・ウォンに憧れる若い男性がいるのだろうか。
男性の多いクラスだった。
デモンストレーションで一連の動きを見せてくれた先生は
さすがにカッコいい ! 思わず拍手だ。

ひとくちにヨガと言ってもさまざまなスタイルがある。
Studio+Lotus8はヨガスタジオでありながら流派に偏っていないため
いろいろなヨガを体験できるクリエイティブで
新しいスタイルのスタジオだ。
これからも時代の流れや環境の変化などにより
たくさんの新しいヨガが生み出されることだろう。
私たちは自分にあったスタイルを自由に選び、
自分を高めていくことができる。
ヨガっておもしろい。

気持ちのいいクラスで気分がよかったのと、暖かかったので
日本橋までゆっくり歩いてみた。
日本橋はみるみる変化している。
ここ数年前から「日本橋再生」などど"日本橋"の橋そのものに
ついても議論されているし、街づくりの発展に努めているようだが
その成果か人も多く活気があった。
街を行き交う人々が若い人だけではないのがいい。
おじいさんもおばあさんも、
おじさんもおばさんも、
小っちゃいこどももいるのがいい。
何だかほっとする。
新しい"マンダリンオリエンタル"で1人ゆっくりランチをし
帰りに日本橋の"うさぎや"で好物のどらやきを買って帰る。
計画のない、時間を気にしない1人歩きもなかなかいいものだ。





まだまだ行けるぞ、サーフィン!

2007-01-25 | 海とsurfing etc.
冬のサーフィンは、けっこう気合いがいる。
普通に生活している日常、ウールのタートルのセーターにコートやダウンを着、
首にはグルグルにマフラーを巻き、手袋までしているというのに
水着の上にシャラッとウエットスーツを着て
真冬の海に入るというのだから
ふつうの人は聞いただけでもゾクッとするだろう。
当の本人にしたってオドロキなのだから。
こんな冬をもう何回も続けているが
サーフィンを始める前に比べたら、めったに風邪をひかなくなり
寝込むなんてこともなく、ありがたいものだ。

冬は5mmのウェットにグローブとブーツで完全防備。
ウエットスーツは普通はオーダーで作り
海に行く頻度にもよるが、寿命は2~3年といったところだろうか。
私のウエットスーツは1年中”アムステルダム"というブランドのもので
これはサーフィンをはじめた時からずっとそうだ。
去年両腕と胸の部分の直しをしたのだが、おしりや腰のあたりの痛みが激しく
傷ついたイルカのようになっているため、水が少し入ってきて冷たい。
そこで思い出したのが以前に買ってあって1度もしていなかった
極寒用のサーフギア、ハ・ラ・マ・キ。
遠赤外線で腰を保温してくれるウエストベルトだ。
これを巻いてウエットスーツを着る。
すると、ビックリ。
温かいと言うにはちょっと語弊があるが、大丈夫。
ホカロンみたいなものだ。
なぁんだ、みんながよく言ってたけど、こんなに違うものなんだ。
これなら真冬のサーフィンもまだまだ続けられる。
私の生活に欠かせなくなってしまったサーフィン。
なかなか思うように行けなくなってしまったが
私のこころのデトックスにもなっている。
何てったって楽しい。
今度はいつ行けるかなぁ~。
次の波が待ち遠しいなぁ。






波の教え

2007-01-04 | 海とsurfing etc.
私はからきし寒いのが苦手である。
暖冬とはいえ冬。
体の末端が冷えないように、タートルネックのセーターは欠かせないし、
さもなければ首にストールをぐるぐる巻き、
ウールのソックスに帽子と手袋、いつも完全防備だ。

そんな陸では寒がりの私だが、サーフィンをしないわけにもいかない。
寒い冬の海岸でウェットスーツに着替える時には、心を決めて
歌舞伎役者の早替りのように一瞬にして " 別人 " になる。
三角ビキニの水着の上に5mmのラバーのフルウエットスーツを着て、
グローブにブーツ。
風の強い日にはキャップも必需品だ。
冬はこんな黒ずくめの恰好でサーフィンをする。

太陽が眩しい夏のワイワイサーフィンも好きだが
柔らかい日差しのもとで、また、どんよりとした雲の下の
寡黙な冬のサーフィンもまた格別にいいものだ。


忘れもしない2年前の初乗りサーフィン。
ちょっとハードだったが、最高に形のいい波だった。
いい波に乗れて、乗りながら " 別人 " の自分にビックリする程だった。
が、代償を支払うはめになった。
風が強かったのでボードをあおられ右手を痛めた。
3日後に医者に行ったら剥離骨折だった。

それ以来、初乗りの波はそこそこでいい、と欲張らない。
お日様と空と乗れる波があるだけで充分だ。
今日の波もそんな波だった。
これから入るちょっとパッとしない、そんな波をみていたら何故だか
" ふっ " と浮かんだ。
「初心忘るべからず」。

今日一のロングライディングを思い出しながら、
お風呂場で冬の海水を含んで重いウエットスーツを洗う。
この1年、この原点のことばを相棒にゆっくりいこうと思う。







やっと出来た! シュノーケリング

2006-10-22 | 海とsurfing etc.
札幌生まれの私は、小さいときから海がちょっと怖かった。
泳ぎは得意な方だが、それはプールでのこと。
海となるとまた別なのだ。
シュノーケリングなんてとんでもない。
そもそも発想さえ無かった。
ところが surfing に行くようになり、海とも友だちになれてきてから
少し気にかかるようになってきた。
“ シュノーケリング ”
2年程前に “ Body Grove ” のちゃんとした用具を買い
一度自宅のお風呂で練習してみた。
いつの日か、きれいな海での初体験を心待ちに。

が、いよいよ絶好のチャンスがやって来た。
場所は種子島南東端、ロケット発射場がある種子島宇宙センターの
広大な敷地の中の 竹崎海水浴場だ。
それはそれはきれいに長く続く白浜。
浜からちょっとの所に、恰好の大小の岩がある透明度の高い海だ。
夏は海水浴で賑わうと言うが、今の季節人っ子一人いない。
ちょっと風が気になったが、お天気も良く、潮もまだ満ちていない、最高の条件。

シュ・ シュノ・ 
シュノー・
シュノーケ・
シュノーケリ・
シュノーケリング

やっと出来た! シュノーケリング。
やはり足が届かない海は怖かったが、それに勝るすばらしい世界に
どんどん引き込まれてしまった。
時間を忘れて、子供の頃に戻ったように心から楽しんだ。

新しいことに向かい合う度に、ワクワクしてうれしくなるものだが
これから先もいくつものウキウキを感じ、
エネルギーに変えていけたらいいな、と思っている。





カリフォルニアのビーチで見た Surya Namaskara

2006-10-18 | 海とsurfing etc.
柳が大きく垂れ下がり風で揺らめいているのを横目に、久しぶりにヨガに出かけた。
こんなに間があいたんじゃ “ Yogini ” なんて言えないな、と思いながら、いつもの荻窪の I.Y.Cに行く。
マリー先生は、始める前に “ 始めのマントラ ” を唱え、みんなが後に続く。
サンスクリット語の伝統的なお祈りで感謝のことばらしいが
以前、日本語に訳したものを読んでもよく解らなかった覚えがある。
始めての時は「 えーっ? 何言ってんの? 宗教くさい~!」と思っていたのだが、
回を重ねるうちに、今ではこれを唱えると、気持ちが奥深くへと導かれるようで気に入っている。

ヨガは、アイアンガーヨガ、パワーヨガ、クリパルヨガなど、いろいろなスタイルがありさまざまだ。
見る見るうちにヨガ教室が増え、それと同時にヨガウェアーが氾濫し、ヨガマットもエコマットだ。
日本のことだから、一時の流行になるのでは?と思っていたのだが、今ではすっかり定着している。

アシュタンガヨガの一連のポーズの中で、ウォーミングアップ的に行う
“ Surya Namaskara A ” (太陽礼拝A)というのがある。
ポーズからポーズに移る動きが9つあって、呼吸に合わせて流れるように連続して行うのだが、私はこれが最も好きで
「 さぁ、始まるぞ!」とエネルギーを集中させる。
そして、美しく出来るようになりたいなぁといつも思っている。

今年の春に、カリフォルニアのサンオノフレというサーフポイントで有名なビーチで、
まさに、これから海に入ろうとしている middle age の男性が、突然ヨガのポーズをし始めた。
よく見ていると、何とスーリャナマスカーラB だ。
「 ワ~ァ、さすがカリフォルニア! こんな中年?のおじさんなのに、
サーフィンをする前の準備運動がヨガなんだぁ!
それも Surya Namaskara 。カッコイイ~!! 」と思って、
感心した時に撮ったのがこの写真だ。
なかなか堂に入っている。

ヨガはやっぱり何と言ってもリラックスできる。
終わった後の爽快感もいい。
からだが気持ちいいだけではなく、心も気持ちよくなるのだ。
人と比較することもなく、点数をつけて競うわけでもないので、
自分のペースで少しずつ進められ
その時々のからだや気持ちと向き合うことができる。
とても奥が深くて哲学的で、私にはまだまだ未知の世界だが
今後のまだ見ぬ自分と向き合えるのも楽しみにしつつ、
この先もゆっくり長く続けていきたいと思っている。



心もデトックス

2006-10-07 | 海とsurfing etc.
今までの短いサーフ人生の中で、かなり、いやもしかしたら “ Best 1 ” になるくらいの最高な surfing ができた。
波が大きくて面がいいとか、満足な riding ができたとか、そんなことではない。
気の合った仲間5人でのセッションだったのだ。

空は真っ青で絵に描いたような秋の雲、
お日様に照らされた山肌はきれいなクリーム色で、
てっぺんには新緑かと見間違うほどきれいな緑の木々がこんもりと見える。
その上を気持ち良さそうに鳶が大きく旋回している。
左の下の方に目をやると、2~3家族がバーベキューでもしているようだ。
のどかだ・・・。
振り返ってみると、ただ、ただ,海。ひたすら海。
海面がキラキラ光ってきれいだ。
遠くにはウインドサーフィンをしている人たちが見える。
このすばらしい景色。
私たちだけの世界。
他のサーファーは誰もいない。

“ ずいぶん遠くの島までやって来たものだ ” と錯覚してしまう。
でもここは逗子。 “ 大崎 ” というサーフポイントだ。
波は膝くらいの小波だったが、遊ぶには充分だ。
こんな経験ははじめてだった。
ほんの2時間くらいのことなのに、2~3日もこの離れ小島にいると思えるほど、
しあわせな時間だった。

おいしい景色、大切な仲間、波乗り。

私にとって波乗りはある種の「デトックス」なのだ。
波乗りをすることで、必要のないものを外に出し、
次に入ってくるものの流れをよくすることができるのだ。
からだのデトックスと同じである。
今は、からだに関するいろいろなデトックスの方法がある。
でも、「心のデトックス」も上手にしなくては、と思っている。
自分の感情を素直に受け入れて、自分で消化し、解放してあげる。
流れを良くしてシンプルになる。
これが「心のデトックス」だ。
それを私は、あんなすばらしい環境の中で出来たわけだ。
言うことなし!
あ・り・が・と・う!!


<写真は帰り道、きれいだった夕陽>