しあわせのタネを蒔きました
きっと笑顔の花が咲くでしょう・・・たぶん・・・(⌒▽⌒)アハハ!
 



今年いよいよ花粉症デビューしたワタクシ
花粉を鼻で感じ取り、クシャミができるようになりました
しかし、まだ花粉症初心者です
だからなにも知らずに山へ行ってしまいました
花粉が大爆発を起こしているあの山々へ・・・
花粉のマグマは地面からあふれ、宙に舞い花粉煙は都会へまっすぐに向かっているような
自然て恐ろしい!!
(((=_=)))ブルブル


さて、今回は早めにレポに仕上げよう

朝、6時過ぎに出発し順調に高速を走り花園ICをおり
いつもの道をいつものように走っていたのに
一瞬気を抜いた時に道を誤り
気がつけば離合困難な道へ入り込んでいた

酷な道に呼ばれる

そういった感じ
そのおかげですてきな景色を見ることができたし
某山の登山口も発見できた

そんな迷子なおかげで予定到着時刻から大幅に遅れてしまった

般若山の登山口は法性寺というお寺
駐車場はお寺の数十メートル手前にあった
トイレはお寺の目の前にあり
お寺の前には3台ほどのスペースがあったので
そこへ車を止めて用を足してから駐車場へ車を移動させて準備をした

準備をしていたらどこからともなく猫がやってきて足元へからみついてきた
人になれていてとても美人さんだ


しかし、油断をするとすぐに車に乗ってしまうので注意が必要です
ま、ワタクシは大歓迎だけど~
猫のおやつは常に携帯するべきなのか悩むところだ!

準備を整えていざ出発


登山道はお寺を通ってその奥にある
お寺には募金箱があり花壇を作るための募金を募っていた
そこへお金を入れてから先へ進んだ
というのも、心づけを入れて下さいという案内があったから

注:法性寺は宗教施設です。
 檀信徒・観音信仰参拝者以外のハイキング・トレッキングはお断りしております。 
 万が一ハイキング・トレッキングなどで訪れる方には環境整備のため、
 ご朱印のなさらない方に「環境整備基金」として、300円の志納をお願いしております。
 また、階段等の施設保護・自然環境の保護の為、アイゼン・ストック(金剛杖は除く)は禁止しております。

お寺のHPの記載を転載しました・・・
今、この記載に気づいたのだけど
入れる場所を間違えてしまったようだ・・


これからあの先っちょまで登るのだ


大きな岩の間を通り少し行くと
岩を削って階段が現れその先に竜虎岩 胎内観音があった
鎖を登ると中が見える
ワタクシは鎖を途中まで登って中を覗いて降りてきてしまった






その先に月光坂(がっこうさか)があって

ここからいよいよな登りになるのだが
少しのぼったところで足元は岩盤を削って作った階段にかわる
これ雨の降った次の日はツルツル滑りそうな気がする
階段を登りつめると観音様がずらりと並んだ岩穴のようなものがあり
ここを過ぎるといよいよあの景色が~


おそらく「般若山」で検索をかけるとこんな画像が出てくるのではないでしょうか
そしてそれを見てみたい!そう思ってここを登ってくる人がほとんどだと思います

岩の先に立ったお船観音


この一枚岩がきっと船のように見えるのだろう
この岩の反対側は切れ落ちていて
見るとブルブルしてしまう

ケータイだけ崖の先にだして撮ってみた・・・(高度感なしの写真になってしまった)

ちなみにワタクシは恐ろしすぎてふちには立てず
巻き道を途中まで歩いてお船観音まで近づいた
天気が良かったので(この時点では)青空に観音様がはえておりました


平気な人はその先端にたつらしいがオソロシヤ!


ブルブルを堪能したらもっとブルブルする方へ

今度は崖の上のポn・・違う違う大日如来を拝みに
崖を上る



垂直ではないので鎖をつたえば誰でも登れるが
登った先はやっぱり切れ落ちてるしさらに高度が上がるので
こわい!
鎖をつたってのぼったところからさらに登ったところに大日如来がおられるのだけど
もうそこまでは登れん!と下から写真を撮った



撮ったらすぐに下りる
鎖をつかみ岩を削った穴に足を入れて
右、左、右、左
なぜかひとりで掛け声をかけておりた

ちなみにザックは下ろして身軽でのぼりました

さて、そこから釜の沢方面へ進んでいくのだけど
案内板の指す方向があまりにも踏まれていないし
細いので本当にその方向でいいのか不安になった
この岩の裏へ行く踏み跡のようなものもあり
惑わされる・・・

しかし、案内板の指す方向にはピンクのテープもあるので
慎重に進んでみることに
落ち葉の積もった道はどこまでが道なのかハッキリしない
下ばかり気にしていると
目の前に突然蜘蛛が現れるので注意!!
ワタクシはこれで二度びびった!!
蜘蛛の巣がはらわれていないところを見るとこの日はワタクシが初めの登山者なのだろう
(↑今後の展開を考えると初めてとも言い難い)

蜘蛛の巣をはらいながら進むのは熊倉山でもそうだった
・・・人気のない山なのだろうか?
そんなはずはない!あの写真をみれば誰でも上りたくなるはずだし!
レポも沢山読んだし!

地味な斜面を登りつめると
少し開けた場所に出た

しかし、どこをみても景色は霞んでいる
おそるべし花粉!
黄砂もあるのだろうけど、花粉が舞い上がる瞬間を見ていれば
そのすべてが花粉であるかのように思える

そこから下りになるが
やはり道が怪しい・・・

ここは崩れてるんじゃないか??てな場所があり
実際足を着くと足元が崩れバランスを崩し危うく滑落しそうになった

「溺れる者藁をもつかむ」

ヒイッ!!とばかりにつかんだ草の頼りなさよ・・・
幸い体勢をたてなおすことができた
それほど高い場所でなかったので落ちても被害は少なかったかも
そのすぐ後にアルミっぽい橋がかかっていたが
それも心もとなくその上を歩くのは危険な気がした

その先にあった橋もいつ折れても不思議じゃない感じ・・・

沢から登り返すこと、地味な急坂
登りつめたところは右に細い踏み跡が見えた
左には鉄塔

日当たりの良い鉄塔の下で休憩することに
後ろから来ていた男性2人組みとここで一緒になった
「こんにちわ」とあいさつをすると
お互い花粉がすごいね~と言い合った
それほど遠くも無い武甲山も霞んで見えない



ワタクシは地図を広げてどのあたりにいるのか確認した
と、言うのもこの鉄塔と逆の踏み跡には止め木があったので
そちらではないだろうなと思ったからだ

地図には電線をくぐっているように見える
鉄塔の奥にも踏み跡がチラリと見えていたのでどちらかを確認すればいいか・・
と思っていると、男性2人組みが先に出発していった
彼らは鉄塔とは反対の止め木のある踏み跡を選んで行った

え、そっち?

そうなのか~とのんびりザックを背負って歩き出す準備をしていると

そっちなのかな?

と、突然男性の声が後ろでしたのでビックリして振り返ると
別の単独の男性が地図を広げて立っていた

うわっびっくりした!
どっからきました?


思わず聞いてしまったが
鉄塔の先の踏み跡から来たようにしか思えない

先ほどワタクシが登ってきたところからも年配(?)のご夫婦が現れた

この単独の男性も進む方向がわからないという

向こうは止め木がしてあるから違うと思う

と、男性が言う
ワタクシも地図が大雑把すぎて方向がイマイチだと答え
でも電線をくぐっているから鉄塔の先ではないかと思うけど
鉄塔の先に道はありましたか?と聞いた

道はあるけど私が進みたい方向かどうかわからない
と言う

ご夫婦に聞くと本のコピーのようなものを持っておられ
鉄塔をくぐると書いてあると言う
やはり鉄塔の先か・・・

男性たちが止め木を越えて先へ進んだのにはワタクシも理解できる
なぜならこれまでにも倒木が多く
止め木なのか倒木なのかイマイチ判断に困ったから
ワタクシも登ってきたときにただの倒木なのかもとも思ったのだ

ここで、ワタクシたち4人は考えた
止め木を越えた2人はどうなるのだろうかと

ワタクシは男性のひとりが方向を知っているような一言を聞いていた
「こっちだよ」
と、言って出発していったのだ

彼らがワタクシたちと同じように釜の沢を目指しているとも限らない
または、道を知っているひとりが別のルートを案内できるのかもしれない

追いかけていって「道が違いますよ」といいきる自信がとにかくワタクシたちにはなかった
(本当に鉄塔の先が釜ノ沢へ行くかまだこの時点ではあやふやであったから)

とにかく、装備的にもシロウトな感じはしなかった
間違いにはすぐに気がつくはずだ
危険だと思えば引き返してくる判断はできるはず!
ちなみに健脚であることもわかっている
(実はお船観音から下を見たときにお寺の前に立っている2人を見ていたから
 そこからあっという間にワタクシに追いついたのだから)
そういうところからワタクシはひとり先へ進んだ

残りの人たちも心配ながら先に進むワタクシの後に続いた

しかし、この鉄塔の先が急な斜面の下りでズルズルと滑る
ところどころ古いロープがかけてある
古いので頼っては危険だと思うが頼らずにはいられない

ここで後ろの人たちに先に行ってもらい
ワタクシはズルズルとゆっくり下った

たまに、立ち止まっては止め木を越えたふたりが戻ってきていないか耳をすませた
しかし、なんの気配もなかった・・・
そこからずっと彼らが追いついてくる気配はなくなった・・・

ズルズルと下っていると先にいた単独の男性が釜ノ沢への道標があると教えてくれた

そして一旦沢に下りまたもや登り返す
これもまたつらい登りだ

ちなみにこの辺りで先へいった二組の気配もなくなった

先ほどの鉄塔から尾根をたどると今登っている尾根につながっている(ように見える)
もしかしたらこの尾根に出てくるのでは?
実際この上りきった尾根に止め木があった
ということは、昔は沢に下りずに尾根をつたってここまで来れたのではないかな

さて、自分は先へ進もう・・・



ありゃ?道は?


あ、あった、あった、



今回のルートはこんなことばかり
道がどこにあるのかそこまで歩かねばわからないのだ
鎖を補助に下っていく

そして、下って下って下って
やっと長若山荘へ下りてこられた
釜ノ沢五峰へはここからがスタートだ

つづく・・





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ひとつき前のお話です

お正月でなまった体を鍛えなおすべく
よさげな山を探していた
ハイカーの先輩方のレポートを見ると奥多摩方面に人気が集まっていた
というわけでさっそく奥多摩方面の静かな山をチョイス
どの方も「静かな山歩きができる」と言うのがこの御前山

マイカー登山であるし
ワタクシの持っている地図では御前山まで3時間40分というコースタイム
できれば周回せずにピストンで戻ってくるのが無難なように思えた

連休だと言うのに静かな青梅街道を奥多摩へ向かって走った
(連休だから静かなのかな?)

奥多摩湖の駐車場にはすでに登山者らしい車が集まっていた
ワタクシが用意している間にもバスがきて数人の登山者を下ろしていった
思ったよりも人気のある山のようだった

でも、後半この人気さ加減に救われるワタクシなのだった

準備を整えトイレにいって
8時半にスタート

レポートでは前半は急登であるということだった

むむっ!確かに急だ!
しかも砂が滑りやすい!

登山靴であるから登れるけど
普通の靴だったら滑って滑ってまるでマンガのようになっちゃうんじゃないかと思うと
なぜか笑える
( ´,_ゝ`)プッ




この急登、足をちょびちょび前に出して本当に少しずつ上へ進んだ
なまった体にはキツイ!
後ろから団体さんが登ってきていたので
少し上がったところで休みがてら追い越してもらった
汗がドッと流れ出る
キツイ~~(;-_-) =3

振り返るとかなり急な斜面でこれを下るのは相当難儀するであろうと思った
まるで「しりもち坂」のよう
足を滑らせれば簡単に尻餅をつくのではないか

ここを戻ることを考えると憂鬱になった

しかし、今は前に進むしかない

平らな部分もあった

やがてサス沢山
ここから奥多摩湖が見渡せる


ここから少しだけフラットな道になるけど
その後はやっぱり急坂がメインかな


急な坂を登りながら思った

登山道はたまに二手に分かれる
二手に分かれるというか、ふたつの踏み跡が離れていることがある
その分岐でどちらがラクな道なのか
おそらく元々は道がキツイのでラクそうなところを歩く人がいて
そちらの方にも踏み跡がつきやがて道になるのだろう
ただ、一瞬ではその道のどちらがラクな方なのか区別がつかない
時には岩が邪魔して先に行くまでわからないこともある

ワタクシの選んだ道は果たしてラクなのか?

結果を言えば

はずれ

ハズレ


外れ!

ことごとくハズレた il||li_| ̄|○il||li

これが自分だけがハズレを引いているのなら
自分だけがガッカリするだけで良いのだけど
この日はそれなりに登山者おり
ワタクシが(この弱脚のワタクシが!!)追い越すこともあり
すぐ後ろに別の登山客が歩いていて
その登山客も疑うことなくワタクシの選ぶ道どおりに来てしまうのだ!!

ワタクシが選ぶハズレ道を歩きながらどう思っているのか・・・
(↑きっとどうも思っていないんだけど、性格でつい気にしてしまう)

ちなみに年配のご夫婦で奥様が前、ご主人が少し離れた後ろを歩いていた

最初はスタスタ登る奥様の方が山に馴れているのかと思ったが
振り返ってご主人の歩き方を見ているとご主人の方がなれているのがわかった

なぜなら・・・ハズレ道を選んでいなかったから!!!

m(-_-)m スマヌ・・・

惣岳山(惣角山?)の手前でたまらず先へ進んでもらった
実は奥様は健脚であり
本当にスタスタスタスタ・・・・と無言で迫ってきたのだ

譲り際に
「あら、遅いから先に行って~」
と、言われたのだけど
あんだけ一気に距離が縮まって遅いなんて!

いえいえ、ワタクシももう限界なのでちょっと一息・・

「ありがとう。でももうすぐですよ~」
そう声をかけてくれた

そこからひとふんばりで惣岳山の山頂へ


~~~~~~~(;´□`)/フウフウフウフウ・・・

ヨロヨロしながら山頂のベンチに座り込みザックをおろして5分休憩
このとき、いつも使っている使い心地のよいグローブをこのベンチに落としてきてしまった
(安物だったのでダメージは少なかったけど、その安物が売っていないので残念には思う)

この時点でココを下ることを諦め
再び、メインの御前山に向かって進んだ
ソコから少し下った御前山への鞍部に体験の森へ下る分岐があった
帰りはここから下っても良いかな?
しかし、ちょっと寂れてる加減が不安・・・?

そこを過ぎて御前山への最後の登り
途中に開けている場所があった
良い眺め・・・山座同定できたら楽しかろうに・・・


登りきったところにベンチがあってそこでは家族連れともう一組が休憩していた
さらにそこから少し歩いたところが山頂だった

やっと着いた!!


で、富士山は?キョロ(((゜ー゜*)(*゜ー゜)))キョロ

惣岳山の手前でキレイな富士山が見えたので期待していたのだけど
展望がない
確か富士山が見えるという話だったのに・・
勘違いだったのかな?
しばらく山頂をウロウロしたけど見当たらず
しかもそんなことをしていたのはワタクシだけではなく
他の人たちも「富士山は?」と探していた
結局見つけることができなかった
(登りきったとこにあったベンチが富士山の眺望ポイントだったようだ)

仕方なくベンチに腰を下ろしておにぎりタイムに
おにぎりを食べていると隣に男性が座って食事の準備を始めた
なんとなく声をかけてみたらば
千葉からやってきたとか
都心を通って奥多摩までやってくるのは難儀ではないかと驚く
また、実家が丹沢にアクセスしやすいところにあるということで
とてもうらやましくも思った

どちらへ下りるのかと聞いたらば
栃寄沢をへて境橋へ下るとのこと
ワタクシはピストンする予定だったのだけど
大ブナ尾根を下るのを躊躇していることや
鞍部にあった体験の森への分岐を話した

栃寄沢方面はわりとメジャーなルートだという話ということで
ワタクシもそちらへ下ることに
親切にバスの時間も教えていただいた
バスの時間を考えると12時には出発した方が良いようだった

そこから準備を整え
「ありがとうございました。お先に~」
と、声をかけて先に出発した
おそらく、途中で出会うかもしれないと思いながら

御前山から先へ下って行くとすぐに次の分岐にあたる
ここを左に折れて避難小屋方面へ



避難小屋でトイレを借りようと思ったが
団体さんが到着してしまったので諦めて先へ進んだ

急な樹林帯を下っていると先ほど惣岳山の手前で追い越してもらった夫婦が前に歩いているのが見えた
しかし、あの健脚さなので向こうが休憩しているときに距離は縮むものの
歩き出せばあっという間に距離は広がり見えなくなる
早いな~

登山道は体験の森(こちらのルートも体験の森を通ることになる)の道と交差している
いったいどんな体験ができるというのか・・・
いくつかの交差のあと舗装された道路に出る

出たところに案内が何もないので少し戸惑う
このまま舗装路を行くのか?
少し山側へ戻ったところに(向かい側といえなくも無い距離)登山道があるが
それがつづきなのだろうか?

その道は見た感じ舗装路に沿っているようなので
万一はすぐに道路に出られるようなのでそちらに足を踏み入れた
道はやや荒れているものの、補修箇所もあったのでおそらく間違いではなかったと思える
ただ舗装路とそう距離を置かずに歩けるので
疲れていれば舗装路を歩いてもいいかもしれない

舗装路は間近にあるのになかなか舗装路へは出ない
この古そうな登山道は道路から良く見える位置をキープしながら
やがて、公園のような東屋のある場所へでる

そこで再び登山道がどこへ行ってしまったのか戸惑う

このまま林道を下りて行くのか
林道を歩き始めるとすぐに
先ほどのご夫婦が舗装路から右へ下る道へ下りていくのが見えた
そこが登山道の続きらしい

ワタクシも同様に下りていく
下りていくとすぐ右側の方に滝が見えてくる

地図を見ると栃寄大滝のようだが名前が違う
これによって自分の位置が確かでなくなってきた

踏み跡もそれほど濃くはないけれど
なんとなくついている
ここからは沢沿いを下るようになっている

ワタクシは御前山ピストンだったのでこの沢についてあまり調べてこなかった
しかし、もしそうなるという可能性も含めて登山の計画はせねばならないとここで勉強した

いま、ちゃんと地図で確認したら
登山道の入り口が若干おかしいことに気づいた
地図の入り口より手前の地点で舗装路から離れてしまった
それで踏み跡が薄く感じたのかな・・・
いやいや、どうみても皆ここから入るでしょう

とにかく薄い踏み跡・・・というか前を行くご夫婦を見ながら下っていくワタクシ
やがて舗装路は斜面のずっと上に行ってしまう

沢沿いはいつしか沢の上?のようなところを歩いている
もし増水したらどこを歩くのか?
この時点でおそらくもう登山道ではないのだろう

道が消えて前のご夫婦がウロウロしている
大きな岩がありそこを下れば先に橋が見えているが壊れている
登山道はどこなのだ??

その橋の先(向かって右側)は崩落で道がわからない
しかし、その橋の手前(向かって左側)には人工的に石が積まれた堤のようなものがある

ワタクシは大きな岩を左に巻いて下ろうとしたが
とてもじゃないけど下りられない
ご夫婦と同じ右側付近を見るとなんとか降りられそうだった
なんとかその岩を下った時に思った

これ・・道が間違っているなら戻らないとじゃ
しかし、戻るのも容易じゃない
しかも、ひとりでは戻れない状況じゃない?


ちょっと不安になってきた
橋の様子からすると登山道は沢の右側にあったはず
そして壊れた橋を渡って左側へ続いていた(下山路の場合)
なので登山道の位置は間違いないと思う

?いま、忘れていることがあるのかも
いつ、沢の右側へ移れる場所があったのだろう?
ワタクシたちはずっと沢の左側を歩いていたけど本当は右へうつる場所があったはず
↑思い出せない・・・

ご夫婦は堤のあたりを先へ進んでいった

ワタクシは地図を取り出して自分の位置を確認した
左側から尾根が下りて来ている
堤の先を少し歩くと右側から別の沢が合流しているのが見えた

なるほど・・ここか。

地図ではここから沢沿いにぴったりくっついて歩くような感じ

沢沿いを行けば道があるはず
もう少しだけご夫婦について歩くことにした
すると補修された新鮮な橋がでてきた
間違ってなかった~
てか、なんでここから登山道がハッキリしてるんだ?

そこからはハッキリとした踏み跡をたどることができた

しばらくいくと岩の陰に滝があった

地図にある滝はこれなのか?
カップルが滝のそばで写真を撮っていた
ちょっと神秘的な滝である

ワタクシはそのまま先を急いだ

人が住んでいたような跡や
わさび田のようなものを通り過ぎ
夏になったら藪で道がわからなくなりそうなところを通って


やっと舗装林道へ合流できた

あとは舗装路を下ってバス亭へ
バス停には14時到着
バスが来るまで20分程度待つだけですんだ

バス停で待っていると
反対側のバス停に山頂でバスの時間を教えてくださった男性が歩いてきた
男性は気づいて驚いていた

「あ、下りだったんですね!すみません」

ワタクシも詳しい話をしなかったので疑いもしなかったのだけど

男性はワタクシが奥多摩駅へ向かうと思っていて
ワタクシは男性も奥多摩湖へ車を回収に戻ると思っていた(電車とは全然思わなかった!)
なので男性は上りのバスの時刻を教えてくれたのだった

でも、下りはその1分前に出発だった
なので時刻的にはほぼ変わらないので結果OKなのだ

「ありがとうございました!」
挨拶をしてほぼ同時に来たバスに乗ってお互いの帰路についたのだった

奥多摩湖に戻ると観光客で賑わっていた
駐車場のすぐそばに鹿が現れたといって警備のおじさんが話しているのを聞いた
その方向を見たけど確認できずー

御前山、なかなか面白い山でござった。





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リーマンハイカーのおーまい・なるお師匠の青ざめた欽ちゃん走りが見られなくて
非常に残念に思うたねです

いつの日か「青ざめた欽ちゃん走り」を激写するべく
体を鍛えようと決心を固めて
ボルダリングジムの門をたたいた次第です!

ついでに岩場を通過する際のバランス感覚も養い
三点支持とかいう秘儀を獲得してしまいましょう

先日、日和田山の男坂で岩場と格闘している時に
足をかける場所がわからない為に
腕力だけで登りあげ
肩から腕にかけてアテテテ状態に陥りました
このロスタイムが師匠に追いつけなかった原因のひとつでありましょう!
(↑ほんとか?)

ジムはわりと近所にあった
その存在に気づいたのはつい最近のこと

ワタクシはボルダリングを始めるにあたって
ある疑問というか、不安があり
それを解消してからでないとできないのではないかと思い
先に訪ねてみることに・・・

ジムは住宅街の中にまぎれるようにあり
ジムのドアを開けて中に入ると
ワタクシの不安は大きくなった
てか、やっぱり!な感じ?


やっぱり、みんなものすごくスリムだよ!

ドアを開けてしまったし、このまま引き返すのも恥ずかしいし
なので一応・・一応尋ねてみることに
あのう・・太っていてもできますか?

ワタクシのようなメタボな体型でもできるのかどうか
それが一番心配であった

店長さんの話だと問題ないそうで
続けるうちに筋肉がついてやせてくるのだとか
だけども筋肉がついてくるので逆に重くもなるのだとか
ワタクシはダイエット目的でもないのでそこまで続けないだろうな~と思う

ちょっとだけ話を聞かせていただき
この日はジムをあとに
ヽ(´□`。)ノ・゜ヤッタアァァアァン

そして、先日ついに初ボルダリングを体験してきました


見学に行ったときに服装を教えていただいていたので
前日に買ったおニューのジャージと山で着ているカットソーといういでたちでチャレンジ
爪は事前に短く切りそろえた
↑これが一番つらい・・・(巻き爪の部分はそのままにした)
ちなみにシューズはレンタル~
普段より小さいサイズのシューズがちょうど良いのだとか
ワタクシはシューズの中で足の指が折れ曲がるぐらいのサイズでした
それでもきっとまだ大きいのだと思われる・・・

最初にルールと注意事項を教えてもらう
教わったらはいスタート!!

ま、最初は一番簡単な課題から登る

ここでは白いテープが10級(だったかな)
白の1番から課題をこなしていく
モチロンできると思えばもっと上の級をやってもいい
「こうしなければならない!」とかいう厳しいスポーツではなくて
ルールを守っていれば自由に自分の頭で体を動かして遊ぶスポーツ
そういう感じ

ワタクシは一応難易度の低い順にやってみた
白の1は足はどこにおいても自由
白の2は「2」とついたホールドだけ使って登る
白の7は「7」のホールドだけとホールドが少し微妙な位置にもあった

白の3は壁が垂直になるけど足は自由
白の4は同じく垂直な壁だけど使うホールドが決まっている

白の5はやや手前に傾いた壁
白の6は難しいというのでチャレンジせず

白の8は・・・なかなかできない
スタートが自分のヘソより下にあり
スタートになんとか乗っかっても次の一手に手が届かない ムズイ・・

ちなみに始めて15分か20分ぐらいやった頃に店長が
一旦休憩したほうがいいって声をかけてくれた

ワタクシは全然疲れていないのに不思議だが
このまま続けると恐ろしいことになるらしい

ま、休憩している間に自分の手と足が疲労している事に気づいて
このせいだな、と思った

ちょっとというか、だいぶ?休んでから再び壁に向かう

休んでは登り
登っては休む

汗をダーダー流して挑むものではないらしい
↑ここんとこちょっと誤解していた

しかし、1時間半たつともう腕はガクガクしてつかめない
白の8はそういう中でチャレンジしたので余計登ることができなかったのかも

1時間半というコースにしていたのでちょうど良かったー
次回は白の8からスタートせねば!


ちなみにどんな筋肉痛具合かというと
ジャケットを着るのに苦労する!という程度で済んだ

おそらく、休みすぎてあまり登っていないからこの程度で済んだようだけど
ガッツリ登ってしまうと包丁も握れないぐらいになるらしい

でも、トイレでお尻を拭く時ちょっとつらかったかなぁ





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お正月休みを今頃取ってみたけれど
泊まりで山へ行こうと思って準備をしてきたが
行こうと思っていた山に雪が積もってしまった
ものすごく積もってしまったわけではないが
一度も行ったことのない山で、人気のない登山口からの入山はシロウトにはムリだと判断し
トレーニングのつもりでいつもの日和田山へ

前回同じルートを歩いたときのタイムを縮めようと出発したものの
全然縮まらないタイムに顔振峠でガッカリした・・・
やはり毎週のように登り毎日鍛えなければなにも変わらないのだね(TmT)ウゥゥ・・・

さて、6時過ぎに家を出発して
コンビニで朝食を食べて7時半過ぎにいつもの駐車場へ
駐車場で支度を整え、トイレに行ったら出発~
7時50分スタート

男坂を上りこんで鳥居の前に立つ
おおっ!新しい鳥居に変わってる
年末に直していたっけねぇ


富士山は雲をまとって頂上はよく見えない


けれど、空気が澄んでいるせいなのか他はハッキリクッキリ見える


いつもよりハッキリとしたスカイツリーを眺めた(写真はありません)

今回はちゃんと山頂を踏んで前に進むことに
久しぶりに日和田山の山頂


いつもより早めの足取りで物見山へ


北向地蔵をすぎてスカリ山へ向かう 


スカリ山の入り口から誰もいない登山道を進む
人気のない山ではないはずなのだけど
ここのルートだけ人に会わない
そしてこの部分はとても寒い
日影だからなのかな?いつきても寒いイメージがある

寒さに震えながらスタスタ足を進めていたら
どういうわけかスカリ山の巻き道に入っていた
巻き道の最後まで歩いてから山頂へいく道を通り過ぎたことに気づいて
山頂からエビガ坂方面へ下りるまき道から山頂へ登った

・・・スカリ山に巻き道があったんだ
てか、どうして山頂への道を見失ったのだろう?

山頂へたどり着いて驚いた!

ひとがいるーーー!!!

自分ひとりだけだと思っていただけにビックリした
しかも女性・・・しかもひとり・・・

あんまりにビックリしているのも悪い気がして
冷静にこんにちわと言った

彼女はちょうど発つところだった
そして入れ違いに下り口で考え込んでしまっていた
ワタクシに
「ここから登ってこられました?」と聞くので

ああ、上り口に気づかず巻き道を歩いてきてしまったのでそっちから上がってきたんですよ

直下する方も巻き道も同じぐらい急なのでどちらから下りても一緒だと伝えた
彼女はワタクシがエビガ坂方面から登ってきたのだと誤解していたかもしれない

スカリ山でいつもの景色をながめ
ワタクシも先へ進んだ
 

ちょうどエビガ坂まで来た時前方からご夫婦がやってきて挨拶をしたらば
スカリ山から来たのか尋ねられた

道がわかりやすいか尋ねられたのだけど
直前で巻き道を間違って進んでしまったことから
ややわかりにくいかもしれないと濁した
でもマーカーもあるし、小さいけれど表示もあるから見過ごさなければ大丈夫だとも言った

今、思うとこのスカリ山のルートは細い尾根を歩くからどこかへ下りてしまうこともないよなぁ
山頂の入り口はどこだ?と思うことはあっても迷うことはないなぁ
踏み跡が薄いけど方向は決まってるから大丈夫か

エビガ坂からは登ったり下りたりの繰り返し
目印の鉄塔青空が気持ちよいが
この少し先では風が強く吹いて寒かった


やっとのことで越上山
前回はスルーしたので今回は登ってみることに
簡単に登れるように見えている山だけど
地味に登りがつらい・・距離はそんなにないのに
そして山頂に着いた
見晴らしの良い日の当たるスペースで女性ふたりが腰を下ろしていた
こんにちわと声をかけて山頂の看板を探した

看板が見当たらないのでもうちょっと先かなと進んでみると
岩場の先に看板があるよう

岩場を越えていくのか?

左右を見回してみたけどどうやら岩場を乗り越えるようだった

ワタクシあまり気づいてなかったけど
黒滝山ハイクから岩場恐怖症になっているかもしれない
両側が谷になっている岩場はものすごく緊張する

ふざけて渡らなければ全然大丈夫な岩場なのに
ガチガチで岩にしがみつく
日和田の男坂も登る岩を間違えると無駄な力が入って登りづらい

・・・恐怖を克服するには修行が必要か・・・

ビビリながら岩場を越えて写真を撮る


戻りは往きよりラクそうに思えたが、岩場にかけた最初の一歩が滑って

)゜0゜(!!!!!

声にならない悲鳴・・・

それでも先ほどの女性たちに気づかれては恥ずかしいと
何事も無かったように戻り写真を撮った
 

越上山を後にして
諏訪神社でトイレを借りたらあとはもうすぐ


登山道から車道に出てちょっと歩いたらゴールの顔振峠

今回は前回よりタイムをオーバーしている
ま、前回より多く山頂を踏んでいるから仕方ないが少しも縮まらないものだろうか?

顔振峠の見晴らし台まで登って昼食


雪が残ってて寒いけど貸しきり状態
雲が出始めたけどまだ日は残っていた

ご飯を食べ終わったら出発~
寒いのでのんびりもしていられない



 武甲山はいつも横顔~

下りは吾野駅まで一気に下る
1時間弱で下りきり駅の急階段を上った
この最後の階段が堪えるーーー
売店は休みだった・・なにか温かいものが食べたかったのに・・
15分電車を待って乗車(14時6分発)
中はガラガラだった

高麗駅でおりて駐車場まで歩く
駐車場で帰る支度をしていると
エビガ坂で会った(と思われる)ご夫婦が下山してきた
お互い無事でよかったよかった!


吾野駅そばの299号沿いにトンネル作ってたー




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自分のパソコンでワードが見られないことがつい先日発覚し
重要なワードの書類を開くのに1時間半も格闘したワタクシです

パソコンの変え時と判断しております
今度は海外ものはやめようと心に誓っております

さて、もうすでに過去の話になっておりますが
いつ行ったのかさえもあやふやな記憶をたぐり
2日目の記事をサラっと書こう


2日目の朝7時過ぎごろデポできないザックを担いで丹沢山へ向かって出発
このときはまだ筋肉痛もなく快適に歩き出すことができた

左側に富士山を眺めつつ山の稜線を丹沢山へ向けて歩く
1時間ほどの行程なのに
遠く感じたのは睡眠不足と疲れによるものなのかな

健脚者にはなんでもないような道のりも
ワタクシには
がつくアップダウン!

登ったのに下りるの?
んでもってまたもや登る?
つか、丹沢山ってどこ?

目の前の山がそうだと信じて登り裏切られたりする
↑毎度毎度成長しないものだ

地図を確認しては前日同様に

まだここなの!?( ̄Д ̄;) ガーン

自分の弱脚にガッカリする

途中の登山道で動物の亡骸を発見
なぜ彼はここで亡くなったのか不思議でならない


観察してみるも致命的な傷も無いように思えた
触ってみたらば凍るほどに冷たくも無い
と言うことは昨夜より後に亡くなったのだろうか・・・
こんな何にも無いところで
何が起こったのだろう?

写真を妹に送ってなんていう動物なのか尋ねたらば
「テンじゃないかな」という返事がきた

調べるとホンドテンというものらしい

シカに踏まれたのかな?

丹沢山へ続く登山道はたまに木道になったりするので歩きやすいが霜が下りてると滑りやすいかも

1部だけ崩れた部分にはしごがあるので
少し気をつけねばなりません
両側が落ちているのでちょっと緊張~



いつもどおりゼーハー言いながら丹沢山へ到着

見晴らしは・・・
なんだ?富士山が見えるけれど
その逆側はイマイチ
東京方面はみやま山荘の裏へ行けばよくみられるのかも?



ワタクシは尊仏山荘の方の見晴らしが好きだな

なので、ゆっくりもしないでユーターン
再び塔ノ岳に向かって歩き出した
途中、東京方面に開けた広場があってベンチもあるところで
軽くお茶にしてお菓子を食べた

戻りもやっぱりゼーハー
そして「まだなのー???」の連続
遠く尊仏山荘がちょこんと乗っかった山を望んで
こんなに遠かったっけ?と思う
結局、塔ノ岳に戻ってきたのは10時過ぎぐらいになった

この時間で山頂には沢山の人がいて驚いた
いったいどこから何時にスタートしてここにいるのだろうか?
きっと今、ここにいる人はだれもかれも健脚に違いねい!!

人の多さに驚きながら鍋割山へ向かって
歩き出した
途中まで山荘で一緒だったおじいさんと歩いた

金冷やしの手前の登山道のすぐ脇でカサカサ音がしたので
音のする部分をみていると
小さなねずみが穴から出てきては
草を持って穴へ戻っていく
寝床でも作っているのかな
和むね・・(´ω`*)

とてもかわいらしい、そばで見ていても動じないので手を出してみたら
チョチョッと穴へ入ってしまった
さすがに手には乗らぬか・・・

金冷しから少し下って大丸へ登り返す
ここから鍋割山までもかなり整備の進んだ登山道になる


右手には蛭ヶ岳方面が見える



左には昨日登って来た大倉尾根
花立山荘がちょこんと尾根の上に見えた

あの尾根を登ってきたのか!と思うとちょっと感動する
自分の移動してきた距離が目でわかる



この時間のこの尾根は日が当たってとても気持ちが良い
小丸を過ぎたぐらいにやや急な下りがあり
これを登ってくるのはつらいだろうな~と感じた

正面に鍋割山と富士山が見えてきた



そして、塔ノ岳から1時間半
やっと!やっとの鍋割山!



人 多!

こんなにも人気の山だったのか・・

ま、人気なのは鍋焼きうどんなのかな

みんながそろって鍋焼きうどんを食している様は
ここはうどん屋か!?と思ってしまうほど

でもここは山の上で山荘が立っているだけ

しかし、流行には乗らねばなりません
さっそく鍋焼きうどんを注文
注文したらその場でブラブラと待ちます
出来上がったら名前を呼ばれるので中で待っているのがいいかも
中で食事される方は入り口すぐのところにザックを置く場所があるのでそこに置きましょう
でないと注意されるそうですよ~

ワタクシはせっかくなので外でいただくことに
そとの日差しを浴びながらの食事は気持ちの良いもの
この日はそれほど寒さもなかったのでよかったかも

アツアツのうどんはうまい!
このためにエンヤコラ塔ノ岳から歩いてきたのだからうまさ倍増
汁まできれいに飲んだら器を返しにいきます

返してトイレに行ったら
さあ、あとは下るだけ

とにかくとにかく下るだけ
12時ちょいすぎに下山開始

下り始めは鍋割山をこんなにも目指している人がいるのか!
と驚くほど人とすれ違った

下りはじめは結構急で
登り優先ではなく下り優先な感じになっていた

「ちょっと休むからお先にどうぞ~」
と登りの人からは声がかかったりした

15分か20分ぐらい下ったところで、ワタクシと同年代の女性グループが休憩をしていた
話題は山頂までどれぐらいか?というのが聞こえてきた

すれ違いざまに
「あと、もう少しですよね?」
と、中でも登山に慣れていそうな人から声をかけられた

全員を見回して思う
おそらく声をかけたこの方ならあともう少しと思えるかもしれないが
残りの「ハイキング楽しい~♪」的な風貌の方なら
「もう少し、じゃないじゃーん!!」と悲鳴があがるような登りが残っている


ホントあともう少しですよ~( ̄▽ ̄)

そう声をかけてワタクシはその場を去った

苦しむが良い!それがといふものなのだ
( ̄∀ ̄*)ウケケケ~
↑悪いヤツになっている


そこからも急な斜面は続き足に堪える
こんな斜面を登るより、整備された大倉尾根を登った方がマシだ!
そう思ってくれる人は多いにちがいねい!
自分が取ったコースは間違いなかった!(初心者にとってネ)


ただ、もしかしたら鍋割山も整備されてしまうかもしれない
大丸、小丸を歩いて鍋割山のこの斜面の様子をみるとおそらくキレイにしてしまうだろう
それが良いのか悪いのか・・

酷道が整備されキレイになってしまった
そんな箇所を眺めると、苦労して走ったあの頃がとても愛おしい
そういう気分になった
山の常連者はそう思うのではないかなぁ

初心者なワタクシは整備してくれてありがとう!!!サイコー!!と思っちゃう
階段って登りづらいけれど
バランスの取れない初心者には確実に足を接地できるものだと思う
(↑御前山登って思う今日このごろ・・・)

そして、前日の筋肉痛が現れた頃に二俣へ向かう分岐の後沢乗越が現れた
二俣方面へ左に曲がる

しばらく行くと橋があって、そこから林道歩きが始まる


長い・・・

果てしなく長い・・・



飽きるほど長い!!!


そして、誰もいない・・・(´・ω・`)


有名な水運び現場・・・ワタクシは途中で投げ出してしまうかも~



道はフラットになったのに足はクタクタで歩く速度も上がらない
景色は傾いた日差しと少しだけ残る紅葉決して悪くは無い
しかし・・疲れた・・・

上空ではヘリコプターの飛ぶ音がずっとしていた
前日に運べなかった尊仏山荘の荷物を取りに行っているのだろう

途中、県民の森へ行く分岐で一の沢へ向かう林道の
鉄製の大きなゲートの向こう側で宴会をしている人たちを見かけた

なぜにソコ??
そしてどっから入った??

思わず陽気な宴会をジロジロと見てしまった
林道の関係者かもしれぬ

あまりにも長く誰もいないので
さすがに道を間違えているのでは?と思い始めた頃
やっと後ろから登山者がやってきた
間違ってはいないのだとホッとするも
あっという間に見えなくなる

どんだけ自分遅いんだ!!!

また、油断して歩いていると
突然の物音に驚いて後ろを振り返る
ΣΣ(・ω´・lll) 曲者!?

しかし、普通に登山者が歩いてきて気まずい思いをする

音もなく近づいてきて突然ガサガサするのは反則だと思う


ここは最後まで林道歩きではなくて
もう少しで大きい道かな~という手前で順路(大倉バス亭)が山の中へ
距離は短いけれど山の歩いて、畑の横を通って住宅街へ出る
そこから少しあるいてやっと大倉バス停の向かいに出た

長かったはじめての山小屋登山は終わった
次は山小屋泊縦走登山を目指して修行をつもうと思った
もっともっと体力をつけねば!





て、なんで体力づくりはじめたんだっけ?

(・ω・;)!!!






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年末も年始も仕事だ!
この鬱憤をどこで晴らせばいいんだ!
きーーーーーっヾ(*`Д´*)ノ"彡☆

さて、この夏に買った45ℓのザック
日帰りの登山では大きすぎる容量ではあるが
なんやかんや入れると、それなりに収まりがきいて
別にこれでもいいのか・・と思う傍らで
それ以上の役を背負う楽しみも味わってみたい
そう考えていた

初めての山小屋デビューとして計画した燕山荘泊
残念なことに台風で登ることすらできなかった

山小屋デビューは来年に持ち越そうか・・とも思ったが
今年中にデビューしたい!どこかできるとこはないか?
それも初心者にやさしく単独でも安全な山で

11月の下旬に取れた連休
すでに冠雪している山も多く、山小屋も閉まっているところばかり
こんなにも山の秋は短いのか!とただただ驚いた
マジ? (゜┏Д┓゜ ;)

通年営業している小屋で登りやすそうなところは丹沢あたりと雲取山だろうか
そのどちらかで悩んだが

やはり寒さが軽減される標高の低い山と
この稜線を歩きたい!とハイキングを始めた当初に思った山に近い山
丹沢に決定!

実は、ハイキング初めた一年前に
蛭ヶ岳の写真を見て
おー!絶対ここ歩かなきゃ!
そう思った

今回は蛭ヶ岳も視野に入れたが
どんなルートにしても自分の弱脚と車の回収を考えると蛭ヶ岳はムリだった

そこでもうひとつの希望を取り入れた

山の上でニャンコに会おう!

皆さんご存知の尊仏山荘にお住まいのみーくんに会ってみようかと

そうしてワタクシの山小屋デビューは尊仏山荘に決定された
もちろんカレー好きです・・・
おでんも好きなのです・・・

そう決定されながらもギリギリまで天候や体調やらで迷ってはいましたがね


当日の朝、5時半に家を出て環八を走る
(予定では5時出発だったが、この日は山頂まで登るだけなのでそれほど焦る必要もない)
平日の環八は混んでる!
でも、無事に東名高速に入り秦野中井ICでおりて大倉を目指す
意外にもインターから近かった

高速を走っているところからフロントガラスにポツリポツリとあたるものが
それは大倉に着くころに本格的になった
大倉バス停裏の駐車場で本降りになった空を見ながら自分の運を恨めしく思う
なぜに自分はこうなのか・・

「急ぐ旅ではござらぬ」ので車の中でしばらく様子を見ることに

ふと登る山の方をみるとなんとが出ていた

山方面は分厚い雲が乗っかっていたが
海の方から雲が取れて日が射してきていたのだ

才才-!!w(゜o゜*)w!
雨の中外に出て撮影
周りの人も虹に気がついて写真を撮っていた

そうこうしているうちに雨がやんだので準備を整えた
隣に止まった車のおじさんと話をしていたら
ワタクシが止めたこの平日無料の駐車場は夜間閉鎖されることになっていて(夜間駐車禁止)
泊まりの人は有料に止めることになっているそうだ

おじさんが言うには
「でも、1回ぐらいなら大丈夫だよ~ちょっと紙が貼られるぐらいで」
と教えてくださった
が、ワタクシ真面目なので車を有料駐車場に移動し
バス亭で登山届けを書いて提出し
バス停そばのニャンコをなでくりなでくりしてからの出発となった

ルートは大倉尾根を登り尊仏山荘に1泊
翌日、丹沢山を往復し鍋割山を経て大倉へ14時に下山



さて、ワタクシのがんばってきたこの一年が試される
そんな気持ちだった
・・・と言っても、そんなに登っているわけでもないがね・・

しかし、前週に歩いた日和田山で確実に自分は1年前と変わっていた!
そう感じていたので期待も高かった

結果・・・・・


1年前と何か変わったかね?

ああ、そうです
1年前と同じくあえぎあえぎ山に登っていました
しかもノロノロ歩いているにもかかわらずです
汗もドードーと音を立てて流れていきました
とても涼しい顔で登るなんてできませんでした
il||li_| ̄|○il||li


大倉尾根は通称バカ尾根と呼ばれ
標高差もあるが、距離もバカみたいに長い!そんなことから呼ばれるらしい




こんな風景を眺めつつ登るのだ

標高差については距離から考えればそれほど急登ということは無いだろうと考えていた
その考えどおり急な箇所はあるけれど
今まで登った山を考えれば全然・・・

全然・・・



ぜぇ~~んぜん!

歩きやすいのですよ!オクサン!

松手山(平標山)蓼科山、白馬乗鞍岳、熊倉山・・
それからすれば整備の進んだ大倉尾根は断然歩きやすい
それだけに人が多く登山道(というか山全体?)ももろくなっていっているとか・・・

歩きやすさを感じながらも
その距離の長さに体力は消耗されていった

時折地図で現在地を確認すると驚くほど進んでいないことに気づく

まだここなの!!

相当進んだと思っていても堀山にいたという事実に驚かざるを得ない
そこから堀山の家、天神尾根分岐を経て
花立山荘に近づくと辺りはすっかりガスがかかってきた
寒さも相当になった



堀山の付近で追いつかれた山姉さんの団体の声もいつしか聞こえなくなった
どこで折り返したのだろうか・・・?

花立山荘でお腹もすいたので、ベンチに腰を下ろしてご飯を食べていると
朝、駐車場で話したおじさんが下りてきた

あ!こんにちは!もう下ってきたんですか!

あ、朝の人だよね?

そうですそうです!やっとここまで登ってこれました~
いや~とっても時間がかかっちゃって


大丈夫、大丈夫、ちゃんと時間内だよ。その先まで行けるよ~

時計を確認しながら答えてくれた

時間的に先にはいけるでしょうが
ワタクシの体力は塔の岳が精一杯です

それにしても、下山してくる人が多い!
もう登っちゃったの!?
といううらやましさ!
自分にコースタイムと同じ時間で登れる力があれば
もう少し欲張ることもできるのに

山では安易な欲張りがきかない
そこんところバイクのツーリングとは違うな~
(って、比べるなってか)

花立山荘でのんびり休憩してもいられない
気温もだいぶ下がってきていて
ウィンドブレーカーを着て山頂を目指して歩き始めた

山荘前で休んでいる時に話された方が
山頂まではもうすぐで、もう今までのような急なとこはないから
と教えてくださった

花立山荘の手前にやや急なところがあって
そこが、疲れた体に堪えるのだった

その言葉を信じて登るも
やっぱりワタクシですもの!

キツイ~~~~

チョビチョビ足を運んで前に進んでいく

そしていよいよ山頂へ

塔の岳山頂、ココが今日のゴールだ

(ノ゜ω゜)ノ*.オオォォォォォォォー


てか、


真っ白


そして


暴風





山頂の写真とったらダッシュで山小屋へ

ダッシュ!-=≡ヘ(* - -)ノ さみーーー!

そして、いよいよ初の山小屋デビューです

こんにちは、予約したたねといいますー(=´ー`)ノ 

受付で宿帳のようなものを記入して
宿泊料を払います

今日の宿泊状況を聞きましたらば

山頂で作業していた業者の方がもしかしたら泊まるかも
あと、2人組みが予約しているけどこの天気だから来るかどうか・・?

そんな感じだったので
なんと個室を使わせてもらえることに!
階段上がってすぐ右側の1号室が今日のお部屋
部屋はL字型になっており、布団が5枚ぎっちりと敷かれていた

ひとりなので荷物を広げて置くこともできた
それにしても・・
ひとりはすることがない!


とりあえず下でお茶をしてみることに

食堂でお茶をしている間にも人は訪れていた

目的であったニャンコを発見!
ストーブの前でくつろいでいる
おじさんが触ってもビクともしないので
近づいてなでくりしようとしたら嫌がった

なんで!?( ̄□ ̄;)!!
そこは山のシロウトさ加減によるものかもしれない
山に慣れている人ほど触らせてくれるとか
ワタクシはまだまだ修行が足りないのだろう

しばらくすると年配の男性がやってきた
お髭がとっても立派だ
丹沢山のみやま山荘に宿泊予定だったけど
ここから歩けそうもないので宿泊を尊仏山荘にできないかということだった
宿泊者がひとり増えた

ちなみに業者の方たちは下山命令が下り
14時頃に渋々下山していった
渋々というのが翌日にもう一度登ってこなければいけないような話だったから
彼らは作業に使った機材などを下ろすためにヘリが飛ぶのを待っていたのだ
山頂のこの天気ではこの日はへりは飛ばず翌日に持ち越されたのだった
快適に山荘が使えるのはこの方たちのおかげでもあるのです
お疲れ様でした~


残った荷物たち・・

再び部屋に戻ったら
ちょっと着替えでも・・下着だけ着替えようと脱ぎ始めたのはいいが
疲れた足がワタクシに試練を与える

ピキーン!!!∑ヾ(≧□≦*)ノ あうっ!
変な体制をとったわけでもないのに足がつってしまった

アデデデ!(o_□_)oドテッ
たまらず布団の上に寝転ぶがそれだけで治るわけでもなく
ひたすら痛みに耐える
足を伸ばしたり曲げたり、寝転んだままラクな体制を探したが
ラクになるのは一瞬ですぐにまた足がつりはじめる
それはそれは誰にも見られたくない姿であった

よかった・・ひとりで・・・

声を押し殺してのた打ち回ること数分
やっと足が回復したので、速やかに着替えを整え
廊下にあった本でも読んでみることにした ふう・・

部屋はとにかく寒いので
布団にもぐりこんで本を読んでいた
布団に入れば眠くなってしまうかと思いきや
意外に本に熱中してしまった
ちなみに睡魔がきても寝てはいけない!
夜に眠れなくなってしまうから・・・
そう心に誓っていた


夕方の山頂・・

山荘に訪れる人の声を聞きながら
宿泊者がひとり、ふたりと増えていったのがわかった
そして、予約していたという2人組みも16時ごろだったか到着した
この日の宿泊者は計6名だった

夕食のために18時少し前に食堂へ下りていく
外は暗闇だけど空が見えないところから
あいかわらずガスがかかっているのだと思った

夕食は名物のカレー
サラダもついて豪華です
ルーはもちろんおいしかったけどごはんもおいしかったよ!


他の宿泊者と山の話をしながら食べていると
月が見えてきたと言うので
外に出るとややガスが途切れ月が朧に見えた

しかし、長くは外にいられない
それだけ寒いのだ!

すぐに屋内に戻って再び談話をはじめた

ふと窓の外をみると富士山が青白く暗闇に浮き上がっていた

あー富士山が見えてる!
目を移せばその裾には夜景もみえていた

ガスが晴れたのだ

皆、すぐにカメラを持って外に出て行った

山頂からみる富士山とは
ていうか、夜に見える富士山はこんななんだ・・・


月の光を浴びて青白く浮かび上がる
左下に見えるのは裾野の夜景

到着時の天候からこんなキレイな夜景が見られるとは思わなかった
振り返れば東京方面の夜景・・・
イマイチどのあたりが東京タワーでスカイツリーなのかわからなかったが
キラリとゆらめく夜景は素晴らしかった・・・

ずっと見ていたい・・・

が、寒さには耐えられません!
数分で屋内へ戻り

再び外へ出て眺める・・・

そんなことを繰り返していた

そして、消灯までのひとときを皆さんにオススメの山の歩き方を教わりました
なるほどね・・
次はあちらへお邪魔してみましょうか・・・

消灯は8時
消灯と言っても真っ暗にはならなかった・・・ような気がする
私は山を歩く格好にダウンを着てその上からウィンドブレーカーを着て
腰にはダウンのひざ掛けを巻き
使い捨てカイロをお腹の上にのせ
毛布を二枚重ね布団をかけて寝た・・・

といっても、窓ガラスがガタガタ言うせいなのか
初めての山小屋に興奮してなのか
全然、寝付けない
外の風の音が尋常でない
よくもこんな山頂にたつ山小屋が吹っ飛ばずにいられるものだと思った

ようやく寝付けたと思いきや
再びまぶしさで目が覚める・・
朝なのか?と思ったら月の光がちょうど窓から差し込む位置にきてしまったのだ
まぶし~~!

そしてなんだか寝たのかわからないうちに朝になった

6時少し前に起き出して支度をすませる
5時ぐらいから下ではゴトゴト音がして朝食の準備が始まっていた
自炊派の男性も朝食をすませたようだった
早いな~・・・
自分は6時前に起きるのがやっとじゃないかな
こんなんでこの先大丈夫なのか・・




朝食はおでん!

だしがきいておいしい~あったまる~やっぱごはんがうまい~
食べているとご来光が!

ということで途中で外へ出て行く



雲が多いので雲の間からのご来光だった


富士山方面はこんなかんじ

そして、蛭ヶ岳をまわって西丹沢へ下りる男性が出発していった

ワタクシもご飯を食べて準備を整えた
ポットにお湯を入れてもらい(300円)

この日は丹沢山を往復してから鍋割山へ行く予定

お髭の年配の男性と、2人組みの男性は荷物を尊仏山荘にデポして往復するらしい

ワタクシは・・・サブザックがないのでそのまま担いで出発

これもトレーニングじゃ!

そして、新たな道へ踏み出していくのであった

つづく


写真がほぼボケていて使えない上に
どうやら保存ボタンを押し忘れたことがありあまりなかったりする・・
デジカメの変え時かな・・




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気がつけばワカサギ釣りも解禁している
釣りも行きたいし、登りたい山はまだまだあるし
しかし、やらねばならないこともあるし
気持ちだけ焦って前に進めない

イライラしながらも毎日はあっという間に過ぎて何も解決しない

ふう・・・人間を休みたいな

とりあえず書き終わっている記事でもアップしようかな~
すっかり忘れ去られようとしていたけど

これは10月の登山記録です


10月1,2日と連休を取り
山小屋デビューとして燕岳を目指し
燕山荘に予約を入れたのに

ワタクシの嵐を呼ぶ体質のせいなのか
見事に台風が近づいてくれ
当日の朝には通り過ぎたものの
台風の翌日に登山をするのはどうなのか?とネットで検索するも
あまりよろしくないという印象をうけ
前日まで迷った結果目的地を変更することに

台風が通り過ぎた天気が安定していそうな西よりの場所として
乗鞍岳伊吹山をピックアップ
急いでその山について調べた

天気予報を何度か確認し風の影響が大きそうな乗鞍岳を諦め
さらに西よりの伊吹山にした

暴風雨の過ぎ去った深夜出発し
中央道をトコトコ走った
朝にはやや風があり雲も出ていたが
青空も見えるところから、もしや燕岳登れたのでは?と何度も思った

それでもいい天気で気分良く高速を進み
恵那のトンネルを出たとたん天気は一転
暗い雲が垂れ込めていた
雨もたまにあたる

ま、西へ進めば晴れるでしょうと関ヶ原インターを下り
しばらく走るととうとう雨が・・・
伊吹山も雲の中でどれがその山なのかわからない・・・

この日の登山は諦め琵琶湖を一周して彦根にある前回泊まったビジネスホテルへ入った

翌日、7時過ぎにチェックアウト
下道を使っていこうと思ったら意外にも渋滞しているようなので
すぐに高速へ1区間走って米原で下りた

伊吹山を選んだ理由は
ツーリングマップルでみたこの山を走る伊吹山ドライブウェイの通行料金が
自動二輪車で2100円もするということで
いったいどんだけスバラシイ景色をみせてくれるところなんだ!?
そういう思いとブログの知り合いの方が登られていたので
そのうちに訪れてみようと思っていた
「そのうち」が意外にも早い機会で巡ってきたのだった

調べると、それほど高い山ではないけれど
スタート地点が低いこともあって1000メートルの標高差を登ることになっている
この登り応えが魅力のひとつ



登山口近くの民家の駐車場を利用することになるのだけど
あちこちに駐車場があってどこに止めたらよいかわからないぐらい
1日500円ととてもリーズナブルなところに止めさせていただき
さらに、ハイキングマップをいただいてから出発

登山口にたたずむ看板犬(?)をなでくりなでくりしたらいよいよスタートです


はじめは樹林帯を登る

これがワタクシにはツライ登りだった
道はややぬかるんでいて滑りそう
ひたすら地面を眺めながらじっくりと登って行く

視界があまり開けない樹林帯を越えると1合目に出る


ここはスキー場のふもとになるのかな
1合目を上がると視界が開けて平野が見えてくる
ここから上ははどんどん視界が広がっていくことになる


このスキー場の部分はややゆるやかな斜面になるけれど
2合目からはまたちょいキツイ


実はこの付近からは山頂は見えていない

ゼーハーゼーハーしながらゆるやかにカーブしている登山道を進むと山頂がやっと現れる
その時になって自分の現在地がわかって
弱脚のワタクシの口からは笑いが漏れる

(TwT。)フフフ・・・マジかよ



山頂はもう一山登ったところにある
自分が今、苦労して登った部分はほんの一部にすぎない
これ、白馬乗鞍でも同じように思ったっけ
そして、あの時と同じようにこれから登る斜面を呆然と見ていると
男性ハイカーが後ろからやってきてあいさつをした

少しお話をさせていただいた
彼はこの山は5回目で前の4回はすべてガスで何も見えなかったと言う
しかし、今日のこのスバラシイ天気!期待できそうだとお互いに語った

それにしても、この先のあの斜面がキツイのではないかとしり込みするワタクシに

あの、斜面は九十九折れに登るので見た目ほどきつくはないですよ
ただ、日差しをさえぎるものがないので暑いかもしれません


なるほど、確かに日差しが直接あたるので暑いだろう
半袖でよかった!

頂上が見えた地点から3合目まではススキの原っぱが眺められるゆるやかな道だった
ま、アメとムチのアメ部分かな


そして3合目トイレがあった
先が見えてきた


やや木のある部分を通る最後の木陰かな




ここからは斜面を九十九折れで登って行くことになる
ここの休憩所はなぜか自販機がおいてあって
道具小屋かと思ったところが実はお店だったりした

九十九折れっていいですね!
道が登っている線と平坦な線を結んでいるようで
意外に休める!

正直、つらいのは3合目までで後は割合緩やかに登ることができる
ま、弱脚のワタクシにはゼーハー加減はかわらないけれど・・・


5合目からカウントダウンが始まる・・・
が、6合目が見当たらず7合目


・・・ここでガスがどんどん流れてきた
一気に頂上付近が真っ白に


ありゃ?なんで?

どんどん真っ白になっていく山頂を見上げると
自然と心も足も早くなってくる
なのに全然近づいてこない山頂

つづら折れは負担は少ないけれど
距離が伸びる分、なかなか進んでいないもどかしさがある

そして8合目

まだ8合目?まだ!?

早く!早く9合目!!
↑焦る心

ところが9合目もどこにあるかわからず

やっとそれらしい案内板が現れたので
いよいよ山頂か!と思うが
山頂へのルートが書いてある案内板だった
まぎらわしいよ!



ヾ(*`Д´*)ノ"彡☆

しかし、頂上まではあと少し・・・
ガスで先が見えないが、あと少しで山頂らしい

この山行へ出発する直前にイッテQ登山部を見ていただけに
山頂までの後もう少し的な部分はまさにビクトリーロード

ヽ(´□`。)ノ・゜ヤッタアァァアァン

これまでの歩みを考えると毎回こんなである↑

しかし、油断するなかれ!
この最後の道が実はツルツルしている道なのだ

ツルっ!ヽ(*゜ω。)ノおわっ

そして、とうとう山頂へー・・・・


山頂に着くとどこからやってきたんだ!?というぐらい人がいて驚く
普通の格好でいる人はドライブウェイで上がってきたと思われるが
ハイキングの格好した人は!?
ワタクシと同じように登山道登ってきた???

そんなに歩いてた人いたかな?

不思議に思いながらも山頂からガスの切れた部分の景色を眺める
んー・・・やっぱりいつもと同じ景色だねぇ・・・

山頂の広場の手前で3合目付近で話した男性とすれ違った
お互い苦笑い
5回目もやっぱりガスでした・・・
彼は6回目にチャレンジするかしら?

何も見えない広い山頂でご飯を食べたら下山!
山頂は遊歩道があって周遊できるみたいだけど
そんなにのんびりしている余裕はないかな
なにせ、下山後は埼玉まで帰らねばなりませんから!

この下山がくわせもの!

徐々に徐々に下るのが膝にはいいが
距離がありすぎる!




ただ、山頂直下から景色は広がってスバラシイ!(ガスは山頂だけにうずまいてたもよう)
琵琶湖、平野、小さな山々
まるでジオラマ!
これは平野が広がって作り出す景色
関東ではなかなか見られないんじゃないかな~

イイ!イイ!すごくイイ!(≧∇≦)b

関東だったら筑波山あたりがこんな感じの地形かな~
でも平野がこんな風に見えたっけかな?
・・・てか、いつも曇ってるからわからんな
本当に東京には空がないんだよ!

て、脱線してしまったが

下山には苦しめられた
景色が見られるときまでは良かったが
それ以降は・・・修行かな
膝を鍛えるとかいうような修行


4合目以降は惰性で足を前に出している状態
3合目は疲れて疲れて足が棒のよう
歩くスピードは上りと同じようにノロノロ
ノロノロしているから全然前に進まない

2合目で後ろから朝にあった小柄な若い女性に追い抜かれた
この女子がまたテクテクしっかり足を運んでいる

その姿を見てワタクシは知った
↑知るのが遅すぎたが・・


下山も登山なのだ!

登ってしまえば、後は安全に下るだけ
惰性で転がるように下っていたが
そうではなくて、上りと同様に足を前に運ぶ
しっかりと歩かなくては!

そう気づいた時
再びワタクシは歩き出した
前に向かって進んでみた

惰性で足を出すのではなく
歩く為に足を前に出す

モチロン疲れているから膝は痛いし
ラクに歩けるわけではないけど
ただ、前に進んでいる感は大きくなった
1合目から登山口はなかなか早く歩けたように思う

やっと登山口まで戻ると
朝あったワンコは営業を終えたのかいなくなっていた
非常に残念だ

駐車場に戻ると管理している奥さんが

「おかえりなさい、サービスで麦茶か梅ジュースがありますけど」

なんてウレシイんでしょう!!

ワタクシは手作りの梅ジュースにしました
さっぱりとしてほのかに甘い

うまい!

疲れた体に染み渡る~~~~

そこでちょっとお話をさせていただきました

近くの日帰り湯も教えていただきました

伊吹薬草の湯・・だったかな
人も少なくてゆっくりできました

とても良い思い出の登山になったと思う

しかし、この伊吹山はナイトハイクが有名だそうで
しっかりした登山道だから歩けるのかもしれないが
暗いうちから歩き出して、山頂からご来光を見るのが良いらしい

いつかやってみたいなー。

ちなみに、帰りは高速を休み休み走って
帰宅は深夜1時!
なかなかキツイ行程だけど
これは車だからできたのかも!
バイクだと厳しいよな~


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伊吹山の感想もあと少しで書き終わるところなのに
この山の感想から先に書いてしまおうというあたり
ワタクシは重症患者である

飽き性という名の・・・・

この日の前日に某イベントに誘われたのだけど(内容的にはお見合いパーティぽい)
なにせこの山に登ると決めていたので断らざるを得なかった
それだけ、この山に関心があった

・・・のかなぁ~?

ハイカーになってすぐの頃に
近くの山、近くの山、と地図をめくっていたときにふと目にとまった「熊倉山」の文字
駅からスタートすれば標高差1000メートルを登る登り応え満点の山のようだった

当時はまだまだ標高差の少ないところを登っていたので
登ることまでは考えていなかったが
なにせマイナー好きのワタクシ、某山の雑誌で打田さんがこの山のことを書いていたことと
その打田さんオススメのマイナーな山であること
それだけで気がつけばそのうちに登ってみようと思っていた
(ちなみに某雑誌の急登ランキングにも入っている山でございます)←マイナーなのか???

いざ、登るにあたって検索をかけたところ
思ったとおりあまり登られていない様子
コース案内に載っていた林道コースは現在崩落で通行止めとのこと
時間的にもショートカットを利用したいので
城山登山口というところまで車で行って登ることに
ここからだと標高差は800m程度に縮まる
帰りは日野コースをくだり林道を歩いて城山登山口へ戻るコース

しかし、人によって「登山道はしっかりしていて安心」という意見と
「踏み跡が薄いので下山時に気をつけないと」この二つの意見があった
このふたつの相反する意見に不安を覚えながらも

マイナーとはいえ誰かしらいるっしょ!!
と出発

武州日野駅あたりから登山口へ向かい
山翠荘との分岐の手前にある(水車小屋が目印の)トイレで用を足し(駐車場あり)
再び登山口まで車を走らせる
城山登山口の前の路肩が広くなっているのでそこに車を止めてスタートした

登山口の案内板にはいくつかの張り紙が
ふたつは行方不明の登山者のものだった
ここは遭難が多い山のようで、それだけで一瞬山へ入るのをためらってしまった
なぜなら・・・


登山者のいる気配がまったくしない!から

ワタクシの前に登った登山者はいつなのだろう?
そんな寂れた雰囲気の登山口
もちろん案内板も行方不明のチラシも風化はしていないが・・・

最近登られた人のブログだって見たし!(たぶん・・)
工事してるお兄さんたちも何人かいたし!(それがなんの役にたつのか?)
とりあえず最初のピークまで登ろう・・

そんな出だしだった

最初は急な斜面を延々と九十九折で登って行く

これがとても単調なものだった
展望はほぼない状態

でも、山と向き合って登るのは悪くない(常に地面ばかり見ているから相当山と向き合っているのら)
日ごろのストレスを忘れさせてくれる
毎日、毎日
今度は絶対に人間に生まれてこないぜ!!

そう考えているワタクシ
ひとりで山にいるときは人間でいることを忘れられる
ただの生き物・・・オナラをしても気にすることはない
↑そう思っているのに「もしかしたらそばに誰かいるかも!」とガマンしてしまうのはまだ人間だと思っているのか・・


それにしても最初のピークはまだなの?
人間であることを忘れながら
くもの巣をかきわけながら
誰もいなさすぎることに不安を覚えながら
登っていた

とにかく静かだ・・
聞こえるのは遠く発破らしき爆発音
木々のざわめき
自分の靴音

なんで?なんで?なんで誰もいないの?(そこまでマイナーじゃないでしょ?)

ワタクシにはめずらしく週末の山行
それは登山者が多い方が初心者には良いという話だから

今日、土曜日だよね?
絶好のハイキング日和だよね?
・・登山できる山だよね?・・・

誰もいない高速道路で「本当は通行止めだったのに走っちゃってるなんてことないよね?」と惑わされる
そんな感じ
↑そんな経験ばかりしているせいか・・


楽しい、苦しい、不安・・・
微妙な加減で登る山行となった

 こんなとこ登ったよ

そしてやっと最初のピークについたが・・・
やはりあまり展望がない

 うんうん、山だね

このあたりの木々の間から山頂が見え
まだまだ登るんだね~・・・てか、急だな!
と、驚く


ちなみに下りも急だ!

一度下って再び上りになる
その間も尾根上を移動する
この尾根がまたぶっとく無いのだ

この辺りから少々記憶が定かではなくなる

というのも、同じようなシチュエーションの連続になるからだ

尾根をテクテク歩いたところで目の前に再び急な斜面が迫ってきた


またか!と思いながら
歩調をゆるめゆっくりゆっくり登って行く
ここを登り切れば頂上だ!
そう思ったとき耳に熊鈴の音が入ってきた

振り返るとやや下を登山者が登ってきてるではないですか!

キタ━━━━ヽ(・∀・` )ノ━━━━!!!!

やはり他にもいた
頂上へ近づくと声も聞こえてきた
年配の女性たちの声がなにやら話している
コース上で会わなかったのは日野コースから上がってきたのね


でも・・・まてよ・・・・


日野コースの分岐ってあったか?

斜面を登りきるとやや平坦な場所に出た
そのまま進んでみるが誰もいない・・・

キョロ(ω・`))(´・ω・`)(( ´・ω)キョロ

山頂は?他の登山客は?

そこからやや進んだ先の岩で立ち止まると見えた
その先が・・・・


山頂アッチやんけ!!

先ほどのピークから見えたのは山頂でなくその手前にあるピークで
ここから見えた熊倉山山頂も先ほどの場所から見えたピーク同様にまだまだ先を予感させ
それは、同じく急登するのだと
思い知らされる

(T-T*)フフフ…

ここで、後ろからきた登山者に追いつかれる
とりあえずわかっていながらも聞いてみた
こんにちわー。山頂ってあれですかね?

こんにちは、みたいですね。私もはじめてだから・・・

そう言ってスタスタと行ってしまった
健脚そうなのであっという間に気配もなくなるだろう・・・

そうだね、ワタクシの足でそう簡単に登れるわけないよね~
コースタイムは2時間
この地点で2時間ほど登っていた
最初の予想通り3時間で山頂なんだな・・・
あと1時間かぁ~

ちなみに、年配の女性の声がしたのは
この追い越していった方がもっていたラジオの音だったもよう・・・

しかし、最後までしっかり歩かねば

この尾根の問題は狭いところの真ん中に大岩がデーン!鎮座しているところが数箇所あるのだ

右に巻くのか?左に巻くのか?
目前まで行ってみないとわからない

しかし、巻き道も安全とばかりは言えない



その中でも一番難所と思われる岩山があって
その岩山は岩を登らないとだめな気がしたぐらい
近づいてあたりを探ると右に巻き道があって
そちらはやや下ってから岩を巻く様な感じなので踏み跡どおりに進むと
巻いた側が切れ落ちていて、そこでで足を滑らせたら・・・・(((=_=)))ブルブル

そこで、再び岩を観察すると
岩山に沿ってに右へ進むと岩山の真横に岩に登れるようなスペースがある
ここからなら私でも登れそうだ
登った先がどうなっているかわからないが・・・・

しかし、登ってもそれほど苦労しないでその岩山を越えることができた
右側の巻き道を進むより安全なきがした

その先にも右に巻くのか?左に巻くのか?自分はどっちだ!
自分の経験を試されるような選択が待っていた

どちらにしろ慎重に歩けばまったく問題のないことだけど~







そして再び急斜面に行き当たる
これ、落ち葉が積もったりしたら滑って登れないだろうな~
と、去年の四阿屋山を思い出した
落ち葉の積もる急斜面を四つんばいになったっけ

やがて、日野コースの分岐点
コレが見えたらあと少し!
山頂までの最後の急登に挑む



段差が大きいところはよじ登るような状態
つかむ場所がないところは持っていたステッキの柄を木の根っこに引っ掛けて登った
↑良い子はマネしないように・・・
たぶん、普通の人は難なく登ってしまうのだろうな~

そしていよいよな頂上

(@ ̄_ ̄) ・・・・・やっぱり
山頂の眺望はないと聞いていたので期待はしていなかった
一箇所だけ開けているが見える山がどこなのかわからん

長細い山頂の先まで行くと大岩があった
その上に登っても・・・イマイチ
しかし、この大岩付近ではスマホが使えました

山頂のなんにも見えないところでおにぎりタイム
食べたら出発!

ちなみにこの先は酉谷山へのルートがあるようですが
遭難者が多く上級コースのようです
読図力と装備がなければ引き返すのが掟


さて、下りは日野コースへ



コチラは親切に登山道に細かくピンクのテープが付けられている
裏を返せばこのテープがなければ歩けないということか
眺めれば確かに目印がなければどこでも歩けそうに見えた
テープを見ながらスタスタ進んでいるとテープが突然途切れた

右には尾根に入る道
正面は切れ落ちた岩
尾根には通行止めのテープがあった
ちうことは正面なのだが
正面にテープが見られない
切れ落ちた岩から先を覗くとテープが見えた
岩をよく見れば下れるような段差ができていた
慎重に足を置いておりると再び踏み跡が見えてくる

テープを目印に歩いていると広い場所に出た
そこが笹平というところらしいが
笹がなかったので気づかずに通り過ぎてしまい
笹平はどこだ!!と焦ったりもした

とにかく城山コースもそうだったけど
踏み跡が薄くてボンヤリ歩いていたり
下だけ見てあるいていると迷ってしまうのではないかと思われる
ピンクのテープも場所によってはアッチにもコッチにもあったりして
どちらが新鮮なテープなのか読まねばならない
道標もあるので難しい山ではないけれど油断は禁物!





道があるのわかる?

崩落しかかっているところもあり
いつまた通行止めになるかわからない感じがした

日野コースの方が登りやすいのではないかと思いながら下っていくと
沢の手前あたりは結構急で、これはこれでまた難儀するのかな

やがて二股になった沢にぶつかる
ここの景色はいやにキレイだった
美しい~~


その美しさを目の前にして
ここにかかる橋の心元無さ・・・


本当に皆この橋渡ったの??的な

ワタクシ+ザック=重量オーバー
そんな計算をしながらも一歩一歩踏み出す

コワー!!!
これってさ、軽い人はあまり考えないだろうな~

この先も新しくできた橋と古い橋が入り混じって
ルートがわからなくなったりした
自分が渡ろうとしている橋の先がどういうルートになっているか計算して渡らねば
オンボロ橋に無理して乗らなくてもいいのだよ!





そんなことをしているとガードレールが見えてきた
林道の終点らしい
ガードレールに向かって階段があって上の林道に出られるが
日野コース登山口へ向かうにはここで階段を上がらずに
そのまま沢に沿って下る道があるようです

ワタクシは城山コース登山口へ戻らねばならないので
ここから林道を歩き
朝走ってきた車道へ出てやや登らないと車へたどり着かない
キレイな沢沿い歩きが途中で終わってしまうのは残念だけど
日野コース登山口から再び車道を登るのは面倒なので
ここで沢とはおわかれ
階段を上がって林道へ出た



ココから上空の視界が開ける
清清しい!!
のんびりのんびり林道を歩く
スバラシイ割り堀を見ては感動


青い空を見ては感動

山頂で味わえなかった感動をココでプラスしていた

いいね~熊倉山!

注:どれも同じような写真ばかりでどこで撮ったものかわからなくなっており
  おそらくこの辺りというものを載せましたが間違っている可能性もあります
  ご容赦くださいませ~



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この度の台風でバイクカバーがビリビリになってしまったたねです
まだバイクはあります・・・


さて、今回の山行は急に決めたので地図は現地で購入しようと考えていて
現地で立ち寄った本屋で見つけたこの一冊
パラパラとめくるととても見やすい
それでなんとなく購入してみたが・・・

果たしてそんなに西のお山へいけるだろうか?

ネットで検索すると関東版もあるようだ
これはぜひともゲットせねば!



本の上に乗っているしおりは
山行の3合目に植生保護の為の募金箱があり
その横にあった箱に入っていたしおりをいただいてきた
何種類かありました
山用のしおりとすることにしよう~


関西トレッキング BESTコースガイド (MAPPLE)
昭文社
昭文社



東京近郊トレッキング BESTコースガイド (Mapple)
昭文社
昭文社





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なんだか何も書く気が起きないので
草稿のままの記事がいくつかある
別に書かなくたって誰も困らないけど
このブログが結構後々 自分の参考になったりするから
やはり何か書いておこう

レポートのようにするから書けないのかな?
感想文にしてしまえばあっさり書けるとか?
PCがちゃんと動いてくれればもっとラクにかけるのかもしれないな

そんなグチからスタートしてみよう

群馬県と新潟県の境目にある平標山
ワタクシが行ってみたい~という山は特徴があって
どれも並べれば似たような風景を持っている
その風景を静かに眺めたいのだ

遠くの憧れた山を眺めたいのじゃない
自分の歩いてきた道、これから進むべき道を眺めたいのだ
人生も同じ様なものなのかな

と、カッコよく言ってみたものの実際はズタボロな山行でしかなかった

ゆとりある山行を予定して2連休を取っていたけれど
自分のお財布にゆとりがなく
天気も味方してくれず
1日で行ってこれそうな山を選んだ

登山口の標高955m
平標山は1984m
標高差約1000m
これは蓼科山でも同じぐらいだったかな

ガイドブックには林道歩きを経て、平元新道の登山口を勧めている
けれども最初から1時間も林道歩きなんて
登らないうちに飽きてしまうのではないか
なにより、もし暗くなってしまったら林道歩きの方が安心ではないかな
そういう意味で松手山から登ることに

赤城高原SAで仮眠をして
5時に出発
月夜野でおりて三国街道を走る

いいね~静かで・・・・

ちうか、誰もいない!

こんなに誰もいないものかな・・・
平日だとしても・・・

三国トンネルの前でサルの群れをみた
子ザルがチョー小さくてかわいい!
道路のわきで毛づくろい大会をしていた

トンネルを出ると苗場のスキー場が現れる
そこから少し行ったところに
平標山登山口駐車場が

駐車場には数台の車が止まっていた
ワタクシのとなりの車は縦走だそうで
「9月4日に戻ります」と書かれていた

天気は微妙・・・
群馬側からはひっきりなしに雲が流れ込んできていた
けれども新潟側には青空も見える
日差しは暑いいけれど、風はすっかり秋の雰囲気で冷たい
そして・・・やや強いかな?

身支度を整えて登山口へ向かった
しかし、天気が怪しくてこのまま登っていいものか?
木曽駒ケ岳のときは皆が登って行ったのでその後に続いたが
車があっても登山口へ向かう人がいない
悩みながらも登山届けを書いて提出

いよいよその入り口に立った
キョロ(ω・`))(´・ω・`)(( ´・ω)キョロ
本当に誰もいない

熊よけの鈴を鳴る位置につけなおし
写真を撮ったりしていたら一組のご夫婦が現れた

ひとりではないことをうれしく思ったが
そのご夫婦の装備から素人ではないことがうかがえた

ちうか、近所の人??
てなぐらい軽装備で山へ突進していった
遅れてはなるまいとその後に続いたが
ホントに数分でお2人の気配は消えた

早い!早すぎる!∑( ̄Д ̄;)

そこからはひとり寂しく厳しい山登りとなった

松手山からのコースをガイドが勧めない理由は
この松手山の急登と下山がずっと階段になることらしい

急というわけではないけれど
とにかく登る、登る、登る~~~~

休む間もなく登る!
そんな感じ

景色は時折開けたところから見られるが
群馬側は何も見えない状態

樹林帯は蒸しているけれど、風が吹けば一瞬は爽やかになる
それでも暑い!

どのぐらい登ってきたのか?
そろそろ鉄塔~?

しかし、鉄塔はなかなか近づいてこない

気がつけば地面ばかり見ているのは急だという証拠なのか?

地面では突然として何かがピョコっと動く

わっ∑(゜Θ゜)ドキッ!!

誰もいないと思っているから
突然動くものにものすごく驚いてしまう

もー!いるならいるって言ってよね!ヾ(*`Д´*)ノ"彡☆

ひとり怒る
土色をした大きなヒキガエルだった


やがて鉄塔
鉄塔から松手山をみるとまだ急登は続くようだった
)゜0゜( ヒィィ

それにしても誰も登ってこない
人気がない山だとは思えないけど・・・
ここまで人がいない山は久しぶりかな
静か過ぎて若干怖い・・

再び地面を見ながら登り始める
ガスが出ては流れていく

髪の毛からポタリポタリと水滴が落ちる
雨でも降っているのか?
なぜかそう思ってしまったが
ガスは出ても雨は降っていない

汗か!

白馬乗鞍岳でも汗は大量にかいたけど
ここまでではなかった
頭から水をかぶったような汗の出かた

なんでー!?
水分はちゃんと取っているけど
この汗の出方は異常な感じがした

持ってきたタオルがすでに湿っぽい

やっとのことで松手山
ガスは一層濃くなるが
流れているので、突然晴れることもある
それでも、濃くなるガスと先の見えない山を考えたら
引き返すのもありかも・・・

引き返すことを考えながらコロッケパンをモグモグしていると
男性がひとり登ってきた

キタ━━━(゜∀゜)━━━ !!!!!

よかった~同志がいて

話すとワタクシと同じで
前日の天気がイマイチだったのでこの日にしたんだと
しかし、この天気・・・

決して雨が降って荒れているというわけではないけれど
とても穏やかとはいえない・・・

ココまでは!

男性は休憩するようなので
ワタクシは先に歩き出した
振り返ればもう一組ご夫婦が登ってきていた

おおっ!人数が増えた!心強い!

しかし、いきなり姿が見えたということは
健脚ということ、途中で追い越させてしまわなければ
弱脚なワタクシはなぜかそんな計算までしてしまう


松手山からは稜線(というのかな)歩き
少し歩いたところで前方にヘビのお腹が見えた

Σ(・o・;)おっヘビだ!

さきほどのでかいカエルをきっと食べているんだな~

ヘビについてはあまり詳しくないワタクシ(ヘビ以外に詳しいものも持っていないが・・・)
ただ、毒々しい色をしたものは天敵に毒のあるモノだと思わせて狙われないようになっている
そういう知識があった

腹に赤い丸い模様がみえたので
そういうことなのだと思い危険は感じなかった
ヘビがどくまで写真を撮っていると
後ろを歩いてきた夫婦が追いついてしまった

こんにちはー、今そこにヘビがいますよ

そういうと奥様が

マムシじゃないかしら

といったので

違うと思いますよ~
ワタクシはヘビを追い払う為に草むらを持っていたステッキでバシバシたたいた

ヘビの姿が見えなくなったのでご夫婦を先にワタクシも歩き出した

帰ってネットで調べたら
ヤマカガシだった
攻撃性はないヘビですが、有毒だった
アブネ・・(・Θ・;)アセアセ…
↑こんな登山者に注意してください


松手山以前の樹林帯を越えると風が直に体に当たるようになる
しかも、結構強い

帽子を飛ばされないように前傾姿勢で進む

ここからはゆるい登りになる・・・だと思ってた!

確かに登ってきた行程からすればゆるい
けど登りは登り
足は確実に一歩ずつ上へ踏み出さなければならない

それに加えてこの強風

ここから平標山までの稜線が見えるはずなのに
先は真っ白
後ろも真っ白!
何も見えない

先ほどの男性が追いついて追い越していく
男性の姿を確認していると
数メートル上を歩いている

数十メートル上を歩いている

やがて・・見えなくなった


再びひとりポツンとガスと強風の中に取り残された

何にも無い何にも無いまったく何にも無い~♪
生まれた~生まれた~星がうまれた~
星がひとつ暗い宇宙にうまれた~♪(-。-;)


歌った・・誰もいないし聞かれないし・・

前後真っ白な中で遠くの暗い雲を見ると不安になる
あの雲は雷雲じゃないよね?
本当に荒れたら下山できないんじゃ・・
平標山ノ家までいければ大丈夫かな

そして、恐ろしげな音をさせて風が吹く

ウィンドブレーカーを着て
自分がどのあたりにいるのかわからないまま歩く

足元の木の階段にヒルを見つけた
真っ黒い・・・

ヒイィィィ!!!!(゜ロ゜ノ)ノ気持ち悪い~~
ヒルにかまれてはいかんとジメジメと狭い登山道では身を縮めて歩いた

これ、帰ってから調べたらコウガイビルっていって
吸血しないんだって!!

無駄な努力をしてしまった・・・

とにかく美しい夢のような稜線を探して登り続けた

振り返れば
わーあんなところから登ってきたんだ~(「  ̄ー ̄)
そう、景色を見ながら言えるはずだった
しかし、見えるのは「あんなところ」じゃなくて「そこ」だった

すぐそこ( ̄。 ̄)σ・・・・

どこだ・・あの皆が登った平標山のステキな稜線は・・どこなんだー!!


強風にビビリながら
ガスにまかれながら
太ももがつりそうになりながらも←ミネラル不足らしい
ひとりぼっちで無我夢中で登り続けると

突然・・・ホントに突然と頂上が現れた (゜ー゜*?)オヨ?

相当な時間をかけて頂上へたどり着いたワタクシ

しかし、頂上も真っ白で何も見えない
頂上へ着いてホッとしたのもつかの間
雨が降り出した

(TwT。)フフフなんじゃいな・・・何しに来たんだよ

仙ノ倉山まで行こうと思っていたが
この天候では何も見えないし
素人のワタクシが荒れた山で何ができる?
下山するのが・・一刻も早く下山するのがよかろう

ウィンドブレーカーを脱いでレインウエアの上着だけ着た
先ほど挨拶した男性もレインウエアを着て平標ノ家方面へ下っていった

しかし、山頂にはもうひとりいた
その仙人のようなおじさんは
透明なビニールの雨合羽を羽織った
同じ方向へ下るのかと思いきや仙ノ倉方面へ歩き出していった
真っ白なガスの中へ

こういう格好の人(いわゆる超軽装でご近所の山にきている的な)は達人なのか
ド素人なのか?

不思議だ


レインウエアを着たら下山開始
平標ノ家までは木製の階段を下る
真っ白な階段を下り始めること数分
風がサーっと吹きはじめると同時に日が射してきた

∑('◇'*)あっ!

振り返ると山頂のガスが取れて山頂があらわになり
仙ノ倉への鞍部もはっきりしていた

先ほどの仙人が歩いているのが見えた
向こうはこっちをみているかわからないが手を振ってみた
しばらくコッチを振り返っていたがまた登りはじめていった

なぜ?なぜ今なのだ?

登り返したい気持ちをおさえて
再び階段を下った o(TヘTo) クゥ
雨は降る気配もなくなっていた

家まではとても爽やかな山歩きとなった
ガスも風も無い
歩く斜面が違うとこうも違うのか

途中で年配のご夫婦とすれ違った
松手山の状況を尋ねられた

それほど歩きづらくはないけれど
下りは滑るかもしれないと答えた

山ノ家に着くと先ほどの男性が休憩していた
しばらく一緒に話しながら休んで男性は先に下山していった

ワタクシもおやつを食べトイレをかり
水がおいしいというので水をくんで
下山開始

平元新道からはほぼ階段になった
これを登るのはさぞや苦労するであろう
が、また下るのも苦労であった

ここでは家族と男性ふたりとすれ違ったぐらいだった
平日で、紅葉まえでとなるとこれだけ人もいないのかも

静かな山歩きが楽しめますが
静か過ぎるような気も・・


ここからが長かった
とにかく階段階段階段~~
長い長い下り
足は結構限界に近い

やっと林道に出ても
歩く歩く歩くーーー
しかも別荘の手前で再び山に放り込まれます

これ、なぜでしょう?
別荘地を歩かせないためか
それとも最後まで山歩きを楽しんでもらうためか?

疲れた体には再びのアップダウン(ほんのわずかね)はキツイっすよ~
足ヨロヨロなのに・・(T-T*)フフフ…

そして長い長い下山も終わり駐車場へたどり着いた
荷物をおろしたらすぐに出発!
隣の縦走していた車はなかった
縦走は終了したのだなって思った

駐車料金を払ったら湯沢方面へ車を走らせ
宿場の湯
さすが平日・・貸切でござった

遠くに湧き上がる雲をバックにした山々をみながらゆっくり浸かりました

ふう~このリベンジはいつになるのだろうか・・・

写真は後日アップします




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7月に中央アルプスへちょっとお邪魔したので
今度は北アルプスへちょびっとだけお邪魔してみることに
日帰りで歩ける範囲を検索し白馬大池までの往復コースに決定

そこで忘れてならないのがサントリー オールフリー

山で飲むならオールフリーというサントリーの
山でオールフリーを飲もうというキャンペーン
サイトはコチラ

ワタクシはその中のオールフリーのサンプリングキャンペーンへ応募しておりました

届いたオールフリーを持って山へいって飲んだ体験をブログ記事にして投稿するもの

ま、あんまり見られていないこのブログですので
記事コンテストへ参加というのもなんですが・・・

でも・・・・・

こんな・・・

おいしそうなキャンペーン・・・


やらずにいられるか! っての!!

( ̄‥ ̄)=3 フン

こういうの大好き~

しかし、ワタクシのようなハイカーのザックにはちょいと大きい
これを冷やして持って行くにはどうすればいいのか?
やはり、保冷剤かな?保冷剤の分もザックで重くなるのはちょいとツライな・・

さて、白馬大池までのコースをネットで検索しまして
地図と照らし合わせるいつもの準備
すると、ここでも予想外に雪渓歩きがあるとのこと

本当に山のことを何も知らない・・知らなさ過ぎる・・
「雪は春に溶ける」そんな常識は山には無い!
春どころか夏も残っているとは・・・
特に今年は雪が多かったとかで残雪部分も多いらしい

山荘の案内ではアイゼンがなくても登れるが
心配ならアイゼンを用意するとよい、と・・

木曽駒ケ岳でも同じような案内で散々滑ったんだもの使わないというわけにもいかないか・・・
というわけでザックに軽アイゼンも入れないと
さらに重みを増すではないか・・・( ̄_ ̄|||)

(*゜・゜)ンッ? まてよ?雪が残ってるってことは・・・


雪で冷やせばいいんじゃね?

おお、そうだそうだ!ワタクシあったまいー!v(。・ω・。)ィェィ♪
誰でも思いつく方法なのだが自画自賛するワタクシなのだ

保冷剤は持たずにオールフリーだけをザックへいれた
理想は白馬大池に残る残雪にオールフリーを突っ込んで
近くを散策して冷えた頃に昼食とともに
プシュッ
ε=(≧∀≦)プハッー
と、なるのがイイ!


しかし、そんなに人生甘くないのは

アナタ
ワタクシも知っている!

けれども、出発前のワクワク感はそんな苦味のある人生を思い出させてはくれないのだ


前日の深夜に出発しサービスエリアで仮眠を取り
5時半頃豊科のICを下りた

白馬までは1時間半ぐらい、コンビニに寄りながら
栂池高原へ到着
準備を整えゴンドラリフト乗り場へ
ゴンドラリフトから眺める山頂には青空が広がっていて
まさに絶好のトレッキング日和~


ゴンドラリフトを下りてロープウェイ乗り場まで少し歩く
ロープウェイは増便されていてわりとすぐに乗ることができた
乗務員さんの案内を聞きながらの5分、あっという間に到着

ロープウェイの駅でトイレを済ませ
舗装された道路を数分登って



栂池ヒュッテ、栂池山荘の前を通り
登山口へ・・・・

登山口には時間案内が書いてあった

白馬大池 4時間半

4時間半かぁ、意外に短いなぁ・・・

片道です

(; ゜ ロ゜)ナン!( ; ロ゜)゜ デス!!( ; ロ)゜ ゜トー!!!

地図では3時間半とかかれており
よそ様のブログでも3時間程度となっていた

そりゃー初心者で体力なしのワタクシですもの、予定通りの時間で歩けるとは思っておりません
が、まさかのプラス1時間
休憩だーなんだーかんだー入れたら・・・いつ着くの?

この時間はホントなのだろうか?
不安ながらも歩き出すしかない

時間見ながら折り返してくればいいんだし
そんな難しいコースとも書いてなかったし

キョロ(゜.゜*)(*゜.゜)キョロ

このとき周りにいた登山者を見て、ワタクシは気づいていた

皆のザックが日帰りサイズじゃない 
と言うことを・・・

もちろん大きくても日帰りなのかもしれないけれど・・・

ちょっと20リットルのザックは場違いな感じもしつつ
同じ容量のザックを背負った人がいないかと探したりもした

本当に白馬大池まで往復できるのかな?

いつもどおりゆっくりゆっくり歩く

しかし、人が多くて追い越し追い越させ
なかなかペースがつかめない
地道な上りが続く

日差しは強く、この高さでも暑い~~
ε=ε=ε=(o;´ρ`)o-3ふぅふぅ~

途中で、小さな子供を連れた家族を追い越す
就学前ぐらいなのかな、ちゃんと登山する格好で(ゲーターも履いていたかも)
なんとかわいい登山者なのでせう

こんな小さな子も歩いてるんだもの
ワタクシだって行けるわよ!
ちょっと自信出てきた

やがて、狭いところだけど何人かの人が休んでいる場所に出た
奥に湧き水が出ているという話
銀嶺水と書かれていて
皆さん、水筒に水を汲んでいるようだった
ワタクシはお腹が壊れやすいので飲むのをためらい
触るだけにした

ヽ(+∇+)ノ冷たい!
こんなん飲んだら一気にお腹冷えちゃうんじゃ・・・?

ワタクシの持っている地図にはこの水場が書いてなくて
ヤマ○イの本にあった地図にはのってたけど
水場の位置がちょいと違うような気がするのはワタクシだけでしょうか?

水場の下のほうで持っていたヒンヤリタオルを濡らし
首を冷やす
冷たくて気持ちいい~。

この水場までも結構な時間がかかっていたような気がし
先がどれぐらいなのかも検討がつかない

そこからしばらく上がったところではじめの雪田が現れた

ここはちょっと平地になっていて、水溜りが湿地にみえ
天狗原なのか?と勘違いしてしまった


短い雪田を越えて再び地道な登りにとりつく

まだかな?

まだかいな?

本当に天狗原はどこなのさ?

(よい子は地図を確認しつつ歩こうね)

で、いきなり木道が現れて
天狗原の湿地帯が広がった
白馬乗鞍岳の全容も見える
すでにぐったりなワタクシ・・・(;´ρ`) グッタリ

やっと広大な眺めに出会えたが


(゜▽゜*)わぁ~!
↑予定はこう

Σ(´□`;)ハゥ ま・まじ?
↑現実はこう

ばっかじゃないの!?ってな斜面が見えて、人が登っているのがわかる
(↑バカなのはちゃんと調べずに来たワタクシなのです)

自分の歩くコースがそこでないと思いたかった
(他の人からみたら普通の斜面も初心者&体力無しのワタクシから見れば地獄の光景だった)

もうだめだ~~(ヘ;_ _)ヘ
というワタクシに、先ほどから追い越し追い越されな先輩姉さんが

大丈夫よ~夜までに大池に着けばいいんだから~

日帰りなんだって!! (心の声)

ワタクシはどこまでいくのか聞かれて「白馬大池」と答えたのだ
まさか、往復とは思われていなかったのか

ε-(ーдー)ハァ
ここで迷った
時間的にも地図に書いてある時間を少しオーバーして歩いている
目の前には急な登り
なにより思った以上に疲労している

ここで引き返して栂池自然園をめぐるか?
それとも白馬乗鞍岳まで行って戻るか

この時点で白馬大池まで歩くことは断念した

ウーン (Θ_Θ;)自分あとどんだけ歩けるんだろう~
とりあえず再びザックを背負い前に進むことにした

歩けるところまで前進ー

湿地帯の木道歩きはとても爽やか
ワタスゲがホワホワとかわいい姿を見せている


ここを一周でもいいかな・・・もう、いいんじゃないかな・・

そう思いながらも足だけは前進していった
木道が終わるとゴロゴロとした岩の上歩きになった
バランスをとって歩かないと滑ってしまいそう

岩の上を少し歩いたところで残雪が現れた
雪の上の泥のついた部分をはらって冷たい雪をつかんだ
首筋にあてると冷たくて生き返る~~
疲れもやわらいだ・・・気がした

そこで、オールフリーをここで雪の中へつっこんでみた

ここで冷やしておいて、帰りに拾って天狗原で飲もうかな

( ̄ヘ ̄;)ウーンでも親切な人が拾って飲んでくれちゃうかもしれないしな
こんなとこにおいていくのはちょっとな・・・

仕方なくザックから例のものを取り出した

o((=゜ェ゜=))ノ◇じっぷろっくぅ~(ドラえもん風)

雪を再びかいてキレイそうなところをザックザックとジップロックに詰め込んで
そこへオールフリーをしまった
これでどれだけ冷えるのかはわからないが方法はこれしかないように思えた
すでにザックの中身は熱々になっていて
水もスポーツドリンクもお弁当すらホットになってきていた

急がねば!!

雪の分だけ重くなったザックを背負い
ばかじゃないの!?的な斜面に向かった
いざ、斜面に向かってみると傾斜はそれほどでもなかったが
岩場を歩くのはちょいとたいへんだった

上からトラロープが垂れ下がっていて
おそらく雪がある時用のロープではないかと思うけど・・・
それにつかまって歩く人がいるのだけど

上でも下でも掴まるとどちらかが振られて危険なものにかわっていた

ワタクシはそのロープをよけて歩いてたけれど
どうしてもそのロープの反対側に移らなくてはならなくて
誰も握っていない時にロープをくぐったら
ザックに差し込んでいたステッキが引っかかってしまった
その瞬間ロープが再び揺れだし

アワワヽ(´Д`ヽ ミ ノ´Д`)ノアワワ

だれでぃ!ロープをつかんで振りやがるのは!!

( (≪●≫) )Д( (≪●≫) )ギロッ

下を見ると子供が張り合ってロープをつかんで登ってきてるではないか
ちっ!子供じゃしょうがねい

ちょいとにらんでやり過ごした

この子供らこの先で残雪の残る岩場で岩をひっくり返して遊んでいた
なんちうやつらだ!!

苦しい苦しい岩場
岩がだんだん大きくなって
ルートを考えながら歩かないとどこに足を置けばいいんだ!?状態に陥る
足を滑らせたら岩と岩の間にスッポリはまってしまうので注意が必要に

そして最後の雪渓歩きが

雪渓の上は空が広がっている
ここを登りきれば頂上なのではないかな

雪渓は溶け始めていてアイゼンを履かなくても歩けそう
ただ、下りは皆滑っていたのであったらいいかも

慎重に雪渓を登りきると今度は砂利っぽい斜面に
うっかりすると石を落としてしまう
ここも慎重にあがらないといけない

上から慎重に下りてきたおじさんが「ふう~」と一息ついて「こんにちわ」とあいさつした
この雪渓までで相当疲労していたワタクシはとうとう聞いてしまった

頂上はもうすぐでしょうか?(o;´ρ`)o-3ハァハァ~

頂上?あと標高100mぐらいかな

すぐ上に空が見えていたのにさらに100m標高を上げるの!?
( ̄Д ̄;) ガーン

む・・ムリ・・もうムリ・・
もう、ここまででいい!
自分よくがんばった

そんなにあるんですか!もう帰ろうかな・・・十分登ったし

ええっここまで来たのに?だって白馬岳まで行くんでしょ

20ℓの小さなザックを背負い、つい最近山を始めました的な格好のオバサンが息も絶え絶えに質問しているのに
そんなところまで登るとお思いか?

いえいえ、白馬乗鞍岳までですよ

そう、あと20メートルも歩けば平坦になるからがんばって

そうですか、じゃ、あと20メートルだけがんばります・・・

お礼を言って歩き出した

すると、20メートルほどで平坦に・・・
そして山頂が見えた

・・・・標高100メートルじゃないな(-д-;)ぉぃぉぃ・・・

平坦になってから少し、やっと山頂にたどり着いた

ε=ε=(o;´ρ`)oやた・・ついた・・ついたんだ・・・・


なんだか疲れすぎて全然喜べない
全然喜べないが景色はスバラシイ!



山頂は先ほどから抜きつ抜かれつしてきた高校生たちが昼食の準備をはじめていた
彼らは縦走らしいので荷物がハンパない!
若いっていいな~~

さ、ケルンも眺めたしワタクシも昼食昼食~

雪をつめたジップロックを出した
雪はだいぶ溶けてしまっていた
果たしてオールフリーは冷えているのか!?

触った感じはつめたい
中身も冷たくなってるかな?


プシュッ!

トクトクトク・・

なんだか知らない山に向かってカンパーイ!


(* ̄O)◇ゞ ゴクゴク

冷たいっ!!(☉∀☉)ヤタ  


てか、苦っ!!!Σ(+Θ+;) にが~~

キンキンに冷えたオールフリー!これって飲める人には最高の贅沢だよね
しかもこんな山の頂上で

しかし、ワタクシは下戸
酒の味(ノンアルコールだけど)がよくわからん女であったのだ・・・

ゴクゴク・・冷たっ(☉∀☉)!・・苦っΣ(+Θ+;)


でもでも
ゴク・・冷たっ(☉∀☉)!・・苦っΣ(+Θ+;)


     ゴクゴク・・冷たっ(☉∀☉)!・・苦っΣ(+Θ+;)
 ・・・エンドレス

暑いし喉が渇いているのでこの冷たさはたまりません!
苦いのがちょっと・・・

そんなワタクシには同じノンアルコールでもこっちがよいかもな
のんある気分
こっちでもキャンペーンしてくれればよいのに~

ま、来年はのんある気分持って白馬へきてみようかな
来年こそ白馬大池を目指すぞ!!

山頂のさわやかな風に吹かれ
冷たいオールフリーとコンビニで買ったトルティーヤを味わったら
潔く下山!!( ̄´口` ̄)ノ オー!


つづく・・・

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題名にハイキングと入れるか迷ったワタクシです
ハイキングと言える距離と体力ですが
なんだかしっくりこない・・・

蓼科山の記事も途中なのに次を書くワタクシ
その行為そのものがワタクシの性格を表し
実は仕事も同じようにアチコチ手をつけてはほったらかす・・・
それについていつも注意を受けている

・・・・もしかしたら病気かもしれない、しかも重症・・・・

飽き性
どんな薬を飲めば直るかなぁ・・・

ま、パソコンがおかしいので長時間は使えないというのが
中途半端を加速させているのだな



さて、さっさかと書こう

今回の木曽駒ケ岳
なんとなく・・そう、とってもなんとなく行ってみようかなぐらいに決定された山行

いままで低山だけしか歩いてないので
2000メートル以上ってどんな?という疑問
ちょっと歩けるのか心配になって蓼科山で練習をしたのだ

木曽駒ケ岳は初心者でも登れる山ということで
ロープウェイを使って一気に標高をかせぎ
なんともステキなアルプス体験ができるスバラシイところなのだ

ちなみに中央アルプスにあたるのだけど
山歩き始めるまでアルプスなぞひとまとまりにしか思っていなかった
日本の真ん中あたりに高そうな山がグシャッと集まっている
北も南も中央もどのあたりかさっぱり知らなかった
↑ツーリングしていても無意識だった

そんなワタクシが・・・
自車で行けない所嫌いなこのワタクシが!!
↑激しく乗り物酔いするワタクシは公共機関がものすごくつらいのだよ

なんとなく行ってみた

そこが問題だったのかな?
(ちうか、13日の金曜というあたりが問題か?)

1週間前から天気を気にしていたが
微妙な降水確率で、登るのか、やめるのか迷った

しかし、もしかしたら!という気持ちもあったし
雨でもツーリングはするよな〜という気持ちもあり
キャンセルをしないことに

前日、大荒れでロープウェイが終日運休を知った時は
なぜキャンセルしなかったんだ〜!!とも思った

とにかく、複雑な心境で初アルプスのふもと駒ヶ根に向かった

12日の仕事が午前中で終わり午後出発で
買い忘れたものを途中で買い足しながら、ノラリクラリと駒ヶ根駅そばの宿へ向かうと
いきなり難易度の高い駐車場が・・・・
この駐車場に入れたら帰るまでは1メートルも動かさないぜ!(動かせないぜ!)
土砂降りの雨の中そう決意した

そう、土砂降りの中駒ヶ根に着いて
明日、山に登ろうなんて・・・皆思うかな?
フロントで明日の天気を尋ねると
予報では午前中まで雨が残るとのこと
ワタクシはバスとロープウェイのセット付宿泊だったので
運休の場合はどうなるのか聞くと払い戻しされるということで
ひとまずは朝まで考えることはできた

朝、5時に起床
外を眺めると雨は降っておらず
山には雲がかかり、アルプスが目の前にあるとは到底思えなかった

テレビの天気予報は午後から雨になると言う
宿に着いた時と予報が変わったので
朝一番のバスに乗って山に向かうことに
軽朝食をいただき身支度を整え
チェックアウト時にフロントでロープウェイの運行状況を聞いて出発

7時発駒ヶ根駅を出発(乗客はワタクシひとりだった)
途中、菅の台で何組かの登山客が乗ってきた
自分ひとりではないことがわかってちょっと安心する

バスは観光案内を交えながらグングンと登っていく
バスから見える景色もスバラシイ〜
横を流れる川の澄んだ水
青々とした木々、雪渓が残る山の斜面
残念なのは厚い雲で上はなにも見えないということかな

ワクワクと同時に・・・あれ?ちょっと寒い?
ロープウェイ乗り場に着くころにはだいぶ寒くなって
持ってきたジャケットを着た

始発のロープウェイに乗り
さらに標高を上げる
ここからの景色もイイ
両側に見える様々な滝、小さく見えていた雪渓もハッキリしてくる
しかし、遠くは雲で真っ白・・・
本当に残念である

観光案内を聞きながらの7分、あっという間の時間

千畳敷駅に到着です

下界より雲が間近になり、ちょっといやな雰囲気・・・
トイレに行ってイザ出発!

そのドアを開ければ千畳敷カール

バーン と

いや、


ドドーーン!!

と、お出迎えだ!!


ガチャ・・・



ヽ`、ヽ`ヽ`、ヽ`ザーーーーーヽ`、ヽ`ヽ`、ヽ`

(´;ω;`)ウッ

なんで、降ってるの!(山だから・・)
ロープウェイでは降ってなかったのに

登るか?やめるか?
こんな時、ひとりは判断に迷う
どっちでもいいから迷うのかも

レインウエアを着ながらも迷う
ベテランな方たちがレインウエアをさっさと着こんでなれた足取りで歩き出していく

・・・歩けない天気ではないということか・・・

とにかく、歩けるとこまで行こう
カール一周でもいいし

買ったばかりのゴアテックスのレインウエアを満足げに着るワタクシ
いや〜ごあてっくすはいいね〜!
↑軽いという点で・・

そんな、ワタクシの横をカッパを着てザックにビニールをかけた(のせた?)
いかにも観光〜的な感じの男性たちが出発した

( ̄□ ̄;)・・・そこまで気軽な山かな・・
この天気で、観光気分になれるのは
ひとりじゃないからだ!

先発していった人たちはすぐに小さくなった
千畳敷カールが大きいせいなのか距離感がイマイチわからない
雪渓を歩いた先が登山口になっている

ひとりで歩くのは心細いので
ここはストーカーハイクと化しよう

後から来た団体さんの後ろにコソリついていく作戦!

しかし、団体さんレインウエア着ておらず
レインウエア待ちに・・・

先に出発して途中で追い越してもらえばいいかー
と、先に出発
神社で手を合わせたら
イザ雪渓へ


ワタクシ、雪が残っていることを知らずにおりまして
出発の少し前に「雪渓歩き」があることを知ったのだ

行けば写真で見るような千畳敷カールがドドーンと待ち構えていると思っていたが
実際はガスで半分、雪で半分隠れた、暗い感じのカールになっていた
夏はまだ先・・?といった感じだ

情報では下りの雪渓で滑る人が多いので軽アイゼンがあったほうがよい
と、ネットで見たので
軽アイゼンを買ってみたが
直前の山荘情報では
雪がだいぶ溶けて軽アイゼンなしでも登れる
と、・・・・

実際は、確かになくても歩けるが
ちょっと気を抜くと滑る
本気で滑って転んだら下までツルツル〜っと行ってしまいそう

なくてもいいけど・・あってもよかったんじゃ・・
荷物を増やしたくなくアイゼンを置いてきたワタクシ
ツルツル、雪の上でちょっと後悔していた

足を蹴りだすようにして一歩踏み出す
ザクッザクッツルッおわっ!!

そんな繰り返しをしていると
後方からの団体さんにあっという間に飲み込まれた

団体さんの列の半ばで
ツルッおわっ!ヽ(*゜ω。)ノ
ツルッおわっ!ヽ(*゜ω。)ノ

ヨロヨロと進む

やっと雪渓がおわり八丁坂の上り口へ
ここで団体さん全員に先へ行ってもらう

団体さんの最後尾にいたベテランなおじさんが声をかけてくれた
ワタクシがひとりだと言うと「一緒にのぼればいいよ」とありがたい言葉を頂戴しました

アリ(´・ω・)(´_ _)ガトゴザイマス

遠慮なくついて行くことにしました


雪渓で奮闘している間に雨はやんでいて
おじさんが
「レインウエアは脱ぐといいかも。降ってきたら着ればいいし」と教えてくださいました

(*´ω`)ノ ハィ

団体さんも脱いで身支度を整えなおしていて
それにあわせてワタクシも整えなおす

そしていよいよ登りだ!

先がガスで見えないので
どれぐらい登るのかわからないところが、もしかしたらいいかも
あんなに登るのーー?ってゲンナリすることもないし

登り始めてすぐにまた残雪ゾーンが
ここも気をつけて渡る



団体さんの後ろは、待ちが多くて自分のペースで登れないけれど
初心者には好都合のペースで登れると思う
おかげで、ゼーハーし始めても、すぐに呼吸を整えることができた

思うに、今までで一番キツかったのは伊豆ヶ岳ではないだろうか
これは気温も関係してるかもしれない

少し登ったところでゼーハーしてると
再びおじさんが
「ジャケットを脱ぐと変わるよ〜」とアドバイスしてくださいました
その通りにジャケットを脱ぐと、なんとさわやかな〜
そしてかろやかな〜〜((((〜´∀`)〜
脱げば寒い、着ていれば暑い、そう思い込んでいたワタクシ
レイヤリングの仕方がまだまだなのだと思った
しかし、レイヤリングがわかっていないならば
面倒くさがらずに着たり脱いだりでこまめな体温調節をするべきなのだと学んだ


残雪ゾーンもありーの、岩がゴロンゴロンしてーの、けれども固定された部分もありーの
木製の階段なんかも用意され
急なんだけど、なんとなく登りきることができた

そして乗越浄土
に到着

ここから宝剣岳を一瞬見ることができた


写真を撮るとあっという間に霧に包まれてしまった


ちなみに行く先の木曽駒ケ岳も全然見えません
その手前の中岳もみえなくなった・・・

ガスがすべてを覆う様は、その先を知らない初心者には心細さ倍増である

なのでストーカー行為は続行!

....((((ペ _)ヘ カサコソカサコソ、、、

再び、前の団体さんについて歩き出した
宝剣山荘、天狗荘の裏を通り
中岳へ向かう


登山道のわきにグリーンのロープが張られているので
ガスが濃くても登山道はわかるが
幅があるため、分岐で間違えると、険しい道へ入り込んでしまうことになる
そこは地図を確認して進むべき方向を間違えないようにしたいもの

中岳へ向かう稜線は風が吹いていて
かいた汗で体がすこしずつ冷えていった

すると
「寒くなったでしょ〜。ジャケットを着るといいよ」
とまたもやアドバイスをいただくワタクシ・・・
(*´ω`)ノ ハィ
↑どこまで、ずうずうしいのでしょうか・・

しかし、ひとりで山行をせねばならない身
こうした実践で先輩方に教えていただくのは本当にありがたくうれしいことです


そして中岳・・・
山頂ぽいところがなく、ただ大きな岩がゴロゴロしているといった感じ


振り返ると歩いてきたところが見える

しかし、ガスが流れてくればすぐに何も見えなくなる

中岳からは駒ケ岳頂上山荘へむかって一旦下る
もったいない下り
そして岩がゴロゴロしているの気をつけながらの下り・・・

頂上山荘を通り過ぎるともうひとふん張り!





頂上がどのあたりなのか、やはり確認できないので
ただただ前へ上へ進んでいくしかない
そろそろか?と思い始めたところから
まだなの?まだなの?まだなの?ぐらいで山頂へ

この天候でひとりなら絶対登らなかったであろう山へ
ワタクシはストーカーながらも登ることができました!
ヾ(@^▽^@)ノやった〜


はぁ〜それにしても、眺めがないねぇ

登頂直後は馬の背方面と木曽町の山並みが見えていたのに



すぐにガスがかかり何も見えない状態に・・・

・・・( ̄  ̄;) うーん 展望がないと正直どの山も同じなんだな・・・

しかし、ワタクシは展望よりも経過
そして結果(どこまで登れたのか)が重要なので
あまり、ガッカリもしなかった



山頂でガスで見えなくなる景色を眺めつつおやつタイム
団体さんがそれぞれ写真を撮り終わるのを待った
団体さんが終わったところで
ワタクシも写真を撮り始めると
先ほどのおじさんが来て
「わたしたちこれから中岳で昼食にするけど、よかったらゆっくりおいで」
と、声をかけてくれました

いやいや、そこまで甘えられません((-_-。)(。-_-))イエイエ

と、いいつつも団体さんの後を追いかけるように下山を開始するワタクシなのだ

ε=ε=ε=┌(;*´Д`)ノ

というのも、すごいガスがかかってきて
本当に先が見えなくなってきたから

先が見えなくても登山道はハッキリしているから
焦らずに進む

木曽駒ケ岳の下りでは、登ってくる人が「あとどれぐらい?」な感じで上を見上げていたので

もうすぐですよ

あとちょっとですよ

と声をかけたりしていたのだが

もう少しで頂上山荘というところであったご家族
お父さんが小さな子供を背負ってさらにもうひとり手をつないで歩いていて(どちらの子もとても小さい)
その後ろをお母さんが歩いていた

「あとどれぐらいかな」というお父さんのつぶやきに

・・・ここからまだ少しあります。でももう少しですよ
と、声をかけた

「ありがとうございます」
お父さんは登る気満々だった

ただ、この空模様で、すでにここまで登ってきて疲れているはず

「もういいよ、ここまでがんばったじゃん」
お母さんは引き返したい感じだった

ワタクシはその家族とすれ違ったあと

引き返すことを提案すればよかったかな?と後悔した

天気はもっと荒れるかもしれないし
このままかもしれない

その微妙な加減で

軽装備な家族にその先へ行けるようなことを言うべきじゃなかったかな・・と反省した

彼らは普通の運動靴で、簡単なザック(何が入っているか知らないが、レインウエアは入ってなさげ)
何よりも、万一今歩いている子供が歩けなくなったら
誰がその子を背負うのか?

小柄なの奥さんが実は重量挙げの選手で、力がものすごいあれば話は余計なお世話だけどさ
急な登り下りで、安全にもときた道を帰ることができるのか…

奥さんは引き返そうと強く言っていたし
大人だから大丈夫か・・・そう、思うことにして
先に進んだ

やがて頂上山荘へ着いた
頂上山荘にはテント場があるのだけど
見たところ岩ばかりでどこがテント場なのかわからない
ゴロゴロ岩をよけてテントを張るのかなぁ

頂上山荘をすぎて中岳を登り始める
先ほど下ってきた岩のゴロゴロする道を登って行く
登り始めると、胸を押される感覚に
心肺機能の低さにうなりながら、深呼吸をしながら一歩一歩踏みしめていった
「ゼーハー」でなく「スーハー」いや・・「スーふぅー」かな

中岳の頂上で先ほどの団体さんに追いついた
ガスはいっそう濃く風も出てきた

そのまま下って天狗荘まで来たところで団体さんはお弁当タイム
このガスの中ではおにぎりを出す気にならず
ワタクシはこのまま一気に下ることにし先に進んだ

霧の湿度はすごい!
髪の毛もしっとり濡れていて
おにぎりの海苔もきっとしんなりしてしまうことだろう

山荘横ってこんなだったっけ?て、思いながら通り過ぎ
乗越浄土へついた
ガスで雰囲気が変わっていて一瞬自分を疑ってしまった
あってる?(゜ー゜*?)オヨ?と・・・

ガスは上空を覆うだけで足元はハッキリしているので降り口は迷うことはなかった



ガスで隠れている分
どれぐらい下るのか、はじめは気づかないが
下っていくとだんだん先が見えてきて
あんなところから歩いてきたのかー!と思う

雪渓を渡ってくる人が小さく見える
やっぱり距離感がよくつかめないな

だいぶ下ったところで登ってきた人に山頂の天気を聞かれた
ガスが濃くて、朝のうちは日も射したけど雲だけは取れませんね
と、答えると
先へ行くかどうか考えているよう
翌日に登りなおすことにするか迷っていると言う
その方が良さそうな気もした

そして八丁坂を下りきったところで
カメラを持った人に同じことを聞かれた
同じように答えるとやはり同じように迷っていた
ホテルの宿泊者なのだろう
その余裕がうらやましい~

八丁坂からは朝と同じように雪渓を歩く
ただ、剣ヶ池の遊歩道へ行くには
雪渓を少しだけ下らなくてはならない
本来の道はどこにあるのか?

おそらく皆はココを歩いているのでは?というところが本来のコースとは思えない
でも、踏み跡を外れたら雪を踏み抜いてしまうのでは
そう思うと、踏み跡をたどるしかない
しかし、その踏み跡もようく見ないと微妙・・・


慎重に雪渓を歩き遊歩道へ出た
水溜りがあって、普通の靴ではちょいと歩きづらいかな

剣ヶ池までくると千畳敷カールが一望できる
はず!
半分はガスで見えなくなっていて
どれだけ広大なのかよくわからん!
そこのところちょっと残念だけど
おそらく感動の景色だと思えるところでおにぎりタイム

のんびりおにぎりを食べてから
ロープウェイへ向かった
ちょうど搭乗時間で待たずにロープウェイに、
しらび平に着くとバスがちょうど
これも待たずに乗れた
バスに揺られながらしばらくお昼寝
気づくと菅の台まできていた
そこでほとんどの乗客が降りた

ワタクシは駒ヶ根駅まで乗ってホテルで車を回収して
ちょっと寄り道をして帰路についた







写真をもう少しアップしたいので後日編集しなおしますー




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蓼科山の記事を書いては休み、書いては休み、全然仕上がりませんな

そんな中、ハイキング装備を全部見直ししようと思いまして
神保町へ買い物に~

とりあえず重くてしょうがなかったレインスーツと
足がグキグキと遊んでしまうトレッキングシューズを探しに


登山装備を扱ってるお店が多いと聞いたので
神保町を選んだのだけど
もちろん一つ前の記事にもあるように鈴木みきさんのサイン本が買えるということも理由のひとつ


目指すはセールのハガキをくれたエルブレス・・・
しかし、その手前のヴィクトリアで買い物してしまった

まずはトレッキングシューズ!
今までのは、靴の中で足が動く動く
そして滑る滑る!

中敷を入れて誤魔化そうとも思ったけれど
もし、今より長く歩くなら・・・

なんちゃってトレッキングシューズ は卒業!

ワタクシもこんなにはまるとは思っておりませんで
ワカサギ釣りの時もそうだったけれど
「なんちゃって」な安い商品でもできなくはないけれど
ストレスを軽減するには
もう少しだけいいものを~
↑これ重要

いいものがイイに決まってる(≧ω≦)b ソウダ!

そして、それはタカイに決まってる!ヾ(。`Д´。)ノソウダソウダ!!

けれども、ワタクシの安月給はアガラないに決まってる!(・ε・`*) ... ソウダワ・・・

悲しいことに、ほどほどのを選ばざるを得ません
しかし、しかしですぞ!ワタクシの欲しいモデルはムチャクチャ高いものではござりません
ヴィクトリアのシューズコーナーで真っ先にそのモデルを手に取るワタクシ
説明を読むと幅広で富士登山もOK~的な
・・・富士山には登らないけど・・・

今のサイズはブカブカなのでワンサイズ小さいものを試そうとスタッフさんにお願いする

今のは、25センチなのですが下りはとにかく前に行きすぎちゃって・・・

しかし、これが意外にも小さい!

長さはピッタリしてるけど幅が狭くて、あたってる感じ・・

メーカーによっても大きさはバラバラですから
このメーカーは日本のもので幅広なんですけど・・・
こちらのモデルはさらに幅が広くて甲も高いですよ


そして出てきたのがこのモデルC1-SP

履いてみた感じ、まあしっくりくるかな
今、履いているものよりずっとしっかりしている

なんか・・なんか・・・

足の裏どこ?

そんな感じがした

そして、忘れちゃならないインソール
前から、ちゃんとしたインソールを入れてみたかった
だけどもどんなのを入れていいのやら?
そしたら、スタッフさんが靴の説明と同時にインソールの説明を
(さすが商売上手!!)

そして、足を見てる!!

お客様の足は土踏まずが下がってきていて
偏平足に近いのでこちらのソールがいいですよ


土踏まずを持ち上げるようになっていた

靴の中に入れると・・・なんだかよくわからないが足が外にぶれるような感覚
土踏まずが盛り上がってるのだから仕方ないかな
( ̄ヘ ̄)ウーン・・・な顔をしていると

では、コチラはどうですか?

シダスジャパンというメーカーのクッション3Dを次に入れてくれた

これがなかなかしっくりくる!

(ノ゜ω゜)ノ*.オオォォォォォォォーまじで~~~!

スタッフさんが足の骨の模型を使って製品の説明をしてくれた
普通のインソールだと真っ直ぐに立つことなく倒れてしまう骨の模型
かかとのクッションがどうとか・・
このクッション3Dに立てると倒れることがない

不思議~~
なんかトリックがあって倒れないんじゃないかと思うんだけど
ホントにインソールだけの仕業なのかな

ワタクシが山の中で足を真っ直ぐに立てていられず
滑ったり、足首をひねったりするのも
これを使うと解消されるということ

ま、実際これを履いて登ってみないとわかりませんがね
このときはホントにいい感じでした
なんちゃって登山靴卒業できそうです

でも、距離の短い低山では履くかも~

ここで、この二つに決定!
でも、あともうちょっと足せば値引きが倍になるので他に買うものがないか探索~
レインスーツも見たのだけど欲しいものが見当たらず断念・・・


さて、ワタクシのハイキングコースの選択は(今後登りたい山ね)
最後に林道や車道が来るようにしている
最後に林道や車道ならばたとえ日が傾いても歩きやすいし
道もハッキリしていると思うから
でも、そこはシロウトだからどうかわからないけど
最初がどんなに苦しくても最後の・・・たとえ果てしなく長い林道であろうと
最後に安心して歩けるのは初心者にはいいはず

そこで、ヘッドライトをちゃんと持っておこうと
いつか、買わないとな~って思ってたし
よい機会です

しかし、ヘッドライトも沢山あって全然わからん!!
とにかくザックに入れるものなので
軽いもの!!というわけで買ったのがコレ

エクストリームヘッドライト

「限界に挑戦するあなたに」って書いてあった
限界って・・・
ハイキングの限界に挑戦しろってことか・・?

ちうか、今、説明書読んだらさ
後頭部に電池ケースがくるじゃない!
これってどうなんだろうか・・・

さて、ヴィクトリアで買い物し終わって
似たようなお店でもブラブラするかな
と、ブラブラしているとエルブレス発見!!

・・・エルブレスはこっちだったのかぁ
(そこが、初心者の騙され具合・・・)

ということでエルブレスのレインスーツ売り場ものぞいてみることに


レインスーツは今までバイクで使用していたものをザックに入れていたのだけど
これが重い!・・・・と、自分では思っていた
ちょうどセールも始まり、良さそうなものがモデルチェンジで安くなってきたし
それがあればと思ってキョロo(・ω・ = ・ω・)oキョロ

安くなったレインスーツ発見!
ダッシュ!≡≡≡ヘ(* ゜-)ノ

ゴアテックスの上下セット
まずは赤の上着を試着

おおっ!思った以上に似合う!
赤もいけるじゃん~~

次にピンク
これは若々しいなぁ
でも、赤よりはカワイイ~

では、ボトムも試着しようかな~
試着室を借りてボトムを履いて、ついでに上も羽織った

スタッフさんが
フリースやダウンの上から羽織ることもあるから
着て試されてはどうですか~?


というので、フリースを拝借して再び試着・・・

キツ・・・・ィ

そして、やや、裾が長め・・・

ちっ、だめか・・・


ガッカリするワタクシに


別のメーカーさんで上下別になりますが、お安いところもありますよ

と、売り場を案内してくれた

確かに上下揃えても、お値段は先ほどのセールの某旧モデルよりも安い

そこで自分サイズのレインジャケットをひとつ羽織ってみる

おおっ!まじで~~。
この色も自分に似合うんじゃない!!
(てか、自分が好きな色じゃん!)

再び、ダウンを着てそれを羽織ってみる
先程よりやや・・やや余裕があるかな?

問題はパンツ!!

サイズは先ほど試着したものと同じ
なのでやはりきついのではないか・・・

しかし、よくよく見ると「ゆったりサイズ」の文字が

あらあらこんなところにワタクシ専用サイズがあるじゃございませんか(´0ノ`*)オーホッホッホ!!

その他のパンツと比べると、ややお値段が高くなっているが
このハラには変えられぬ! ( ̄‥ ̄)=3 フン

ちうことで、履いてみました

ウエストに余裕がでましたが・・・

(@゜Д゜@;)あら・・・?ちょっと短い?

ゆったりサイズのLなのだけど
股下が短い?

ゆったりサイズでLというと股下は長いはずなんだけどな~
裸足で履いてちょうど床に着くぐらい

ローカットのシューズだと足を上げたときに濡れちゃう?

どうなんだろう~?
しばし考えるワタクシとスタッフさん

これ、レインスパッツを下に履けばそんなに気にならないかな

そうですね~・・・

( ̄ヘ ̄)ウーン


ま、いっか!

それに「プロシェル」とか、言うやつだし
↑この「プロシェル」がどのような特性なのか良く知らないが、とにかく「良さそう」という気だけはするから・・

というわけで、これらを購入してきました~






あとは、ザックの容量をアップしたいかな~
現在20ℓなので30ℓへ
来年は、もう少し大きなものへ~

なんでもかんでもステップアップ!

ステップアーーップ!ヾ(*ΦωΦ)ノ


失敗は多いけど
それは初心者の特権!
今が一番オモシロイのかもネ



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はい、ワタクシのはこんなんでました!

あ、テント泊をはじめるとかじゃないですよ
面白いので読んでます

山テントで、わっしょい! 極める「山女子」のヨロコビ
鈴木 みき
講談社







でも、読んでると・・・
始めたくなるのがハイカーの性でしょうか



このサイン本は神保町の石井スポーツで買いました
まだあと数冊残っています~

この付近は山のお店が多いとか聞いたので
本日ちょっとだけたずねてみました
セール期間中なのか、安いもの掘り出し物が多かったです

もうちょっとゆっくり見て、比べて買いたいですなぁ

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先週行った上高地の写真をちょっとだけアップ
たった1時間の散策だったけれど
なかなか充実した1時間だったと思う

スタートは大正池
池の向こうは焼岳だったかな?



湿原で見つけた鴨の親子


大正池にも親子が泳いでたので出産ラッシュかな?


森林の中で突然視界が開ける


残念なことに奥穂高は雲の中


穂高橋から見えた明神岳かな?


六百山と霞沢岳方面





なぜか河童橋の写真は撮っていなかったワ


バスターミナルに売ってた河童焼き


今度は個人で来て見ようと思う


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