報道写真家から(2)

中司達也のブログ 『 報道写真家から 』 の続編です

「脅威」という無限の資源

2012年03月21日 16時06分51秒 | 『冷戦』後の世界戦略


「国際社会」は1万回近い空爆を加えてリビアを破壊した。
続けていま、シリアの破壊を目論んでいる。
しかし、空爆という手口を封じられ、「国際社会」は苛立ちを募らせているように見える。
準備した歴史の歯車が狂い始め、焦りを感じているかも知れない。

「国際社会」という極めて限られたグループ

“ 国際社会 (International Community) ” いう言葉がメディアには頻繁に登場する。
「 国際社会の総意 」や「 国際社会による非難 」などというように使われる。
しかし、この枕言葉のような国際社会とはいったい何なのか。

メディアはまるで、国際社会という明確な意思決定の主体が存在し、世界の総意が形成されているかのように表現する。確かに国際社会は存在するだろう。しかしそれは、貿易やビジネス、観光や通信などの実務上のネットワークを構成しているにすぎない。この国際社会に、有効な意思決定機能があるかどうかは疑問だ。二国間の折衝ですら、容易には折り合いが付かない。たいていの合意は妥協や打算の産物だ。国際社会全体が一つの政治的総意を形成するなど、まずあり得ない。

結局のところ、国際社会の総意と呼ばれるものは、限られた少数の強者が利益を追求する過程で生み出されるものなのだ。総意など実際にはどこにも存在しない。集団が見てみぬ振りをする行為を「総意」と呼んでいるだけのことだ。

国際社会の問題解決の場とされている国連は、何らかの意思決定や調節を行う場ではない。実際は、集団的責任逃れの場だ。採択の結果、どのような事態が引き起こされたとしても、誰も責任を取る必要がない。責任を取る必要がなければ、どのような決議にも安心して加担できる。国連の最大の機能とは、責任の所在を深い霧の中に投げ入れることだ。

限られたグループの利益追求活動が、国連を通過すると、「国際社会」の名に置換される。国連決議とはそのための単なる儀式にすぎない。儀式さえ済めば、このグループの行為はすべて「国際社会の総意」を体現する正当な行為となる。したがって、たとえ爆撃によって、多くの市民の命が奪われたとしても、一顧だにされない。

国連の他にも、国際刑事警察機構や国際刑事裁判所、IMFや世界銀行、WTOなどの国際機関も、この小グループの利益実現のために機能している。またNATO軍や国連軍などの軍事部門を動員することもできる。これらすべては、この小グループの出先機関にすぎない。

民間部門では、欧米の主要メディアも、この小グループの利益を代表している。したがって、この小グループの利益に反するような報道はいっさい行われない。世界のメディア界は見えないピラミッド構造を形成し、主要メディアの論調が自動的に世界のメディアに行き渡るようになっている。シャンパンピラミッドの頂点に注がれたシャンパンは、もれなくすべてのグラスを満たしていく。この流れを無視するメディアは極めて少ない。第二のアルジャジーラにはなりたくないからだ。誰しも、精密誘導爆弾の誤差の範囲内で仕事をしたいとは思わない。世界中のメディアは、事実や真実などにはいっさい関心がない。上から流れてくるシャンパンにだけ注意を払っていればいいのだ。黙って流れを受け入れている限り、誤差の範囲外にいると確信できるのだ。

メディアが、「国際社会の総意」を大々的に報じるとき、それは一部のグループの利益が追求されているというサインだ。その結果、この地上のどこかで大惨事が引き起こされる。

「脅威」という資源

リビアやシリア、イラクやアフガニスタンは、なぜかくも強引に破壊されなければならないのか。
冷戦終結前後の出来事を俯瞰してみると、その理由と構造が浮かび上がってくる。

1988年  8月 イラン・イラク戦争終結。
1989年11月  ベルリンの壁が崩壊。東欧諸国の共産主義体制が次々と瓦解。
1990年  8月 イラクがクウェートに侵攻。
1991年  1月 湾岸戦争勃発。多国籍軍による陸海空の猛攻により、イラク軍敗走。
            2月 ジョージ・H・W・ブッシュ大統領が停戦を発表。
            4月 停戦調印。フセイン政権は打倒されることなく継続。
          12月 『悪の帝国』ソビエト連邦が崩壊。冷戦が終結。
1993年 2月 ニューヨーク、ワールドトレードセンター地下駐車場爆破事件発生。
1998年 7月 ナイロビとダルエスサラムの米大使館爆破事件発生。
2001年 9月 911事件発生。

東欧の共産体制瓦解とソ連邦の崩壊にサンドイッチされる形で、湾岸戦争が発生している。湾岸戦争によってサダム・フセインは極悪人として世界の憎悪を集める。

それからほどなくして、ソ連邦が崩壊する。世界は「赤い恐怖」や「核戦争の脅威」から突然解放されることになる。この歴史的出来事により、世界は平和に向って進むと誰もが信じた。しかし、冷戦終結後の世界は平和には向わなかった。

冷戦の終結は、西側世界の盟主であるアメリカの覇権の終焉をも意味する。『悪の帝国』が存在したからこそ、世界はアメリカの核の傘下に入った。アメリカの強大な軍事力の庇護がなければ、赤い悪魔に呑み込まれてしまうと世界は恐怖した。アメリカのご機嫌を損ねないことが、冷戦体制を生き延びる条件だった。つまり、アメリカにしてみれば『悪の帝国』とは、すなわち、絶対的な覇権を生み出す資源だった。この資源が枯渇したら、アメリカの覇権も失われる。そしてそれは、現実になろうとしていた。そうなる前に、新たな鉱脈が必要になる。それが、サダム・フセインだ。

1990年8月のイラクによるクウェート侵攻は、アメリカの事実上の同意を得た行為だった。在イラク・アメリカ大使は、フセインに対して、アメリカはアラブ間の問題には介入しないこと、そしてイラクとの友好の増進を望んでいる旨を伝えた。フセインは、この会談から一週間ほどで行動を起こした。しかし、そのとたん、アメリカは手のひらを返してフセインを非難した。フセインには何が起こったのかさっぱりわからなかっただろう。

「国際社会」と世界のメディアは全力でフセインを非難した。隣国を蹂躙する、ならず者フセイン。油田を破壊し、環境を汚染するフセイン。流出した原油にまみれて苦しむ水鳥。そして、涙の「ナイラ証言」。サダム・フセインはまたたくまに、世界の敵ナンバー・ワンに祭り上げられた(後に、これらの反フセイン・キャンペーンはでっち上げであることが判明している)。

『極悪フセイン』のイメージが世界中に焼き付けられたあと、『悪の帝国』ソ連邦が崩壊する。それは帝国の崩壊というには、あまりにもあっけなく、拍子抜けするような幕切れだった。『悪の帝国』は誇張されたイメージでしかなかったのだ。

『極悪フセイン』の登場、そして『悪の帝国』の退場。
もしこの2つの出来事の順序が逆になっていたら、どうなっていただろうか。

ソ連邦の崩壊が先であれば、この歴史的大事件の衝撃の陰に隠れて、イラクによるクウェート侵攻はほとんど関心を集めなかっただろう。世界が平和的気分に浸っているときに、そうした気分をぶち壊すようなニュースに人びとは目を向けない。しかも、『悪の帝国』ソ連邦に比べて、イラクはあまりにも規模が小さい。地図のどこにあるのかさえ知らない、そんな中東の一国家を誰も脅威とは認識しない。地域紛争は当事者間の問題と考え、自分たちは冷戦終結の平和的気分の中で過ごすだろう。順序が逆であれば、おそらく『極悪フセイン』は誕生し得なかった。

しかし、『悪の帝国』への憎悪が充満しているときなら、そこへ新たな憎悪を加えることは容易だ。『悪の帝国』と『極悪フセイン』への憎悪は簡単に両立する。そして、片方が消えたとしても、もう片方の憎悪は残る。

東欧の共産主義体制が次々と瓦解をはじめ、ソ連邦が崩壊するまでの期間に、湾岸戦争がサンドイッチされているのは決してたまたまではない。『極悪フセイン』の登場は、ソ連邦崩壊の前でなければならなかったのだ。

世界平和は覇権の終焉を意味する。
憎悪や嫌悪、恐怖や脅威は覇権を生む無限の資源なのだ。
この地上から憎悪や争いが消えないのは不思議なことではない。

世界に恒久的な脅威を

ソ連邦の崩壊を控えた西側世界は、フセインという新たな憎悪の対象を作り上げた。しかし、イラク一国やサダム・フセイン一人は、憎悪の対象にはなっても、世界の脅威に仕立てるには無理がある。本当に必要とされているのは、『悪の帝国』ソ連邦に匹敵するほどの脅威だ。

2001年9月11日、ニューヨークを象徴するWTCのツインタワーが姿を消す。これほど衝撃的な出来事はまずない。この事件によって「アルカイーダ」が歴史にデビューする。そして、中継ぎの役目を終えた『極悪フセイン』は退場する。常に、新しい脅威が登場してから、旧い脅威が退場する。この順序でなければならない。これが歴史制作の鉄則だ。

ジョージ・W・ブッシュ大統領(当時)は、対テロ戦争を宣言する中で「この戦いは5年で終わるかも知れないし、50年続くかも知れない」と示唆的な発言をしている。40年以上続いた冷戦に匹敵する戦いになるのだと世界に告げたかったのだろう。

世界は「アルカイーダ」のテロに慄いた。地上のすべての地域が彼らの標的になり得るのだ。そして、テロを未然に防ぐ方法はない。テロは準備期間も短く、少人数で実行可能だ。911以降、ロンドン、マドリッド、アンマン、バリなどで爆弾が炸裂する。そのたびにメディアには「アルカイーダ」の文字が躍る。

しかし、その後の世界が「アルカイーダ」を憎悪し、恐怖しているかというと、そうとは言いがたい。脅威を感じるほどの現実感がないのだ。それに比べると、ソ連邦は見たくなくても地図上の何割かを占領し、その存在を意識させた。そして、間違いなく核弾頭を何千発も保有していた。だが、「アルカイーダ」は、どこに潜んでいるか分からない、実態不明の組織体という設定なので、組織図や拠点を示すわけにはいかない。分かっているならさっさと叩けということになってしまう。実態が見えない組織体「アルカイーダ」は、憎悪や脅威を抱くほどの対象とはなりにくいのだ。嫌悪感を持つのがせいぜいだろう。

時おり不鮮明なビデオで登場するオサマ・ビンラディンも、あまりにも存在感が薄く、憎悪の対象になったとは言いがたい。そのビンラディン殺害作戦も、たいしたインパクトを世界に与えていない。アメリカの自己申告にすぎない都合のよい物語にしか見えない。

おそらく、「アルカイーダ」なる組織体などどこにも実在しない。あくまでも見えない脅威という設定なので、コストをかけて実在させる必要がないのだ。爆弾テロの要員など、その都度調達が可能だ。

もちろん、「アルカイーダ」の存在を疑っている人はほとんどいない。問題は「アルカイーダ」に対する憎悪と脅威が生まれていないことだ。「アルカイーダ」の存在を印象付けることには大成功したが、肝心の憎悪と脅威はほとんど生まれていない。それではまったく意味がない。

冷戦に匹敵するような、地球を包み込む憎悪と対立が生まれなければ資源とはならない。

冷戦から『文明の衝突』へ

憎悪や対立というのは一方通行では効果が少ない。
共産主義対自由主義のように双方向のものであることが望ましい。
冷戦後の世界に「アルカイーダ」が登場した以上、対をなすものが求められる。
つまり、イスラム世界を破壊する十字軍だ。

アフガニスタンでもイラクでも、当初、国際軍は解放者として迎え入れられた。しかし、占領からほどなく、国際軍は凄まじい蛮行を働きはじめる。夜中に住居を急襲して、理由なく人々を連行し、監禁、虐待した。それは日常的任務だった。イラクのアブグレイブ収容所での虐待や拷問、殺害は特に有名だ。アフガンでは拘束した市民をはるかカリブ海のグアンタナモ基地まで連行し、長期間拘留している。あるいは、単なる集会や結婚式を「誤爆」するという事件もめずらしくはない。民間軍事会社の要員は、接近する車両には容赦なく銃弾を浴びせる。アフガンでは駐留軍がコーランをトイレに流したことが報道されると、怒りの暴動が発生した。

つい最近も、アフガンの駐留軍がコーランを焼却したことが報じられると、暴動が発生し、米兵が射殺された。また、戦闘で殺害した死体に米兵が笑いながら小便をかけている動画も公開された。最も新しい事件としては、夜中に基地を抜け出した米兵が、市民16人を殺害するという快楽殺人的事件が発生している。

こうした事件が後を絶たないのは、それが十字軍としての本来の任務だからだ。イスラム世界の真ん中に、911事件の記憶の焼きついた十字軍を長期間駐留させ、考えられる限りの蛮行を行わせる。イラクの十字軍は2011年12月に撤退したが、アフガニスタンではいまだに駐留を続け、蛮行を繰り返している。

十字軍だけでなく、ヨーロッパ本土では、フランスやベルギー、スイスなどがブルカの着用を法律で禁止、もしくは検討している。スイスではモスクの尖塔の建設が禁止され、イタリアはモスクそのものの建設の禁止を検討している。FIFA(国際サッカー連盟)は女子選手がヘジャブ(スカーフ)を着用することを禁止した。こうした理不尽な法的措置や規則も、イスラム世界の憎悪を掻き立てるためだ。理不尽であればあるほど高い効果が期待できる。

イスラムと西欧の憎悪が世界各地で衝突し、対立が臨界点に達すると『文明の衝突』に発展する、というのがグランドデザインだ。ところが、911事件から10年が経過しても、そうはなっていない。それどころか、アメリカの大学では、アラビア語を履修する学生が急増するという現象が起きている。イスラムに対する関心と興味が高まっているのだ。イスラム教徒を見て、「アルカイーダ」を連想するような者も、ほとんどいないだろう。

「国際社会」は、あらゆる機会と手段を通じて、イスラム世界と西欧世界双方の憎悪を煽ってきた。
しかし、『文明の衝突』というほどの兆候はない。
そのことが、「国際社会」を苛立たせている。
資源がほとんど燃焼していないのだ。

歴史の境界

中東地域に吹き荒れる「アラブの春」が意味するものは明白だ。

911後、カダフィ大佐は西欧との対立をやめ、アフリカ地域の安定と発展に力を注ぎはじめた。シリアは、モデルになるような平和共存社会を築いた。『文明の衝突』にとって、それはあまりにも都合が悪い。

「アラブの春」は、イスラム世界を強引に破壊して、永遠の暴力と混沌の中に放り込むことが目的だ。地域全体を憎悪と憤懣で満たし、その憎悪を西欧世界に向け、『文明の衝突』に導く。

リビアは首尾よく叩き潰し、無秩序へと放り込んだ。しかし、続くシリアで足踏みを余儀なくされている。ロシアと中国が、国連安保理決議で拒否権を行使したからだ。こんなところでつまづいているようでは、中東の破壊、ひいては『文明の衝突』はおぼつかない。空爆がだめなら、地上戦しかない。「国際社会」は、シリア破壊を請け負う残忍な地上部隊を手配しているところだ。

もちろん、ロシアと中国は、これ以上の中東地域の不安定化を許す気はない。ベネズエラやイランも同様だ。だが、大半の国は、国連総会で投票を済ますと、「国際社会」の暴挙をいつものように見てみぬ振りを決め込んでいる。

いまシリアは、いっさい妥協の許されない過酷な戦いを強いられている。
この戦いに負ければ、中東どころか、世界は今後何十年間も偽りの歴史に呑み込まれる。
「国際社会」が描く、偽りの歴史が、われわれの目の前で堂々と進行している。
歴史の境界をしっかり見極めるべきだ。



「脅威」という無限の資源 : 資料編
http://blog.goo.ne.jp/leonlobo2/e/fe0f857d3e1deb48bb606a04115a89f3


「脅威」という無限の資源 : 資料編

2012年03月21日 16時06分29秒 | 『冷戦』後の世界戦略

対シリア 軍事侵攻の動き
2012.02.09  British, Qatari troops already waging secret war in Syria?
http://rt.com/news/britain-qatar-troops-syria-893/
2012.02.10  ‘Foreign military in Syria raises ghost of Libya’
http://rt.com/politics/syria-russia-libya-duma-statement-975/
2012.02.10  U.S. officials: Al Qaida behind Syria bombings
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2012.02.13  A new terror threatens Syria
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/middleeast/syria/9079406/A-new-terror-threatens-Syria.html
2012.02.13  Arab League is ‘under Western petrodollar influence’
http://rt.com/news/arab-league-west-syria-213/
2012.02.16  Russia confirms foreign invasion of Syria
http://english.pravda.ru/hotspots/terror/16-02-2012/120537-Russia_confirms_foreign_invasion_of_Syria-0/
2012.02.20  Iraqi gunmen afoot to join Syrian insurgency
http://rt.com/news/iraq-gunmen-syria-insurgency-741/
2012.02.21  Made in Jordan: Thousands of gunmen preparing to enter Syria?
http://rt.com/news/jordan-syria-intelligence-training-859/
2012.02.22  US to pump weapons into Syrian warzone?
http://rt.com/news/us-syria-arms-opposition-907/
2012.02.23  US preparing for military intervention in Syria?
http://rt.com/usa/news/us-military-intervention-syria-045/
2012.02.23  US, France, UK, Turkey, Italy prepare for military intervention in Syria
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2012.02.27  既に武器供与? 世界で強まるアサド包囲網
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2012.02.29  France, US arming Syrian rebels with anti-aircraft missiles ?
http://rt.com/news/syria-arms-us-france-531/
2012.03.01  米政府、シリア情勢にらみ軍事介入の「詳細な計画」作成
http://www.cnn.co.jp/usa/30005779.html
2012.03.04  Saudis arm terrorist gangs in Syria 
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2012.03.05  13 undercover French army officers seized in Syria ?
http://rt.com/news/french-army-officers-syria-893/
2012.03.05  反体制派「自由シリア軍」とは?その成り立ちと今後
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2863042/8582992
2012.03.07  Mossad, CIA and Blackwater operate in Syria
http://rt.com/news/cia-blackwater-mossad-syria-037/
2012.03.08  Russia accuses Libya of training Syrian rebels
http://www.presstv.ir/detail/230519.html
2012.03.11  Military Points to Risks of a Syrian Intervention
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2012.03.13  Lebanese Security Source: Armed Group Coming from Qatar Arrested at Borders with Syria
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2012.03.13  Lavrov: The Syrian Opposition Using Arms Must Be Convinced in Dialogue as Its Only Choice
http://www.sana.sy/eng/22/2012/03/13/405847.htm
2012.03.13  Damascus Blames Qatar, Saudi Arabia for Bloodshed in Syria
http://en.rian.ru/world/20120313/172123750.html
2012.03.13  Lavrov: Syria is Confronting Armed Gangs, al-Qaeda Members that Commited Horrible Crimes
http://www.sana.sy/eng/22/2012/03/13/405663.htm
2012.03.13  Syrian Human Rights Network Condemn Terrorist Groups' Execution of 45 People in Karm al-Zaytoun
http://www.sana.sy/eng/21/2012/03/13/405833.htm
2012.03.13  シリア反政府勢力に外国政府が武器支援、国民評議会が明らかに
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2012.03.14  Syria arrests terrorists responsible for Homs massacre
http://www.presstv.ir/detail/231728.html
2012.03.14  Terrorist groups perpetrate new massacre in Homs, killing 15 innocents, among them woman with four children
 http://www.sana.sy/eng/337/2012/03/14/405811.htm
2012.03.16  Terrorists killed, Others Arrested in Homs and Idleb Countryside
http://www.sana.sy/eng/337/2012/03/16/406449.htm
2012.03.21  WikiLeaked: Ex-Blackwater ‘helps regime change’ in Syria
http://rt.com/news/stratfor-syria-regime-change-063/

アルカイーダとシリア反乱勢力
2012.02.10  U.S. officials: Al Qaida behind Syria bombings
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2012.02.12  Al-Qaida leader Zawahiri urges Muslim support for Syrian uprising
http://www.guardian.co.uk/world/2012/feb/12/alqaida-zawahiri-support-syrian-uprising
2012.02.12  Syria uprising: Al-Qaeda's al-Zawahiri lends support
http://www.bbc.co.uk/news/world-middle-east-17002573
2012.02.13  Al-Qaeda and West in cahoots in Syria?
http://rt.com/news/al-qaeda-west-cahoot-syria-177/
2012.02.14  Can al Qaeda tap into Syria rage?
http://security.blogs.cnn.com/2012/02/14/can-al-qaeda-tap-into-syria-rage/
2012.02.17  US official says al-Qaeda involved in Syria
http://www.aljazeera.com/news/middleeast/2012/02/201221794018300979.html
2012.02.18  ‘US thinks it can use Al-Qaeda temporarily in Syria’
http://rt.com/news/us-al-qaeda-syria-otrakji-635/
2012.02.19  Is Syria's uprising being hijacked?
http://www.aljazeera.com/programmes/insidesyria/2012/02/20122196123573363.html

対シリア国連安保理決議&シリア非難決議
2011.10.05  中国とロシア、対シリア決議案で拒否権行使 国連安保理
http://www.afpbb.com/article/politics/2832853/7877371
2012.02.05  国連安保理のシリア非難決議、露中が拒否権
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2855564/8413094
2012.02.17  国連総会、対シリア決議案を採択 仏は新たな安保理決議案を検討
http://www.cnn.co.jp/world/30005636.html

クウェートをめぐる、フセイン、グラスピー会談
1990.09.23  CONFRONTATION IN THE GULF;
Excerpts From Iraqi Document on Meeting With U.S. Envoy
http://www.nytimes.com/1990/09/23/world/confrontation-in-the-gulf-excerpts-from-iraqi-document-on-meeting-with-us-envoy.html?src=pm
1990.09.23  Excerpts From Iraqi Document on Meeting with U.S. Envoy
http://www.chss.montclair.edu/english/furr/glaspie.html
1991.02.05  April Glaspie met with Saddam Hussein shortly before his army invaded Kuwait.
http://articles.latimes.com/1991-02-05/news/wr-840_1_april-glaspie
1991.03.21  AFTER THE WAR: WOMAN IN THE NEWS; Envoy No Longer Silent: April Catherine Glaspie
http://www.nytimes.com/1991/03/21/world/after-the-war-woman-in-the-news-envoy-no-longer-silent-april-catherine-glaspie-230391.html?pagewanted=all&src=pm
1991.07.13  ENVOY'S TESTIMONY ON IRAQ IS ASSAILED
http://www.nytimes.com/1991/07/13/world/envoy-s-testimony-on-iraq-is-assailed.html?pagewanted=all&src=pm
1991.07.13  U.S. Messages on July 1990 Meeting of Hussein and American Ambassador
http://www.nytimes.com/1991/07/13/world/us-messages-on-july-1990-meeting-of-hussein-and-american-ambassador.html?pagewanted=all&src=pm
1999.05.27  US Ambassador to Iraq April Glaspie
http://www.csmonitor.com/1999/0527/p23s3.html
2008.04.02 極秘解除外交文書 glaspie1-13
http://www.washingtonpost.com/wp-srv/politics/documents/glaspie1-13.pdf?sid=ST2008040203634
2008.04.03  Ex-Envoy Details Hussein Meeting
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2008/04/02/AR2008040203485.html
an interview with James Akins
http://www.pbs.org/wgbh/pages/frontline/shows/saddam/interviews/akins.html
an interview with Tariq Aziz
http://www.pbs.org/wgbh/pages/frontline/shows/saddam/interviews/aziz.html

その他
2009.11.30  スイスでモスク尖塔の建設を禁止、国民投票で可決
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-12697020091130
2010.04.30  ベルギー下院、ブルカ禁止法案を可決
http://www.afpbb.com/article/life-culture/religion/2722437/5688249
2011.04.11  フランスで「ブルカ禁止法」施行、違反者には罰金1万8000円
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-20537920110411
2011.04.12  ブルカ禁止法施行後、初の拘束 フランス
http://www.afpbb.com/article/life-culture/religion/2795399/7076671
2011.09.29  スイスもブルカ禁止の動き 国民議会が法案可決 
http://www.47news.jp/CN/201109/CN2011092901000171.html
2012.01.30  寛容の国オランダもブルカ禁止へ王手
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2012/01/post-2418.php
2012.03.02  国連、FIFAに女子選手のヘジャブ着用許可求める
http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPTYE82103820120302

2010.12.10  米大学の外国語履修者数、アラビア語が急増 スペイン語最多http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2778474/6565254

2012.02.21  ISAF兵士らがイスラム聖典を焼却か アフガンで抗議デモ
http://www.cnn.co.jp/world/30005687.html
2012.02.27  アフガン駐留基地攻撃で米兵7人負傷、コーラン焼却の波紋拡大
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE81Q00J20120227
2012.03.02  アフガン基地でまた米兵2人殺害、コーラン焼却で内部襲撃続く
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE82007820120301

2012.01.12  アフガン駐留米兵がタリバン兵の死体に放尿か、海兵隊が調査
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE80B01J20120112

2012.03.12  アフガン駐留米兵が民家を襲撃、16人を射殺
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2864630/8629386

 


北朝鮮は本当に脅威なのか

2010年12月10日 01時03分08秒 | 『冷戦』後の世界戦略


 なぜいつも、突発的に予想外の出来事が起こるのだろうか。
 逆に、さも起こりそうなことは、なぜか決して起こらない。
 北朝鮮による、韓国の延坪島砲撃は、何の前触れもなく起こった。

 この事態に、欧米の主要メディアによる論評が乱れ飛んだ。延坪島砲撃は、確かに歴史的事件ではあるが、果たして大騒ぎするほどの事態だろうか。超大国が弾道ミサイルを放ったわけではないのだ。小国北朝鮮が世界の脅威になるなどとは到底考えられない。過去に少しさかのぼってみればはっきりする。

脅威の捏造

 かつて地球には、超大国同士の核戦争の危機が存在した。双方が何万発もの核兵器を保有し、核攻撃に対する防備を固めた。世界はいまにも壊れそうな天秤の上に乗っているようなもので、どちらかが興奮して足を踏み鳴らしただけでも天秤は折れ、核ミサイルの発射ボタンが押し込まれる。核攻撃の勃発は現実性をおびていた。

 赤い『悪の帝国』ソビエト連邦は、最大45000発もの核兵器を保有していた。アメリカは24000発で、イギリスや中国を合わせると合計70000発以上の核兵器が存在していた(1986年時)。想像を絶する数字だ。現在は、ロシア12000発、アメリカ9400発、その他約1000発(内、北朝鮮6発?)。

 しかし、世界に対する脅威だと思われていた超大国ソ連は、現在という高みから眺めれば、決して脅威などではなかったことがわかる。結局のところ、ソ連の脅威とは、アメリカがまんまと創り上げ、世界に振り撒いた幻想でしかなかった。第二次世界大戦後のアメリカにはどうしてもソ連の脅威が必要だった。

 第二次世界大戦の勝利を確信したアメリカは、一方でジレンマに直面していた。戦争が終結して、もし世界が平和になれば、戦争で規模が拡大したアメリカの軍需産業を中心とする過剰な生産設備は縮小を余儀なくされる。つまり大規模な失業者を出す。そこへ戦線から帰還する兵士が加われば、アメリカは膨大な失業者を抱えることになる。戦争に勝っても、深刻な国内不安を抱えては意味がない。

 アメリカ政府が、過剰な生産設備の維持と完全雇用を実現するための、もっとも手っ取り早い方法は強大な敵を創ることだ。アメリカは、ソ連を体よく戦後世界の脅威に仕立て上げた。

 ソ連に対するデマゴーグを世界に振り撒くアメリカという超大国こそ、戦争で疲弊したソ連にとってはまさに脅威と映った。アメリカの核武装の拡大に遅れまいと、ソ連は早急に核兵器を開発し、量産するしかなかった。そしてほどなく軍拡競争となり、ついにソ連は核兵器保有数でアメリカを追い抜き、最大2倍近くの核兵器を保有するにいたった。

 アメリカの倍近い核兵器を保有するソ連は、放っておいても世界の脅威と映った。アメリカ政府が戦後政策として創り上げたこの架空の脅威を、世界は微塵も疑わなかった。何万発もの核兵器を保有しても、実際には、核攻撃の脅威どころか、米ソの通常戦争の可能性さえなかった。

……そもそも本当に(ソ連の)脅威など存在したのだろうか?

「もし [ヨーロッパで米ソ戦争が起きる] 危険が現実には一度も存在しなかったとしたら、ヨーロッパにおけるアメリカ軍の第一の任務はじつはソ連の脅威を維持することにあったのだと考えることもできる。強大なアメリカ軍がソ連を攻撃する(もしくは迎え撃つ)態勢で西欧に配置されているかぎり、ソ連はヨーロッパのアメリカ軍を攻撃する(もしくは迎え撃つ)態勢ををつづけたことだろう。ソ連とアメリカの“ 脅威 ”がお互いを維持し、それによってヨーロッパ大陸でこの二重の軍事的覇権を存続させたのである」。 …… ジョージ・W・ブッシュ大統領と彼の国家安全保障担当補佐官、コンドリーザ・ライス……は「冷戦時代、とくに [一九六二年] キューバのミサイル危機以降の時期には、アメリカはおおむね現状維持派の、危険を好まない敵を相手にしていた」とのべている。
p46-47 『アメリカ帝国の悲劇』 チャルマーズ・ジョンソン

 冷戦構造をでっち上げたアメリカ政府は、決して好戦的ではないソ連を、さも核ミサイルの発射ボタンに指を乗せた狂気の国家のように演出し続けた。冷戦期の西側の人々は、『悪の帝国』というプロパガンダにまんまと乗せられ、ソ連を憎悪し、恐怖することで、まったく無意味なエネルギーを費やした。

 核兵器を最大45000発も保有していた超大国ソ連が、本当は世界の脅威でも何でもなかったのに、6発ほどの核を保有しているらしい北朝鮮という小国が、いったい何の脅威だと言うのか。要は、アメリカという国家の世界戦略にとって常に脅威のでっち上げが必要だということなのだ。アメリカの戦後戦略の陳腐な基本構造がいまだに継承されている。

 アメリカ政府と軍部はいささか迷ったあとで、ヨーロッパの冷戦はたしかに終わったが、東アジアやラテンアメリカの同じように憎悪に満ちた冷戦を終わらせるわけにはいかないという結論に達した。ソ連にかわって、……「悪の枢軸」 ── イランと北朝鮮 ── が新しい敵の役目をつとめなければならないだろう。
p30 『アメリカ帝国の悲劇』 チャルマーズ・ジョンソン

 ……(アメリカ)軍部は世界の治安を維持するという新しい壮大な計画に乗り出すことで、冷戦の終結に対抗しようとしたのである。
p31 同上

 冷戦構造を失ってしまったアメリカは、なけなしの脅威を強引に大きく見せかけた。北朝鮮を追い詰め、核開発に手を染めさせたのはアメリカの戦略だ。北朝鮮を何をしでかすか分からない狂気じみた国家と描き、、『核拡散の脅威』などと宣伝して、世界に恐怖と憎悪を振り撒いている。同様の陳腐な例はいくらでもある。

 ……敵の大将を「悪魔」に仕立てる戦略は、ごく最近もあらゆる敵対関係において使われている。
 イスラム色が濃厚なイランに対し、非宗教的路線をかかげるサダム・フセインは、西側よりの指導者として欧米で評価が高かったが、湾岸戦争が始まるやいなや、第二のヒトラーと言われ、その容貌についても揶揄された。
 フセインの髭に修正を加えて短くし、ヒトラーそっくりに見せかけた写真が雑誌「ニューズウィーク」の表紙を飾ったのだ。
p62 『戦争プロパガンダ10の法則』 アンヌ・モレリ

 敵のリーダーを悪魔に仕立てあげる戦略は、効果的であり、きっと今後もことあるごとに使われるだろう。
p64 同上

 アメリカはソ連やイラクにしたように、北朝鮮を追い詰め、過度な自衛に走るように仕向けている。北朝鮮が自衛すると、悪辣な攻撃の準備をしているのだ、と難癖をつけ、さらに追い込む。仕掛ける側の方が圧倒的に有利なのだ。北朝鮮のような小国に打つ手は限られている。

メディアの役割

 北朝鮮が延坪島を砲撃したとき、北朝鮮が領海だと主張している海域で米韓合同軍事演習が行われていた。そんなところで大規模な実弾演習を行えば、北朝鮮を刺激することは目に見えている。何らかの実力行使に打って出ることは予想できたはずだ。それを誘うことがこの演習の目的だったと考えることもできる。

 われわれが知らされているのは、断片的な情報にすぎない。メディアの報道を真実のすべてなどと勘違いしたら、まともな思考はかなわない。メディアの役割は、われわれの判断力を奪うことだ。事件が起こるとすかさず、主要メディアの論評が矢継ぎ早に繰り出される。考える材料を提供するためではなく、考える余裕を与えず、感情を乗っ取るためだ。読者や視聴者は考えたつもりになるだけで、感情は体よくメディアに誘導される。

 1990年8月、イラクがクウェートを侵攻し、油田を破壊して海洋環境を汚染し、原油にまみれた真っ黒な水鳥の映像がテレビ画面に映し出されると、世界はサダム・フセインへの憎悪を掻き立てた。世界の世論はフセイン打倒一色に染まった。しかし、油田を破壊したのは、実際は米軍の爆撃だ。メディアは都合の悪いものには、突然、取材能力を失うようだ。そして、すべてが手遅れになったあと、あれは誤報でした、とそ知らぬ顔で伝えるのだ。

 メディアは「現実」を加工編集することで、われわれの感情を誘導する。メディアとはそうした技術的ノウハウに長けた専門機関だ。真実の報道など、電子顕微鏡レベルでも見つけることは難しい。

 あと数十年経って過去を振り返った者が、われわれの時代を眺めたとき、「北朝鮮の脅威」など、腹を抱えて笑いたくなるほど陳腐極まりないアメリカンジョークと映るだろう。そんなオチが丸見えの出来の悪いアメリカンジョークが、堂々と世界に通用してしまうのも、メディアの巧みな手法のなせる業なのだ。

 北朝鮮は、冷戦の脇役として存在したあと、冷戦の終結とともに役割を終えるはずだった。しかし、アメリカにとって、世界は憎悪と恐怖に満ちていなければならない。南北和平や朝鮮半島統一など悪夢以外の何ものでもない。北朝鮮は役を降ろされるどころか、主役級へと抜擢された。

 ソ連を『悪の帝国』と信じ、長年にわたって憎悪や恐怖を抱き続けた人々は、いわば壮大なエネルギーの無駄使いをしたことになる。「冷戦」から「テロの世紀」へとバトンタッチされただけで、まったく同じ構造が現在も進行している。われわれは、決して同じ愚を犯すべきではない。筋書きはとても単純なのだ。

 

北朝鮮は本当に脅威なのか : 資料編
http://blog.goo.ne.jp/leonlobo2/e/b9fb22722532fed790c09b0812d983b7 


北朝鮮は本当に脅威なのか : 資料編

2010年12月10日 01時02分37秒 | 『冷戦』後の世界戦略

延坪島砲撃 関連報道
2010.11.23  ならず者国家をどう止める――フィナンシャル・タイムズ社説 
http://news.goo.ne.jp/article/ft/world/ft-20101125-01.html
http://www.ft.com/cms/s/0/b7cbd456-f73c-11df-9b06-00144feab49a.html#axzz16v5nRAnn
2010.11.24  Guessing North Korea's dangerous game
http://www.guardian.co.uk/commentisfree/cifamerica/2010/nov/24/north-korea-south-korea?CMP=twt_gu
2010.11.24  How to Respond to North Korea
http://www.nytimes.com/roomfordebate/2010/11/23/how-to-respond-to-north-korea/belligerence-and-internal-weakness
2010.11.24  North Korea Will Never Play Nice
http://www.nytimes.com/2010/11/25/opinion/25myers.html
2010.11.24  Scenarios: Why did North Korea launch its latest attack?
http://www.reuters.com/article/idUSTRE6AN1FV20101124
2010.11.24  韓国と北朝鮮、冷えきった外交関係でつながりを失い フィナンシャル・タイムズ
http://news.goo.ne.jp/article/ft/world/ft-20101125-02.html
http://www.ft.com/cms/s/0/90c294ca-f7bf-11df-b770-00144feab49a.html#axzz16v2RPXrR
2010.11.24  中国と北朝鮮、ぎこちない同盟関係をつなぐもの フィナンシャル・タイムズ
http://news.goo.ne.jp/article/ft/world/ft-20101126-01.html
http://www.ft.com/cms/s/0/b7ea5794-f7e8-11df-8d91-00144feab49a.html#axzz16v3o2vlb
2010.11.24  米国が常に北朝鮮に欺かれる理由
http://jp.wsj.com/Opinions/Opinion/node_152434
2010.11.24  北朝鮮、「ブラックスワン」への変身間近
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920021&sid=af6DCN3MICFk
2010.11.24  北朝鮮「権力闘争」が招いた砲撃事件
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2010/11/post-1826.php
2010.11.24  北朝鮮の攻撃が危機でない理由とは――米専門家
http://www.cnn.co.jp/usa/30001002-2.html
2010.11.24  北朝鮮の攻撃は恐喝行為、米韓日は今こそ連携を
http://jp.wsj.com/World/node_152304
2010.11.25  China key to restraining North Korea, U.S. officials say
http://edition.cnn.com/2010/US/11/24/koreas.china/
2010.11.25  South Korea Reassesses Its Defenses After Attack
http://www.nytimes.com/2010/11/26/world/asia/26korea.html?_r=1
2010.11.25  White House Seeks Chinese Help With N. Korea
http://www.nytimes.com/2010/11/25/world/asia/25korea.html?pagewanted=2
2010.11.25  緊迫する朝鮮半島情勢、今後の見通しや想定されるリスク
http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPJAPAN-18328620101125?sp=true
2010.11.25  緊迫の朝鮮半島、ビル・エモット特別インタビュー
http://diamond.jp/articles/-/10182?page=3
2010.11.25  切り札切った北朝鮮、手札が少ない韓国 英フィナンシャル・タイムズ紙
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/4927
2010.11.26  中国と厄介な同盟国・北朝鮮を結ぶ絆  英フィナンシャル・タイムズ紙
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/4941?page=2
2010.11.26 「狂気」と見せかけた金正日の正気
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2010/11/post-1831.php
2010.11.27  北朝鮮の狙いは? アメリカの専門家の間でも見解分かれる
http://news.goo.ne.jp/article/newsengm/world/newsengm-20101127-01.html
2010.11.29  なぜ北朝鮮は危機を煽り続けるのか?
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20101126/217283/?P=2
2010.11.30  中国「北朝鮮は駄々っ子」 暴露の米公電に赤裸々本音
http://www.asahi.com/international/update/1130/TKY201011300202_01.html
2010.11.30  北朝鮮問題:解決への糸口は? 英エコノミスト誌
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/4956
2010.12.01  北朝鮮軍が砲撃に踏み切った真の理由は石油の払底
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20101129/217325/?P=2


北朝鮮 核関連報道
2006.01     北朝鮮の核保有を受け入れるのか?―そして、世界は核拡散へと突き進む CFR リポート
http://www.foreignaffairsj.co.jp/essay/200601/north_korea_nuclear_brinksmanship.htm
2006.08.28  北朝鮮の真の脅威は大量破壊兵器の拡散…米国防長官
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060828id02.htm
2006.08.28  米国防長官「北朝鮮、韓国にとって軍事的脅威にならない」
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=79317&servcode=200§code=200
2008.04.11  基礎からわかる北朝鮮の核
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080115-899562/20080711_01.htm
2009.05.28  軍事緊張あおる北朝鮮、高まる核拡散リスク
http://jp.reuters.com/article/JPNKorea/idJPJAPAN-38261220090528
2009.06.08  米、北朝鮮のテロ支援国家再指定を検討
http://www.afpbb.com/article/politics/2609342/4235097
2009.07.23  米上院、北のテロ支援国家再指定検討を求める法案可決
http://www.afpbb.com/article/politics/2623523/4375619
2010.04.11  北朝鮮は最大6個の核兵器を保有、米国務長官が言及
http://www.afpbb.com/article/politics/2717510/5598170
2010.04.21 「核保有国として核軍縮に努力」北朝鮮外務省
http://www.wowkorea.jp/news/Korea/2010/0421/10069847.html
2010.04.22  北朝鮮、「核保有国」としての認定を要求
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-14941220100422
2010.11.25  韓国での核兵器再配備 北朝鮮の核保有に理由を提供
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1125&f=politics_1125_009.shtml

世界の核保有数
Global nuclear stockpiles, 1945.2006
http://thebulletin.metapress.com/content/c4120650912x74k7/fulltext.pdf
Status of World Nuclear Forces 2010
http://www.nucleardarkness.org/globalnucleararsenal/
Bulletin of the Atomic Scientists
http://www.thebulletin.org/


参考図書
『アメリカ帝国の悲劇』
 チャルマーズ・ジョンソン 文芸春秋
『戦争プロパガンダ10の法則』 アンヌ・モレリ 草思社
『メディアコントロール』 前坂俊之 旬報社

参考TV番組
BBCドキュメンタリー  『The Power of Nightmares』
http://www.amazon.com/Power-Nightmares-Various/dp/B001707D98


偽ドル「スーパーノート」関連
2006.01.06  Experts Suggest the CIA, Not Kim Jong-il, is Counterfeiting Dollars
http://www.watchingamerica.com/frankfurterallgemeine000008.shtml
http://www.faz.net/s/RubDDBDABB9457A437BAA85A49C26FB23A0/Doc~E55349C0780D8490481A9E24C64646C81~ATpl~Ecommon~Scontent.html
2007.01.07  偽造ドル紙幣の秘密:CIAは偽造ドル紙幣を、秘密印刷所で製造しているのか  独フランクフルター・アルゲマイネ紙翻訳
http://blogs.yahoo.co.jp/blognews2005/11442101.html
2008.01.10 U.S. counterfeiting charges against N. Korea based on shaky evidence
http://www.mcclatchydc.com/227/story/24521.html