報道写真家から(2)

中司達也のブログ 『 報道写真家から 』 の続編です

マスターマインド

2010年12月30日 02時52分28秒 | メディアリテラシー


 われわれは常にメディアを通して外の世界に接している。メディア以外のチャンネルはほとんどない。書物は書かれてから出版されるまでに相応の期間を要する。既存のメディアを脅かすようなインターネット・メディアも登場していない。結局、われわれは、隣町の出来事でさえ、メディアから知るのだ。

 そのメディアは世界の実相を正確に伝えているわけではない。われわれのところに届く前に、情報は選別され、不要なものを切り落とされ、適度なサイズに整えられ、そしてラッピングされて出てくる。元がどのような状態であったかは切り身から想像するのは難しい。われわれは、生まれたときからこうした加工情報に接しているので、それが正常な状態だと信じて疑わない。海の中では、きっとさまざまな切り身が泳いでいるのだ。

プロパガンダ・メディア
 
 戦時中の報道が、現実とは程遠いプロパガンダに満ちていたことは誰でも知っている。第二次世界大戦中、同盟通信が伝える連戦連勝また連勝の戦況を日本国民の大半が信じ続けた。戦後の長い冷戦期間中も、東西のメディアがプロパガンダ合戦を展開した。戦時や冷戦期間の報道を見れば、誰にでも子供だましのプロパガンダであることが分かる。われわれはすでに、すべての経過と結果を知っているからだ。

 しかし、現在の報道が、戦時報道とは別物だという保証はない。戦争が終わっても軍隊は存続している。軍備は近代化され増強され続けている。報道が、戦時プロパガンダから客観報道に切り替わったという根拠はどこにもない。プロパガンダ手法も、近代化され強化されているかも知れない。

 いまから50年後の人々が、過去を振り返り、いまわれわれが接している報道を概観すれば、メディアが煽る「テロの脅威」や「核拡散の脅威」は、子供にも張りぼての絵空事と映るだろう。21世紀初頭の人々は、こんな見え透いた報道を頭から信じていたのかと笑われるに違いない。しかし、現在を生きる当事者には、自分の生きる時代のことは簡単には見えない。

 西側世界は、冷戦期間中、共産主義の邪悪な野望や核戦争の脅威というプロパガンダを真に受け、莫大な税金を投入してアメリカ製の高価な兵器を導入し、アメリカ軍に恒久的な基地を提供し、稼いだ外貨をアメリカ国債につぎ込んだ。そして、アメリカの核の傘下に入って、ようやく安心して眠ることができた。しかし、すべてはアメリカ政府とメディアが描く架空の脅威を信じた結果だ。壮絶な無駄の歴史というしかない。

 メディアがスーパーパワーとして描き続けた悪の帝国ソビエト連邦は、1991年にあっけなく崩壊する。それは、到底、帝国の崩壊と呼べるようなものではなかった。どこかの小さな独裁国家が倒れるような感じだ。もちろん、そんな事態を予想していた者は西側世界にはいなかった。自分だけは予想していたと主張している人はたくさんいるようだが。

 冷戦期間中、メディアはソ連の実態を分析する能力など持っていなかったし、その必要もなかった。何を報じるべきかはあらかじめ決まっていた。筋書きに合うような報道を心がけていればよかった。メディアにとって現実などまったく意味を持っていない。筋書きに沿って、メディアが架空の世界を現実以上にリアルに描く。

都合のよい歴史

 不甲斐ない悪の帝国ソ連の自壊によって、地球滅亡という架空の脅威が取り除かれてしまった。世界が平和になってしまうと、もはや誰もアメリカの庇護を必要としなくなる。アメリカ製の兵器も基地も国債もいらなくなる。世界平和とともに、アメリカの圧倒的覇権構造は終焉する。そんな事態は筋書きのどこにも想定されていない。

 1989年11月、ベルリンの壁が崩壊。
 1990年8月、イラクがクウェートに侵攻。
 1991年1月、湾岸戦争勃発。
 1991年12月、ソビエト連邦崩壊。

 ベルリンの壁が崩れてからソビエト連邦が崩壊するまでの期間に、湾岸戦争がサンドイッチされている。イラクのクウェート侵攻で、世界はサダム・フセインの暴挙に激怒した。メディアは、原油まみれの水鳥に関する事実誤認報道やクウェート人少女の捏造証言を大々的に取り上げて、短期間でフセインの極悪イメージを世界に定着させた。新たなる脅威と憎悪の対象が世界の脳裏に焼きついたところで、悪の帝国ソ連が幻のように国際舞台から退場した。

 91年の湾岸戦争では、アメリカを中心とする多国籍軍の猛攻により、クウェートに侵攻していたイラク軍はあっという間に崩れ去り、イラク領内へと押し返えされた。そのままフセイン政権を打倒することは容易であったにもかかわらず、ジョージ・H・W・ブッシュ大統領は停戦を宣言し、イラク軍とフセイン政権を温存した。以後、2003年のイラク戦争(第2次湾岸戦争)まで、『大量破壊兵器』を開発するフセインの脅威が世界に強調された。しかし、超大国旧ソビエト連邦に比べると、イラク一国の脅威はどう考えても限定的だ。

 1998年7月、ケニア・タンザニア米大使館同時爆破事件発生。
 2001年9月、ニューヨークで911事件発生。
 2001年10月、有志連合、アフガニスタンを攻撃。タリバーン政権崩壊。
 2003年4月、イラク戦争(第2次湾岸戦争)。フセイン政権崩壊。

 98年のケニアのナイロビとタンザニアのダルエスサラムで発生したアメリカ大使館に対する同時爆弾攻撃で、オサマ・ビンラディンとアルカイーダの名がワールドワイドにデビューした。そして、衝撃的な911事件の発生により、世界の脅威は、単品の極悪フセインからビンラディンを頂点とする実体不明の組織アルカイーダのテロへと移行した。

 アフガニスタンは、タリバーン政権がビンラディンを匿っているとして爆撃され、占領された。しかし、タリバーンの評議会はビンラディンが自主的に国外退去することを促すよう政権に勧告し、ビンラディンを匿う意志のないことを示していた。続いて、イラクも、大量破壊兵器の保有とアルカイーダとのリンクを理由に爆撃され、占領されたが、イラクには大量破壊兵器は存在せず、アルカイーダとの関係もなかった。

 両国は、爆撃占領される理由などなかった。しかし、理由などはどうでもよく、すべては最初からの筋書きなのだ。爆撃占領の既成事実さえ作ってしまえば、世界はその事実を受け入れる。理由の正当性など問題にはされない。アフガニスタンとイラクは、アメリカの要求をすべて受け入れたとしても爆撃される運命にあった。対テロ戦争を歴史の中で華々しく打ち上げるためには、アフガニスタンとイラクの爆撃は不可欠だった。

 アフガニスタンは容赦なくハイテク兵器で爆撃されたが、実に不思議なことに、ビンラディンもタリバーンの指導者オマル師も補足されなかった。米軍は、オマル師の潜伏地域を包囲していたにもかかわらず、オマル師はバイクで逃走したとされている。

 ビンラディンにいたっては、車とトラック1000台を連ねた大コンボイで逃走したと報じられている。ハイテク機器を駆使し、昼夜を問わず空から対象を監視できる米軍が、1000台もの車両を補足できなかったというのか?要するに、91年の湾岸戦争でサダム・フセインを打たなかったのと同じだ。生かしておかなければ、後々の脅威を演出できなくなる。

 ビンラディンが1000台の車両とともに忽然と消えたことで、冷戦からテロの世紀へのバトンタッチが完了した。

 結局のところ、極悪フセインとは、冷戦からテロの世紀への中継ぎ役だった。役目を終えたフセインの扱いはひどくおざなりだ。フセインの捕縛劇では、穴に隠れる臆病な小動物のようにフセインを描いている。そして、彼の処刑は、携帯で撮影された暗い不鮮明な動画の流出という形で世界に伝えられた。世界の憎悪を一身に負った人物の処刑というより、利用価値のなくなった邪魔者の適当な処分だ。

 世界の脅威は、ビンラディン率いるアルカイーダに移った。今回の敵は国家ではないので、さまざまなメリットがある。恒久的な陣地も固定されたメンバーもいないので、壊滅できないという設定が成り立つ。架空の国家を造ることはできないが、架空の組織ならいくらでも作れる。もともと存在しなければ、そもそも壊滅できない。いつまでも脅威として存続させることができる。ソ連のように自壊する心配もない。ジョージ・W・ブッシュ大統領は、911事件のあと対テロ戦争について「この戦いは5年で終わるかも知れないし、50年続くかも知れない」と示唆的なことを述べている。

 脅威による支配には問題点もある。人の感覚は持続しないということだ。核攻撃の脅威をいくら煽っても、毎日空を見上げて弾道ミサイルが飛んでくるか心配する人はいない。恐怖や憎悪というのは、日常の雑務によって案外簡単に脇に押しやられる。定期的に思い出させてやらなければならない。

 幸いテロは、発射してはいけない核弾頭ミサイルとは違って、実際に爆弾を破裂させることができる。いつどこででも簡単に爆発させ、効果的に脅威を演出できる。費用もかからず、ほんの数人単位で実行できる。

 2002年10月、インドネシア・バリ島の繁華街で爆弾事件発生。
 2004年3月、スペイン・マドリッドで列車同時爆破事件発生。
 2005年7月、イギリス・ロンドンで地下鉄バス同時爆破事件発生。
 2005年10月、インドネシア・バリ島でレストラン同時爆破事件発生。
 2005年11月、ヨルダン・アンマンでホテル同時爆破事件発生。

 アジア、欧州、中東と適度に爆弾事件が散らばっている。これら主だった事件以外にも各所で爆弾が炸裂している。爆弾が爆発すると、決まってアルカイーダの犯行を匂わす報道がなされる。実際、アルカイーダ"関連"の組織やアルカイーダの幹部が犯行声明を出すこともある。だが、誰もが関心を失ったころ、アルカイーダとの関連を否定するような報道が小さく流れたりする。

 マドリッドの事件では、アルカイーダ系の組織から犯行声明が出されていたにもかかかわらず、最終的にアルカイーダとはまったく関係がないと結論付けられた。ロンドンとアンマンの事件は、公式発表では自爆とされているが、自爆ではない可能性が高い。たいていの爆弾事件で、不自然な事例が数多く指摘される。しかし、人々の記憶には、すべての事件はアルカイーダの犯行であるという印象が残る。それが重要なのだ。細かい矛盾をいちいち気にする者はそれほどいない。

 われわれは、存在しないものに怯え、あるいは憎悪するように仕向けられている。架空の物語を現実であるかのように描くのがメディアの役割だ。メディアは戦時プロパガンダの時代からその本質は何も変わっていない。

マスターマインド

 メディアが権力から独立することはあり得ない。権力の動静に最も敏感なのがメディアであり、権力の意志を適格に代弁することがメディアの使命だ。メディアはわれわれの思考や感情を誘導する道具として機能している。では、メディアに接しなければいいのかというと、それは現実的ではない。メディアには十分利用価値がある。メディアの報道から逆にさまざまなことが読み取れる。報道を注意深く観察すれば、いままでとは違ったものが見えてくる。

 そうした作業を誰かがやってくれるなどと考えたら大間違いだ。人の解説などをあてにした時点で自分を喪失する。すべて自分自身でやらなければ意味がない。一つの事象を1000人が観察すれば、1000の見え方があっていいのだ。唯一絶対の答えなどこの世には存在しない。学校教育の輝かしい成果は、問いには正しい答えが一つだけ存在すると考えてしまうことだ。その結果、まったく見当違いなものをつかんでしまう。重要なのは、自分にはどう見えるかだ。照らし合わせるべき正解はどこにも存在しない。

 われわれは、何かを観察し、考えるとき、答えを導き出さなければならないと思い込む。思考するということは、解答を導き出す行為だと信じている。逆に言うと、解答を得られなければ思考する意味がないと考える。そうした固定観念は捨てるべきだ。

 学問の世界では、成果を得るのに何世代もかかることさえある。1年や2年、5年や10年考えたくらいで成果を得られると思ったら大間違いだ。探求し続けることが重要なのだ。まず体に染み付いた解答信仰を捨てることからはじまる。正解はどこにもないのだ。

 われわれは性急に答えを求めすぎる。その結果、何か出来事が勃発すると、翌日には、メディアが解説してくれるだろうと期待する。それは、思う壺だ。養殖魚のように与えられたものは何でも口にしてしまう。そういう状態に慣れてしまっている。人間と格闘してきた岩魚や山女はおいそれとは擬似餌を口にしない。

 自分の知りたいことは、時間をかけて自分で観察し、そしてじっくり考えるべきだ。他人の解説など害以外の何ものでもない。メディアが供給する解説や論説は、考えさせないためにある。メディアが撒き散らす安易で陳腐な解説を飽食しているうちに、思考は阻害され、感情は乗っ取られる。

 しかし、メディア報道を観察対象として捉え、適度な距離を置いて接すれば、一転して立場は逆転する。精悍な野生の魚に戻る。そうしてようやくメディアと対等に対峙できる。情報を与えてもらう立場から、撒き散らされる情報を精査する立場に変わる。そうした作業に慣れてくれば、さまざまなものが見えてくる。ここで必要となるのは、知識ではなく、思考の柔軟性だ。先入観や固定観念に縛られていては何も見えない。性急に成果を得ようとせず、とことん観察しなければならない。もちろん、長い長い作業になる。しかし、誰にも頼らず自分自身の頭脳で考える充実感を味わうことができる。


 映画や小説にはよく超越的指導者が登場する。マスターマインドだ。主人公は、マスターマインドの教えを忠実に守り、一心不乱に努力する。教えに疑問を抱くような不埒な主人公はいない。従順こそ勇者の美徳なのだ。そして、ついに主人公は超人的能力を獲得する。すべてはマスターマインドのおかげだ。こうした構図は、単なる盲従を奨励している。勇者になりたければ何も考えずに従え、と。

 人がメディアの解説をあてにするのも同じ原理だ。メディアは常に教えを垂れるマスターマインド役だ。権威あるメディアの報道を従順に受け入れる姿勢が、読者と視聴者に要求される。考えるのは、マスターマインドの役目なのだ。よく見渡せば、あらゆるところにマスターマインドが潜んでいる。テロの世界にもマスターマインドが存在する。没個性のマスターマインドと思考能力を捨てた勇者との心温まる関係は、あらゆる時代、地域、文化に通用する黄金パターンかも知れない。

 誰でも自分自身の頭脳を持っている。ありがたいマスターマインドはまったく必要ない。


マスターマインド : 資料編 1
http://blog.goo.ne.jp/leonlobo2/e/718c5618b76f056cafff8576d23dd6be
マスターマインド : 資料編 2
http://blog.goo.ne.jp/leonlobo2/e/994225a27cd55ff6f91beae1f8cb6133


マスターマインド : 資料編 1

2010年12月30日 02時52分08秒 | メディアリテラシー

バリ島爆弾事件
2002.10.14  Suspicion turns on Indonesia's Islamist militants
http://www.guardian.co.uk/world/2002/oct/14/indonesia.alqaida1
2002.10.20  Indonesia Suggests a Cleric Had No Part in the Attack in Bali
http://www.nytimes.com/2002/10/20/international/asia/20INDO.html
2003.01.03  Bali bombing: An investigator's analysis
http://www.thejakartapost.com/news/2003/01/03/bali-bombing-an-investigator039s-analysis.html
2005.10.03  Bomb went off 'under our table' 
http://www.theage.com.au/news/national/bomb-went-off-under-our-table/2005/10/02/1128191610067.html
バリ島爆破事件ージェマー・イスラミアは実在せず
http://www.suzukitk.com/

マドリッド爆弾事件
2004.03.11  スペイン首都3駅で爆破テロ 186人死亡、多数が負傷
http://www.asahi.com/special/spainbombing/TKY200403110294.html
2004.03.12  アルカイダ名乗る犯行声明、日本に警告も スペインテロ
http://www.asahi.com/special/spainbombing/TKY200403120107.html
2004.03.12  スペインテロ、アルカイダ関与? ETAとの協力説も
http://www.asahi.com/special/spainbombing/TKY200403120173.html
2004.03.13  Officials: Group tying self to blasts may not be real
http://www.boston.com/news/nation/articles/2004/03/13/officials_group_tying_self_to_blasts_may_not_be_real/
2004.04.29  Spain suspects 'were informants' 
http://news.bbc.co.uk/2/hi/europe/3670627.stm
2005.05.08  スペイン爆破テロで元米兵の身柄拘束 重要参考人として
http://www.asahi.com/special/spainbombing/TKY200405080221.html
2006.03.10  アルカイダ関与せず 列車テロでAP報道
http://www.47news.jp/CN/200603/CN2006031001003804.html
2009.04.29  Bombers were 'police informers' 
http://www.news24.com/World/News/Bombers-were-police-informers-20040429

ロンドン爆弾事件
2005.07.08  Officials: London Bus Body Could Be Bomber
http://abcnews.go.com/WNT/print?id=918193
2005.07.08 「アルカイダ系の犯行」 ロンドン同時テロ
http://www.47news.jp/CN/200507/CN2005070801001620.html
2005.07.18  首謀者はアルカイダと関係 英警察が国際捜査本格化
http://www.47news.jp/CN/200507/CN2005071801004950.html
2005.07.20  アルカイダ有力メンバーか 同時テロで拘束と英紙
http://www.47news.jp/CN/200507/CN2005072001000983.html
2005.09.01  アルカイダが犯行声明 ロンドンのテロ実行犯か
http://www.47news.jp/CN/200509/CN2005090201000058.html
2005.09.20  アルカイダが犯行声明 ロンドン同時テロ
http://www.47news.jp/CN/200509/CN2005092001000250.html
2006.01.12  ロンドン7.7爆弾テロの主犯は英情報機関と関係か
http://www.jca.apc.org/~kitazawa/
2006.05.11  アルカイダの直接関与なし 英政府・国会がテロ報告書
http://www.asahi.com/international/update/0511/017.html
2006.05.11  アルカイダの直接関与なし ロンドン同時テロで英政府
http://www.47news.jp/CN/200605/CN2006051101000681.html

アンマン爆弾事件
2005.11.10  Scores dead in three Amman hotel bombings; Israelis evacuated before attack
http://www.haaretz.com/print-edition/news/scores-dead-in-three-amman-hotel-bombings-israelis-evacuated-before-attack-1.173770
2005.11.10  No truth to report of Israeli evacuations before Amman bombs
http://www.haaretz.com/news/no-truth-to-report-of-israeli-evacuations-before-amman-bombs-1.173733
2005.11.10  アルカイダが声明 親米理由にヨルダン攻撃
http://www.47news.jp/CN/200511/CN2005111001004075.html
2005.11.11  聖戦アルカイダが再び声明 アンマン同時テロを正当化
http://www.47news.jp/CN/200511/CN2005111101000433.html
2005.11.15  Hotel Bombings: Early Evidence Indicates State Terror
http://www.prisonplanet.com/articles/november2005/151105stateterror.htm

イラク関連
1990.09.23  CONFRONTATION IN THE GULF;
Excerpts From Iraqi Document on Meeting With U.S. Envoy
http://www.nytimes.com/1990/09/23/world/confrontation-in-the-gulf-excerpts-from-iraqi-document-on-meeting-with-us-envoy.html?src=pm
2003.05.04  疑惑施設になし 大量破壊兵器で米国防長官
http://www.47news.jp/CN/200305/CN2003050501000010.html
2004.01.29  旧フセイン政権が自主廃棄 生物・化学兵器でケイ氏
http://www.47news.jp/CN/200401/CN2004012901000303.html
2004.10.07  イラク大量破壊兵器、開発計画なし…米最終報告
http://www.yomiuri.co.jp/features/gulf2/200410/gu20041007_41.htm
2006.09.09  アルカイダと結び付きなし 米議会、開戦の大義覆す
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/kokusai/20060909/20060909a3710.html
2008.04.14  変化するイラク戦争の根拠、フセイン打倒からアルカイダ、イランへ
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2378303/2833370
2009.11.26  前英政権のイラク開戦主張に疑惑 高官、化学兵器否定を証言
http://www.47news.jp/CN/200911/CN2009112601000124.html
2009.12.08  Was Taxi Driver Source for Key Saddam WMD Claim?
http://www.newsweek.com/blogs/declassified/2009/12/08/was-taxi-driver-source-for-key-saddam-wmd-claim.html
2009.12.10  イラク侵攻の根拠は運転手の噂話か
http://newsweekjapan.jp/stories/world/2009/12/post-814.php
2009.12.12  大量破壊兵器なくても参戦した イラクでブレア前英首相
http://www.47news.jp/CN/200912/CN2009121201000611.html
2010.11.03  イラクに大量破壊兵器なく、衝撃 ブッシュ氏回想録
http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010110301000141.html
2010.11.12 「ブッシュは、イラクに大量破壊兵器がないことを知っていた」
http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&view=article&id=14742:2010-11-12-14-04-33&catid=17:2010-09-21-04-36-53&Itemid=116

オサマ・ビンラディン&オマル師
2002.01.05  Mullah Omar 'flees on motorbike' 
http://news.bbc.co.uk/2/hi/south_asia/1743813.stm
2002.01.06  Omar flees by motorcycle to escape troops
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/asia/afghanistan/1380552/Omar-flees-by-motorcycle-to-escape-troops.html
2002.07.22  How bin Laden's huge convoy gave American forces the slip
http://www.timesonline.co.uk/article/0,,3-362078,00.html
http://www.prisonplanet.com/how_bin_ladens_huge_convoy_gave_american_forces_the_slip.html
2002.11.10  MI6 'halted bid to arrest bin Laden' 
http://www.guardian.co.uk/politics/2002/nov/10/uk.davidshayler
2006.09.10  On Tape, Clinton Admits Passing Up bin Laden Capture; Lewinsky Played Role
http://archive.newsmax.com/archives/ic/2006/9/10/181819.shtml


マスターマインド : 資料編 2

2010年12月30日 02時51分45秒 | メディアリテラシー

アルカイーダ
2001.09.30  Resentful west spurned Sudan's key terror files 
http://www.guardian.co.uk/world/2001/sep/30/terrorism.afghanistan2
2002.07.08  Al-Qaida suspect 'hidden by UK agents' 
http://www.guardian.co.uk/world/2002/jul/08/september11.afghanistan
2002.07.08  Britain 'sheltering al-Qaeda leader' 
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/2115371.stm

その他
2007.09.17 「ショックドクトリン 大惨事につけ込んで実施される過激な市場原理主義改革」 
ナオミ・クライン新著を語る 1~3 
http://democracynow.jp/video/20070917-1
http://democracynow.jp/video/20070917-8
http://democracynow.jp/video/20070917-9
2010.06.29  ジョン・ピルジャー「大メディアの役割は人々の目をふさぐことだ」 
http://democracynow.jp/video/20100629-2

2001.09.21  ビンラディン氏出国促す タリバン評議会 引き渡しは拒否 「米の攻撃には応戦」 
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/0109/air/air3.html

参考図書
『文明の衝突』  サミュエル・ハンチントン 集英社
『メディア・コントロール』 ノーム・チョムスキー 集英社新書


北朝鮮は本当に脅威なのか

2010年12月10日 01時03分08秒 | 『冷戦』後の世界戦略


 なぜいつも、突発的に予想外の出来事が起こるのだろうか。
 逆に、さも起こりそうなことは、なぜか決して起こらない。
 北朝鮮による、韓国の延坪島砲撃は、何の前触れもなく起こった。

 この事態に、欧米の主要メディアによる論評が乱れ飛んだ。延坪島砲撃は、確かに歴史的事件ではあるが、果たして大騒ぎするほどの事態だろうか。超大国が弾道ミサイルを放ったわけではないのだ。小国北朝鮮が世界の脅威になるなどとは到底考えられない。過去に少しさかのぼってみればはっきりする。

脅威の捏造

 かつて地球には、超大国同士の核戦争の危機が存在した。双方が何万発もの核兵器を保有し、核攻撃に対する防備を固めた。世界はいまにも壊れそうな天秤の上に乗っているようなもので、どちらかが興奮して足を踏み鳴らしただけでも天秤は折れ、核ミサイルの発射ボタンが押し込まれる。核攻撃の勃発は現実性をおびていた。

 赤い『悪の帝国』ソビエト連邦は、最大45000発もの核兵器を保有していた。アメリカは24000発で、イギリスや中国を合わせると合計70000発以上の核兵器が存在していた(1986年時)。想像を絶する数字だ。現在は、ロシア12000発、アメリカ9400発、その他約1000発(内、北朝鮮6発?)。

 しかし、世界に対する脅威だと思われていた超大国ソ連は、現在という高みから眺めれば、決して脅威などではなかったことがわかる。結局のところ、ソ連の脅威とは、アメリカがまんまと創り上げ、世界に振り撒いた幻想でしかなかった。第二次世界大戦後のアメリカにはどうしてもソ連の脅威が必要だった。

 第二次世界大戦の勝利を確信したアメリカは、一方でジレンマに直面していた。戦争が終結して、もし世界が平和になれば、戦争で規模が拡大したアメリカの軍需産業を中心とする過剰な生産設備は縮小を余儀なくされる。つまり大規模な失業者を出す。そこへ戦線から帰還する兵士が加われば、アメリカは膨大な失業者を抱えることになる。戦争に勝っても、深刻な国内不安を抱えては意味がない。

 アメリカ政府が、過剰な生産設備の維持と完全雇用を実現するための、もっとも手っ取り早い方法は強大な敵を創ることだ。アメリカは、ソ連を体よく戦後世界の脅威に仕立て上げた。

 ソ連に対するデマゴーグを世界に振り撒くアメリカという超大国こそ、戦争で疲弊したソ連にとってはまさに脅威と映った。アメリカの核武装の拡大に遅れまいと、ソ連は早急に核兵器を開発し、量産するしかなかった。そしてほどなく軍拡競争となり、ついにソ連は核兵器保有数でアメリカを追い抜き、最大2倍近くの核兵器を保有するにいたった。

 アメリカの倍近い核兵器を保有するソ連は、放っておいても世界の脅威と映った。アメリカ政府が戦後政策として創り上げたこの架空の脅威を、世界は微塵も疑わなかった。何万発もの核兵器を保有しても、実際には、核攻撃の脅威どころか、米ソの通常戦争の可能性さえなかった。

……そもそも本当に(ソ連の)脅威など存在したのだろうか?

「もし [ヨーロッパで米ソ戦争が起きる] 危険が現実には一度も存在しなかったとしたら、ヨーロッパにおけるアメリカ軍の第一の任務はじつはソ連の脅威を維持することにあったのだと考えることもできる。強大なアメリカ軍がソ連を攻撃する(もしくは迎え撃つ)態勢で西欧に配置されているかぎり、ソ連はヨーロッパのアメリカ軍を攻撃する(もしくは迎え撃つ)態勢ををつづけたことだろう。ソ連とアメリカの“ 脅威 ”がお互いを維持し、それによってヨーロッパ大陸でこの二重の軍事的覇権を存続させたのである」。 …… ジョージ・W・ブッシュ大統領と彼の国家安全保障担当補佐官、コンドリーザ・ライス……は「冷戦時代、とくに [一九六二年] キューバのミサイル危機以降の時期には、アメリカはおおむね現状維持派の、危険を好まない敵を相手にしていた」とのべている。
p46-47 『アメリカ帝国の悲劇』 チャルマーズ・ジョンソン

 冷戦構造をでっち上げたアメリカ政府は、決して好戦的ではないソ連を、さも核ミサイルの発射ボタンに指を乗せた狂気の国家のように演出し続けた。冷戦期の西側の人々は、『悪の帝国』というプロパガンダにまんまと乗せられ、ソ連を憎悪し、恐怖することで、まったく無意味なエネルギーを費やした。

 核兵器を最大45000発も保有していた超大国ソ連が、本当は世界の脅威でも何でもなかったのに、6発ほどの核を保有しているらしい北朝鮮という小国が、いったい何の脅威だと言うのか。要は、アメリカという国家の世界戦略にとって常に脅威のでっち上げが必要だということなのだ。アメリカの戦後戦略の陳腐な基本構造がいまだに継承されている。

 アメリカ政府と軍部はいささか迷ったあとで、ヨーロッパの冷戦はたしかに終わったが、東アジアやラテンアメリカの同じように憎悪に満ちた冷戦を終わらせるわけにはいかないという結論に達した。ソ連にかわって、……「悪の枢軸」 ── イランと北朝鮮 ── が新しい敵の役目をつとめなければならないだろう。
p30 『アメリカ帝国の悲劇』 チャルマーズ・ジョンソン

 ……(アメリカ)軍部は世界の治安を維持するという新しい壮大な計画に乗り出すことで、冷戦の終結に対抗しようとしたのである。
p31 同上

 冷戦構造を失ってしまったアメリカは、なけなしの脅威を強引に大きく見せかけた。北朝鮮を追い詰め、核開発に手を染めさせたのはアメリカの戦略だ。北朝鮮を何をしでかすか分からない狂気じみた国家と描き、、『核拡散の脅威』などと宣伝して、世界に恐怖と憎悪を振り撒いている。同様の陳腐な例はいくらでもある。

 ……敵の大将を「悪魔」に仕立てる戦略は、ごく最近もあらゆる敵対関係において使われている。
 イスラム色が濃厚なイランに対し、非宗教的路線をかかげるサダム・フセインは、西側よりの指導者として欧米で評価が高かったが、湾岸戦争が始まるやいなや、第二のヒトラーと言われ、その容貌についても揶揄された。
 フセインの髭に修正を加えて短くし、ヒトラーそっくりに見せかけた写真が雑誌「ニューズウィーク」の表紙を飾ったのだ。
p62 『戦争プロパガンダ10の法則』 アンヌ・モレリ

 敵のリーダーを悪魔に仕立てあげる戦略は、効果的であり、きっと今後もことあるごとに使われるだろう。
p64 同上

 アメリカはソ連やイラクにしたように、北朝鮮を追い詰め、過度な自衛に走るように仕向けている。北朝鮮が自衛すると、悪辣な攻撃の準備をしているのだ、と難癖をつけ、さらに追い込む。仕掛ける側の方が圧倒的に有利なのだ。北朝鮮のような小国に打つ手は限られている。

メディアの役割

 北朝鮮が延坪島を砲撃したとき、北朝鮮が領海だと主張している海域で米韓合同軍事演習が行われていた。そんなところで大規模な実弾演習を行えば、北朝鮮を刺激することは目に見えている。何らかの実力行使に打って出ることは予想できたはずだ。それを誘うことがこの演習の目的だったと考えることもできる。

 われわれが知らされているのは、断片的な情報にすぎない。メディアの報道を真実のすべてなどと勘違いしたら、まともな思考はかなわない。メディアの役割は、われわれの判断力を奪うことだ。事件が起こるとすかさず、主要メディアの論評が矢継ぎ早に繰り出される。考える材料を提供するためではなく、考える余裕を与えず、感情を乗っ取るためだ。読者や視聴者は考えたつもりになるだけで、感情は体よくメディアに誘導される。

 1990年8月、イラクがクウェートを侵攻し、油田を破壊して海洋環境を汚染し、原油にまみれた真っ黒な水鳥の映像がテレビ画面に映し出されると、世界はサダム・フセインへの憎悪を掻き立てた。世界の世論はフセイン打倒一色に染まった。しかし、油田を破壊したのは、実際は米軍の爆撃だ。メディアは都合の悪いものには、突然、取材能力を失うようだ。そして、すべてが手遅れになったあと、あれは誤報でした、とそ知らぬ顔で伝えるのだ。

 メディアは「現実」を加工編集することで、われわれの感情を誘導する。メディアとはそうした技術的ノウハウに長けた専門機関だ。真実の報道など、電子顕微鏡レベルでも見つけることは難しい。

 あと数十年経って過去を振り返った者が、われわれの時代を眺めたとき、「北朝鮮の脅威」など、腹を抱えて笑いたくなるほど陳腐極まりないアメリカンジョークと映るだろう。そんなオチが丸見えの出来の悪いアメリカンジョークが、堂々と世界に通用してしまうのも、メディアの巧みな手法のなせる業なのだ。

 北朝鮮は、冷戦の脇役として存在したあと、冷戦の終結とともに役割を終えるはずだった。しかし、アメリカにとって、世界は憎悪と恐怖に満ちていなければならない。南北和平や朝鮮半島統一など悪夢以外の何ものでもない。北朝鮮は役を降ろされるどころか、主役級へと抜擢された。

 ソ連を『悪の帝国』と信じ、長年にわたって憎悪や恐怖を抱き続けた人々は、いわば壮大なエネルギーの無駄使いをしたことになる。「冷戦」から「テロの世紀」へとバトンタッチされただけで、まったく同じ構造が現在も進行している。われわれは、決して同じ愚を犯すべきではない。筋書きはとても単純なのだ。

 

北朝鮮は本当に脅威なのか : 資料編
http://blog.goo.ne.jp/leonlobo2/e/b9fb22722532fed790c09b0812d983b7 


北朝鮮は本当に脅威なのか : 資料編

2010年12月10日 01時02分37秒 | 『冷戦』後の世界戦略

延坪島砲撃 関連報道
2010.11.23  ならず者国家をどう止める――フィナンシャル・タイムズ社説 
http://news.goo.ne.jp/article/ft/world/ft-20101125-01.html
http://www.ft.com/cms/s/0/b7cbd456-f73c-11df-9b06-00144feab49a.html#axzz16v5nRAnn
2010.11.24  Guessing North Korea's dangerous game
http://www.guardian.co.uk/commentisfree/cifamerica/2010/nov/24/north-korea-south-korea?CMP=twt_gu
2010.11.24  How to Respond to North Korea
http://www.nytimes.com/roomfordebate/2010/11/23/how-to-respond-to-north-korea/belligerence-and-internal-weakness
2010.11.24  North Korea Will Never Play Nice
http://www.nytimes.com/2010/11/25/opinion/25myers.html
2010.11.24  Scenarios: Why did North Korea launch its latest attack?
http://www.reuters.com/article/idUSTRE6AN1FV20101124
2010.11.24  韓国と北朝鮮、冷えきった外交関係でつながりを失い フィナンシャル・タイムズ
http://news.goo.ne.jp/article/ft/world/ft-20101125-02.html
http://www.ft.com/cms/s/0/90c294ca-f7bf-11df-b770-00144feab49a.html#axzz16v2RPXrR
2010.11.24  中国と北朝鮮、ぎこちない同盟関係をつなぐもの フィナンシャル・タイムズ
http://news.goo.ne.jp/article/ft/world/ft-20101126-01.html
http://www.ft.com/cms/s/0/b7ea5794-f7e8-11df-8d91-00144feab49a.html#axzz16v3o2vlb
2010.11.24  米国が常に北朝鮮に欺かれる理由
http://jp.wsj.com/Opinions/Opinion/node_152434
2010.11.24  北朝鮮、「ブラックスワン」への変身間近
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920021&sid=af6DCN3MICFk
2010.11.24  北朝鮮「権力闘争」が招いた砲撃事件
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2010/11/post-1826.php
2010.11.24  北朝鮮の攻撃が危機でない理由とは――米専門家
http://www.cnn.co.jp/usa/30001002-2.html
2010.11.24  北朝鮮の攻撃は恐喝行為、米韓日は今こそ連携を
http://jp.wsj.com/World/node_152304
2010.11.25  China key to restraining North Korea, U.S. officials say
http://edition.cnn.com/2010/US/11/24/koreas.china/
2010.11.25  South Korea Reassesses Its Defenses After Attack
http://www.nytimes.com/2010/11/26/world/asia/26korea.html?_r=1
2010.11.25  White House Seeks Chinese Help With N. Korea
http://www.nytimes.com/2010/11/25/world/asia/25korea.html?pagewanted=2
2010.11.25  緊迫する朝鮮半島情勢、今後の見通しや想定されるリスク
http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPJAPAN-18328620101125?sp=true
2010.11.25  緊迫の朝鮮半島、ビル・エモット特別インタビュー
http://diamond.jp/articles/-/10182?page=3
2010.11.25  切り札切った北朝鮮、手札が少ない韓国 英フィナンシャル・タイムズ紙
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/4927
2010.11.26  中国と厄介な同盟国・北朝鮮を結ぶ絆  英フィナンシャル・タイムズ紙
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/4941?page=2
2010.11.26 「狂気」と見せかけた金正日の正気
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2010/11/post-1831.php
2010.11.27  北朝鮮の狙いは? アメリカの専門家の間でも見解分かれる
http://news.goo.ne.jp/article/newsengm/world/newsengm-20101127-01.html
2010.11.29  なぜ北朝鮮は危機を煽り続けるのか?
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20101126/217283/?P=2
2010.11.30  中国「北朝鮮は駄々っ子」 暴露の米公電に赤裸々本音
http://www.asahi.com/international/update/1130/TKY201011300202_01.html
2010.11.30  北朝鮮問題:解決への糸口は? 英エコノミスト誌
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/4956
2010.12.01  北朝鮮軍が砲撃に踏み切った真の理由は石油の払底
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20101129/217325/?P=2


北朝鮮 核関連報道
2006.01     北朝鮮の核保有を受け入れるのか?―そして、世界は核拡散へと突き進む CFR リポート
http://www.foreignaffairsj.co.jp/essay/200601/north_korea_nuclear_brinksmanship.htm
2006.08.28  北朝鮮の真の脅威は大量破壊兵器の拡散…米国防長官
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060828id02.htm
2006.08.28  米国防長官「北朝鮮、韓国にとって軍事的脅威にならない」
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=79317&servcode=200§code=200
2008.04.11  基礎からわかる北朝鮮の核
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080115-899562/20080711_01.htm
2009.05.28  軍事緊張あおる北朝鮮、高まる核拡散リスク
http://jp.reuters.com/article/JPNKorea/idJPJAPAN-38261220090528
2009.06.08  米、北朝鮮のテロ支援国家再指定を検討
http://www.afpbb.com/article/politics/2609342/4235097
2009.07.23  米上院、北のテロ支援国家再指定検討を求める法案可決
http://www.afpbb.com/article/politics/2623523/4375619
2010.04.11  北朝鮮は最大6個の核兵器を保有、米国務長官が言及
http://www.afpbb.com/article/politics/2717510/5598170
2010.04.21 「核保有国として核軍縮に努力」北朝鮮外務省
http://www.wowkorea.jp/news/Korea/2010/0421/10069847.html
2010.04.22  北朝鮮、「核保有国」としての認定を要求
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-14941220100422
2010.11.25  韓国での核兵器再配備 北朝鮮の核保有に理由を提供
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1125&f=politics_1125_009.shtml

世界の核保有数
Global nuclear stockpiles, 1945.2006
http://thebulletin.metapress.com/content/c4120650912x74k7/fulltext.pdf
Status of World Nuclear Forces 2010
http://www.nucleardarkness.org/globalnucleararsenal/
Bulletin of the Atomic Scientists
http://www.thebulletin.org/


参考図書
『アメリカ帝国の悲劇』
 チャルマーズ・ジョンソン 文芸春秋
『戦争プロパガンダ10の法則』 アンヌ・モレリ 草思社
『メディアコントロール』 前坂俊之 旬報社

参考TV番組
BBCドキュメンタリー  『The Power of Nightmares』
http://www.amazon.com/Power-Nightmares-Various/dp/B001707D98


偽ドル「スーパーノート」関連
2006.01.06  Experts Suggest the CIA, Not Kim Jong-il, is Counterfeiting Dollars
http://www.watchingamerica.com/frankfurterallgemeine000008.shtml
http://www.faz.net/s/RubDDBDABB9457A437BAA85A49C26FB23A0/Doc~E55349C0780D8490481A9E24C64646C81~ATpl~Ecommon~Scontent.html
2007.01.07  偽造ドル紙幣の秘密:CIAは偽造ドル紙幣を、秘密印刷所で製造しているのか  独フランクフルター・アルゲマイネ紙翻訳
http://blogs.yahoo.co.jp/blognews2005/11442101.html
2008.01.10 U.S. counterfeiting charges against N. Korea based on shaky evidence
http://www.mcclatchydc.com/227/story/24521.html