L's room.

Lions blog!! 2019

2017.12.12. 更改と保留。

2017-12-12 07:45:33 | 日記
ブログにコメント頂いた方へのコメント書いてるうちに、改めてブログでまとめてみようと思いまして、まぁタイトル通りのお話です。

日本だと契約更改の時に一発で更改するのが「良い事」とされて、保留を1度でもすると「金にうるさいやつ」という「悪い事」というレッテル貼られてしまいます。

これはもう日本がそういう国で「空気を読め」と言いますか、「他の選手が一発で更改してるんだから、お前も一発で更改しろよ」という、協調性も重んじるお国柄が出てる気がします。

先日、GG佐藤が契約更改について語ってる記事見ましたが、彼の場合は契約社会のアメリカで野球してたので1年目から保留して、その後も契約更改ごと保留するのがお決まりでしたが、契約社会のアメリカの文化をそのまま持ち込もうとすると日本だと難しい気がしますね。

アメリカだと活躍すれば即、年俸に跳ね返りますが、結果が出なければ即、解雇があります。

逆に日本ではファームでじっくり育成して、結果が出なくても即刻、解雇はないですよね。

今回の山川の問題も、月間MVPを連続で獲得したり、シーズン終盤の大事な試合での決勝打も多かったですし、「活躍したんだからもっとだしてあげろよ」であるとか「他のチームの代打の選手より年俸低い」とかネットで書かれてましたが、ドラ2で入団してしかも大卒と、球団としては即戦力としての意味合いも強く獲ったわけで、そんな中過去数シーズンの1軍での成績は先日示した通りで、即戦力の活躍をしたとは言い難い。

そんな中、球団としてはファームでじっくり育てたと思います。
その結果が今シーズン夏からの活躍に繋がったとも言えますし。
球団に寄り添った意見を述べるならば、
「今まで我慢して育てて、今シーズン、しかも半分程の出場試合で活躍しただけで年俸ゴネるのか」
とも言えますし、
山川に寄り添った意見を述べるならば
「シーズン終盤、勝ちに繋がる打撃を残したのは俺だ!こんな金額納得いかない!」
というのもよくわかります。

が、ここはアメリカではなく日本なのです。
おそらく山川の主張もアメリカなら支持されたことでしょう。

しかし、日本だときっとこんな選手のが好まれます。
「年間通して活躍出来なかったのと、入団してから今まで1軍で結果残せなかったので、少し希望額とは離れてますが、来シーズンは1年通して活躍したいです」
と、コメント出来れば百点満点。
逆に今回の山川の
「今シーズンは自分自身がやったという自信がある」
とコメントしてましたが、まぁ確かに活躍はしましたのは認めるが「野球ってチームスポーツだよね?」と言われて叩かれる可能性もあるのが日本ですww

また、来シーズン同じように活躍出来なければボロクソに叩かれるのは明らかですし、年俸もガッツリ下げられます。

選手としてはどっちが良いんでしょうか?
短い現役生活のなかで、稼げるときに稼ぎたい!という人もいますが、この考えに基づいた契約更改が日本で浸透すると、あっさりクビになる選手も増えるでしょう。
路頭に迷う選手も増えそうです。

何度もこのブログで書いてますが、
今回の山川問題。着地点が気になりますね。

ということで、山川問題は決着するまでこのブログではこれにて封印しますw