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Lions blog!! 2019

2019.1.16. 気まぐれ連載「日本の野球は生き残れるか②」

2019-01-16 06:25:11 | 日記
気付けばドラフト入団組の合同自主トレもスタートし、年が明けて半月が経過しました。
もう半月すればあっという間にキャンプですね。

今シーズンはオフも色んな意味でライオンズ選手の露出が多かったせいか、あっという間に過ぎた気もします。
とにかく、今シーズンはドーム周辺の改修がどこまで進んでいるのかを見るのが毎度楽しみになりそうです。

昨日は元ファイターズの寿司ボーイこと、レアードがマリーンズに入団とビックリなニュースが飛び込んできましたね。恐らく丸の獲得資金をそのままレアードにスライドさせたんでしょうが…マリーンズがあのように選手獲得するのは本当に珍しいなと思ったので、本当に驚きました。
と、同時に鈴木大地は果たしてどのポジションで出るのか…と思ってしまいました。

チーム事情でショートやったと思ったら、セカンド回され、サード回され。サード定着かと思われたらここにきてレアード獲得。これはFA規定路線なんでしょうかね?チームキャプテンにとって勝負の1年になりそうです。

さて、今シーズンは気まぐれ連載の2回目。
本日は他スポーツを実際に観戦に行ってみて、プロ野球との違いなどを簡単にまとめたいと思います。

昨年の日本シリーズ終わって間もなくぐらいに、かねてより一度観戦に行きたかったBリーグに行って来ました。というより、栃木ブレックスにいる、田臥を一目見たい!と、思ってわざわざ栃木まで行ってきたんですよ。が、当の本人は怪我で欠場で、ベンチに座っている姿しか拝めませんでした。



バスケットは一昨年から2つに別れていた国内リーグをあのJリーグのチェアマンなどを歴任した川淵さんが音頭をとってBリーグという1つのリーグにまとめたわけですが、昨年のオフシーズンにも少し紹介したように、チーム数が非常に多く、野球やサッカーが展開していない地域にもチームがあったりします。

リーグの開幕もプロ野球のオフシーズンとなる秋からスタートすることもあって、プロ野球ファンがオフにやることなくてつまんない!という方にも観戦しやすいスポーツかもしれません。



栃木ブレックスはBリーグ初代チャンピオンのチームなのですが、やはりまだ自前のスタジアムを持つところまでは行かず、栃木市内の体育館を試合開催に合わせて会場に整備してました。
なので、体育館前に出店やこのような大きなマスコットのバルーンなどありましたが、この辺はやはりプロ野球と比べると雲泥の差を感じました。



体育館に入ると、グッズ売り場や食べ物の売り場があるのですが、なにより一番驚いたのがビールがワンコイン500円で飲めたことです!これは、是非とも見習ってほしいなと思いましたよ笑
球場のビールって絶対にもう少し安くなると思うんですよね…なにか、談合というか、価格がどこの会社も横並びで硬直しているのが、ケータイ料金みたいで哀しくなります。

で、コート内に入るとスコア表示の画面や照明、音響設備などはしっかり整備されていて、なにより「すごいな」と思ったのが、選手の入場シーンです。コート内が暗転して、プロジェクトマッピングが映し出される派手な演出。これは一度生で見てほしいなと思いました。
プロ野球の選手入場とかも、一度場内を暗転して、各ポジションにスポットライトあてて、そこに選手が守備位置につく…なーんて演出しても面白いのかなと思います。ただ、西武ドームは半ドームなのでデーゲームの場合に暗転するには隙間を埋める必要が出てきますがね…

札幌ドームやヤフオクなんかは開幕戦とかでこういった暗転する方法を使ってますよね。


で、試合の方はとにかく、スピーディーです。ファールがあってもその時点で時計が止まるので、延長とかもなく、試合が間延びしないのも良い点ですね。

プロ野球は延長12回制と言えど、試合展開に寄っては2時間切る試合もあれば5時間かかる試合もあり、次の予定が立てにくいスポーツだったりします。
その点、バスケや、サッカーもですが、ノックアウト形式でない、普段のリーグ戦なら試合が間延びすることなく、スパッと試合が終わります。



そして、僕が実際に観戦して一番「プロ野球危ないな」と感じたのは実は選手や試合環境ではなく、観戦に来ている観客を見てでした。

と、言うのも、バスケのお客さんは当然、バスケ経験者も多いはずなので、身長が大きい人が多かったです。一応、僕も180センチなのですが、それでも同じぐらいの身長の人が男女問わずいました。
つまり、なにが言いたいかと言うと、スポーツってある特定の競技を除けば、やはり体がでかくて、パワーがある人が有利だったりします。身長がそこそこでスピードがある選手と、身長も高くてスピードがある選手を比べたら恐らくほとんどの競技で後者の選手のが重宝されると思います。
こういった定説を覆して活躍する選手は逆に本当に応援したくなりますし、ライオンズでいえば、水口や森がそうですし、競技は全く違いますが、スキージャンプの高梨沙羅ちゃんも同じですよね。

が、繰り返すように、やはり体格が優位に働くのが球技で野球もその例に漏れないと思います。メジャーも結局のとこ、体のデカイやつらの集まってるリーグですからね。イチローぐらい天才的なバッターであれば体大きくしなくても勝負出来るかもですが、日本からメジャーいった選手はだいたい体大きくしてます。(成功してるかどうかは別)

身体能力高く、体の大きい子どもがバスケにとられていってしまうのかな

という危機感を一番強く感じました。

今や子どもの頃に色んなスポーツやらせるのは当たり前で、お正月にやっていた箱根駅伝の選手ですら「中学まではサッカー部」であるとか、「野球部」なんて人も珍しくありません。その中で最終的に「プロ野球選手を目指す!」という子どもや家族が増えるようにしなければ、これから少子化がますます増えていく中で、本当に野球の文化が衰退しかねないと思います。

筒香が少年野球教室で、指導者の指導方法について苦言を呈してましたよね。そういった部分も含めて、「日本の野球」を抜本的に見直す時期に来ているのかなと思います。本当に手遅れになる前になんとかしないといけませんね。

余談ですが栃木ブレックスのマスコット「ブレッキー」の背番号「028」は栃木の電話番号だそうです。そして、ハーフタイムなどの動きがドアラみたいに割りとフリーダムな感じだったので、興味ある人はYouTubeなどで探してみてください。

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6 コメント

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Unknown (ところっ子)
2019-01-16 17:41:13
とうとう日本人の横綱がいなくなっちゃいましたね。
東京五輪で、国立競技場のど真ん中でしこふんでほしかったけど、モンゴル横綱じゃ絵になりません(ヘイトじゃないですよw

なぜこの話題から始めたかというと、管理人様が野球で危惧しておられる通り、昔は相撲に行くのが、五輪レベルの能力を持った子たちだった、それが今では他のスポーツに流れるからだとの話です。
相撲界もいまだに古い体質ですから、今時の子にはついていけないし、種々の不祥事見ると、親が行かせませんよね。

筒香の記事、私も読みました。
もっともだと思います、つい昨日まで、ツイッターでもその話題で盛り上がっていました。
もういい加減に昭和のスポコン根性物から脱しないといけませんよね。

それから抜けて急成長したのが、青学の駅伝ですもの。
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Re:Unknown (L's room)
2019-01-17 07:50:18
ところっ子さま

稀勢の里はきっと、久しぶりの日本人の横綱誕生と言うことで、背負うものが大きく、無理もしていたんでしょう…
体が悲鳴を上げてしまいましたね。
非常に残念ですが、まずはお疲れ様と言いたいです。

そうですよね。
恐らく、以前は相撲に身体能力高い人が集まっていたのだろうなとは思います。
プロ野球も今でこそ助っ人枠に制限が設けられてますが、それも徐々に緩くなりそうですね。

いろいろと調べれば調べるほど、この問題は難しいなぁと思います。

青学の原さんはモチベーターとしてとても能力が高いそうですね。これからはそういった指導者が必要とされているのかなと思います。
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Unknown (ところっ子)
2019-01-18 19:39:27
マジで高野連解散してほしい。
解散しないのは、利権が絡んでいるから。
だったら子供たちにこんなつまらないことで注意したり処分したりはやめてほしいです。
https://twitter.com/tsuisoku/status/1086129320613928960
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Re:Unknown (L's room)
2019-01-18 23:53:38
ところっ子さま

ニュースで話題になってますよね

何様なんだという感じになりますよね。

こうやって世間が注目してくれれば、ポロポロ問題がたくさん出てきそうなので、高野連が変わるきっかけになればいいんですが…

全くもって意味不明な処分ですよ
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Unknown (ところっ子)
2019-02-14 21:50:32
いまNetflix、の1か月お試しに加入しているんですが、
中文もわからないのにネットの無料動画で40話完走した台湾の野球ドラマが、日本語字幕付きで入っていました・爆
見直してみましたが、ほぼ内容は間違っていないというww

そしていま、香港の野球映画を見終わったところです。
二作に共通しているのは、貧しい地域で目的も見つからず、ぐれかかっている子供たちをまっとうな道に戻したいという教育者の強い熱意でした。

台湾のドラマは「比塞開始」という、東部花蓮の小さな村が舞台です。
「ここには老人と子供、そして貧困しかない」という有様だけど、「野球に取り組む指導者がいた時だけ、ここに希望があった」というんですね。
ドラマはフィクションだけど、紅葉村少年野球隊という、小さな村の少年チームが日本の和歌山隊を破った実話(1968年)をベースにしています。

香港映画は「あと一歩」(weeds on fire)というタイトルで、実話だそうです。結成当時は台湾台中の小学生にも大差で負けていたチームが力をつけて、香港の少年野球杯で、13対12で日本のチームに勝つんですね。
それから香港で野球ブームが起きて、たくさんチームが作られたんだそうです。

連帯責任やチームワーク、あきらめない根性等々、日本人が大好きなワードがてんこ盛りですがw、
これをみて世界各国で野球普及のために尽力している人たちの原動力が何なのか、理解できました。

この作品ふたつとも、さわやかな青春ものとしても楽しめます。
特に「比塞開始」では、村のおじいさんの家に日本人形があったり、住んでいるのが日本家屋だったり、
土地のやくざが下駄履いていたりと、日本統治時代をほうふつとさせるシーンもあります。

子供たちに自尊心や責任感を持たせる、そのために野球ってとてもいい競技なのでしょう。
貧しい地域の彼らは純粋に野球を愛し、頑張っている。
それに比べて日本の今の少年野球のあり方は、いったいどうなっているのか。
考えてしまいました。




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Unknown (L`s room)
2019-03-06 22:54:34
ところっ子さま

面白そうな映画ですね!!
NETFLIX入っていないので、悩ましいところですが笑


野球は本当にいいスポーツだと思いますよ。やはり日本は野球の国だと思うので、「日本の野球」という文化をずっと残してバトンタッチしながらいつまでも愛される競技であり続けてほしいですよね
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