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Lions blog!! 2019

2017.3.23. ローテについて一言。

2017-03-23 10:14:39 | 日記

さて、WBCも終わって気づけばペナントレース開幕まであと1週間程。
WBC組は本当に調整が大変でしょうが、まずはゆっくり休んでほしいですね。

やっぱり日本の野球はピッチャーはメジャークラスですが、
野手については成功するのが難しい。
いかにイチローと松井秀喜が凄いのかというのを改めて実感します。
外国人選手特有の重くて、手元で動く球を打ち返せない限り、
この先、WBCで優勝するのは難しいでしょうし、
野手がメジャーで成功するのも難しいでしょう。


牧田に関しての記事が載ってましたが、
やはり今シーズンもリリーフエースになるようです。
以前、牧田の特集を組ませて頂きましたが、
先発とリリーフでどちらが単純に多く白星(貯金)を多く作ってきたかを振り返ると
リリーフだったり抑えだったりの時の方が貢献度が高いので
もう、牧田の生きる道はリリーフでいいと思います。
個人的には納得です。

その時のブログがこちら 2017.1.27. 踏ん張れるかリリーフ陣
http://blog.goo.ne.jp/leo0511/e/5c8673af893c803fa584b223e064af96

ただ、昨シーズンのように無理にロングリリーフさせたり
イニング跨ぎをたくさんさせたりのないようにしてほしいです。
もうそんなに若くないので…

7回牧田だとして、9回は増田というのも確定で、
問題はぽっかり空いている8回。
シュリさんに頑張ってもらいたいところでしたが、
昨日のスワローズとのオープン戦でも課題の制球難が克服できず、
畠山にガツンと1発決勝弾を食らいました。
そのあともコツコツ当てられて、だいぶ苦戦してますね。
試合後も無言で球場を後にしたそうで、恐らく本人も「こんなはずではなかった」
と、パニックになっていると思います。
もう、ここから先は本人のメンタル次第で、ふてくされて「足が痛い」だ「肩が痛い」だ言った後に、
帰国してしまうのか、「日本で成功してメジャーに復帰するんだ!」という強い意志のもと、
考えからを改めて地道にトレーニングに励むのか。
この二択だと思います。

どちらに転ぶのでしょうか。

この辺の助っ人はとにかくシーズン始まってみないとわからないです。
オープン戦絶好調でも、シーズン始まれば炎上繰り返すこともあれば、
オープン戦で不安定だったのが、シーズン入ったらピシャリと抑えることもありますし。

ただ、シュリさんに関してはチャート表を見ていてもずっと球が高いので、
これはもう変わらないと思います笑
あとはなんとかNPBの野球にアジャストしてもらうしかないです。

シュリさんが使えないとなると、
8回牧田、9回増田にして、7回は大石や武隈などにがんばってもらうしかないです。
(またこれですか?)


そして、外野手スタメン争いの第一候補であった金子に怪我の情報。
全然試合出てないからどうしたものかと思っていましたが、結構厳しそうですね。
もう、ここは木村と田代に頑張ってもらうしかないです。
ただ、木村と田代以上に外野手でインパクト残しているのが
2軍の2年目の愛斗とルーキーの鈴木。
まだイースタン開幕して間もないですが、
鈴木は16打数4安打の打率.250ながらすでに打点6
愛斗は16打数7安打の打率.438ととにかく元気いっぱいです。

正直、木村と田代は今年だめならスパッと諦めて、
来シーズンはこの二人を1軍の外野手争いに持って行ってほしい。
そんな気さえ今はあります。
(まぁ、まだ気が早いですが…)


で、肝心の投手陣ですが、
昨日はイースタンで本田が被弾しながらもなんとか6回3失点でまとめました。

今のライオンズは先発ローテ全員が必ず勝てとは言えないですし、
例えば対戦チームがエース級のピッチャーを当ててくるときは
もうその試合は捨てていいと思います。
弱者の戦法とでも言いますか、例えばカードの頭で大谷や則本が先発であれば
もうその試合はこちらも無理に勝ちにいかないでお試し先発枠の投手を当て込んでもらい、
カード、2戦目、3戦目で雄星やウルフ、多和田などの勝てる確率の高いピッチャーを
当てて確実に勝ちを拾う戦法でないと、今年はまずチームとして白星を積み上げられないと思います。

相手チームのエースとライオンズのエースがガチな投げ合いするのは
CS行ってから考えればいい話なので、今シーズンはとにかく、こんな感じでローテ回して
くれればいいのかなと思います。

正直、開幕戦については雄星にするのは仕方ないのですが、
(ファイターズとしてはホーム開幕戦で是が非でも勝ちたいと思うので、
個人的にはここも捨てていいじゃんと思ったりしてますww)
それ以降のカードについては昭和的発想で「カードの頭は必ず取りたいからエースを投入する」
といったことはせずに、相手チームのローテを見ながら柔軟に組んでほしいです。

で、なにが言いたいかというと、6番目のローテは1軍お試し枠でコロコロ変えていいと思います。
本田でもいいですし、誠でもいいですし。

CSに滑り込むには週6試合を4勝2敗で乗り切れれば余裕で入れますが、
これをやるには上に書いた通り、「弱者の戦法ローテ」で回さないとまず見えてこないと思われます。
3勝3敗ですとCS出場は限りなく赤に近い黄色信号。

とにかく最優先したいのは雄星、ウルフ、多和田、野上が投げる日は確実に白星を拾わないといけません。
(特に安定しているウルフの試合を落とすと大型連敗の悪夢が再来しそう)
そのためには確実に勝てる確率の高いピッチャーが相手のときに
この4人を当ててあげるのが1番です。

選手がシーズン前に「日本一」や「優勝」を口にするのは結構ですが、
チームマネジメントを行う首脳陣は、表面上は「日本一」を口にしていいと思いますが、
本音は自分たちが「弱いチーム」であることをきちんと自覚して
「弱くても勝てます」のマネジメントをしてくれることを祈ります。