legno-Diario-自閉症児は不思議生命体-

~自閉症のすーさん(小学1年生)といい婆さんのなんでもかんでも~

自閉症児の着替え 「ここを持って!」

2006-10-25 08:01:26 | 療育


着替え・・・身辺自立項目に必ず入っている。

当然である。

着替えない日は・・・ない。




毎度ご愛顧頂いている「ひろりんさん」のブログ記事で

着替え視覚支援のお話があった。


婆さんの宿題!


やらねばならん


そう思っていまだにやっていないことが「着替えの視覚支援」であった。



まさるママさんのブログで「着脱衣」という視覚支援の目からウロコのお話も

婆さんの頭の中にとどまっていたことだった。


しかし、
赤のフエルト


だけは、1年近く前から我が家の秘密の場所に購入済みで保管されている。



●自閉症児は 「前後」 「上下」 「裏表」 の決め手をつかみずらい。


ならば、即、適切な視覚支援を!!



となるのであろうが、



婆さん、ちと 悩んだ。


視覚支援の「印」をどこにつけようか??



視覚支援の「印」をどういうタイトルですーさんに伝えるか?



ここは 「まえ」です!         か?



なんかしっくりこない・・・・んじゃよ。



で、実践していないのじゃが、こんなタイトルを考えた。



「ここを持って!!」



しちら面倒くさい説明は抜きで画像で進めることとしようぞ。







ひろりんさんもブログの記事で書かれているように

「絵がついているのが前」という定義は絶対ではない。

プリントを施していないシャツもある。


ならば、着替えの最初に衣服を持つ位置を誘導できる「印」であればどうじゃ?











すーさんは幸いにして衣服のタグに対して触覚過敏はないのじゃが、


異物が直接肌に触れることはどの子の嫌なことであろう。


衣服の「表」で肌に直接つかない場所で


着替えのスタートを意味する「印」


ここを持って!!



ボトムス・スカート系も同様、「前」を意味する印ではなく



ここを持って!!








一年ほど前に通所施設で
「前後を意味する印」で着替えを実践していたのを見学した。



だけど、婆さんは全く同じ方法でその時の(1年前の)すーさんに


「衣服の前後」を教えられる自信がなかった。



それにだ、正直言って



すーさんの衣服全部に印をつけること・・・・・・・わしにはできなかった。



成長著しいすーさんゆえに



半年後にはタンスに入れたいた衣服のほとんどが入れ替わるスピードを思うと



面倒くさがり屋の婆さんには印をつける気さえ持てませんでした。



ごめんなしゃい。



手芸屋さんでアイロンで一発粘着のフエルトも売ってます。



まさるママさんがやっていらっしゃるように同じマークのを揃えることもできます。



それぞれのママさんが、


それぞれの子供のために、


それぞれの視覚支援ができることをお祈りしつつ、


すーさんに印をつけずにいる婆さんでした。(泣





----------------追記-----------------


皆様のご意見・ご感想・ご経験・アイデアのコメント

を頂戴致しまして誠にありがとうございます。

皆様の素敵なお話をちょいと「視覚支援」(笑)してみました。













--------------------------------------------------


婆さんバシバシ参考にさせて頂きました。
(まだ、着手してませんが・・・今、思案中じゃ)






自閉症児の知能検査から学ぶ泣き笑い

2006-10-23 12:15:46 | すーさん



タコことうちの娘「すーさん」は平成18年8月末に田中ビネーという知能検査をした。

その時、すーさんは【5歳4ヶ月】

検査結果は【3歳3ヶ月】

知能は標準発達の約60%程度しかない・・・ということになる。


しかし、おかげさまを持ちましてこの知能検査の結果によって、

爺婆の心が大きく揺れ、苦しみ、もがく・・・などということはありませんでした。




と、ご報告申し上げようかと存じましたが、

そうは問屋が卸さなかった状況となりました。



【検査当日】

● 検査官はいつも療育でお世話になっておりますK先生。

● 検査室はいつも療育をする部屋。

● 検査はきっちり親子(父母)分離で特注の扉の向こうの個室で行われた。

● 検査時間は約45分程度。すーさんは泣いたり席を立ったりしなかった。



【結果についてのK先生のコメント】

● 今回は、事前にきっちり検査方法のマニュアルを熟読し、マニュアルに則って行った。

● すーさんを知ってる人間としては
  「問題の出し方」を別の言葉で変えたらきっとすーさんも答えることができただろうに
  そう思ってしまう場面がたくさんあった。

● ホッと胸をなでおろしたことは、
  「わからない問題」に対しすーさんが最初から諦めずになんとか答えようと
  色々と知っている言葉を出してくれたことだった。



その後、詳しく問題の内容とすーさんがどうそれに答えたのか? の話になった。

K先生が「すーさん、とても
『惜しい』けど結果は「×」にしました


とおっしゃった問題がこれです。






赤いチップがいくつあるか?という問題である。






すーさんはすかさずチップを指差しながら数え始めたそうだ。





確かにそうである。


が、しかし、・・・これは田中ビネーにおいては





と、なるのでございます。


K先生は申し訳なさそうにお話を続けます。


答えようとしてチップを声を出して数えるのは良いのです   
が、





”不正解”   となるのです。



このお話を聞いていた爺婆はほとんど同様の反応をした・・・・。


「あっはっ、そうですか、なるほどねぇ~」


婆さんは言葉通りの気持ちであった。


じゃが、爺さんの心の内はどうもそうじゃなかったのだ。



激しく 






じゃった。・・・・そうだ。




爺さんとは、物静かな・・・というか、

婆さん的に言わせてもらうと

反応が薄くて物足りない部分が多い人物である。




ではなぜに爺さんはこのことに対し
「残念」「無念」と思ったのであろうか?





それは、すーさんに


「数えるべきものを指を添えて声を出して数える」


ことを教えたのは爺さんだったからじゃ。



この検査結果を聞いてから、

爺さんはすーさんに
「数を数える」の新バージョンを引っさげて挑んだのであった。


(注:新バージョン=しつこく個数だけ答えるように迫る とも言うwww)




爺さん:「これは何個ありますか?」


すーさん:「いち・にー・さん・しーー・
ごっ!!


爺さん:「これは何個ありますか?!」


すーさん:「いち・にー・さん・しーー・
ごっ!!


爺さん:「だから、これは何個ありますか?」


すーさん:「いち・にー・さん・しーー・ごっ!!  
ウワーーン



壊れたレコードがまたまた復活してしまった。


とは言え、そのうちに



爺さん:「これは何個ありますか?」


すーさん:「いち・にー・さん・しーー・ごっ!!  
ごッです!!


ちゃんと最後に数えて出た個数を答えられるようになった。





が、その成果と引き換えに


婆さん:「おうちに帰ったら何するの?」


すーさん:「おべんきょう」


婆さん:「そうだね、トイレに行ってうがいと手を洗ってからおべんきょうじゃ」


すーさん:「
4番 おべんきょう」


婆さん:「あれ?1番トイレ・2番うがい、手を洗う・3番がおべんきょうじゃろ?」


すーさん:「3番 任天堂DS!!」


婆さん:「じゃ、おべんきょうが4番なの?」


すーさん:「おべんきょう・・・・・・
しないの?」


やっぱり、おべんきょうが嫌になってしまったようだ(爆



とは言え、完全拒否ではないので帰宅後の家庭内療育もどきは地味に続いていた。



前回の療育で発達センターのK先生は少しずつ「きっちり答えられるための課題」を出してくれた。





ここですーさんはすぐさま
躓いた。


すーさん:「5歳です!」


(あちゃー)


なぜ躓いたかというと

問題が
「いくつ?」と尋ねられたからである。


爺さんの出題は
「何個?」


だったシーーーーーーーーーーーーーーぃ。



現場にいる爺婆&K先生がすーさんの答えに対する反応に戸惑っていると

案の定、にわかに顔色が変わるすーさん。



K先生:「すーさん、もう一度これ見てね」






K先生の優しい声色に誘われすーさんが動いた。







何をする気じゃ?







なんじゃとぉ~~~???





またまたまた、反応に困る大人3人(爺婆&K先生)。



気を取り直したK先生がもう一度出題する。






すーさんがまた動いた。











思わず

婆さん:「あってるんだけどね、だけどさ~~、指で数えてもいいんだよ」



さすがにこの答えに対しなんて言ってやれば良いのか困ってしまった婆さん。



しかし、類似問題は続いた。




爺さん:「フフフフフフフフフフフフッ」(超小声)


婆さん:
「なに?!」(爺さんに向かって)







婆さん:「何がそんなに可笑しいじゃ? えっ!!?」
     (かなりイライラしておる→婆さん)














婆さん:「あぁ~そうだね」(素っ気無い返事)



類似問題が出題されるたびにハンカチ王子ならぬ

ミニタオル爺さんは笑いと鼻水を仰山タオルにしみ込ませていた。

(そんなにおかしいことか!!@怒り婆さん)




婆さんは、その場で爺さんの笑いの理由をちゃんと把握していなかった。






よくよく考えると非常におかしい。 

笑える。

笑ってしまう。



すーさんとK先生と婆さんは至って真面目に課題と向き合っている。


しかし、すーさんはわざわざ引き算をして無理やり答えを出している。





不正解


間違い



には違いないし、

根本的にすーさんが
問題の意味をわかっていないと判断されるのは当然じゃ。



数を答えることができない奴が、

引き算はおろか足し算だってわかってない奴が、

このような答え方をするのが


ただただ、おかしいのである。





【追伸】

その日以来、すーさんにとって

「怖い顔するお勉強爺さん」が嫌だった  から

「時々笑うお勉強爺さん」 になり

お勉強は帰宅後3番にやるべきことに復活した。



【追伸2】

概ね、知能検査などで「数を問う」場合は

「何個?」 ではなく

「いくつ?」 という問題だそうである。







自閉症児 と 自尊心

2006-10-15 09:00:17 | すーさん




婆さんも爺さんも毎日なんだかんだと忙しい。



その忙しい毎日の中ですーさんの変化に心を動かしている。



すーさんの目に見える成長・・



これは一応定型発達という括りに属していた爺婆には”視覚支援”に匹敵する。





すーさん、ありがと。    





でも、言葉にはできない、わかりずらい成長らしきものも沢山ある。

(いや、これは99.9999999% に近いが)





ブログにも生活の中にも”形”にできない成長が多くある。





本当はこういう”言葉にならない” ” 形に表せない” 成長こそ





自閉症児と共に生きる方々へ伝えるべきことなんじゃないかと思っていた。



(婆さん、そこまでいうか?www)





その1つが
”自尊心”





●自閉症児は ナルシスト







●自閉症児は 褒められると喜ぶ





だけど、こんなのは障害を持っていない子どもだって、わしらだって同じだ。







じゃぁ、何が違うんだ。













自尊心を優先する場面や





自尊心の表し方が   ”なんとなく違う”





知的障害を伴わない高機能自閉症・アスペルガー症候群のお子さんは






「1番」






強いこだわりを持つと聞く。





世の中で「1番」 になれる確率なんて極めて低い。





それなのに「1番」 じゃないと許せない。





「1番」 になりたきゃ、人一倍努力しろ!





そんな叱咤など通じないことが多い。





「1番」  じゃないと許せない・・・障害だとも言える。









クネクネなタコことすーさんには「1番」へのこだわりはない!





だから、







「1番」 になりたきゃ、人一倍努力しろ!





などと言う必要はなかった。





でも、すーさんにもアリの耳垢程度の自尊心





が どうやらあるらしい。









すーさんは
「勝ち負け」は理解できていません。





すーさんは
「ジャンケン」の仕組みもわかっていません。





それなのに、どうしても異年齢も含めて
”園児”からのご注意には





素直に受け入れられず・・・泣く。





それも筋金入りの
”号泣”をする。





どう見たって、





親バカ三昧の目で見たって、





あなたの方が
トロいです(笑)







まぁ、あなたがトロかったおかげで婆さんは今でも





ベビーにも通用しない”ごまかし”をあなたに押し付けさせて頂いております。







プハッー・・・しいません。







さて、今まですーさんのアリの耳垢程度の
自尊心





を 程々に 利用させて頂いたことも数多くありました。





その代表選手が
”茶碗を持って食べる” でございます。





去年の夏前(年少組)の時、所謂
”退行”と言える状態になったすーさん。





排泄も重要であるが、食事に関してだけは
”退行”を認めたくなかった婆さん。





しかし、
”食事全介助” の現実は毎日毎日婆さんを痛めつけた。





しばらくは悲しみを噛み殺してすーさんに全介助をしていた。



(婆さん、大げさだ! ちゅーの)





県の発達障害の専門機関で相談を受けることが決まったある日、





婆さんはいつものように全介助中に





「ありえなーーい」  





ことが思い浮かんでしまった。





他人様には
恐れ多くて絶対に言えないことが・・・・。





当然、うちの爺さんにも言えないでいた。





県の発達障害の専門機関の相談の日、





散々っぱら





今まで 溜めに溜め続けた





「できなくなった」 





を 放出していた婆さん。





しかし、最後に 
ノミの溜息 程度の声で





「すーさんが手づかみ食べ・食事全介助になってしまったのは





 まさかと思うんですけど





 こぼすのが嫌なのではないか?・・・・





な~~~~~~んちゃってね」






と 最後にオドケテ誤魔化したのを 間髪入れずに専門家が





「そうかもしれませんねぇ! そうかもよ」







ありゃ~~~、想定外の反応。





「たぶん、そうかもしれない。だから、お母さんどうしたらいいと思う?」





(先生!同意してくれるとは微塵も思っていなかった婆さんにそれを聞くわけですか?w)





「手づかみならこぼれない。全介助ならこぼれない」という理由であれば





茶碗を持って食べさせれば若干の解決策になるかと存じます。』






「それいいんじゃない? それでいこう!」




(先生!決断早いっすね)





その後のことはブログにも色々書きましたが、介助用の食器を利用したり



プリンなどの空容器を再利用しておかずを入れて持ちやすくしたり、



家庭と保育園の共通絵カードを用いすーさんの動向を見守っていた。













見守っていることすら忘れかけたある日、



婆さんはすーさんのアリの耳垢位の
自尊心をはっきり見ることとなった。





●フォークを拒否して”箸”で食べることを主張する



●自分自身で”早く食べる” ”目的があって食べる” 時は茶碗をしっかり持って食べる。






婆さんが
「こぼす自分がいやだ!」と思っていたすーさんを確認できたのは



他の場面にも数多くあったからだ。





不器用で有名なすーさんが





▲炊き込みご飯や混ぜご飯の時、「具」だけをきっちり箸でつまんで食べる。



▲納豆ごはんの「納豆1粒」もきちんとつまんで食べる。



▲ふりかけごはんの中にあるあの小さな「のり」だけをつまんで最初に食べる。



▲お寿司のシャリを食べるようになった。




極めつけ



▲いつもより少々固めに炊けてしまったご飯の時”集まれ!”と言って全介助を要求する。





これらのことを総合して整理すると





■食べるべきものがはっきり識別できて集中できるものをつまもうと意欲がわく



■バラバラ落ちてしまう可能性(こぼす)が少ないものに意欲がわく

 (回転寿司のシャリはその代表)




要するに



「こぼすのがいやだ!」 ってことです。(笑)







婆さんがある日ふと、うちのすーさんは



もしかすると
「こぼすことが許せないのではないか?」と思った理由に







●こぼれた物を見て「隠蔽(いんぺい)作業」に必死になった。



(例:ヨーグルトがテーブルにポトッと一滴落ちるとそのヨーグルトを

   テーブルにスリスリして何事もなかったようにしていた)




と、いう行動があったからだ。





爺婆は不器用なすーさんに「こぼす」という行為に対して叱らないようにしていた。



しかし、上記のようにスリスリ(なすりつけ)行動には



”やめて!”と何度も言っていたので



すーさんはすーさんの尺度でその
”やめて!”が”自尊心を傷付ける言葉”とインプットされていたのではないか。





”やめて!”





そう言われないためには





こぼさない





こぼさないためには





手づかみ&全介助要求



と、なったのではないかと思われる。







うちの子(すーさんに)限って自尊心などあるはずがない。







これは、大きな間違いであった。











【追伸】





運動会から2週間が経過した。



日を追ってすーさんは調子を崩してきている。



★ 突然 号泣!



★ 療育などの課題に集中できない。



★ 食事もまたまた”全介助要求”が増えてきた。





しかし、



わしがこの状態を
”退行”と言わないでいれるのは



食事介助する時



(少々むかつくが)



すーさん用の箸で介助
するように婆さんに要求することだ。



婆さんの箸ではダメ。



「自分が食べるんだから自分の箸でないといや!」





そんなすーさんの理屈に合ってない(笑)自尊心が見えているからじゃないだろうか。








自閉症児よ、前に向かって走るんだ

2006-10-04 02:00:30 | 保育園

2006年9月30日、土曜日。


すーさんが通っている保育園の運動会があった。












































































すーさんの担任で加配の先生であるスナップ先生は



「すーさん、あっちだよ!って向きを変えてすぐに私は手を離したんです。

 すーさんがトラックのラインに沿って1人で走っていく後ろ姿を見たら、


 
もう、鳥肌たっちゃいました!!」



婆さんと致しましては、

1人でリレーだとわかった上でバトンを持って走る

そんな高尚なことをやれることすら当日まで


これっぽっち    も



信じちゃーーーおりませんでしたがな。




婆さんが自画自賛することは、


すーさんの方向転換から再度前に向かって走りだし、


次の走者であるすーさんより数日お姉さんで、


いつもどこかですーさんのことを見ていてくれる


桜子ちゃんにバトンを奪い取られる(笑)瞬間まで


「あっち、いけーーー」 と 左手で ホレホレしながら


撮影をし続けたことでございます。



でも、言い換えれば


すーさんが撮影している婆さんを見つけ、


「なにしてんのかな~~」 とポケポケ状態で近づいていく


すーさんの姿を見た父兄の方々の


なんとも言えない
「ざわめき」


カメラを置いて
「素」をさらすことができなかった・・・・・・


とも言えるのでございます。



今年の運動会に向けて、


婆さんは何も対応致しませんでした。


去年は運動会でやる遊戯の曲を事前に仕入れ、


すーさんの日常に曲を組み込み、


運動会の予行練習にビデオ撮影し、


これまた、すーさんの日常に摺りこみ、


当日の段取りをチェックし、


当日には、爺婆はいつでもすーさんのパニックに備えて、


すーさんの近くにスタンバイしていた。



今年は、2年前の担任のキリン先生をはじめとして


会う先生全ての先生が、完璧なコーラスのように


「すーさん、ものすごく
ニッコニコ


同じフレーズを聞かせてくれた。



運動会の予行練習の日のお迎えの時には


「婆さん、運動会でのサプライズを期待していて下さいよ」


スナップ先生は胸を張って言ってくれた。



それでも婆さんは
「期待」しそうで・・・・しなかった。



すーさんが参加したのは

●バルーン(オープニング)→去年はやっとこさバルーンの布を持てただけ

●親子でデカパン →親子でデカパンはいて走る

●VICTORY (GET A VICTORY) →途中で隊形も変わる遊戯

●紅白リレー


全て参加させてもらいました。



去年のように「木偶の坊」((1)操り人形。でく。(2)気のきかない人。役立たず。)状態では


ありませんでした。




確かに、
「動きは変です。」


やっぱり、
目立ちます。


でも、参加中だけは  
ニッコニコ  


だったんです。



保育園全体でありのままのすーさんを


世に出してくれたってわけです。




【追伸】


帰宅後、運動会のサプライズをじっくりビデオ鑑賞したいと思いました。


そやけど、すーさんが言います。


「うんどうかい、もう、おわりました」


爺婆は見たいんです。


どうか、見せて頂けないでしょうか?
(現在も激しく抵抗中のすーさんです)



【追伸 2】


運動会に終止符を打った張本人のすーさんが、


今日もまた、


GET A VICTORY!(遊戯)


を張り切ってやっていたと先生からお聞きしました。


やっぱり、爺婆は


運動会のビデオ・・・
見たい・・・・んです!!


ご理解の程よろしくお願い申し上げます。