legno-Diario-自閉症児は不思議生命体-

~自閉症のすーさん(小学1年生)といい婆さんのなんでもかんでも~

来年に持ち越しだ

2004-12-31 11:15:12 | 保育園
 みなさ~ん、31日ですよぉ。雪が降る予定ですよぉ。

 さてさて、28日の決戦の模様をお伝えしよう。皆、どうなったか?って気にかけてくれているようなので・・・。

 決戦に出掛ける前に垢パンダ殿とチャットできた。なんせ夕食の支度をしながら、ついついこれからの決戦のことを思い包丁をグッと力強く握って「オリャ~」と言ってしまう自分がいたので、「こりゃ、いかん。垢パンダ殿にこのアドレナリンの放出を適度に抑えてもらわらんと殺人事件に発展するぞ」と思い、呼びかけをしていたので・・会えたww

 結果から申し上げよう。園長先生は当日の担当職員3名が事情説明すると電話で知らせてきたが、リングに登場したのは2名。それも化粧お化けパート1はお母さんが病院に入院していて、その担当医との話が午後5:00からあるとの理由で欠席した。

 園長先生は「化粧お化けは間に合えば来ますって言ってました」と言っていたが、「逃げたな・・あいつ」と婆さんは悔しかった。

 2人の先生のうち1人はすーさんが延長の先生の中で1番好きな先生だったので少々驚いた。
 2人共わしはそれなりに人格をかっている。担任の先生よりも多く延長の先生とは会う機会が多いワーキング婆は、もうすぐ丸2年を迎えるすーさんの保育園生活の送り迎えでそれだけはちゃんと見ているつもりだ。

 しかし、良い先生でもすーさんをあのような状態で1人取り残したことには「はい、いいですよ」とは言えない。

 まず、1:どうして「す~さん」が起きてきたのに気が付かなかったのか?
 ってことについては、爺さんが迎えに行く直前まですーさんが1番好きな先生がすーさんの着替えを手伝おうとしていたらしい。が、すーさんが「ないの」と言って嫌がった。そのうちに年齢の高い子達が騒ぎ出したのでそっちへ行ってしまった・・・とのことだ。

 2:「す~さん」が自ら起きたことを表明し、おやつを食べたがらなかったから食べさせなかったのか?
 には、起きたことは知っているがおやつに関してはパジャマを着替えてから食べることになっていたので食べさせなかったわけではない・・と答えた。

 3:おやつの時間が終了しているのに「す~さん」が濡れたパジャマで1人教室の隅で絵本を読んでいたことを知ってどう思ったのか?

 これに関しては、2人ともこれでもかぁ!って位に顔を歪めて、1人の先生は目を真っ赤にして「本当に申し訳なかったです」と謝罪した。

 婆さんはすーさんを育てている責任者として「これだけは最後にお聞きしたい。自分の気持ちを表現することができないすーさんだからあのような保育をしたのか?すーさんだからか?」と毅然として問うた。

 「そんなことはありません。すーさんだからなんてことは絶対にありません」

 まるで2人共せ~のって声を合わせたように同時にそう言ってくれた。

 婆さんはこの2人ならその言葉を信じるよ。人としてちゃんとしているからね。

 それに、「婆さんがこのことを保育園に告発したことによって、ナ~ナ~だった土曜日の保育を戒めたことになって本当によかった」と先生自ら言ったのであった。

 それはよかった。

 だけど、問題は化粧お化けなんだよ!!
 あいつと決戦するために婆さんはアドレナリンを沸々させたんじゃないか??

 病気の母親(化粧お化けは延長の先生の中では最年長ではないかと思われる人の母親なので相当のお婆さんだろうが)のことでここに来られないことは、いくら婆さんでもとがめられない。

 なので、来年改めて化粧お化けとの1対1の決戦を心に決めた。

 園長先生は終始婆さんの斜め後ろで婆さんと先生方のやり取りを聞いていて、「こいつ、保育園の責任者だろ。これじゃ、解説者じゃないのか?」って思っていたら、最後に

 「でも、すーさんを触ればオネショしていたことには最初に気が付くことでしょう?気が付かないのはいけないことですよ。それは基本です」
 と、胸を張り出して言った。
 
 垢パンダ殿も同じことを言っていたな。

 そうだな。すーさんが起きてきたことを知っていて着替えをさせようとしていたなら、お尻が濡れていることに気付くべきだな。たまには園長らしいことを言うじゃないかww

帰宅後、爺さんに決戦(婆さんの決戦はまだ終わっちゃいないが)の模様を話すと

 「そうか、わかった。でも、化粧お化けは逃げたんだな」と言った。
 
 すーさんは12/29の雪の降る中、婆さんと2人サティに行った。普段は1人さっさと家電売り場や携帯電話の売り場に行ってしまうのに「一緒に来て」と言わんばかりに婆さんを何度も振り返り同意を求める。カートを見ると「乗るの」と言う。これは甘えているんだな。

 雪が横なぐり状態で降ってくるのを見て「雪、きれい」と笑った。そして、誰一人歩いていない道路のど真ん中で「ゆ~きやコンコン」と唄い出した。

 帰宅するといきなり「ムギュ~」と言いながら迫ってきた。「抱きしめろ」ってことなので、婆さんは「ムギュ~」と言いながら抱きしめた。「これでいいか?ww」

 12/30の昨日は爺さんがお休みだったので朝から「滑り台行く」とか「おでかけ」とか言って始終甘えの行動言動を振りまいていた。前日の雪でちっちゃな雪だるまをすーさんと作ったそうだ。

 確かに爺さん婆さんとしては「すっきりした年明け」にはならなかったが、すーさんが以前より甘えることが上手になったことで2004年は笑って終わりにできそうだ。

 今朝、もう今年は話せないなって諦めていたJ蛙君と会えた。遠慮なく追跡(/drive )したよ。会えてよかった。最後に「すーさんが大丈夫ならそれで良いのだ」と言った。

 その通りだな。すーさんが笑って生活してくれればそれでいい。

 ころちゃん、場外乱闘あり、血みどろの戦いは来年に持ち越しになったから・・来年もよろしくな。それと・・。スカGに乗せてくれ。(スカした爺さんじゃないぞ)

 暗い冬の朝が明けた。
 
 来年も甘えることがまだまだ下手でうまく笑えないすーさんと婆さんをどうぞよろしく。

 追伸:義理旅行ではあるが、「あんこう鍋」は絶対に遠慮なく食べてやる!!
 

決着の時がやってくる

2004-12-28 11:16:41 | 保育園
みんな大掃除は終わったかいな?
 
 婆さんは今朝からボスの事務所の大掃除を手伝ってきた。ご褒美にと1:30から昼食会兼忘年会が催される予定なのだ。

 「じゃ、一足お先に自宅で着替えてお店に直行しますよ」とボスの事務所からチャリをコギコギ。
 師走の住宅地はなぜか物静かだった。

 いきなり、遠くで「元気ですかぁ!!??」と言う声。どっかで聞いたことのある・・。
 婆さんが返事もしないのに「元気ですかぁ!!??」「元気ですかぁ!!??」「元気ですかぁ!!??」「元気ですかぁ!!??」と等間隔に呼び続ける。

・・・あっ、携帯の呼び出し音じゃないか! 「す~さん」また呼び出し音を変えやがって・・。

 「もしもし、婆さんです」
 「あらよかった、忙しい時にごめんなさいね。保育園の園長です」
 「あらま、「す~さん」また熱出しました?」
 「いえいえ、元気ですよ。実はね、今日どうしてもこの間の土曜日の職員3名が婆さんに直接お話したいって言っているんですよ」
 「へぇ~、もしかして婆さんに怒っているんですかね?」
 「いえいえとんでもない」
 「と言われましても今日はいつもぐらいにしか迎えに行けませんよ」
 「いいんです。今日は最終日ですからみんな遅くまでおりますので。急にお話ってことになると失礼だと思って事前にご連絡をさせてもらいました」
 「それはご丁寧にありがとうございます」
 「じゃ、お待ちしてますねぇ~」

 いやに明るい声だな。

 今回のことは2回目ってこともあってうやむやにしたくなかったので、「下記の質問にはちゃんと返答を下さい」と昨日連絡帳に書いておいたのだった。

 1:どうして「す~さん」が起きてきたのに気が付かなかったのか?
 2:それとも「す~さん」が自ら起きたことを表明し、おやつを食べたがらなかったから食べさせなかったのか?

 3:おやつの時間が終了しているのに「す~さん」が濡れたパジャマで1人教室の隅で絵本を読んでいたことを知ってどう思ったのか?

 25日に「土曜日・・いかないの」の一点張りでボロボロ涙を流し登園拒否した「す~さん」があまりに痛々しくて婆さんだけ事情説明に保育園へ行った。

 園長は不在だったが、本当に気のいい主任先生と話ができた。更に詳しく聞いたところ「保育についての懇談会」とやらを17日の金曜日に行った次の日にあの事件が起こったと聞いた。

 もの凄く腹が立った。「ふざけんじゃねぇ!」

 更に主任先生は「婆さんには悪いんだけど、もし、私がその場に迎えに行った親だったら何も言わずに帰って来ないですよ。もう、怒り狂っちゃうわよ」とおっしゃった。

 う~ん、わしも同じだったろうけどなんせ現場に行ったのが爺さんだったからなぁ~。呆れてものも言えない状態だったから・・で連れて帰ってきちゃったからね。

 だから、昨日の朝の連絡帳に上記のように書いたのであった。

 昨日は園長先生がお通夜だかなんだかで不在だったので返答は得られなかった。(これは仕方ない)
 で、さっきの園長の電話連絡となったのであろう。

 婆さんを納得させるにはもう園長先生のフィルターを通して返答しても無駄であろうと判断したのだな(笑)

 いいよ、婆さん話聞くよ。どっからでも、なんでも言ってみぃ!(こりゃ、喧嘩腰だなww)

 婆さんは、直接「す~さん」を迎えに行ってないが爺さんが今回は詳細にその時のことを話してくれたので何も怖いものはない。

 垢パンダ殿はこの時の日記を読んで心配して電話をくれた。「あまりにもひどすぎるよ。弱いものいじめだろ」ってね。

 わしは、職員(パート職員)の話ってやつをちゃんと聞くよ。どんな言い訳が出てくるのか楽しみだな。

 もし、その場しのぎの謝罪なら即撃沈だ。
 もし、心からの謝罪なら「す~さん」にしてもらう。
 それがいやなら、これからの君らの保育の姿勢で示してもらおう。

 本当なら爺さんも同席してもらいたいが、連日午前様まで仕事している人を呼び出せないしな。
 婆さん1人で行ってくるよ。

 まぁ、担任も園長も主任も「婆さんのおかげで土曜日の実態が初めてわかったので本当に感謝している」と言ってくれているのだからなんとかなるだろう。

 おまえら「す~さん」を甘く見るなよ。他の子は何かすると親に言いつけることができるけど、「す~さん」はしゃべれないと思っているだろう?

 「す~さん」はな、不思議な力を持っているんだ。「す~さん」自身が語らなくても回りが語ってやりたくなるような気分にさせる能力があるんだよ。

 クラスにも神経質な男の子達が「す~さん」にだけは争って世話をやくんだから・・すごいだろ?

 それに極めて高い記憶力を持っているんだ。何年かして事の次第を詳細に克明に喋られてビックリするなよ。

 久し振りに婆さんのファイティングスピリットに火がついた。

 さぁ、夕食の準備をしておこう。話は長くなりそうだからな。

メリー登園拒否

2004-12-25 11:17:53 | 保育園
ころちゃんの所のモグラたたきに燃えた昨日の昼間、実は婆さんは色々な想いと色々な仕事の事情と平行させていた。

 先週の12/18土曜日のことである。
爺さんが早目に仕事が終わったので「す~さん」を保育園に迎えに行ってくれた。

 婆さんは、爺さんが迎えに出てまもなく仕事に切りがついたので耳鼻科へ順番を取りに行った。
 しかし、耳鼻科でウイルスの空気にまみれながら、待てど暮らせど爺さんと「す~さん」はやって来ない。
 「爺さん途中でサボったな?」なんて思い始めた頃やっと2人が渋い顔をしてやってきた。

 「遅かったね?」
 「「す~さん」が・・オネショしてビショビショのパジャマで1人で絵本を読んでいたんだよ」
 「だって、爺さんが保育園に行ったのは3:50でしょ?なんでパジャマ着てるのよ?」
 「他の子達はもうおやつの時間が終わる所だった」
 「なぬ~~!? じゃ、「す~さん」は1人おやつを食べそびれていたのかい?」
 「そうなんだよ、おやつも食べさせてもらえなくてオシッコ臭いパジャマのまま絵本を読んでたんだ」
 「先生はなんて言ってたの?」
 「3:00に起きなかったから・・とだけ言ってた」
 
 この日の朝、保育園に「す~さん」を送りに行った時にあの噂の「化粧お化けパート1」がいた。朝にいるってことは、土曜日の12:00からの時間もあいつがいるってことだ。・・いやな予感は的中した。

 婆さんは爺さんにもう1度聞いた。
 「化粧お化けパート1は爺さんに何か言ったか?」
 「オレには何も言わないし目も合わさなかった」
 「これは化粧お化けの陰謀だと思うか?」
 「そうは思いたくないけどなぁ・・・」
と言うことで、保育園にはこのことは言わないでおいた。

 22日水曜日に「す~さん」の肌着2枚が忽然(こつぜん)と消えたことがあって今まで消極的だった爺さんも怒った。
 それで、イヴの朝、婆さんは連絡帳に先週の土曜日のことと肌着のことを書いた。相変わらず、長く正確な内容だ(笑)

 昨日の朝、爺さんがまだ引き出しにある「す~さん」の着替えなどを確認している最中にチュー先生が連絡帳を読んで「信じられないことだぁ!!」と嘆いたのだった。

 昨日の連絡帳には園長直々のメモがついていた。「この間保育についての懇談会を開いたばかりだったのに・・申し訳ない」と書いてあった。

 チュー先生からは色々なことをリサーチした結果が書いてあった。そうだよ、リサーチすればこのような個人攻撃が行われた日の担当職員が化粧お化けだとわかるはずだ。

 今日は、自分の自営の会計処理を1月から何もやってないのでやってしまおうと思っておった。

 だが、やめた。

 きちんとこのことが解決されなければ「す~さん」を土曜日に預けることはできない。したくない。

 「す~さん」が登園拒否じゃなくて、婆さんが登園拒否だ(笑)

 婆さんもクリスチャンではないが、「す~さん」と一緒に1日遅れのケーキを作って、クリスマスソングを喉が枯れるまで唄って楽しくやろう・・そう決めた。

 きっと、今ころちゃんの所のモグラ叩きをやったら高得点になるだろうwww

 だけど、垢パンダ殿には勝てないだろうがな。

 今日は空気が澄んでいる冬らしい天気だ。
 寒いからこそ暖かさがきっと身にしみる日になるだろう。


クリスマスとはなんぞや?

2004-12-24 11:20:39 | すーさん
今、婆さんはカブとワカメの味噌汁に少々高級な七味唐辛子を振りかけてガァ~と飲み干した所だ。

クリスマスイヴの朝である。

「す~さん」が保育園の「クリスマスには何が欲しい?」と言うインタビューを元に22日に「ノンタンが欲しいです」と書かれたデカイ靴下をもらって帰ってきた。

ノンタンは家にたくさんあるだろう?!!って婆さんの話なんぞ聞いちゃいないらしい。

このことを小耳に挟んでいたので、数日前にこの忙しい仕事の合間に数少ないノンタングッズをインターネットで買い込んだ。

ぬいぐるみも売っていたが、爺さんが「ノンタンのぬいぐるみはいらない。うちには立派なのがある!!」って婆さんに半分怒って言いやがる。

わかってるがな・・婆さんだって買わねぇ~よ。(笑)

で、ノンタンのスケッチブック、自由帳、鉛筆、箸セット、単品の箸、キーホルダー、お名前シールにだたのシール、のり、それとこの写真にはないが、ポシェットも購入した。

しかし、「す~さん」の好きなジグソーパズルはどこにも売ってないのでメーカーに直に問い合わせて2つ購入したが、25日の夕方でないと届かないとのことだった。

なので、婆さんは自作のジグゾーパズルを作ってやった。やっぱり、大うけだった。

でも、「す~さん」はきっちりパッチリはまらない婆さん特製のパズルには爽快感が得られないみたいで何度もズレるピースを直すのだ。

これは素人作品ではどうにも修正ができないので、25日の夕方まではこれで我慢してもらってメーカー品が届くのを待つことにした。

今、婆さんが言えることはクリスマスとは『ノンタン教の祭り』だってことだな。

ノンタンが我が家に溢れているのでな。

しかし、この撮影を終えたらまたこのノンタン達を隠さなければならない。土曜日の朝に見せてやろう。

と思ったが、「す~さん」は25日も保育園だ。だから、朝に見せると登園拒否をしかねないので、保育園の帰りに耳鼻科で地獄の治療を終えたらノンタン天国へ招待しようと言う計画だ。

ノンタンのDVDで「ノンタンのサンタは猫サンタだから猫サンタさんからプレゼントを貰ってね」とウサギサンタに言われるシーンがある。

なので、「す~さん」にとってのサンタ=猫サンタなのである。

という事はだ、婆さんは猫に変身しないといけないのか?w
忙しいからそれはゴメンだな。

 

心の友 高校生版

2004-12-15 11:23:42 | 婆さん
今日が晴れるのかどうかなんてわしは知らない。天気予報も見る暇がない。

 そのくせ、昨日の昼間は垢パンダ殿と濃密・濃厚・ドロドロ(笑)の話ができてなんかよかった。

 垢パンダ殿も言っておったが、わしも「もしも高校生に戻ったら何をする?」って聞かれたら・・ちょい気恥ずかしいが「勉強」とはっきり言う。

 高校生の時にちゃんと勉強してたのかしてなかったのか?よくわからないが、性根を据えて勉強に打ち込んだ記憶はない。

 興味と好奇心と野望と友情の混沌とする時間を過ごした・・と思う。

 わしには「まだ見ぬ心の友」がおる。ペンパル(文通相手)=古いなぁでもない。映像も文字もやり取りはしたことない心の友だ。

 わしは、その子が好きだ。素直でシャイ・・そして、密かな好奇心を持っているのだ。

 わしにはその子に知恵を授けることなどできない。

 説教もできない・・するつもりもない。

 ただ、わしはその子が好きで気になるだけだ。

 無責任である。

 図々しいマイペース婆さんだから他人の世界にヅカヅカ入り込むことも簡単にできるのであるが、その子の世界には決して入らない。

 なぜなら、その子には選ぶ権利があるからだ。
 婆さんの古びた世界と融合させてはならない。

 でも、その子は古びた世界を知りたがっていた。
 苔が生えていようが、カビがテンコ盛りになっていようが、自分が存在する以前の事情を知りたがっていた。

 そう言えば、婆さんも祖父母、両親から散々悲惨な戦争中の話やら親兄弟の悪事やら聞かされたよな。

 でも、それらはかなり断片的で想像の世界のものだったが、自分の人生の中でなんらかの影響を与えたことは事実だ。

 その影響が「良い知恵」になるか「トラウマ」になるかは本人次第。祖父母や両親はたぶんわしに話すことで「スッキリ」しただけだったとは思うがな。

 今自分だけが楽をしたいと思って生きているアポどもには何も語る気はないが、心の友にはできるだけ色々な場面を知って欲しいと思っておる。

 心の友にはちゃんとした親がいるのだから、親が選んで話すことにはきっと何かを感じ取るに違いない。

 「すーさん」は、まだ婆さんに何も聞いては来ない。ブルーベリーのヨーグルトが食べたいとかしか言わないが、これからずっと後になって
 「婆さんの高校生の時はどうだったのでしょうか?」と聞いて来たら、できるだけそのときに覚えていることを克明に話してやろうと思う。

 でも、きっと「すーさん」に聞かれる前にベラベラ話してしまうだろうがなww

 わしは、心の友ができるだけ納得できる時間を送って欲しいと切に願っておるところじゃ。


ちっちゃなクリスマスプレゼント

2004-12-14 11:26:21 | livly
婆さんは昨日午後はちょびっと仕事をして・・後は休憩した。
 
 もう、データ関係のものは見たくないな。

 久し振りに垢パンダ殿とJ蛙君と会えて・・新技って言うのを見せてもらった・・ちょっと刺激的な技だな。

 で、婆さんがリヴ界と疎遠になっている間にころちゃんワールドはかなりのレベルアップを遂げていた。

 進化・・はいいなぁ。

 しかしだ、どうもBBSのころちゃんのアイコンはイケテない。

 バックの秋の島ところちゃんのズータイが同系色で目立たない。

 大きな御世話なんだが・・・気になる。

 ころちゃんはいつでもどこでも小さくても「目立つ」存在でないといけないのだ。

 ましてやころちゃんのHPなんだからな・・・。

 で、2種類クリスマスプレゼントって勝手に決めてアイコン作成。(後から追加で1個プラス)

 ころちゃんもありがたくもらってくれたようなのだが・・またそのコメントが面白い。

 ころちゃんのアイコンを婆さんのHPに永久に貼っててもいいよ・・だってさ。

 ころちゃんが消えてしまって、暇になってどうしようもなくなったら「メモリアルころ」と題して1日限定展示をしてやってもいいが、永久なんてもっての他だ(笑)

 婆さんはころちゃんを80%尊敬する。
 残りの20%はなんだ?・・と言う質問には答えないがなwww。

ノンタン・・頼んだよ

2004-12-13 11:27:38 | すーさん
今朝は、ゆっくり目に起き出した。体は起きても目が開かない。

 連日の激忙の仕事で9日木曜日頃から婆さんの左目はチクチク痛くて充血していた。

 「す~さん」の血ダレマン事件もあってそれ所ではなかったのだが、今朝は右目も痛い。

 今日も朝一で耳鼻科に「す~さん」を連れて診察を受ける。また、耳の膿みの吸出し治療だ。

 いくら何人がかりで押さえつけたところで絶対に命がけで身を守ろうとしている「す~さん」には勝てない。

 こういう時こそ「ノンタン様だ」

 クリスマスツリーのてっぺんに飾られているノンタンをちょっと出張してもらって耳鼻科までご一緒してもらうことにしよう。

 今、婆さんが考えつくことはこんなことぐらいだ。

 頼りにしているぜ・・ノンタン様。

爆発!!・・・血ダレマン登場

2004-12-12 11:29:00 | すーさん
 金曜日もハードだった。
 午前4時に起きて仕事を始めていつものように(最近はこのパターン)面倒な仕事を受取りに行き、帰って来てから仕事をこなす。
 午後3時、仕事を納品してからボスの所に打合せを済ませて一度帰宅してメンテ明けのリヴにインしようと言うスケジュールを組んでいた。

 しかし、仕事を納品し車に乗り込もうとしたら・・携帯が鳴った。村先生からの呼び出し。
 
 「す~さん」はお昼寝後パジャマから洋服に着替える時になっておもらしをし、その後のおやつもグズグズしているので体温を測ったら38.9度。水銀体温計で測りなおしたら38.4度。

 婆さん迎えに来てね・・と言う電話だった。

 保育園から200mしか離れていない場所にいるのだが、これからボスの所での打ち合わせが残っているから迎えにいくには・・1時間以上はかかると伝えて電話を切った。

 ボスの所へ到着したが、前の別の打ち合わせが延びていてまだまだ終わりそうもない。
 それにボスと打ち合わせに来ている夫婦が4歳の女の子を連れてきていたので、結局、その子とお絵描きをして打ち合わせが終わるのを待つことにした。

 サンタクロースの絵を描いてあげているときに「婆さんってお人良しだよな」と思っていた。

 ボスには「「す~さん」の呼び出しがかかっているからこれで失礼するぞよ」と早々にデータだけ渡して迎えに行った。

 結局、保育園に到着したのが5時だった。村先生は「溶連菌」の子が同じクラスにもいたので、症状が似ているからそうじゃないかとおっしゃっていた。
 ちょうど、1年前「溶連菌」をやったはず。でも、「溶連菌」は免疫がつかない伝染病なので繰り返す可能性は多いにある。

 が、母にはどうも「溶連菌」特有の喉の腫れって言うのがないように思われる。喉チンコを見たわけではないが、婆さんには色々話しかけてくる。喉が焼けるように痛かったらこんなに話はしないだろう。

 小児科でも熱以外に症状がないってことで熱さましの座薬を念の為処方してもらって帰宅する。

 「す~さん」は見た目には元気だ。体温も38.6度をキープ。先日の40度を越す風邪の症状とは違う。が、「す~さん」は例の如くカキ氷を要求。

 「す~さん」はすんなり寝てくれたが、土曜日に予定していた仕事を片付けないと何がこれからあるかわからない。1時間程ウトウトしてから、仕事再開。
 結局午前3時までかかってしまった。(これじゃほとんど徹夜だな)

 4時過ぎから「す~さん」がゴソゴソし始め、熱による不快感から眠りが浅い為激しい寝言や泣きが入る。

 7時には「す~さん」が起き出し、検温をすると38.4度。「ノンタン見る」と言い張るのでノンタンのDVDを見せた。朝食も1時間以上もかけて果物やおにぎりを食べてくれた。

 だが、朝食後異変が起きた。そこそこ元気だった「す~さん」が目を半分閉じソファーに横になりグッタリし始めた。熱は相変わらず38.4度だが、体を起こしていられないらしい。

 「す~さん」は熱には強い子だ。ただの熱だけならこんな状態にはならない。しかし、小児科の予約は39番。12時を過ぎないと順番は回って来ないだろう。

 10時30分になって爺さんが起きてきて、「す~さん」を抱っこしながらあやしてくれていた。母は寝不足から頭がガンガンしてきたので、台所でお昼の下準備をするのが精一杯だった。

 11:20.グッタリした「す~さん」をソファーに寝かせ頭をなでていた爺さんが右耳からの血ダレを発見した。中途半端な下がらない熱、この状態の「す~さん」から見ると小児科の順番待ちをしている場合ではない。

 耳鼻科へ行こう!!

 大急ぎで耳鼻科へ行ったが87番目で結局診察を受けたのは午後1時過ぎ。中耳炎であった。
 それも既に鼓膜に小さい穴が開き爆発を起こして耳ダレ「血膿みダレ」が噴出していたのだった。
 また手術か?と思ったが、噴出してしまったので鼓膜切開手術は必要なく、中にたまっている血膿みを吸い出す作業が行われた。「す~さん」は以前風邪からくる中耳炎で鼓膜切開手術を受けた経験があるのだ。

 いつもは小さな声でお話する女医さんだが「鼓膜を傷つけられないから絶対に動かさないで!!」と激を飛ばし、「す~さん」は泣き喚き、5人の看護婦さんと爺さんに押さえられ長い治療が施された。
 隣の診察台に準備していた双子の小学生の女の子とそのお母さんはその凄まじい治療をフリーズして見ていた。後半は、その双子のお母さんは見ていられないって感じで目をそらしてしまっていた。

 婆さんは時折「す~さん」に声をかけたが、「す~さん」は横目で「なんで婆さんは助けてくれないのよぉ~!」と睨んで泣いていた。

 看護婦さんが余りに力を入れてくれた(?)おかげで、なんでもない左耳は内出血をしていた。顔にも何点か毛細血管が破裂した跡が残った・・が、ある程度の血膿みは除去できた。

 しかし、38.3度の熱を下げるには抗生物質の力を借りないといけないのだが、「す~さん」は耳鼻科での出来事が頭から離れないでいるらしく、薬を飲んでくれない。

 まずは睡眠だな・・ってことで、婆さんと「す~さん」は3時から6時まで夕寝をしてから投薬に挑戦した。投薬成功。

 水曜日頃から歌を正確に唄う「す~さん」が時折1音だけ外すことがあった。金曜日も熱があっても入浴だけはさせたが、耳を拭くのをすごく嫌がった・・もっと、早くにこのことを追求していたら・・と婆さんには悔いが残った。

 中耳炎と言っても痛みを感じない種類もあるのだが、今回の「す~さん」の中耳炎は激痛を伴うものであったにもかかわらず、「す~さん」は痛いとは言わなかった。

 たぶん、激痛に耐えていた時間が長かったので午前中は意識が朦朧(もうろう)としていたのだと思う。そりゃそうだ。

 「す~さん」よ、鼓膜に穴を開けて爆発するまで我慢するのはやめてくれ。かわいそ過ぎるよ。

 今朝は、「す~さん」のおでこはキンキンに冷たくなっていた。


 
 
 

25℃・・こりゃなんだ?

2004-12-05 11:30:43 | 爺さん
 今日の最高気温の予想は25度?
 
 ここまでくると「今日は何曜日?」の世界じゃなくて「今の季節は何?」だよなぁ。

 さっきから、マンションの非常ベルが鳴っているけどこの異常気象を知らせるサイレンなのか??

 今日は絶対に寝坊してやるって思っていたのに、何やら玄関の外で「バタバタバタバタ」と規則正しい音がするので、結局、パジャマのまま玄関の扉を開けようとしてもあかない。

 ボケてて鍵がかかっているのか??

 いや違う、あまりの強風でドアが開かないのだ。

 確かに12月ともなれば北風が身もドアも固くするのは通例だが、この生暖かい南風で玄関のドアが開かないのは・・・冬じゃない。

 昨日、爺さんに「明日はGパンを買いに行きたいなぁ~。それとできればパジャマに見えないトレーナーも欲しいなぁ~」なんて言ってみた。
 
 爺さんは「俺も実は欲しいものがあるんだよ・・。もう少し厚手のズボンをもう1本欲しいな」

 じゃ、すーさんに付き合ってもらって買い物へ出掛けよう!!ってことになったのに、この気温でコーデュロイのパンツや厚手のトレーナーなど選ぶ気になるのかいな?

 あぁ~すーさんが非常ベルを聞いて起きてきた・・・。

 無事に冬用のパンツがゲットできるだろうか??

今日は何曜日?

2004-12-03 11:32:29 | 婆さん
 あ~、昨日は何をやったのかなんてもう覚えてないよ・・ってくらいに目まぐるしい日々が続いておる。

 昨日は、すーさんが保育園で先生に「すべり事件」と言う名を付けられた滑り台からの落下事件が起こったらしい。
 またまた、大事には至らなかったが先生達も「どうやって、どうして落下したのか?」がわからない摩訶不思議な状況だったそうだ。(笑)

 婆さんも「なんでこんなにやることが多いんだ?」ってこなしてもこなしても減らない仕事の山に正直不思議な想いがしておる。

 今日も朝から役人に異議申し立てをしてきた。

 「役人に異議申し立てなんかしたら仕事なんか打ち切りだな」

 って思って「吠えた」のに、その役人の上司が飛んできて「婆さん、悪いね。これからも宜しく頼むよ。これからは僕も話し合いに参加するからさ」

 って理解を示してくれちゃったもんで・・・仕事の山はそのままだ。(笑)

 この役人の上司って言うのが、地元のおばさん情報によると元々中学校のサッカー部の顧問をして、熱血先生を絵に描いたような人だったそうだ。
 それが、持病のせいで(婆さんにはそんな風には見えないが)中学校の教諭を続けられず仕方なく市役所の役人になったそうだ。

 初対面から「体育会系」だとは感じていたが、役人になってもその雰囲気っていうのは抜けないもんなんだなぁ。

 婆さんは昔から色々な方面の「親分」って役柄の人に気に入られる傾向があった。
 新宿の歌舞伎町と言えばその手の人が多い街で有名だが、バイトや通勤にその街を通らないと行けないって言う物理的なこともあったが、一度も怖い思いをしたことがない。

 ピッチピチ世代に友人は少なからず何回かはあの街で「ナンパ」とか「勧誘」とかに合って不快な思いをしたと言っていたが・・婆さんには一度もなかった。

 ある日、近道だからと歌舞伎町の路地をシャカシャカ歩いていたら、な~んか軽い感じのお兄ちゃんに指を3本示されて「どう??」って言われた。

 うん?これは・・色道へのお誘いか?
 で、「3」の意味はなんだ?

 お兄ちゃんは続けて「この値段でどうよ?」って言った。

 値段・・・おい・・・。
 若いときは脳みそが瞬間湯沸かし器と同じ構造なんで

 「どうして、私が3,000円なのよ?えっ!! 相手にならないわよ」

 って、沸騰してしまった。

 お兄ちゃんは、婆さんの一撃と同時に頭を下げた。

 素直な兄ちゃんだな・・反省したか?

 お兄ちゃんは「親分・・どもっ」って黒い一団に向かって言ったのだった。

 その親分さんは婆さんの前で立ち止まり「元気のいい姉ちゃんだ。気に入った。300万でどうだ?」って言ってくれた(笑)

 「今日は急いでいるんで遠慮します」
 「そうか、じゃ、今度時間のある時に事務所に遊びにこいや。面白い姉ちゃんだな」
 
 黒い一団がす~といなくなると、さっきまでひれ伏していた軽いお兄ちゃんが「すいませんでした」と爽やかに告げて一団を追いかけて行ってしまった。

 結局、3,000円だったのか?3万だったのか?300円、それとも3円だったのか?・・はっきりしなかった。

 体育会系にも色々あるでしょうが、元々ヒキ系の婆さんには共通点は少ない。でも、相手が言い訳タラタラ、優柔不断、有言不実行ばっかりだと時々体育会系の乗りの方が自分に合ってる気がしてくる。

 ちょっと今から夕寝でもするかな。思考回路がショートしているみたいだ。妙に逆立ちをしたくなってきたww。