すーさんの上の前歯がほぼ唇に対して直角に曲がってグラついていた先週の木曜日、
爺さんは自分の歯科受診時にすーさんの障害を含め医師に診て貰えるか否かを
話してきた。
医師からは「とにかく来てみて下さい」とおっしゃって頂き予約を取ってきた。
7月14日金曜日、既にグラついていた歯は抜けたので当面の心配はなくなった。
じゃが、この際だから歯科受診を挑戦してみようということにした。
7月18日 午後5:30 すーさん 歯科の予約
↑爺さん作成カード
1・2・3 のカードは 地元歯科クリニックのHPからお借りしたロゴ&写真
4・5・6・8 のカードは 長崎県口腔保健センターの視覚支援ツールより
7 のカードは 「絵カードのおうち」よりお借りしました
↑こうなったら・・・やりません! by 爺婆&歯医者さん
------------ いざ、出陣!!じゃ ------------
5:00 保育園から拉致
担任のスナップ先生より休み明けなのでタコはやはり「乗りが悪い」
とお聞きする。(笑)
5:15 歯科クリニック 到着
老若男女 満載
爺さん、申し訳なさそうに「混んでるね」と申す。
タコ 自動ドアに耳塞ぎ しかし、すんなり入る
5:19 「2」のカードに従い(笑) 受付嬢にご挨拶
キッズルームエリアにて歯科衛生士より
「お名前は?」と後方から尋ねられ
完全無視 の タコ
5:25 予定より早く タコ のみ 診察室へ呼ばれる
5:27 医師と対面 3番カード遂行
婆さん:「ご挨拶!」 (号令調)
タコ: 3番の顔と医師の顔と見比べ後、あっさり「こんにちは!」
5:28 婆さんの「5番 座ります」の号令の3秒前に
診察椅子に自ら座る。
正直、婆さん、驚く・・・
5:29 医師より 「えらいな~すーさん」 のお褒めシャワーが降り注ぐ
5:30 「あ~~~ん」 とか ノタマりながら口を開け医師を受け入れる タコ
いぜん、医師からのお褒めシャワーが降り注ぐ
5:31 医師より
「上の前歯に関しては抜けたので大丈夫。
但し、顎の大きさよりも歯がデカイので歯並びがちょっと心配。
だが、虫歯ゼロ!」 と 説明を受ける爺婆。
すーさんは 8番のカードを思い出し
「お・し・ま・い」 と 申す。
じゃが、 医師のお褒めシャワーに消される(笑)
5:33 診察椅子より降りようとした タコ に 医師より
「今日、フッ素でも塗っておきましょうか?」 とのお誘いが・・・
(爺婆には願ってもないチャンス到来!)
5:34 爺さん しっかりタコの斜め左後方に立ち 奇襲攻撃に対し意欲を示す。
5:35 医師より「グレープフルーツ味 を お願い」 と 歯科衛生士に伝達されたが、
実は
「ぶどう味」 となった。(笑)
5:37 フッ素塗布 に用いる 綿棒 を見て 「ウゴッ」 とする タコ
(確かに 綿棒は カードに ない )
爺さん、タコの頭頂部に右手を添える。
(後に爺さんより事情聴取した所、この時の右手にはほとんど力は加わっていなかったそうじゃ)
5:39 お褒めシャワー をBGMに タコの出番は終了となった。
医師より
たいへん、でしょうが
ちゃんと歯磨きをされていることで 虫歯はありません。
たいへん、 でしょうが
6ヶ月 あるいは 最低でも1年後 には また 診せて下さい。
と、言われて・・・
「あいあい」 と 相槌を打つ 爺婆であった。
------------ 爺さんの治療を待って終了 ------------
先日、1・2・歳児クラスの担任の先生だった保育園のキリン先生に
「後日、×●△歯科クリニックに予約を入れておるのじゃ」
と 伝えた。
キリン先生は、「婆さん、あそこはダメ!よ」 とは おっしゃらなかった。
だから・・・爺婆は やってみた。
本当だったら、
発達センターのK先生に相談して歯科医師を探すことが正攻法なのであろうが、
・1歳10ヶ月の時に行ったことがある。(そんなこと覚えてるのかよ??)
・爺さんが又診療を受ける同じクリニック
それだけの理由で地元の歯科クリニックに行ったのであった。
爺さんは自分の歯科受診時にすーさんの障害を含め医師に診て貰えるか否かを
話してきた。
医師からは「とにかく来てみて下さい」とおっしゃって頂き予約を取ってきた。
7月14日金曜日、既にグラついていた歯は抜けたので当面の心配はなくなった。
じゃが、この際だから歯科受診を挑戦してみようということにした。
7月18日 午後5:30 すーさん 歯科の予約
↑爺さん作成カード
1・2・3 のカードは 地元歯科クリニックのHPからお借りしたロゴ&写真
4・5・6・8 のカードは 長崎県口腔保健センターの視覚支援ツールより
7 のカードは 「絵カードのおうち」よりお借りしました
↑こうなったら・・・やりません! by 爺婆&歯医者さん
------------ いざ、出陣!!じゃ ------------
5:00 保育園から拉致
担任のスナップ先生より休み明けなのでタコはやはり「乗りが悪い」
とお聞きする。(笑)
5:15 歯科クリニック 到着
老若男女 満載
爺さん、申し訳なさそうに「混んでるね」と申す。
タコ 自動ドアに耳塞ぎ しかし、すんなり入る
5:19 「2」のカードに従い(笑) 受付嬢にご挨拶
キッズルームエリアにて歯科衛生士より
「お名前は?」と後方から尋ねられ
完全無視 の タコ
5:25 予定より早く タコ のみ 診察室へ呼ばれる
5:27 医師と対面 3番カード遂行
婆さん:「ご挨拶!」 (号令調)
タコ: 3番の顔と医師の顔と見比べ後、あっさり「こんにちは!」
5:28 婆さんの「5番 座ります」の号令の3秒前に
診察椅子に自ら座る。
正直、婆さん、驚く・・・
5:29 医師より 「えらいな~すーさん」 のお褒めシャワーが降り注ぐ
5:30 「あ~~~ん」 とか ノタマりながら口を開け医師を受け入れる タコ
いぜん、医師からのお褒めシャワーが降り注ぐ
5:31 医師より
「上の前歯に関しては抜けたので大丈夫。
但し、顎の大きさよりも歯がデカイので歯並びがちょっと心配。
だが、虫歯ゼロ!」 と 説明を受ける爺婆。
すーさんは 8番のカードを思い出し
「お・し・ま・い」 と 申す。
じゃが、 医師のお褒めシャワーに消される(笑)
5:33 診察椅子より降りようとした タコ に 医師より
「今日、フッ素でも塗っておきましょうか?」 とのお誘いが・・・
(爺婆には願ってもないチャンス到来!)
5:34 爺さん しっかりタコの斜め左後方に立ち 奇襲攻撃に対し意欲を示す。
5:35 医師より「グレープフルーツ味 を お願い」 と 歯科衛生士に伝達されたが、
実は
「ぶどう味」 となった。(笑)
5:37 フッ素塗布 に用いる 綿棒 を見て 「ウゴッ」 とする タコ
(確かに 綿棒は カードに ない )
爺さん、タコの頭頂部に右手を添える。
(後に爺さんより事情聴取した所、この時の右手にはほとんど力は加わっていなかったそうじゃ)
5:39 お褒めシャワー をBGMに タコの出番は終了となった。
医師より
たいへん、でしょうが
ちゃんと歯磨きをされていることで 虫歯はありません。
たいへん、 でしょうが
6ヶ月 あるいは 最低でも1年後 には また 診せて下さい。
と、言われて・・・
「あいあい」 と 相槌を打つ 爺婆であった。
------------ 爺さんの治療を待って終了 ------------
先日、1・2・歳児クラスの担任の先生だった保育園のキリン先生に
「後日、×●△歯科クリニックに予約を入れておるのじゃ」
と 伝えた。
キリン先生は、「婆さん、あそこはダメ!よ」 とは おっしゃらなかった。
だから・・・爺婆は やってみた。
本当だったら、
発達センターのK先生に相談して歯科医師を探すことが正攻法なのであろうが、
・1歳10ヶ月の時に行ったことがある。(そんなこと覚えてるのかよ??)
・爺さんが又診療を受ける同じクリニック
それだけの理由で地元の歯科クリニックに行ったのであった。
6月21日
げんきげんきノンタン シリーズの新しいDVDが発売された。
1つは 【げんきげんきノンタン がんばるもん】
もう1つは 【げんきげんきノンタン いたいのとんでけー☆】
である。
ノンタン教の根強い信者であるすーさんに
ショウガナイ・・・・買ってやった。
2つ共今まですーさんが全て暗記した(自閉症ならではの暗記)
ノンタン絵本の内容がフンダンに盛り込まれておるので買ってあげても
『スカ』 を食らう確立は極めて少ない・・・・と思っておった。
ところが、あのタコめ、
【げんきげんきノンタン がんばるもん】 を拒否し出した。
【げんきげんきノンタン いたいのとんでけー☆】 だけを観たがる。
2語文ではあるが、
ノンタン、いたいのいたいのとんでいけ~ みる
と・・・主張する。
ノンタン がんばるもん も観ようよ
ないの~~~
ノンタン、いたいのいたいのとんでいけ~ みる
ノンタン がんばるもん も観ようよ
ないの~~~
ノンタン、いたいのいたいのとんでいけ~ みる
ノンタン がんばるもん も観ようよ
ないの~~~
ノンタン、いたいのいたいのとんでいけ~ みる
ノンタン がんばるもん
ノンタン、いたいのいたいのとんでいけ~
ノンタン がんばるもん
ノンタン、いたいのいたいのとんでいけ~
まるで、壊れたレコード(古)じゃ。
うるさい!! いたいのにすればいいじゃん!!
この2人の延々と続く問答にわしは痺れを切らして爆発する。
ノンタン がんばるもん の中にタコの嫌なシーンがあるのか?
と 2回だけしか観ていないDVDの内容を思い出そうとしていた。
数日後の入浴時のことである。
今度は爺さんの役をわしがやってみた。
ノンタン がんばるもん
ないの~~~
ノンタン、いたいのいたいのとんでいけ~
ノンタン がんばるもん
ノンタン、いたいのいたいのとんでいけ~
そして、婆さんは みた
タコが いやだ!と言っているのに
ニタァー と したのを・・・・。
爺婆からのツッコミを面白がっているのか?
はたまた
長い名詞を連続で言える自分が嬉しいのか?
そこの所はよーわからんが、
とにかく、
ニタァー と したのを利用しない手はない。
爺婆からのツッコミは続けることとし、
すーさんの「言える自分が嬉しい」 を拡張させてみようか と思い立ち、
すーさんが知っている名詞及び答えられる短い問題を
「集大成」 と名付けてフラッシュ製作した。(爺婆それぞれの手法でww)
コマ数はなんと・・・・99
すーさんは時折
「ニヤッ」
時折
「胸を張って」
99の質問にお答えなされたのである。
続けて、もう一回 などと婆さんの過酷な要望にも応えた。
なーーーんだ、こいつぅ~、
あんた、 シャベリータ なんじゃん?(笑)
まだまだ
「これはなんですか?」 と言う単一な質問にしかちゃんと答えられないタコ。
でも、
「いちごは何個ありますか?」
と問題が「好物の食べ物」であると答えられるタコ。
たくさんの「できること」を実感した後で、「できないこと」が出現しても
パニックにならなかった。
みちこさんがイヤイヤ期に突入した次男君を
「嫌よ嫌よも好きのうち」 と タイトルをつけて記事にされておった。
婆さんもそんな気がする。
奴らは、嫌だ!!と言ってもやはり好きなのである。
出力に時間がかかり、
出力方法が個性的であり、
自分の意図する方向に進まないかも?と少しでも自信がないと「止まる」
もしくは、「泣く」
だけど、やっぱり、オシャベリしたいし、いい気分になりたいのである。
そして、学習し、飽きるのである。
その証拠に
すーさんはあんなに嫌がっていた「がんばるもん」を
一昨日の夜、「いたいのいたいのとんでいけ~☆」を観た直後
ノンタン、がんがるもん みる?と 言った。
(がん「ば」ると言えない・・・し、疑問形じゃが)
【追伸】
タコが「がんばるもん」を拒否したのは
もしかすると
「がんばる」 と ちゃんと言えない自分を知っていたからかもしれないし、
「がんばる」 と いう言葉に
「くつろぎの時間にこれ以上がんばるのはゴメンだ!」
と 思ったからかもしれない。
真偽の程は誰もわからないが・・・・。
げんきげんきノンタン シリーズの新しいDVDが発売された。
1つは 【げんきげんきノンタン がんばるもん】
もう1つは 【げんきげんきノンタン いたいのとんでけー☆】
である。
ノンタン教の根強い信者であるすーさんに
ショウガナイ・・・・買ってやった。
2つ共今まですーさんが全て暗記した(自閉症ならではの暗記)
ノンタン絵本の内容がフンダンに盛り込まれておるので買ってあげても
『スカ』 を食らう確立は極めて少ない・・・・と思っておった。
ところが、あのタコめ、
【げんきげんきノンタン がんばるもん】 を拒否し出した。
【げんきげんきノンタン いたいのとんでけー☆】 だけを観たがる。
2語文ではあるが、
ノンタン、いたいのいたいのとんでいけ~ みる
と・・・主張する。
ノンタン がんばるもん も観ようよ
ないの~~~
ノンタン、いたいのいたいのとんでいけ~ みる
ノンタン がんばるもん も観ようよ
ないの~~~
ノンタン、いたいのいたいのとんでいけ~ みる
ノンタン がんばるもん も観ようよ
ないの~~~
ノンタン、いたいのいたいのとんでいけ~ みる
ノンタン がんばるもん
ノンタン、いたいのいたいのとんでいけ~
ノンタン がんばるもん
ノンタン、いたいのいたいのとんでいけ~
まるで、壊れたレコード(古)じゃ。
うるさい!! いたいのにすればいいじゃん!!
この2人の延々と続く問答にわしは痺れを切らして爆発する。
ノンタン がんばるもん の中にタコの嫌なシーンがあるのか?
と 2回だけしか観ていないDVDの内容を思い出そうとしていた。
数日後の入浴時のことである。
今度は爺さんの役をわしがやってみた。
ノンタン がんばるもん
ないの~~~
ノンタン、いたいのいたいのとんでいけ~
ノンタン がんばるもん
ノンタン、いたいのいたいのとんでいけ~
そして、婆さんは みた
タコが いやだ!と言っているのに
ニタァー と したのを・・・・。
爺婆からのツッコミを面白がっているのか?
はたまた
長い名詞を連続で言える自分が嬉しいのか?
そこの所はよーわからんが、
とにかく、
ニタァー と したのを利用しない手はない。
爺婆からのツッコミは続けることとし、
すーさんの「言える自分が嬉しい」 を拡張させてみようか と思い立ち、
すーさんが知っている名詞及び答えられる短い問題を
「集大成」 と名付けてフラッシュ製作した。(爺婆それぞれの手法でww)
コマ数はなんと・・・・99
すーさんは時折
「ニヤッ」
時折
「胸を張って」
99の質問にお答えなされたのである。
続けて、もう一回 などと婆さんの過酷な要望にも応えた。
なーーーんだ、こいつぅ~、
あんた、 シャベリータ なんじゃん?(笑)
まだまだ
「これはなんですか?」 と言う単一な質問にしかちゃんと答えられないタコ。
でも、
「いちごは何個ありますか?」
と問題が「好物の食べ物」であると答えられるタコ。
たくさんの「できること」を実感した後で、「できないこと」が出現しても
パニックにならなかった。
みちこさんがイヤイヤ期に突入した次男君を
「嫌よ嫌よも好きのうち」 と タイトルをつけて記事にされておった。
婆さんもそんな気がする。
奴らは、嫌だ!!と言ってもやはり好きなのである。
出力に時間がかかり、
出力方法が個性的であり、
自分の意図する方向に進まないかも?と少しでも自信がないと「止まる」
もしくは、「泣く」
だけど、やっぱり、オシャベリしたいし、いい気分になりたいのである。
そして、学習し、飽きるのである。
その証拠に
すーさんはあんなに嫌がっていた「がんばるもん」を
一昨日の夜、「いたいのいたいのとんでいけ~☆」を観た直後
ノンタン、がんがるもん みる?と 言った。
(がん「ば」ると言えない・・・し、疑問形じゃが)
【追伸】
タコが「がんばるもん」を拒否したのは
もしかすると
「がんばる」 と ちゃんと言えない自分を知っていたからかもしれないし、
「がんばる」 と いう言葉に
「くつろぎの時間にこれ以上がんばるのはゴメンだ!」
と 思ったからかもしれない。
真偽の程は誰もわからないが・・・・。
2年近く前のことであろうか、
婆さんは娘・すーさんが『自閉症かも?』という思いを
心のどこかに住まわせるようになったのは。
その頃、婆さんは保育園で父母会の役員をやっていた。
そして、
父母会の会合ですーさんより1つ年上の娘さんのお母さんの笑い声が好きになった。
自分が心から笑えない時期だったからだろうか、
そのお母さんのサバサバした発言やキラキラした笑顔で婆さんまで乗せられた。
それから秋が来て、すーさんの(とうとう)3歳児健診(3歳半)に向けて
心の準備を始めた頃・・・初めて、そのお母さんの曇った顔を見た。
「うち、やっぱり眼科へ連れて行かないとダメなのよ」
婆さんは、そのお母さんの言葉の意味がよくわからなかった。
そのお嬢さん(ラヴちゃん)は、わしから見ると健康そのものの子に見えていたからだ。
「片方の目の視力が弱いみたいなの。春に保育園の検査で『問題あり』って言われていたんだけどさ」
この時、正直な所
「来年はすーさんも視力検査を保育園でやるのか?」
としか思わなかった。(ごめんちゃい)
1日置き位に保育園のお迎えの時にラヴちゃん母に会うので
保健センターですーさんのことをどんなふうに言われているのかを話しつつ、
ラヴちゃんの話も聞いた。
ラヴちゃんは『不同視弱視』と診断されたようだった。
ある日、ラヴちゃんはメガネデビューをした。
ただ、そのことについてなんて声をかけたら良いか婆さんはちょっと迷った。
自分の気持ちや見た目を気にするお年頃のラヴちゃんだからだ。
おっと、ラヴちゃんや、かっこいいなぁ
(この時、ラブちゃんの返答をドキドキしながら待っていた婆さんである)
ラヴちゃん:うん、かっこいいよ。だって、ママと同じだもん。
(いつものラヴちゃんのお母さんと同じ笑顔だった)
おりょ?そう言えば今日ラヴちゃんのお母さんメガネしてるよね・・。ホントだ、同じじゃん!
ラヴちゃん:ママとね、同じメガネ買ったんだよ
ラヴちゃん母:仕方ないからさ~、買ったわよ、同じの!!
(顔は苦笑していたが、ラヴちゃんがメガネをしてくれたことを喜んでいるようじゃった)
次の日じゃった・・・。
ラブちゃんは今度はメガネに見えないメガネをしていた。
ラヴちゃん、今日もかっこいいなぁ~
ラブちゃん:でしょ! これ、ママが作ってくれたんだよ。
ラヴちゃん母:私さ、面倒臭いの大嫌いなんだけど・・・。この子、ピンクが大好きだからさ。
この小道具はなんじゃ?
ラヴちゃん母:アイパッチって言って治療なのよ。眼科で紹介されたのはちょっと病人みたいでね。
その話を聞いたアホな婆さんは
「アイパッチ」 とは
「愛パッチ」 と書くもんじゃと思い込んだ。(いや、これマジな話じゃ)
その後、ラヴちゃんは「愛パッチ」を愛用していた。
そして、わしがすーさんを迎えに行くと必ず一言何か言ってくれる。
ラヴちゃんのお仲間(クラスメート)がすーさんのことを
「なんで耳を押さえてすぐ泣くの?」
「どうしてすーさんは、お話しないの?」
と 問うても、
ラヴちゃんはそのクラスメート達のそばで婆さんからのコメントを待っているだけ。
決して
「どうして、すーさんは??」 と 直接婆さんには聞いて来ない。
その代わり、この4月からすーさんのお迎えが早くなったので
「いつからすーさんのお迎えが遅い時間になるの??」
と、何度も聞かれて困る婆さんである。(笑)
【追伸】
すーさんが自閉症と診断された直後、
「どうだった?」 と いうダイレクト質問をされたのはラヴちゃん母だけだった。
そして、素直にそのまま答えた婆さんであった。
【追伸2】
すーさんにどんなことをしたら理解してもらえるだろうか??
と 考える時、
わしは大概この「愛パッチ」を思い浮かべるのである。
スナップ先生:婆さ~ん、歯がね、プールで抜けたの!!
昨日、療育と病院に行くのため早めに迎えに行ったら
スナップ先生が大慌てでそう言いながら婆さんに駆け寄ってきた。
それはそれは、メデタイ ことじゃ。
スナップ先生:それがねぇ~~~~、また、なくなっちゃったのよ。
あれま、またですかい?
スナップ先生:プールに入ってる時にお友達が
『すーさんが!歯!を持ってる!!!!』
と教えてくれたので、
大急ぎで
『すーさん! 歯を 先生にちょうだい!!!!』
そして、すーさんは
『はい』
と答えたが、
持ってる歯を・・・・・・・・・・・・・
スナップ先生をはじめ、園長先生も巻き込んで
大捜索網を敷いたが
タコの上の前歯はとうとう見つからなかった。
というお話であった。
すーさんの抜歯の歴史は
2本目までは自宅で抜けたので爺婆が確保した。
3本目と4本目は保育園で抜けたので、
すーさんが 「喰っちまった」 か 「投げちゃった」 かで行方不明。
3本目と4本目が行方不明なのを気にして下さっていたスナップ先生は、
「今度こそは・・・」
と、必死で確保しようとして下さった。
タコ こと すーさんは、
人質ならぬ「歯質」をスナップ先生に引き渡すと返事したくせに
ちィッ!面倒な奴め
と、言わんばかりにプールの底をめがけて投げ捨てた。
この~~~~
不届き者め!!
冷血人間!!
皆々様の温かいお心遣いをなんと心得る!!
やっぱり、キミは タコ じゃ。
【追伸】
かなり時間はさかのぼるが、
すーさんの育児に疲労困憊していた頃、
焼き海苔を好んで食べていたすーさんの姿が無償に羨ましくなり、
焼き海苔を7ミリ四方に切り取り、
すーさんの前歯に貼り付けて、
爺婆揃って大笑いして元気を取り戻したことがあった。
しばらくは、そのような工作は必要なく
マヌケな口元を満喫できることに感謝いたしておるところである。
昨日、療育と病院に行くのため早めに迎えに行ったら
スナップ先生が大慌てでそう言いながら婆さんに駆け寄ってきた。
それはそれは、メデタイ ことじゃ。
スナップ先生:それがねぇ~~~~、また、なくなっちゃったのよ。
あれま、またですかい?
スナップ先生:プールに入ってる時にお友達が
『すーさんが!歯!を持ってる!!!!』
と教えてくれたので、
大急ぎで
『すーさん! 歯を 先生にちょうだい!!!!』
そして、すーさんは
『はい』
と答えたが、
持ってる歯を・・・・・・・・・・・・・
スナップ先生をはじめ、園長先生も巻き込んで
大捜索網を敷いたが
タコの上の前歯はとうとう見つからなかった。
というお話であった。
すーさんの抜歯の歴史は
2本目までは自宅で抜けたので爺婆が確保した。
3本目と4本目は保育園で抜けたので、
すーさんが 「喰っちまった」 か 「投げちゃった」 かで行方不明。
3本目と4本目が行方不明なのを気にして下さっていたスナップ先生は、
「今度こそは・・・」
と、必死で確保しようとして下さった。
タコ こと すーさんは、
人質ならぬ「歯質」をスナップ先生に引き渡すと返事したくせに
ちィッ!面倒な奴め
と、言わんばかりにプールの底をめがけて投げ捨てた。
この~~~~
不届き者め!!
冷血人間!!
皆々様の温かいお心遣いをなんと心得る!!
やっぱり、キミは タコ じゃ。
【追伸】
かなり時間はさかのぼるが、
すーさんの育児に疲労困憊していた頃、
焼き海苔を好んで食べていたすーさんの姿が無償に羨ましくなり、
焼き海苔を7ミリ四方に切り取り、
すーさんの前歯に貼り付けて、
爺婆揃って大笑いして元気を取り戻したことがあった。
しばらくは、そのような工作は必要なく
マヌケな口元を満喫できることに感謝いたしておるところである。
今年の七夕が終わりました。
織姫と彦星は宇宙の遥か彼方で出会えたのでしょうか?
笹の葉サーラサラ ♪
成長や発達が遅いすーさんと暮らしていると年に一度のイベントが
時々空しくなることがあります。
しかし、今年の七夕はとても面白かった・・・気がします。
ちなみに去年のすーさんの短冊はこう↓でした。
当然、婆さんが書きました。
願い事をすーさんに尋ねた所で何も申す奴ではありませんので、
婆さんのでかすぎる願い事を書いたわけです。
(書いた時には全然デカイ事とは思っていなかった)
そして、今年の短冊に書く時は
一応、念のため、すーさんにお尋ねしてみました。
願い事はなんですか?
そんな高尚な質問は致しません。
すーさん、何がしたい?
これでも今のすーさんには答えにくい質問です。
すーさん、ノンタンを見たい?
はい!ノンタン、アイスクリーム食べる?
そうか、ノンタンとアイスクリーム食べるのか?
はい!ノンタン、アイスクリーム食べるよ
ノンタンと一緒にアイスクリームをたべたいな って書いていいかい?
はい!ノンタン、アイスクリーム食べよう
その結果
こうなったわけです。(そのまんまやんけ)
去年、短冊に何を書いたかなんてすっかり忘れていたもんだから
この2枚の大きな違いにはさっきまで気がつかなかった。
--------------------------------------------------
七夕の日の朝、婆さんは何を思ったか左手の甲にボールペンで
すーさんの名前を書いた。
更に何を思ったのか、爺さんに聞いた。
次に何を書こうか?
名前を書いたんだから下は普通はいのちだろう
聞いた婆さんもアンポンタンだが、答える爺さんもちょっとアンポンタンだ(笑)
で、アンポンタンに更に磨きをかけるために婆さんは書いた。
爺さんと婆さんは朝っぱら大笑いした。
笑い声を聞きながらすーさんは真顔で婆さんの手の文字を覗き込む。
すーさん・・・・
これはね、いのち っていうんだよ
いのち
ブハハハハハハッ
すーさん、いのち
ブァハハハハハハハ
おバカな親子であった。(親だけか、おバカなのは・・・)
--------------------------------------------------
わしは、去年と今年の短冊を見比べて自分の変化に嬉しくなった。
見ようによっちゃー、
高望みをしない、
どっか諦めた・・・・親になっちまった。
そう見えるじゃろう。
おおよそそうなのかもしれないが、
「肩の力が抜けた」自分がそこにいるように感じた。
それがどことなく嬉しい。
七夕の朝、自分の手の甲に書いた「すーさん命」は
婆さんの今年の短冊だったのかもしれないな・・・と思うのであった。
思い込むと一直線で、
よそ様からの有難いお話も聞いちゃいない婆さん。
きれいごとなんて婆さんには似合わない。
ダジャレは好きだが、小洒落たことはできない。
ダサくてクサくて大回りしかできない。
そんな婆さんが、今年はちょっとだけ笑う余地ができたことに
すーさんが好きだとおおぴらに言えたことに
七夕が過ぎてしまった夜中にひとり、
ニターーーとするのであった。
織姫と彦星は宇宙の遥か彼方で出会えたのでしょうか?
笹の葉サーラサラ ♪
成長や発達が遅いすーさんと暮らしていると年に一度のイベントが
時々空しくなることがあります。
しかし、今年の七夕はとても面白かった・・・気がします。
ちなみに去年のすーさんの短冊はこう↓でした。
当然、婆さんが書きました。
願い事をすーさんに尋ねた所で何も申す奴ではありませんので、
婆さんのでかすぎる願い事を書いたわけです。
(書いた時には全然デカイ事とは思っていなかった)
そして、今年の短冊に書く時は
一応、念のため、すーさんにお尋ねしてみました。
願い事はなんですか?
そんな高尚な質問は致しません。
すーさん、何がしたい?
これでも今のすーさんには答えにくい質問です。
すーさん、ノンタンを見たい?
はい!ノンタン、アイスクリーム食べる?
そうか、ノンタンとアイスクリーム食べるのか?
はい!ノンタン、アイスクリーム食べるよ
ノンタンと一緒にアイスクリームをたべたいな って書いていいかい?
はい!ノンタン、アイスクリーム食べよう
その結果
こうなったわけです。(そのまんまやんけ)
去年、短冊に何を書いたかなんてすっかり忘れていたもんだから
この2枚の大きな違いにはさっきまで気がつかなかった。
--------------------------------------------------
七夕の日の朝、婆さんは何を思ったか左手の甲にボールペンで
すーさんの名前を書いた。
更に何を思ったのか、爺さんに聞いた。
次に何を書こうか?
名前を書いたんだから下は普通はいのちだろう
聞いた婆さんもアンポンタンだが、答える爺さんもちょっとアンポンタンだ(笑)
で、アンポンタンに更に磨きをかけるために婆さんは書いた。
爺さんと婆さんは朝っぱら大笑いした。
笑い声を聞きながらすーさんは真顔で婆さんの手の文字を覗き込む。
すーさん・・・・
これはね、いのち っていうんだよ
いのち
ブハハハハハハッ
すーさん、いのち
ブァハハハハハハハ
おバカな親子であった。(親だけか、おバカなのは・・・)
--------------------------------------------------
わしは、去年と今年の短冊を見比べて自分の変化に嬉しくなった。
見ようによっちゃー、
高望みをしない、
どっか諦めた・・・・親になっちまった。
そう見えるじゃろう。
おおよそそうなのかもしれないが、
「肩の力が抜けた」自分がそこにいるように感じた。
それがどことなく嬉しい。
七夕の朝、自分の手の甲に書いた「すーさん命」は
婆さんの今年の短冊だったのかもしれないな・・・と思うのであった。
思い込むと一直線で、
よそ様からの有難いお話も聞いちゃいない婆さん。
きれいごとなんて婆さんには似合わない。
ダジャレは好きだが、小洒落たことはできない。
ダサくてクサくて大回りしかできない。
そんな婆さんが、今年はちょっとだけ笑う余地ができたことに
すーさんが好きだとおおぴらに言えたことに
七夕が過ぎてしまった夜中にひとり、
ニターーーとするのであった。