legno-Diario-自閉症児は不思議生命体-

~自閉症のすーさん(小学1年生)といい婆さんのなんでもかんでも~

南部戦隊いい婆さんジャー と 脳内イメージ 

2007-09-26 06:56:12 | 婆さん

秋の夜長にこれどうぞ


婆さんの本名で調べた脳内イメージはこれ↓




頭蓋骨を突き破る勢いのだらけ・・・



で、芯は「疲れ」かよ!





前世の脳内イメージはこれ↓



「飯」いぱーーーいぃ

弟子入り検査で見事不合格になった相撲取りかよ?





脳内フェチイメージはこれ↓




桃尻満載・・

すーさんのを毎日見てるので満足の日々だったのか。





すーさんの本名で調べた脳内イメージはこれ↓



悩めることを秘密にして・・・欲?

親としてはなんか複雑。





前世の脳内イメージはこれ↓




前世はとてもハッピーだったんじゃな。

ごめんよ、現世に呼び出したりして・・・さ。





脳内フェチイメージはこれ↓



で・・・服フェチ・・・ってなにさ?

ボディコン好き? とか? (わからん・・・な、これ)





ちなみに、「いい婆さん」の脳内イメージはこれ↓



バランスの取れた俗人 じゃ。





【追伸】

いい婆さんジャー」の正式名称は、

南部戦隊いい婆さんジャー  だった。





で、テーマソング は 重要じゃ。

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吠えろ!嵌めろ!喜ばせろ!
博士の娘さん無駄にエロい
時に卑しく時折優しく
いい婆さんドロップはここぞの場面では使えない

宇宙の平和を守るため
(実は趣味で~)
地球の平和を守るため
(実は趣味で~)

は・し・り・だ・せ(痛くしないで)
や・さ・ぐ・れ・ろ(察して察して)

暗くしないで いい婆さんジャー
長い目で見て いい婆さんジャー

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突っ込みどころがありすぎて、百歩引いてしまった婆さんである。



【追伸2】

いい婆さんジャー」の脳内イメージは・・・と??




  で詰まっていた。   ちゃん♪ちゃん♪♪

就学大戦-戦闘地図

2007-09-22 16:50:11 | 就学大戦

ここ2週間の間に”学校見学”のスケジュールが立て込んだ。

これで一通りの学校を見学させて頂いたことになる。

幸いにして6校中3校にすーさんを連れて行くことができた。

自分の頭を整理する意味で戦闘地図を作ってみた。



  ↑画像をクリックして下さい↑


昨日、見学最後の小学校ですーさんより2歳上の同じ保育園の子に会った。

すーさんが「チュー」でお別れをした男の子である。


婆さんは一目でカリ君とわかった。

特別支援学級の給食タイムの見学もさせてもらった時、

カリ君の担任(1.2年生)に「娘と同じ保育園の子で・・」

とお話したら、すぐに出入り口までカリ君を連れて来てくれた。

カリ君はすーさんのことなど覚えていないだろうと思ってた。

「誰だか覚えてる?」



その問いにカリ君はガッチリ下を向きながら

「すーさん」



グハァーーーー、

婆さん、嬉しくて嬉しくて口を真一文字になった。

何か言ったら出ちゃいそうだった。

ちょっと恥ずかしそうにしていた所を見ると

すーさんもカリ君のことは覚えているに違いない。



やっぱり、保育園の知り合ったお友達は重要じゃ。




同じ保育園で0歳児から一緒のカール君のお母さんは

この小学校の普通級の教員である。

わしらの学校見学を遠くから気にかけて下さっている。

自分のクラスの子供達が給食を食べ始めたのを確認してから

まだエプロン姿のままわしら3人を送り出しに来てくれた。



保育園での友も親御さん達もすーさんの大事な財産である。


【追伸】

すーさんは学校見学の間にどうやら「1桁足し算」を理解したらしい。

不思議だ。

誠に不思議だ。

足し算ができていることを学校見学の現場で初めて知った

わしらのような親に就学先を決めてやれるのであろうか?




癒しの湯

2007-09-05 01:22:31 | すーさん

さすがに日中の気温が30度を超えることが疎らになって来た先週末、

夏の疲れを癒しに朝もはよから爺さんとすーさんを叩き起こし外出した。

最初はヤクルトの工場へ見学に行くつもりが・・・予約でいっぱいだったので、

この秋の保育園の遠足予定地である、先日、レッサーパンダが熱中症で死亡してしまった動物園に行った。

何度も訪れた動物園なのでうちの娘すーさんは新鮮さなど持たなかった・・・ようだ。

まぁ、動物園は軽めのジャブってことで、その後は

”例の場所”へお連れしようぞ・・ヒィヒィヒィ。

お得意のサル山見学を終え、動物園の奥にあるミニ鉄広場に到着。

どこにでもあるような遊具を一通りあいさつ程度に遊び終わった時、

すーさんが一言、

バス だね!

と申すのじゃ。

いや、こりゃ、電車じゃ




すーさん: 電車 シュシュシュ 出発進行!

随分、軽快な発言じゃ。


婆さん: 電車 じゃが 乗ってみるかい?


すーさん: はい! 乗ります!!


Oh! 今、何と仰せになった?

何度も誘ってみたのに絶対 ないの! と言って乗らなかった奴が。

これでやっと秋になったのかぁ~

(夏の調子の悪さから脱却したか!)


ムフフフ、婆さんとすーさんはお1人100円のミニ電車に気分よろしく乗車した。


乗車時間は約3分ほどだったであろうか、すぐに1周して停車した。

すーさんはあっさりミニ電車から降り、さっぱりした顔で

サル山 いこう!! 


また、いくんですかい? 

すーさん: さぁ~いらっしゃい、いらっしゃい
(あなた、サル山の呼び込み担当?)


婆さん、さすがに飽きたぞよ。

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ピン・ポン・パン・ポーーーン↑(園内放送開始)

プラネタリウムをご覧になる方は1時までになかよし広場前にお集まり下さい。

ピン・ポン・パン・ポーーーン↓(園内放送終了)

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ニャッハッハッハ、プラネタリウムじゃと・・・?


すーさんは照度の変化に非常に弱い。

初体験のましてや事前予告していないプラネタリウムに行くことができるのか?


動物園にいる今の婆さんにはプラネタリウムについてすーさんに説明できるのは・・?


お星様 を 見に いくよ


なんとも簡潔明瞭な説明である。





ゆっくりと辺りが暗くなっていく過程ではやはりウギャウギャもがいておったが、

完全な闇夜になり北斗七星の説明が始まる頃には

背もたれに体を預けられるようになったすーさん。

時折、おじさんの解説にかなり余計な合いの手を入れたりしたが、

1時間の投影を無事クリアした。(拍手喝さい)

すーさんの「はじめて物語」を2つもゲットしたのに・・・

さぁ、お次は”例の場所”さ。


例の場所とは「健康センター」である。

もちろん、すーさんは行ったことがない。

でもって、婆さんはすーさんに次なる目的地を伝えた。

大きなお風呂 へ いくよ

これまた簡潔明瞭な説明である。


ミニ電車プラネタリウムに比べれば不安材料はないに等しい。



この心の緩みが癒しとは別方向へ誘い込んでいるとは

この時は想像もしていなかった。



健康センターに到着。

婆さんとすーさんは女湯へ。

爺さんは1人男湯へ・・・当たり前のように入っていった。


すーさん: 大きなお風呂 いっぱーーい(ルンルン)

婆さん: その前に頭と体をきれいに洗おう

すーさん: そうしよう!

婆さんはすーさんの洗髪をした後、隣の洗い場にすーさんを座らせ

婆さん: 自分で体を洗ってね、ほれっ、これボディシャンプーだから

すーさんは自宅の狭いお風呂場とは違うからなのか、

自分の体をゴシゴシ、ゴシゴシ、と言いながら洗っていた。


なんか、いいねぇ~このお任せ気分。

おっ、これはなんだ?

へぇ~泡タイプの洗顔フォームか。


Oh! すーさんやゴシゴシ洗ったら次はシャワーでシャワシャワ流してね~。

さすが健康ランドのシャワーは勢いが違うねぇ。

すーさんがシャワーからお湯を出して体の泡を流しているのを確認したので、

婆さんは泡タイプの洗顔フォームを使って洗顔を開始した。


やめなさい

やだ やだ


なにやら、近いような遠いような場所から叫び声が・・・




婆さん、泡だらけの顔から片目分だけ隙間を作ってすーさんを見た。

しっかり立ってシャワーで泡を洗い流して・・・・・?


ない!


シャワーヘッドは手に持っていた。

だけど、シャワーから出ているはずのお湯がすーさんの体に当たって

ない!





隣と言っても通路を挟んだ隣の洗い場の中年女性に勢い良くシャワーのお湯が当たっていた。

まずい!

大急ぎで顔全体に広がっている幸せの泡を流し、

すーさんからシャワーヘッドを取り上げた。

すーさんは悲しいくらいに無表情

ずぶ濡れにしてしまった女性の方でも婆さんの方でもなく

正面の鏡に向って立っていた。


とにかく、シャワーのお湯をかけてしまった女性に急いで歩み寄り謝罪した。


「まったく、何度やめてって言ってもやめないのよ」



「本当に申し訳ありません」


メガネをかけていない婆さんにはいくら顔の泡を流しても

その女性の表情をはっきり見ることはできなかった。


すーさんにちゃんといけないことは何だったのか。

今、ここで伝えなくてはいけない。


シャワーはすーさんの頭と体にかけるもの。

他の人にかけてはいけない。

あの人に謝ろうね。


すーさん: ごめんなさい


すーさんがそう言った時には相手の女性はどこかの浴槽に行ってしまったのか

いなかった。


凹んだ婆さんは浴槽に入らずこのまま健康センターから消え去りたいと思った。

すーさんが「泡のお風呂に入る」と言ってジャグージーバスに足を入れようとするのを

無意識に阻止してしまった。

すーさんが「なぜ??」と言わんばかりの表情でわしを見る。

そうだよね、大きなお風呂に行くよ・・って言ったのはお母さんだもんな。


すーさんは、露天風呂と屋内風呂をまるで時計の振り子のように

何度も行き来した。

その姿をくつろいでいる多くの人達は不思議そうに見ているのだけはわかった。

既に幼児とは見えない立派な体格のすーさんの行動は、

やはり奇怪に見える。


疲れた。


女湯から出て爺さんと合流した。

さっきのシャワー事件、屋内外のお風呂を異常に行き来することを

爺さんに話したが、全然心は軽くならなかった。

迷惑行為、奇怪な行動・・・ズシリと重い


初めて見た「冬のソナタ」のパチンコ台に100円入れてみた。

また100円。

またまた100円。

パチンコにとりつかれたかったのかもしれないな。


そんな婆さんを思いやってくれたのだろうか、

爺さん: 今度は俺がすーさんを入れるよ、ゆっくりとお風呂に入ってきなよ

婆さん: そうさせてもらう

爺さん: すーさん、今度はお父さんとお風呂に入ろう

すーさん: おとうさん と はいる!


男湯女湯の入り口の前で「じゃぁね」と言ったらすーさんが婆さんに付いて来た。

爺さんが「お父さんと入るからこっちだよ」とすーさんの腕を取って引き戻した。

少しだけ後ろめたい気持ちもあったが、すぐにかき消すことができた。

単身、女湯の脱衣所のロッカーの鍵を開け、

携帯電話と小銭入れをポケットから取り出した

その瞬間、サザンのDarty Old Man の着うたがフルボリュームで鳴った。

爺さんから・・・だ。

爺さん: すーさん、そっちにいる?

婆さん: へぇ?? そっちでしょ?

爺さん: 俺に付いて来てると思ってたんだけど、いないんだ

婆さん: うそ? 

(こんな時に嘘をつく奴なんていないだろうについそう応えてしまう)

爺さん: ホント

婆さん: 探してみるから

爺さん: うん


どこにいるんだよ? あいつは!


まずは女湯のスペースから出て1階のソファーや売店を見渡した。


いない。


まさかとは思うが再度女湯スペースに戻り脱衣所の

化粧スペースから

体重計付近も探す。


いない。


ムダだとも思ったが、脱衣所の何列もある長いロッカーの通路を探した。

婆さんのロッカーの列に戻り・・・いない・・と確認したと同時に

なぜか気になるものがあって一列手前まで後退してみると

そこに何やら人が団子状になっているのが見えた。

その団子の中心に見覚えのある裸体が1つ・・・・。



いたーーー。





「この子は誰?」「どうしたの?」「誰と来たの?」

3組位のファミリーに囲まれ、お母さんや子供達から質問されていて

すーさんは脱いだ服を全部まとめて両手に抱え

裸体のまま少々困った顔をしてはいたものの

直立不動で数々の質問にただただ無視を決め込んで

そこに・・・・いた。





婆さん: すいませ~~~ん


すーさんは服が落ちないようにぎこちなく婆さんに向かって走ってきた。


お・・・・おとうさ~~~ん



凍りつく婆さん。


婆さん: お父さんじゃないってば、お母さんじゃないか!

すーさん: さぁ、おとうさん と お風呂に入るよ





すると、団子の中の1人のお母さんが「よかったね」とおっしゃって下さったのが聞こえた。

婆さん: ありがとうございました。お世話をおかけしました。

素直にそう・・・言えた。


しかし、この裸体をなんとかせねば。

爺さんにも知らせないと・・・・。


すーさんをそのまま一列隣の婆さんのロッカーの前まで連れて来て、

すーさんが両手に抱えていた衣服を着せながら爺さんに電話した。


婆さん: いたよ

爺さん: どこに?

婆さん: こっち

爺さん: なんでだ?

婆さん: わからん


すーさんと離れることに気が引ける思いは倍増していたが、

とにかく、服を着せたすーさんを爺さんに引き渡した。


婆さんは一目散にハーブサウナに駆け込んだ。

ジッとして整理したかった。


しかし、整理のしようがなかった。

なんともならないザワザワ感のコントラストだけがハッキリするだけだった。


長いような短いような1人だけの入浴タイムを終了させ、

爺さんとすーさんと合流した。


爺さんは言った。

「これからこういうことが増えるんだろうね」


増えるんかい?



そうじゃな、増えるんじゃな。



【追伸】

たった1つだけ次に繋げられるかもしれないことがあった。

それは、すーさんに婆さんのロッカーのナンバー「1125」を見せればよかったと。

すーさんは「1列」違えどほとんど「1125」と同じ位置で立ち往生していた。

婆さんは数字を頼りに自分のロッカー「1125」を探り当てたが、

すーさんは具体的な情報を持たずして正解により近い所まで辿り着いていた。

人様にご迷惑をおかけしてしまったが、この能力はすごいと言える。



【追伸2】

わしらはやっぱり慢心していた。

トイレのの区別を間違うことのないすーさんであるが、

女湯男湯の区別に初めてであるがゆえに曖昧さがあるはずと配慮すべきであった。

シャワーを直噴射させてしまったご婦人にも、

優しい気持ちで「この子は誰?」と心配して下さったお母さんにも、

本当に申し訳ないことをしまったとお詫びの気持ちが溢れて止まない。