自閉症児すーさんにとって初めての夏休みがスタートした。
婆さんが仕事を持っているということで、保育園時代もずっと夏休みがなかった。
数日、旅行に行くために保育園を休んだことはあっても
それが、長くて楽しい「夏休み」にはならなかった。
だから、小学校に入学して、保育クラブには通うけれど、
「学校はお休み」&「長いお休み」 = 「夏休み」 というのは、
にわかに理解できないでいる、すーさんである。
担任の角之進先生は、
「今度会うのは、9月1日 だからね」 と
すーさんを夏休みへと送り出してくれたそうだ。
休みに入る数日前から、爺さんはすーさんに代わって
1学期に学校で使用してきた学用品を持ち帰ってきていた。
アサガオの鉢植え、ピアニカ、絵の具セット・・・色々と。
7月18日金曜日、すーさんはいつもの金曜日と同じように
体操着袋 と 上履き袋
そして、4月の入学時にはフカフカだった防災頭巾入れ座布団を
手提げ袋に綺麗に入れて(もらって)持ち帰ってきた。
が、しかし、
例のすーさんの上履き入れには、なんと上履きが2足入っていた。
1足はあの苦心作「溶けた どうぶつの森 の上履き」
もう1つは、すーさんの上履きじゃない上履きが 入っていた。
↑ この上履きは どなたさん の?
この謎の上履きの後方には薄くなってはいたものの名前が書いてあった。
「●△■★・D」
謎の匂いがする名前だが、
次の日に保育クラブへ連絡すれば、簡単に持ち主が判明するものだと思ってた。
だってさ、
すーさんの所属する特別支援学級はすーさん1人しかいない し、 さ・・。
ところが・・・だ、
本日、保育クラブへ電話をして
「●△■★・D という名前のお子さんはいない」
と、いう答えだったので・・・婆さんはひどく困った。
じゃぁ、なんだ?
すーさんが自分の上履きを入れる時に他のクラスのお子さんの上履きも入れた?
・・・試しにすーさんにに聞いてみた。
婆: 「●△■★・D って誰ですか?」
すーさん: 「・・・・(待つこと20秒) ●△■★・D って誰ですか?」
シッカリとしたオウム返しだった。(笑)
たぶん、すーさんは●△■★・D 君(さん)を知らないのであろう。
でも、謎の上履きを我が家に40日以上も置いておくわけにもいくまい。
夏休み初日から担任の角之進先生に電話するのもかなり気が引けたが、
電話をすることにした。
角之進先生も「●△■★・D」をご存知ないとおっしゃる。
そして、すーさんの上履き袋に2足入っていることからして不思議なことだとおっしゃる。
マコト、その通り。
手先の不器用なすーさんが、上履き袋に2足の上履きをピッチリ入れ込んだとすると
かなりの時間を要する。
そんな面倒なことをすーさんがした??
可能性は極めて低い。
それに、角之進先生 と サニー先生 は
昇降口で自分の上履きを上履き袋に入れるすーさんをも見ててくれるわけでして・・
昇降口で保育クラブへ行くすーさんを見送って下さってるわけでして・・
では、一体、「●△■★・D」 と書いてある上履きは
● 誰のものなのか?
● いつ、すーさんの上履きに入ったのか?
● 誰がすーさんの上履き袋に入れたのか?
謎は深まるばかりである。
こうして、夏休み初日から
名探偵 コナン ならぬ 迷探偵 困難 になった婆さんである。
【追伸】
7月25日、小学校にて角之進先生との懇談があるので、
「●△■★・D」 と書かれた上履きの持ち主を探しもお手伝いしてもらうことになっておる。
【追伸:2】
タコ こと すーさん の次の上履きには、
「海鮮 D」 と 書こうかと企てておるのであった。
婆さんが仕事を持っているということで、保育園時代もずっと夏休みがなかった。
数日、旅行に行くために保育園を休んだことはあっても
それが、長くて楽しい「夏休み」にはならなかった。
だから、小学校に入学して、保育クラブには通うけれど、
「学校はお休み」&「長いお休み」 = 「夏休み」 というのは、
にわかに理解できないでいる、すーさんである。
担任の角之進先生は、
「今度会うのは、9月1日 だからね」 と
すーさんを夏休みへと送り出してくれたそうだ。
休みに入る数日前から、爺さんはすーさんに代わって
1学期に学校で使用してきた学用品を持ち帰ってきていた。
アサガオの鉢植え、ピアニカ、絵の具セット・・・色々と。
7月18日金曜日、すーさんはいつもの金曜日と同じように
体操着袋 と 上履き袋
そして、4月の入学時にはフカフカだった防災頭巾入れ座布団を
手提げ袋に綺麗に入れて(もらって)持ち帰ってきた。
が、しかし、
例のすーさんの上履き入れには、なんと上履きが2足入っていた。
1足はあの苦心作「溶けた どうぶつの森 の上履き」
もう1つは、すーさんの上履きじゃない上履きが 入っていた。
↑ この上履きは どなたさん の?
この謎の上履きの後方には薄くなってはいたものの名前が書いてあった。
「●△■★・D」
謎の匂いがする名前だが、
次の日に保育クラブへ連絡すれば、簡単に持ち主が判明するものだと思ってた。
だってさ、
すーさんの所属する特別支援学級はすーさん1人しかいない し、 さ・・。
ところが・・・だ、
本日、保育クラブへ電話をして
「●△■★・D という名前のお子さんはいない」
と、いう答えだったので・・・婆さんはひどく困った。
じゃぁ、なんだ?
すーさんが自分の上履きを入れる時に他のクラスのお子さんの上履きも入れた?
・・・試しにすーさんにに聞いてみた。
婆: 「●△■★・D って誰ですか?」
すーさん: 「・・・・(待つこと20秒) ●△■★・D って誰ですか?」
シッカリとしたオウム返しだった。(笑)
たぶん、すーさんは●△■★・D 君(さん)を知らないのであろう。
でも、謎の上履きを我が家に40日以上も置いておくわけにもいくまい。
夏休み初日から担任の角之進先生に電話するのもかなり気が引けたが、
電話をすることにした。
角之進先生も「●△■★・D」をご存知ないとおっしゃる。
そして、すーさんの上履き袋に2足入っていることからして不思議なことだとおっしゃる。
マコト、その通り。
手先の不器用なすーさんが、上履き袋に2足の上履きをピッチリ入れ込んだとすると
かなりの時間を要する。
そんな面倒なことをすーさんがした??
可能性は極めて低い。
それに、角之進先生 と サニー先生 は
昇降口で自分の上履きを上履き袋に入れるすーさんをも見ててくれるわけでして・・
昇降口で保育クラブへ行くすーさんを見送って下さってるわけでして・・
では、一体、「●△■★・D」 と書いてある上履きは
● 誰のものなのか?
● いつ、すーさんの上履きに入ったのか?
● 誰がすーさんの上履き袋に入れたのか?
謎は深まるばかりである。
こうして、夏休み初日から
名探偵 コナン ならぬ 迷探偵 困難 になった婆さんである。
【追伸】
7月25日、小学校にて角之進先生との懇談があるので、
「●△■★・D」 と書かれた上履きの持ち主を探しもお手伝いしてもらうことになっておる。
【追伸:2】
タコ こと すーさん の次の上履きには、
「海鮮 D」 と 書こうかと企てておるのであった。
自閉症児すーさんにとって、「夏」はたまらなくツライ季節である。
しかし、そのツライ季節に唯一楽しく過ごせる時間がある。
それは「プール」
保育園時代、プールや水遊びができなかった日は、先生方全員が
「残念だったね」 と すーさんの代弁をして下さっていた。
小学校のプールは保育園のものとは比べ物にならないほど大きい。
どうやらすーさんの通う小学校の「シャワー」はその勢いのよさが格別だと噂で聞いていた。
いろんな意味でプールの時間が来るのを楽しみにしていたのは、
すーさん本人だけではない。
しかし、1年生のプールの時間は尽くキャンセルになった。
悪天候、気温、水温・・・
なんと 8回もキャンセルをくらってしまった。
プールがキャンセルになった日、すーさんは学童の外遊びの時に
プールを囲む金網にをトボトボと近づき、
「プールに入りたかったネェ」 と 必ず つぶやいていたそうだ。
学童の外遊びができない日は、パズルをしながら
「プール できなかった」 と 手を止めることがしばしばあったそうだ。
指導員の先生からそういう報告を聞くたびに、婆さんの心も沈んでしまってた。
7月10日木曜日、曇り
9 回目にして、やっと!! プールの時間が実現した。
そして、予想通り、名物の爆水シャワーで大騒ぎしたらしい。
【追伸】
この日の学童では、「1年生がやっとプールに入れた」話題で持ちきりだったそうだ。
そして、その報告の中で際立ってたのが、
「すーさんがシャワーで喜んでいた」 と いうことだったらしい。
まだまだ通常学級との交流の時間が少ないすーさんが、
激しいシャワーの音に負けない大音量で声を出していたので目立っていたらしい。
泣いたわけじゃないので、他の子供達には「喜んでいた」と見えたに違いない。
帰宅後すーさんに聞いてみた。
婆: 「プール 楽しかったですか?」
すーさん: 「・・・・・・・・」
婆: 「シャワー怖かった?」
すーさん: 「・・・・・ ( ̄~ ̄;) うーん 」
なんすか?
そのリアクション??
自閉症すーさんは小学1年生。
入学してから、すーさんなりの成長も数々あった。
そして、ここの所、すーさんの「きちんとさん」のバリエーションが増えた。
その1つが・・・
高度なラッピング技術である。
別名:「拉致られスタイル」の完成。
このスタイルは非常に暑いので今の季節には不適切である。
あぢーーーーー